kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

モード切り替え

2008-07-24 | 陸上競技
昨日までは陸上モードでした。3日間陸上に関わるだけの生活だったので幸せです。他の事もしなければいけませんが、優先事項は練習指導なので陸上について考える事が多かったですね。

が、今日からは気持ちを完全に切り替え仕事モードです。朝から保護者会をひたすら実施しました。こうみえても一応2年生の担任をしているので絶対にやらなければいけない事です。1年に1度しか会いませんのでやはり緊張します。我ながら良く話をしました。1人約20分、今日は朝から12人だったので240分、つまり4時間は話をした事になります。雑談に近い内容も多かったですが(笑)。

さすがに気を使うので疲れました…。昨日までの生活とのギャップが大きい。1日で4分の1を越えてますが、あとは来週の木曜日まで少しずつ面談が続きます。なかなか練習が見れませんが、やるべき事をしっかりとやっていかなければ…。頑張ります!
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合宿最終日

2008-07-24 | 陸上競技
あっという間に合宿も最終日。またも跳躍が戻ってきたので練習参加人数は増加。課外組がいないので40人弱で練習。最初はogawa先生に話をしてもらいました。同じ人間から何回も言われるよりも、違う視点から言われることで気づくのではないかという観点から。この辺が合宿の良いところです。技術的なことでも取り組む姿勢の部分でもいつも同じ事を言われていたら「同じ事を言っているな」で終わってしまい、ポイントを意識することができなくなる可能性があります。同じ事で違う角度から言われると意識しやすかったりします。一人で抱え込むのは自己満足ですから、きちんと周りから指導を受けることができる選手にしていきたいですね。

課題としている動きにきちんと「重心の移動」をさせないといけません。これは感覚の問題。ドリルではできないけど実際に走ったらできるという者をいます。ドリルでできなくて実際にできない者の方が圧倒的に多いですが(笑)。感覚自体がないのだと思います。見た動きができない選手は多いですね。スキップ走なんかもやりましたが、7割くらいはできません。大変なことです。高いスピードの中で重心を移動させ動きをコントロールするか?少しずつ積み重ねていければと思います。

最後走ろうということになって、昨日の感じから「セット走は無理」と判断していました。1人だと確実に手を抜きます。というか走ることすらしません。半強制的に走らせる方法をとりました。リレーで追い込む。うちの選手は合宿に参加する前から「痛み」を抱えていましたが、できる限りの事はやりました。当然です。が、日頃から走っていない選手は「練習をする」こと自体ができていませんから、少し走るだけでも「痛み」をうったえます。自分が走らなければチームが成立しない状態を作って練習しました。これくらいだと何とか走れます。本当は走れるんだけど「痛み」に逃げ道を作ってしまう。頑張らないといけないところで頑張らずにいるのは良くありません。ある程度「できる」事が分かったのではないでしょうか?

最後はチームで追い込む。まー手を抜くかどうかは自分自身の問題ですから、追い込む者にとってプラスになるように「苦しさ」と向かい合わせました。いつもやる大股歩行です(笑)。結構キタと思います。事前に話をしました。一番苦しいときにどうするかで強くなるかどうかは決まると考えていますから。1人ではできないことでも数人いればできます。それがチーム。雰囲気で何とかなるのです。うちの選手、本当に最後まで声を出していました。人は変わります。自分の意志で変わることができるのです。他校の男子、自分の大股歩行が終わったら声を出して励ましていました。自分が終わった安心感と「場の空気」もあったと思いますが、最後の最後で声を出したのは大きいですね。

これをきっかけに少しでも変わってくれればと思います。最後は「楽しさ」について簡単に話しました。「ワイワイがやがや」やる「楽しさ」と「一生懸命になってみんなでやり遂げる」ことで得られる「楽しさ」。どちらが本当の「楽しさ」なのでしょうか?「今」しかできない「楽しさ」を経験してもらいたいと思っています。高校生はまだ自分ではできません。ある程度強制的に経験させることが必要です。全て自主的にできるわけはありませんからね。そこをなんとかしていくことが重要かなと思います。

色々と考えさせられる合宿でしたね。いつもやっているプライベート合宿のレベル、やっぱりすごいと痛感しました。そこで育ててもらっている我々が別の所できちんと指導をする。そうやって流れができる。私もできることをしっかりとやっていきます。恩返しですね。
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口が悪い?

2008-07-24 | 陸上競技
合宿中何度もogawa先生に「kanekoさんは口が悪いけど・・・」と選手の前で言われました。いやーそんなことはないだろうと思っていましたが、選手に聞いてみると「言い方がヒドイ」とのこと。おかしいですね。結構優しさが売りなんだけどな(笑)。基本的に「褒めて伸ばす」ことが苦手なのかな~という感じはありますね。もちろん認めると事は認めますが、同時に改善すべき点も指摘しますから・・・。ひどいのか?

合宿中に選手に声をかけたら泣いていました。2日目の走練習が終わってから、「日頃は一人で走らないといけない。こういう練習はなかなかできないだろう?これから先も一緒に練習する機会が多いのだから、こういう時にしっかり頑張れば強くなるよ。」と言ったらダメでしたね。その場面だけ見たら間違いなく「ひどいことを言って泣かした」と思われる(笑)。優しく関わるだけでは意味がないと思っています。やるべき事をきちんとやらせるために「時には」厳しくなることも必要です。
うちの男子選手が「最近先生が扱いが悪いと悩んでいる」と冗談半分で言っていました(本気かもしれませんが)。いやー完全に間違ってますね。「最初から」です(笑)。大きな勘違い。うちの選手にはかなり厳しいですから。日常的な会話をしないわけではありません。友達感覚で付き合う気は最初からありません。認めていますが、まだまだできることはあると思っています。

合宿の最初に「やる気のない奴は顧問に言って帰れ」と言いました。途中口を滑らせて(?)、「別にお前達のためにやってるんじゃない」とも。これはさすがに言い過ぎたと思って訂正しましたが・・・。頑張らない(頑張れない?)選手に合宿でどこまで手をかけるか?大きな問題です。本当に強くなりたいと願っている者を無視して「頑張れない」人間を頑張らせる努力をする。費用対効果としては低いですね。だから「本音」が出てしまったのですが、「頑張らないといけない」という気持ちにさせることは必要です。
ogawa先生は「オレは冷たいからかやる気のない奴には声をかけない」と選手の前で言っていました。「声をかけて欲しかったらやる気を見せろ!!」と。いやー私は気が弱いのでそんなことは言えません(笑)。これも言い方は違いますが「伝えたいこと」は一緒です。だから彼らと一緒に練習をするのは「楽」なんですよね。言い方は違うけど「本質」が同じだから。こう考えると彼もかなり口が悪いんじゃないかという気がします(笑)。

うちの選手で3日間ずっと補強をしていた者がいます。かなり悔しかったと思います。周りが走る姿を見てどうして自分は走れないんだという精神状態になっていたのは間違いありません。「泣いてる場合じゃない。『今』できることを一生懸命やるしかない。走れるようになったときに何も変わっていなかったら意味がないだろう。」と投げかけました。冷たいかもしれませんが、自分自身と向き合う時間だと思います。「走れない→悔しい→泣く」、今の意識レベルだから涙が出るのです。「走れなくても仕方ない」と思う者だっているのですから。「走りたくない」というのではなく「走りたい」と思って涙を流す。大きな事です。それをどう結びつけるか?性格的に「良い子良い子」はできません。少しきつめに言いますが、それで気づけばプラスに働きます。

口が悪い?うーん、やっぱり悪いよね(笑)
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