kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体最終2日目

2009-08-09 | 陸上競技
国体最終2日目、100m系が中心でした。朝9時開始の種目があったので6時に学校出発。早い…。

100m系は最近少しずつ調子が上がってきている感じを受けていました。3年生は11秒2~3は狙えるのではないかというレベルまで来ていました。2年生も少し離されますがこれまでと比べるとかなり良くなってきていましたからある程度の記録は出せるのではないかと思っていました。
実際のレースはなかなか上手くかみ合いません。3年生は11秒5で決勝進出しましたが、2年生は11秒9で予選落ち。タイムが出るような競技場ではありませんが、2年生に関しては悪すぎます。普段の練習の走りが全くできません。大きな課題です。どう考えてもそれほど差が付くとは思えません。ここはきちんと考えていかなければいけないと思います。練習で走れても試合で走れなければ意味が無くなってしまいます。安定させるためにももっとリラックスしていかなければいけないですね。

試合自体は昼過ぎに終わりました。が、その後国体関係の会議がありました。それをただ待つのはもったいないので全員に動きの確認と感覚作りをしっかりとさせました。昨日感覚とタイムが一致しないという選手が多かったのでこの部分をひたすら確認させました。うちの選手、このあたりが上手くいかない者が多い…。調子の波というか走り自体が全く別物になってしまいます。以前、師事している方に「地道に積み重ねて感覚を作っていった者は、練習が出来なくなったらすぐに動きが元に戻る」と言われた事があります。自分の感覚が鈍いというか、上手く身体のコントロールが出来ないため1本1本で走りが変わってしまう。かなり時間がかかります。それでも積み重ねていくしかないのでやっていくしかありません。根気がかなり必要になります。

本気で考えて何とかしようと思えば必ず変わってきます。こちらが伝えている事の意味を表面的にとらえるのではなくどういう意味があるのかを考えていくからです。言われている事と今までの話を組み合わせて自分なりに答えを見つけていこうとするから変化が生まれるのです。今のうちの選手、数人はこの部分がかなり弱い。全く安定しない。怒るという感じにはなりません…。本当にやりたいならどこまで言われていることを理解できるかです。出来るまでやろう、感覚を磨こうという気がどこまで本物になるか。ここですね。

明日から合宿です。しっかりと自分と向き合ってもらいたいですね。この時間をどれだけ意味のあるものにできるかは本人次第だと思います。大会で感じたものを生かしてもらいたいですね。
コメント
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