昨日のblogの最後に書きましたが、昨日の練習中に非常に辛い事がありました。練習の途中でハードルに足を引っ掛けてしまい3年生が転倒、手首の骨を骨折してしまいました…。なんと表現していいかわかりませんが、非常に辛いですね。
3年生ですから通常はインターハイ路線で引退するはずでした。しかし、県総体の予選で400mHで大幅自己ベストを更新して準決勝に進出。3秒前後のベスト更新でしたから本人もかなり嬉しかったと思います。まだまだタイムが狙える状態で準決勝に臨みましたがスピードが上がりすぎて足が会わず、2台目で転倒。それでも立ち上がって最後まで走り続けました。そのレースが終わったあと「もう一度400mHを走って終わりたい」と本人が話をしに来たので国体最終まで続けるという事になりました。3年生が続けるというのはかなりの覚悟が必要になります。モチベーションの維持が非常に難しくなる。それでも前向きに取り組んでいました。それが最後の最後に骨折をしてしまいレースに出場出来なくなりました。言葉には言い表す事ができないですね。
本人と話をしましたが1ヶ月安静と言われているので、これから先は続けていけない、進路のこともあるので予定通り国体最終で引退するという事でした。3年生が出す結論に対して私がどうこういう話ではないと思います。最後の選択は全てが正しいと思いますから。
最後にレースに出場出来ずに終わる。想像し難い辛さがあると思います。しかし、この選手の取り組みは決して無駄ではなかったと思っています。この結果は必ず何かしらの意味がある。2ヶ月、本来なら今の2年生は1人で短長でやらなければいけなかった。それを上級生と一緒にやることで高い意識を持って取り組めた。3年生は自分のためにやってきた事ですが周りに知らないうちに大きな影響を与える。
加えて1年生の指導をかなりやってくれていました。日誌に書いている内容は1年生のほんの少しの成長を感じている部分が増えていました。もちろん、1年生の甘さに関してもかなり感じていたようです。そういう人間がチームに残ってくれていた事は非常に大きいと思います。
過大評価するつもりはありません。すでに引退している3年生、1人は登校日で学校に来ていましたから心配して部活に顔を出してくれました。こういう見えない繋がりを嬉しく思います。私がどうこういう部分ではありません。本人達の心の問題です。一緒に3年間やってきた仲間ですから言葉にできない感情があるでしょう。
まだ競技を続けている3年生も含めて他の選手には「何が起きるかはわからない。だから今を大切にすること。」を話しました。日頃からのケア不足とは違う部分がある。突発的な怪我で競技が出来なくなった時に「もっとやっておけば良かった」と後悔するような毎日を送って欲しくない。毎日を全力で過ごしていく事が出来なければ後悔が残る。誰もが競技を引退する日が来る。その時に自分がやってきた事に納得が出来るかどうかです。3年生はあと2ヶ月とちょっとで引退となる。引退を迎えた時に何を思うか?ここに全てが集約されていると思います。
今回の事は本人にとってもチームにとっても大きな意味があると思います。多くの事を学ぶことができたはず。忘れてはいけない。怪我をした人間のために頑張るのは意味が違う。まずは自分がどれだけ真剣に競技と向き合うことが出来るか…。ここだけです。
私個人としては最後のレースを見て本人と色々と話をしたかった…。その時間がこの数年間を振り返る大切な時間になった…。しかし、それはもう叶わない事ですが。私も本人もしっかりと受け入れていかなければいけません。大きな意味があります。
上手く表現できませんが、関わっている全ての人間がきちんと考えていく必要があるのだけは確かです。やるのは「今」しかない。理解していかなければ本人の悔しさは本当に無意味になる。それだけは確かです。気負うのではなく自分に出来ることを全力でやるだけ。その姿を自分にも周りにも示すしかない。
辛いですがしっかりと前を向いて進みます。それが走ることが出来る選手のやるべきこと。しっかりと胸に刻んでいきたいですね。
3年生ですから通常はインターハイ路線で引退するはずでした。しかし、県総体の予選で400mHで大幅自己ベストを更新して準決勝に進出。3秒前後のベスト更新でしたから本人もかなり嬉しかったと思います。まだまだタイムが狙える状態で準決勝に臨みましたがスピードが上がりすぎて足が会わず、2台目で転倒。それでも立ち上がって最後まで走り続けました。そのレースが終わったあと「もう一度400mHを走って終わりたい」と本人が話をしに来たので国体最終まで続けるという事になりました。3年生が続けるというのはかなりの覚悟が必要になります。モチベーションの維持が非常に難しくなる。それでも前向きに取り組んでいました。それが最後の最後に骨折をしてしまいレースに出場出来なくなりました。言葉には言い表す事ができないですね。
本人と話をしましたが1ヶ月安静と言われているので、これから先は続けていけない、進路のこともあるので予定通り国体最終で引退するという事でした。3年生が出す結論に対して私がどうこういう話ではないと思います。最後の選択は全てが正しいと思いますから。
最後にレースに出場出来ずに終わる。想像し難い辛さがあると思います。しかし、この選手の取り組みは決して無駄ではなかったと思っています。この結果は必ず何かしらの意味がある。2ヶ月、本来なら今の2年生は1人で短長でやらなければいけなかった。それを上級生と一緒にやることで高い意識を持って取り組めた。3年生は自分のためにやってきた事ですが周りに知らないうちに大きな影響を与える。
加えて1年生の指導をかなりやってくれていました。日誌に書いている内容は1年生のほんの少しの成長を感じている部分が増えていました。もちろん、1年生の甘さに関してもかなり感じていたようです。そういう人間がチームに残ってくれていた事は非常に大きいと思います。
過大評価するつもりはありません。すでに引退している3年生、1人は登校日で学校に来ていましたから心配して部活に顔を出してくれました。こういう見えない繋がりを嬉しく思います。私がどうこういう部分ではありません。本人達の心の問題です。一緒に3年間やってきた仲間ですから言葉にできない感情があるでしょう。
まだ競技を続けている3年生も含めて他の選手には「何が起きるかはわからない。だから今を大切にすること。」を話しました。日頃からのケア不足とは違う部分がある。突発的な怪我で競技が出来なくなった時に「もっとやっておけば良かった」と後悔するような毎日を送って欲しくない。毎日を全力で過ごしていく事が出来なければ後悔が残る。誰もが競技を引退する日が来る。その時に自分がやってきた事に納得が出来るかどうかです。3年生はあと2ヶ月とちょっとで引退となる。引退を迎えた時に何を思うか?ここに全てが集約されていると思います。
今回の事は本人にとってもチームにとっても大きな意味があると思います。多くの事を学ぶことができたはず。忘れてはいけない。怪我をした人間のために頑張るのは意味が違う。まずは自分がどれだけ真剣に競技と向き合うことが出来るか…。ここだけです。
私個人としては最後のレースを見て本人と色々と話をしたかった…。その時間がこの数年間を振り返る大切な時間になった…。しかし、それはもう叶わない事ですが。私も本人もしっかりと受け入れていかなければいけません。大きな意味があります。
上手く表現できませんが、関わっている全ての人間がきちんと考えていく必要があるのだけは確かです。やるのは「今」しかない。理解していかなければ本人の悔しさは本当に無意味になる。それだけは確かです。気負うのではなく自分に出来ることを全力でやるだけ。その姿を自分にも周りにも示すしかない。
辛いですがしっかりと前を向いて進みます。それが走ることが出来る選手のやるべきこと。しっかりと胸に刻んでいきたいですね。