kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最近の会話

2008-07-26 | 陸上競技
基本的に合宿に言っても他校の選手は話しかけてきません。数人はいますが確率的に100%女子です。男子は話し掛けてくることはありません。かなり切れているので怖がっているのかもしれません。まーあまり気にしていませんが…。

うちの選手とは結構話をします。かなり下らない内容が多いですが(笑)

今日セット走の前に練習場所にたどり着いて、150mを見たのですが男女ともに外側のレーンがカーブを出るまでに追い付かれます。間違いなく距離設定が間違っていました。まーあまり気にはしていなかったのですが、女子で1人遅れた者がいました。一番外側のレーンなのでそれが原因だと思っていました。60mでかなり走れていたので。一応確認をしてみましたが膝が少し前に出ない気がすると言っていました。まー少し疲れの影響もあると思います。比較的順調に練習を積んでいますから、疲れが出るのも仕方ない。
が、突然「そういえば自転車で学校に来たのでそれが原因だと思う」と言い出しました。いやーそれはないだろうと(笑)。話を聞いたら電車に乗り遅れて30分間立ち漕ぎで来たから乳酸がたまったのではないかと…。すごい発想ですね(笑)。2本目は走れていたので100%違いますね(*_*)。

あとは今日のメニューをメールで指示を出していたのですが、確認で「ウエイトは全種目ですか?」と朝メールが来たので「全部やるように」と指示を出しました。その後練習に言ったらまた「ウエイトは全部ですか?」と聞かれる。セット走が終わって学校に戻る前に「ウエイトは全部ですか?」と聞かれる。本人全く悪気はありません。頭に浮かんだからすぐに質問しただけです。その度に「さっき言った…」と話しますが何度も繰り返します。「メニューを減らせ」というのをアピールしているわけでもありません。全て本気です(笑)。怒るに怒れません。

最近は「先生計画性を持ってください」とか何かちょっかいをかけたら「いーですよ別に」と軽くあしらわれたりしています。合宿等の姿からは考えられないかも知れませんが、結構立場が弱い(笑)。メリハリがかなりあります。普通の人は絶対にとまどうでしょうね。段々と1年生も慣れて来ました。ガツガツ練習をする部分もありますが、コミュニケーションを取りながら進めていく必要もあると思います。これが本当にコミュニケーションかどうかは不明ですが、こんな会話が繰り返されます。良いのか!?友達ではないのである程度のラインを引きながら関わっていきます。

基本的に選手は「競技に関する事」と「考え方」について信頼されていると感じていますが、適当さに関してはかなり不安を感じていると思います(笑)。だから会話は「先生大丈夫?」という感じが多いのも確かですね。これで自立を促しています、意図的に。ということにしておいてください(笑)。こんな感じで会話が進んでいます。関わりを大切にしていきたいとは思います。またキャプテンに怒られるんじゃないかという不安を抱えながら(笑)。
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スピード感と疲労&故障対策

2008-07-26 | 陸上競技
今日の練習は前半保護者会のため全く見れず。優先事項ですからこちらを先にやります。今日は選手の保護者とも面談をしましたが、非常に協力的でこちらのやろうとしていることに理解を示していただきました。ありがたいことです。こういう支援があるからこそ競技に専念できる環境が作れるのだと思います。感謝しなければいけません。

競技場に行った時点でメイン練習以外は終わっていました。1年生2人くらいはハムストリングに張りを訴えていたのでそれ以後は練習中止。ある程度は走っているとはいえ、所詮1年生です。合宿での走り込みを経験したらダメージもそれなりにあります。無理をさせる必要はないのでストレッチとアイシングに切り替えました。この辺が難しいところですね。最初から練習を見ていたらもっと早い段階で練習を止めさせることができますが、そうも行かない時もあるのでこのような場合は無理をして欲しくないですね。

 セット走は少し軽めにしました。本数を少なくしてポイントとなる60mに集中させました。体調も万全ではありませんし、きちんと課題を持って取り組んだ方が良いと思ったので最後の60mを重視。グランドがかなり硬くなっています。雨も降りませんし、うちが走らなければ誰も走らないんじゃないかというレベルですので・・・。少し雨が降ると良いですね。
 走り自体は良い感じだったと思います。動きが大きく崩れることなく走れていました。追い風というのもありましたが、スピード感はあったと思います。疲れてからのコントロールを課題に置いていたのですが、私が指示を出す前に「きちんと抑えて」という声かけをしていたので大切な部分が分かっていたのではないかと思いますね。課題が分からず走るのときちんと「やるべき事」を理解して走るのでは効果が違ってくると思います。

 それなりに疲労はたまっているので必ずケアをするように指示。自分で「やったつもり」で終わるのではなくて、万全を期して少しやり過ぎかもと思うくらいのケアをしておく必要があります。「我慢する」のと「手を抜く」のは違います。走るのがキツイから10ある力の6位しか使わないというのは「手抜き」です。痛みがあって走れるかもしれないけど走らないのは「我慢」です。この辺りを間違えて欲しくはありません。走れる痛みと走れない痛みのラインをどうやって引いていくか?大きなポイントですね。「キツイから6の力で練習をこなそう」という姿勢では絶対に強くはなりません。やるだけの練習です。最近はそういう雰囲気が全くないので見ていて楽しいですし、やっている選手達も楽しいのではないかと思います。「手を抜く」ことが「異常」な状態になるので、きちんとやらざるを得なくなります。こうなってくると力が付いてきますね。

実際の所細かく見ていないのでどこまでやっているかはわかりません。日誌に「補強はまずまず」と書いてあったので、「まずまずとは何か?やっていないのか?」と聞いたら、「本当に一生懸命にやるようになった。やるのが当たり前になったのでこれ以上書くことがない」と言っていました。どうなんでしょうか。負荷をしっかりかけているなら問題はありません。「見ていなくてもできる」という自立した状態になってくれるとあとはズムーズだと思います。まだまだやりたいこと、やるべき事はあるので満足はできませんが・・・。
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