資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

断熱変化とエンタルピー

2013年02月13日 | ガス主任技術者資格とその活用
 ガス主任技術者試験のEラーニング講師、やっと4科目目の基礎科目を終了。残りはあと1科目である。

 基礎科目で苦労したのは、ほとんどの受験者が苦手とする、いやあきらめている「熱力学」。物質の三態変化で、潜熱・顕熱を説明し、この後、定圧比熱・定容比熱、両比熱の関係、さらに発展して等温変化・断熱変化、ポリトローブ変化から、カルノーサイクル、ジュールトムソン効果へと行く。

 もう一方の流れは、仕事とは何か、力と距離の積、熱量との違い、熱量は内部エネルギーの変化と外部にした仕事の和であるとの説明、さらに内部エネルギーとPVの輪がエンタルピー。そしてエンタルピーの計算問題を行う。

 このあたりの説明が難しい。実は気象予報士でも断熱変化が出てくるため、例え話で地上の空気が上空千メートルに上がった時の変化として、これを説明している。

 これから受験するであろう、受験者の皆さん、この苦労わかってくれるかな。
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北京の大気汚染はシベリア高気圧のため

2013年02月12日 | 防災関連資格とその活用
 最近中国、特に北京で大気汚染が問題になっている。日本にも影響があるようだ。なんで急にこんな問題が、と思って調べてみると、ああそうか、ということで、気象予報士予備軍が解説する。

 まずそもそもの話。陸は熱せられるとすぐ熱くなり、冷やされるとどんどん冷たくなる。しかし、海はなかなか熱くなったり、冷たくなったりはしない。熱容量が陸と海では大きく違うからだ。

 冬のシベリア地方は、極端な冷気が北極から流れ込んでくる。そして地表面を冷やす。空気が冷えると体積が縮まり、ボイルシャルルの法則はPV/T=一定のため、VとTが小さくなるとP(気圧)が高くなる。これがシベリア高気圧。このシベリア高気圧は、地表面付近だけが冷たく、高気圧になっている。

 この地上付近だけが冷気の高気圧は、上空に行けば気温が高くなるが、地表面付近の冷気は、重いため、そこに滞留したままになる。これを接地性逆転層という。日本でも冬場の早朝に起きることがある。

 これが北京での大気汚染の原因だ。従って、冬型が弱まるか、春になれば汚染空気は移動するため、汚染もある程度解消するだろう。

 ちなみに、シベリア高気圧は大変乾燥しているが、日本海という極東の温水プールを渡ることでその湯気を吸収し、水蒸気をたっぷり吸いこんで、日本列島の山脈に当たり、気塊が山脈を上昇する際に、多量の雪を落とす。これが日本海側の大雪である。

 気象予報士の知識もちっとは役に立つね。早く合格したいもんだ。下図はシベリア高気圧(ウイキペディアより)、シベリア地方の気圧が高い。

   
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2月のプロ講師養成講座

2013年02月11日 | 診断士活動(マスターコース)
 2月のプロ講師養成講座、まず、中小企業経営力強化支援法の最近の状況の解説。中小企業円滑化法が3月で終了するため、これに代わって適用される法律だ。中小企業診断士のの出番もある。診断士はチームを組んで入るが、20日間の研修を受けないといけない。もう少し様子見というところ。

 次は、管理者研修講座、今回は「部下の指導」。部下の指導についてケーススタディをチームで議論する。私の場合、管理者研修で実施済みのため書記役に回る。

 最後は、今月から毎月開催する「受講者の研修講座」の発表。1時間のプレゼンの後、質疑を行って、プレゼンを評価する。プレゼンの出来栄え、資料の出来栄え、質疑の態度、演習や発表者の体験が入っているかなど、十数項目のチェック項目があり、5段階で評価する。

 自分も昨年と一昨年、この評価を受けた。来月が私の発表。これから準備しないと。写真は、開催場所近くの浅草橋駅そば♪人形~の秀月♪、違った、久月でした)
 
   

