kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

地区新人~甘さを痛感する~

2009-08-28 | 陸上競技
今回、準備や片付け等の部分で他校の先生にほめられる事が何度かありました。まーある程度はできて当然ですが。

最初の段階で3年生には練習をさせてから補助員をさせました。開会式などには参加させた方が良いと思い参加するために練習を一時中断。その後練習をするためにバックストレートへ。担当部署の先生には少し遅れることを伝えておきました。しかし、なかなか女子の2名が部署に行きません。途中で「バックストレートで練習をするなと言われた…」と言いに来ました。何をやっているのか…。まずは使うなと言った審判に問題がある。この大会はバックストレートはアップ場所として開放すると決まっているはずです。400m系の種目以外は問題ない。競技をしていたのは1レーンしか使わない競歩です。全く問題はないはずですが…。
加えて任せた仕事をやらずに練習をやり続けようとした3年生にも大きな問題があります。優先事項は補助員です。大会には選手として来ているのではなく補助員として参加しているのです。頭を下げて待ってもらったにも関わらず結局間に合わずに他の者がその部署に回っていました。自分で判断して動くことができるようにならなければいけないのですが…。若干キレ気味でしたが、その後はしっかりと働きましたから許せる範囲でしょうか。

試合終了後の片付けば率先して働いていました。日頃から全くそういう意識がない学校とは大きな差があります。部活動はこの辺りをしっかりと身に付けさせる必要があると思っています。気がつかない学校は話をしたり自分達の片付けだけをしたりしています。きちんとした指導をしていく必要性を強く感じました。

全てが終わって最後に本部の掃除があったので指示を出しました。が、真っ先に来るのは3年生…。その前の段階でかなり怒っていましたから当然激怒。新人大会ですから真っ先に動くのは下級生でなければいけません。自分達の大会ですから。3年生の方が気がつくのが早かったとしても最後まで働くべきは下級生のはずです。甘いですね。きちんと判断をしなければいけません。最後に短距離を集めてかなり話をしました。激怒する理由をきちんと理解させなければいけません。怒られるからやるという初歩的なレベルでは無くなっていると思いますが、まだまだ甘い部分があります。考えなければいけないと思います。普通の学校なら大したことないと許されるのかもしれませんが、やはり細かく理解させておかなければいけません。競技だけやれば良いというわけではありませんから。地道な作業になりますがしっかりと取り組んでいかなければいけないと強く感じました。
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地区新人~殻を破れない~

2009-08-28 | 陸上競技
地区新人、ある程度の収穫がありました。逆にまだ殻を破れない者がいる。ここに大きな課題があります。チームとしての取り組みに甘さが出てしまいますから…。

今回女子の400mHはバックストレートがかなり強い向風で記録が出づらい状況でした。出場者もうちから3人です。この中で明らかにお互いを過剰に意識している部分がありました。負けられないという気持ちが見え隠れして自分のレースに集中できない。2年生がそういう状態ですから上手くいくはずがありません。予想タイムよりも大幅に遅く69秒と71秒…。考えられないタイムです。

その後400mの結果を目の当たりにして「自分はマイルメンバーに入れないのではないか」という不安が頭をよぎったのでしょう。更に自分を見失う。春先から殻を破れないのには大きな原因があるのです。ここに気づかない限りは戦えるはずがありません。2年生の2人、分かったつもりでいますから大幅な変化がありません。練習でかなり良い動きが出来ても大会で全く走れない。厳しいようですが、自分が変わらなければ何も変わりません。わざとプレッシャーをかけるような声かけをしています。殻を破るきっかけを与えていますが、そこをなかなか越えられません。力的には60秒で走ってもおかしくないと思っていますがなかなかそこまで到達しません。

更にリレーの前に「足が痛い」と言い出したのでぶちギレ。個人もリレー2種目も走らせませんでした。意味がありませんから。この期に及んで今更何を言うのかって話です。2年生エースはエントリーすらしていませんから、走れなくなったら全く経験のない1年生を使わないといけなくなります。これがどれだけの事か全く分かっていません。殻を破る気がないならこちらも力を貸す必要がありません。

