kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

指導者としての成長

2009-06-07 | 陸上競技
今まで何度も書いていますが指導者として指導をさせてもらうなかで支えられています。私が図々しいというのも大きな理由の1つですがかなりアドバイスをもらったり、指摘をしてもらっています。この部分だけは他のどの指導者よりも恵まれていると思いますね。
行き詰まった時や苦しんでいる時に誰かが手を差し伸べてくれる。あまりにも危なっかしくて放っておけないんじゃないかという噂もありますが(笑)。これまでも技術的な部分はもちろん、視点であったり人との関わり方であったり様々な部分で助けられてきました。それは当たり前の事ではなく、かなり特別な事だと思いますね。私の指導者としての成長を助けて下さっている方は2人います。1人はいつも書いている全ての面で師事している方です。もう一人はうちのバスケ部女子の監督です。商業時代から目をかけて下さっていて飲み会ではだいたい2時過ぎまで本気で話をします。これが私にとっては大きな財産になっています。

昨日うちのバスケ部女子が念願の初優勝を果たしました。ずっと追い続けていたインターハイを手にしました。商業時代からずっと勝つことを目指してきて選手が集まらず苦しい時期もありました。それを知っているだけに電話をせずにはいられませんでした。留守電にお祝いのメッセージだけ残しておいたのですが、わざわざ電話をかけなおして下さいました。「3年間耐えたかいがあった」と言われた時、私は涙が出ました。相手の先生も言葉につまっていました。それだけの苦労をしていたのを見てきていましたから。「絶対に勝ちたいんだ」というのを学内では間違いなく私が一番聞いています。もう7年間飲む度に話していましたから(笑)。

ここ1年くらいこの先生に少し認められてきたと思っています。生徒に指導する場面で私が話をした後に「お前が話したから俺の話す場面がなくなった(笑)」と言われることもありましたし、最近ではうちの選手の事も見てくれています。指導に関して熱く2人で話す事もかなりあります。対等なんてまだまだ遠い話ですが、私も指導者の端くれとして見てもらえるようになってきた感じがあります。
私が指導者として成長する大きなきっかけを与えてくれている2人。言葉では表現できないくらいの感謝があります。言葉で言っても意味がない。きちんと指導者として成長してから姿で示したいですね。素晴らしい指導者が周りにたくさんいます。負けたくありません。年齢や経験に関係なく負けたくない。勝てないと思っていたらいつまでたっても勝てない。目標とする指導者に追い付きたい。強く思いますね。

総体でのチーム分析、一人では出来なかったかもしれません。師事している方からの一言がかなり道を示してくれました。別に放っておいたらそれで終わりなのにわざわざヒントを貰える。本当にありがたい事です。

強くなります。必ず。昨日今日と強く思いました。私の恩返しは私が成長する以外にない。前だけを向いていきたいですね。必ず成長します。見ていてください。
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