日々好日

さて今日のニュースは

お上の信頼回復

2007-10-03 12:17:32 | Weblog
福田首相は政治と行政に対する国民の不信を率直に受け止め、信頼回復に努めますと先の所信表明で述べられました。
今ほどお上の威厳が地に墜ちた時代はなかったかと思えます。
昔はお上には逆らえないと、どんな無理難題も国民は耐えて来ました。
お上のやり放題し放題に対して口を挟む事は許されませんでした。
議員や警察官、お役人、教員、所謂せんせんと呼ばれる人達です。
威厳があり権限がありました。自分達とは違う世界の人として扱って来ました。
ところが時代が変わり、先生達と同等又は自分たちが上だと言う風潮が台頭して
お上のする事に口を挟み、共に参加する様になった。
昔の威厳や権限は狭められて来ました。そしてお上の質の低下による悪事が目立って来ました。
上に立つ議員さんやお役人のする事の中には、目に余るものが出てきました。
国民の公金である政治資金を貰って不正流用する議員さん、国民の奉仕者であるべきお役人さんが、職権乱用して収賄や談合の片棒を担いだり、果ては私達が血の
滲む思いで、収めた年金を横領したり、不要な箱物をつくり、多大な損害を与え
ノウノウと偉くなりふんぞり返って居るのを目のあたりにすると怒りがこみ上げて
来ます。本当にお上の信頼回復は可能でしょうか?
話は変わりますが、桝添厚労相と鳥取県倉吉市長とのバトル勃発お上同士の喧嘩
どっちもどっちと、思います。
事の始まりは桝添厚労相が地方自治体は盗っと集団でとハッパをかけた事に対し
真面目に汗している全国自治体の大半を侮辱するものだと、噛みついた。
お互いの言い分、何か分かる気もするが、言い分がエスカレートとして来た
様です。自治体に横領があった事は事実で、あやふやで処理されている事も
事実です。また国民年金の改革をするためにはどうしても自治体の協力無くしては
やれない事です。どうしてお互いに協力出来ないのでしょうか?
不思議でなりません。