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「国の借金ニュース」でいつも思うこと

2013年02月10日 | ビジネス・経済
 またいつものニュースが流れた。国の借金が1千兆円に届く。(日経新聞ニュース)。いかにも財政破たんするから、借金を返せ、消費税をアップしろ、という風だ。この記事を見ていつも思うことがある。

(1)まず、借金というからには、必ずそれを貸している人がいる。誰だろう。それは主に日本の企業と高齢者である。どちらも国内である。ギリシアなどとは全く違う。
(2)またバランスシートから見ると、借金があるなら資産があるだろう。実は国は5百兆円に及ぶ資産があるのだ、もちろん世界一。従って純粋な借金は5百兆円である。これなら諸外国と比べてもあんまり変わらない。
(3)まだある。そもその国の借金という言葉自体がおかしい。「国」の借金ではなく、正確には「政府」の借金である。「国民」は債権者なのである。債権者は威張っていていいのだ。
(4)借金を子や孫の世代に残すな!というが、実は貸金(債権)を子や孫に残すな!ということだ。何で貸してる金を減らさないといけないのか。
(5)まだある。借金はいつか返さなといけない、というが、日本企業の自己資本の平均は30%以下だ。つまり70%は負債、借金なのだ。このお金は返さないといけいないか。企業は、短期借入ならともかく、長期借入は、借り換えしてるだけである。別に返すつもりはない。自然人は死ぬからそれまでには借金を返さないといけないが、法人(国家も含めて)は死なないため別に返す必要はないのだ。

 ここらへん、財務省のトリックに引っかかっている。マスコミも随分これらの記事を垂れ流したもんだから、いまさら引っ込みがつかないんだろう、財務省と同じようなことを言い続けている。

 例え話をする。日本国という家庭で、大変だ、大変だ、もうじき破産する、と大騒ぎしている。聞くと、政府という名前のお父さんの借金が1千万円になったそうだ。ところがいろいろ聞いていくと次のことが分かった。

 お父さんには5百万円の資産がある。そして1千万円の借金のうち、9百万円が家計・企業という名のお母さんが貸していることがわかった。外国という隣の家からは一切借りていない、借りていないどころか、アメリカという家に相当貸したままになっている。

 お父さんの年間支出は100万円、そのうち税収というお父さんの収入は毎年50万円で、足りない部分は家から国債という名で毎年50万円借りている。ただし対外収支という隣近所との貸し借しりでは250万円の貸しがある。これはご近所では世界一だ。

 お父さんという名前の政府財務省やその周りの評論家は、30年前から財政破たんする、財政破たんすると言っている。しかし国債の金利はスイスというお金持ち家庭を抜いて、世界で一番低い。いまだ破たんする気配すらない。

 いかがでしょうか。数字はうる覚えなところがありますが、こんなもんです。

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ソーリとノリカ

2013年02月09日 | IT

 フェイスブックを始めて1年ほどになる。独立して平日でもチェックする時間があるため、便利だ。100人弱と繋がっている。この中でいいねボタンが特別多いのは、安倍晋三総理とタレントの藤原紀香さんである。

 安倍総理は、以前からITを活用すているのは知っていたが、毎回、いいねボタンは1万を超える。総裁候補の時から、総選挙前、総理になってからと、毎日届く。そして時にはコメントを書き込む。1万を超えるんだから、見てないだろうけどね。

 藤原紀香さんは、海外の取材が多い。1年のうち、半分くらいは海外じゃないだろうか。当然、顔写真、容姿の写真が入っている。この方もいいねボタンが何千かになる。取り合わせが違うがこの二人と繋がっている気になる。不思議なものだ。

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ガス主任問題集を校了

2013年02月08日 | ガス主任技術者資格とその活用
 ガス主任技術者試験模擬問題集の校正を完了した。このあと2~3週間後には出版されるはずだ。

 今回は試験直後の10月から原稿作成に取り掛かり、正月休みも返上、1月中旬に書き上げた。甲種、乙種合わせて約600ページの大作だ。

 そして約1か月間の校正をこのほど終了した。今回はEラーニングの教材にも使っているため、自宅のパワーポイントに大写しにして、声に出して教材をしゃべる。すると不思議なことに今まで気が付かなかった誤りを発見する。単純な誤字や選択肢の番号誤り、文脈がおかしいことから気が付くことなど。