結局4継はアンカーを変え、マイルは1走に1年生を入れました。マイルに関してはかなりの不安があったはずです。65秒5位で帰って来ましたから普通であれば合格点ですが、今のチームの状態からすれば明らかに不足です。エースがきちんと走ったらそれだけで7秒違いますから…。結局65秒、61秒、61秒、62秒のラップで4分10秒かかりました。最低でも大会記録の更新はしなければいけませんでした。何をやっているのでしょうか…。
アンカーラップ62秒も問題です。明らかにラストで減速していました。単独だからではなく必ず走りに原因があるのです。普通であれば62秒で走れば問題はないかもしれませんが、60秒ラップを期待していますから2秒遅いことになります。戦えません。今のチームで62秒は足を引っ張る事になります。目標を下げて「中国新人に行く」事だけを考えれば4分10秒を切れば可能性は高いと思いますが、全く意味はありません。参加するだけで終わってしまいますから。目標を下げてしまえば全てが無意味になる。高い目標があるから人は頑張っていけるのですから…。

秋にどこまで行けるか?本気で変わる気があるか?強くならなければうちの勝負種目であるマイルのメンバーには入れません。予選要員として走って満足するのか?本気になるという意味がまだ分かっていない。殻を破る。難しいかもしれませんがやらなければいけません。しっかりと取り組ませたいと思います。
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地区新人~主な競技成績~

2009-08-28 | 陸上競技
地区新人では初めて取り組む種目等もあり、どこまでが評価できるかわかりません。だいたいで(笑)。

特に強さを感じたのは女子の400mです。この種目に関してはかなり力を入れていますから当然といえば当然なんですが。1人故障明けだったので出場させませんでしたが、それでも他のメンバーがかなり力を付けてきていますから面白いと思っています。
今回の地区新人は県新人の選考も兼ねていました。練習だけで力を判断するのがかなり難しい状態でした。1年生のhatuが中国選手権でかなりの走りをしましたから、2年生のyukaを単純に走らせるというわけにはいきません。チャンスを与えないといけませんから。レース自体はhatuが積極的に走りました。逆にyukaは冷静。バックストレートが向風だったので少し抑えたと言っていました。ラストの直線では並んで入ってきて勝負。最後はyukaが意地を見せて勝ちましたが、61秒4と61秒5です。どちらが出場しても県の決勝ライン。これでマイルの4人目までの持ちタイムの最低が62秒5になりました。昨年の2番手のタイムが4番手。まずまずのレベルですがまだ足りません。最低ラインを60秒台に持っていかない限りは戦えませんから。
この2人は800mも走りましたが2分25秒と27秒で1・3位。800mの練習は全くやっていませんから上出来です。

あとは男子の100mと200m。ここが最大の山でした。otaniは1年の春に11秒3と22秒8で走っていますが、それ以来まともに走れていませんでした。何もしないで走れていたものが考え始めて動きを崩す。疲れが蓄積しやすいのもありなかなか走れませんでした。試合前日、自分の走りをビデオで確認させどこの部分を修正しなければいけないのかを話しました。そこからひたすら意識させていく。それしかありません。元々筋肉質でウエイトをやったおかげで更に筋肉量が増えました。それがマイナスになりパワーで無理矢理動かすような走りになっていました。力を抜く場面が全くない。ここを改善しない限りは次のレベルはないと思っています。
レースではかなり動きが良くなっていました。無駄なエネルギーを使わずに身体が進むようになりました。100mでは11秒2の大会タイ記録で優勝、200mでは向風に阻まれましたがダントツで23秒1で優勝。1年生の春を彷彿させる走りでした。男子がなかなか強くならないと言われている中でやっと力を出し始めました。まだまだ戦えるレベルではありません。もうワンランク上げていかなければいけません。疲れやすいタイプですからとにかく抜きながらやらなければいけません。

この2つに関してはかなり良かったと思います。その他、自己ベスト更新をほとんどの者が果たしました。少し疲れを抜いたというのもありますが、秋に向けて手応えを感じる部分がかなりありました。これからが本当の取り組みになります。まだまだやらなければいけないこともあります。大きな課題を残していますから…。
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