kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

がぉ~

2005-08-23 | Weblog
 はい、きのうと全く同じ日程です。詳しい説明は割愛。やはり怒濤の1日でしたとさ。

 体験授業の方はよくしゃべりました。ひたすらしゃべりました。30分の授業がスタートが5分遅れてしまって25分しかなかったので、急ぎ足でしゃべりました。久々、よくしゃべったな~。疲労。

 本日も体験入部希望者が若干名(1名)。日頃からうちの練習見てるのでわざわざ体験しなくてもいいはず。本当はもっと積極的にやった方がいいんですが、なんせkaneko自身が付きっきりででいられないため、ビラ配りが中心。この辺の地区はじつは中学の陸上部が少ないので難しいんですよ。1人でも多くの「強くなりたい」と思う気持ちがある選手と一緒に練習できたらいいですね。

 スポーツライターの寺田さんのWebに先日の世界陸上のTV放送についての意見が書かれていました。kaneko自身も以前日記に書いたのですが、全ての人が「陸上の細かいところまで見たい」と言うわけではないと思います。視聴率を気にかけないといけない放送業界でタレントさんを使ったり、面白く見せようとする姿勢は必要不可欠です。TV放送は一部の専門的な人のためだけにあるのではなく、広く一般の人のためにあります。kanekoは今回のTV放送は良かったんじゃないかと思います。宇部陸協のサイトにsaitoさんが書かれてますが、今までとは違い分かりづらいルール説明を加えたりして素人の人にも分かってもらおうとする試みが加わっていました。これてすごく前進していると思います。
 陸上競技に少しでも興味を持ってもらうことが今のkanekoの立場としては非常に大事だと思います。他のスポーツはメディアに注目される部分が多く、日常的にTV放送で流れています。陸上競技に関してはそれほどメディアへの露出は少ない。今は為末選手が銅メダルをとり、多くの番組に出演されています。「プロ」としての活動だけではなく「陸上競技の普及」という意味で積極的に出演されているのだと思います。これにより1人で多くの子どもたちが陸上競技に興味を持ってもらい、競技の陸上をやってもらえるようにならなければ、地方での競技力向上はありえません。競技人口が少ない中で1,2人強い選手が出てきてもそれは一時的なものであって長くは続きません。地域のレベルを上げていくためには底辺の拡充というのも必要な用件だと思います。

 kaneko自身は、全てLiveで予選から感情移入なし(今のテレビ放送はひいき選手を何人か作って興味をかき立てているので)で、ひたすら見る方が好きですが、興味がない人たちに興味を持ってもらうためにはやはりこういう放送形態も必要だと思います。全てを賛成するわけではありませんが、みんなに知ってもらうためには大事なんじゃないかと思います。後2年後には大阪で世界陸上が開催されます。kanekoが中学校の時に東京で世界陸上が開催され、高野さんが400mで決勝に残った姿を見ました。当時は陸上部の部員も同級生だけで20人とかいてものすごく勢いがありました。いろんな大会を通じて広くみんなに陸上競技のすばらしさを知ってもらうことも必要です。陸上競技を通じて人間的な成長をしていくことも、まずは、陸上をやってみないとできません。競技人口を増やすことと興味を持ってもらうことが今は必要なんじゃないかな?

 ちょっと真面目な日記ですね。でも、この辺のことはいつも考えてるんですよ。自分のことだけではなく、やっぱ「地域としての競技力向上」っていうのも大事だと。今のkanekoにできることが何かはわかりません。そのためにできることをちょっとずつやっていきたい。「強くなりたい」と思う選手たちに少しずつでも手をさしのべていきたいですね。もっと自分自身を高めていく必要がありそうです。精進、精進。
コメント
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