 もうじきアマゾンで予約販売が始まる。私の問題集は前回実績は、書店販売が1割、ネット販売が9割である。どのくらい売れるか、ちょっと楽しみ。
      
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タンチョウと雪まつり

2013年02月07日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
 釧路湿原にあるタンチョウセンター、しかし、タンチョウは三羽しかいない。そして寒いため、池に入ったままで、首を出してくれないから、よく見えない。(写真は左横)しょうがないため、飼っているタンチョウを見て、野性を見た気分になる。これじゃ動物園だ。
   

 そして吹雪の中、特急列車で釧路から札幌へ。札幌は、まずキリンビール園。ドイツミュンヘンのビアホールのように広い会場に一杯の人である。(写真)
  
 ジンギスカンを食べて、ススキノへ。街中に氷の彫刻がたくさん展示されている。ギョギョ、中には魚が氷に中に閉じ込められている。(写真)
  

 翌朝、雪まつり会場へ。歌舞伎座が一番人気か。自衛隊の作ったものが一番見事である。(写真)
  
  
 最後は支笏湖へ、支笏湖は不凍湖で、ここでは氷涛まつりをやっている。(写真)
  

 というわけで、今回の旅、流氷と雪像は堪能したが、丹頂が欲求不満。ヘリコプターと砕氷船で知床半島まで見渡せる流氷を見物、バナナボードで阿寒湖の氷上をフルスピードで駆け回った旅行であった。
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ヘリと船から流氷

2013年02月06日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
 北海道ではイーモバイルのインターネットがあまり入らない、ということで札幌に来てようやく接続できた。
 一昨日は、網走の海岸からヘリに乗る。ヘリは2回目の体験。3分間の短いフライトだが、沖合の流氷はよく見える。
  

 続いてオーロラ号。流氷の中を氷を割って進む。ガリガリという音がして軽い衝撃もある。大海原が全面流氷で、すごい景色だ。
  

 夜はカチンカチンに凍った阿寒湖の氷上フェスティバル。初めての体験が二つ。カーリング、あの石、結構重い。二投目で見事に石に命中し、石をはじく。
  

 もう一つは、バナナボード。どんなのかと思って申し込むと、スノーモービルからロープが張られ、6人乗りで阿寒湖の暗い氷上を滑っていく、スノーモービルは相当スピードを出すし、左右に旋回するため、バナナボードも遠心力でさらに左右に動く。バナナボードのひもをしっかり握っていないと、吹き飛ばされそうになる。もういい、というくらいにスピードが出て、スリリングな体験。これが一人500円とは安い。
  

 そして最後は冬の花火。冬は空気が澄んで、夏よりも美しい。初日は、この年になって冒険の日だった。
  
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百万アクセス達成!!

2013年02月05日 | IT
とうとう累積アクセス数が、本日百万を超えた。このブログを始めて7年、一時別のブログを使っていたが、毎日更新し始めて4年である。始めは1日80アクセス位だったが、今は800アクセスである。
これからも更新して行きますから、引き続き御覧下さい。
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北の三白へ

2013年02月04日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
 今日から冬の北海道。北海道の「三白」(サンパク)を観に行く。三白とは、流氷、タンチョウ、雪まつりである。朝早い飛行機なので、ブログを書く時間があんまりない。

 また、阿寒湖の旅館と札幌のホテルからもブログを書くため、パソコンを持参。また、途中電車やバスで時間があるため、書きかけの書籍の校正や、Eラーニングのプレゼンの練習、再来週のビジネスキャリア検定の学習をする。という訳でどっさりテキスト類も持参。何だか、観光に行くのか、仕事に行くのか判らなくなってきた。

 話は別だが、このブログのアクセス数が、明日、たぶん100万アクセスを超える。あと残り256アクセスだ。4年間の成果だ。こちらも明日が楽しみである。

るるぶ冬の北海道’12 (国内シリーズ)
クリエーター情報なし
ジェイティビィパブリッシング

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高齢者雇用安定法の改正

2013年02月03日 | 人材開発資格とその活用

       

標記の新聞記事が載っていた。そうか、あの法律、その後どうなっていたかと思っていたが、もう改正されたのか。新聞記事は、4月から施行で、就業規則をもう変えたか、という政府の広報である。高齢者の雇用について、私もサラリーマンで、部下を雇用していたから、その苦労を今でもよく覚えている。

 組織はよく、2:6:2の法則に従うという。この法則、職場には、優秀な人が2割、普通の人が6割、ダメな人が2割の比率になるという。この比率は、ダメな2割を抜いて残りの人で実験すると、残りがまた2:6:2になるという。蟻(あり)を使った実験がそうなったと聞いたことがある。

 職場にもこの法則が適用される。職場の管理者は、優秀な2割と人と普通の6割は、定年になっても、黙って再雇用する。仕事をよく知っていて経験があり、真面目に働いてくれるから、会社側は黙っていても再雇用するのだ。ところが、ダメな2割は、ふだんでもいらないと思っているのだから、再雇用はしたくない。しかし、雇われる方は決まって、再雇用を希望する。ここが管理者の悩みどころなのである。

 法改正後は希望者全員を再雇用しないといけなくなる。管理者の悩みがよくわかる。悩ましいねえ・・

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二年目の弥生会計

2013年02月02日 | その他ビジネス系資格とその活用
弥生会計 13 スタンダード
クリエーター情報なし
弥生


 昨日は、私の事業の決算。弥生会計を毎月入れているため、比較的簡単に決算できた。昨年が初めての決算だったが今年は二回目。

 今年の特徴は、家事按分を入れたこと。家事按分とは、自宅を事務所として使っている場合、光熱水道費は、自宅全体に占める事務所相当の面積分を、按分して事業の経費に組み込めるというものだ。昨年の決算の時はこれを知らなかった。今年はしっかりと取り入れる。これで経費が少し多くなった。

 もう一つ、面倒なのは、未収金、未払い金等の処理。これは仕事の時期と支払い、収入の時期が異なるため生じるものだが、期中は少々間違えても、最後は支払い・収入となるから時期はあんまり気にしなくていいんだが、年末はバランスシートに残ってしまう。従って一つ一つチェックして、厳密に処理する。

 年を超えると、何が未払いか調べて処理しないといけないため実に面倒だ。何か楽に管理出来る方法があるのか知れないが、今のところ自分は解らない。もっとも仕訳は、簿記2級を取った時、さんざんやったため、あんまり間違いはない。この辺は資格を取得しておいてよかったと思う。

 そういえば、弥生会計の検定があるそうだ。よく、求人欄で弥生会計のできる方募集と出ているあれだ。下期にでも受けてみようと思う。中小企業の指導にも役に立つはずだ。決算が終わって、次は確定申告だ。もうじき確定申告の受付、来週あたりに作るか。

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新しい国へ

2013年02月01日 | 政治
新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)
クリエーター情報なし
文藝春秋

 自分の書籍(問題集)を書くのに一所懸命で最近、あまり本を読んでいなかった。そこで書店へ行き、本書を購入。  安倍総理が書いた本である。発行は昨年の12月。この本は、1回目の総理になった時「美しい国へ」という本を書いたんだが、これを増補したものである。

 安倍総理の若かった頃の考え方、拉致問題、ナシショナリズム、日米同盟、アジアと中国への対応、少子国家、教育の再生、そしてデフレと成長戦略について書かれている。これを読むと、先日の所信表明演説の脈絡が見えてくる。「働く者が報われる社会へ」という言葉が入っていたが、この本を読むとそれもわかる。

  書店に行くと、石破さんや麻生さんの本が並んでいる。また新本人が書かれたのではないが、安倍さんの本も並んでいた。全部読む気はないが、安倍総理の本は、読む価値ありますね。

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