kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

走り込む

2010-01-11 | 陸上競技
今週は週の中頃がかなり寒くなるようです。天気予報はほぼ雪です…。冬ですからある程度寒くならないといけないと思いますが、やはり寒いのは嫌です。そのこともあり今日は少し多めに走り込む事にしていました。

いつも通りの流れでアップをして動きに入りました。先週から動きも次の段階に入っていますが、上手くいく者と上手くかみ合わない者との差が出ます。年末年始の2回の合宿で全く走れなかったotaniの動きがスムーズになってきています。「無駄に力を使わない」事が本人のテーマになっていますが、合宿までは無理矢理動かす感じが強くなっていました。意識するポイントを変えると今までの積み重ねから走れるようになってきました。本当はもっと前方向に進まないといけないのですがいきなりは上手くいきません。感じとしてはまずまずです。

残念な事ですが女子の走りにはまだ波があります。最近安定して走れているのはakaneだけでした。合宿以後はmikiがかなり走れるようになってきています。合宿時に存在感を示していたsakiは今日は全くダメでした…。身体が起き上がるのが早いため加速段階で置いていかれてしまいます…。もうしばらく時間がかかりそうです。
復調しつつあるrina、今日も動きません。絶不調時に比べるとましになってきましたがまだまだ加速段階でもたつきます。他の者とは別にやっていきましたが、重心が全く移動しません…。少しジョグをさせてみましたがこの段階から前に進みません。加えて歩き方を見てみると足首を使って無理矢理進んでいます。話を聞いてみると「つま先で接地するように意識している」と言っていました。この時点からかなり感覚がズレています。一度もそのような話しはしたことがありませんが、つま先だけで進もうとして足首が固定できなくなるためブレーキをかけながら進む状態になってしまって無理矢理感が増してしまいます。ミニハードルを使ったドリルを合宿でやっていましたが、膝が開いて前接地となりその上つま先が下がる状態になれば走れるわけがありません。ジョグですらまともに出来ないくらい崩れていますからスピードを上げて走る所の騒ぎではありません。少しずつ改善されてきていますがこちらももうしばらく時間がかかりそうな感じがあります。

スピード持続系の練習で150を走りました。mikiがかなり走れるようになってきています。スピードが上がってきている感じがあります。akaneが11月位に走れるようになってきた時と同じ感じを受けます。1年前の冬期では400mのベストが64秒0くらいでしたが冬のある時からいきなり走れるようになりました。今もいきなり走れるようになってきたのですが、これも昨年同様2セット目で何本か走った後突然走れなくなります。下半身に力が入らなくなると言っていました。爆発的にスピードが出るようになってくるとその反動からか本数が持たなくなります。これは実際のレース後半にも出てきます。やっとこの状態まで戻りました(笑)。この中できちんと走りきれるようになればレースのラストで競り負けることが無くなると思います。

2セット目からはrinaにも150mに参加させました。なんとか走れるようになってきたので久々に勝負をさせました。競り合うとまた動きが崩れそうで怖かったのですがさすがに走らないとまずいですからね…。rinaは何とかトップの2人について走れていました。もちろん他の者は2セット目、rinaは1セット目というのもありますがショートでは加速段階で乗り遅れて全く勝負になっていませんでしたから競り合いに参加できるだけでも大きい。他の者が3セットやっていたので本人が1人で3セット目を走るというので走らせましたが、乳酸が蓄積して足が動かなくなるとまた動きが崩れてしまいます…。ここが課題ですね。安定して走れません。崩れると修正するのにかなりのエネルギーを要しますからね。

そういえば3セット目はそれまで存在感が全く無かったhatuが先頭を走り始めました。1本の爆発力はありませんが常に安定して走ります。レースの後半で粘って勝負ができるタイプですね。様々な選手のタイプがいるということは多くのレースパターンに対応できます。hatuにスピードがついてくるとかなり強いと思います。そういえば先日の合宿の150mでも上級生を追い詰めていました。こちらも結構強いと思います。
まだまだ目指すところには届きません。今日は久々にキレかけました。強くなろうとする覇気が足りません。リレーを走るのは4人、予選等も考えると6人がきちんと走れないと勝負できません。それをどれだけ分かっているのか?2人が走れたところで戦えないのです。自分に与えられた責任を自覚していないのです。ある程度は分かっていますが、本当の意味での理解が必要になるのです。声かけもせずに黙々と走るだけでは質は上がりませんからね。

もうワンランク強くならなければいけません。もっともっと目標を明確にしていきたいですね。明日も少し走りたいと思います。多分(笑)。
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ロードレース大会を手伝う

2010-01-11 | 陸上競技
日曜日、朝から市内のロードレース大会の役員となっていたので手伝いにいきました。朝7時半集合でしたから結構キツかったですね。朝練で早起きするのとは精神的に違いますから。ロングの選手が出場するのでそれを見ることくらいが唯一の目的となっていました。

レース開始前、中学校の先生と色々と話ができたのはかなり意味がありましたね。最近こうやって会う機会も少なくなってきていますから、話が出来るときに色々と聞くのは貴重だと思います。中学生がアップしている姿を見てウインドスプリントが短距離系の動きだったので気になって聞いてみるとやはり短距離でした(笑)。結構400mが強い選手で春には一緒に練習をしましょうという話になりました。中学校では400mはありませんからなかなか練習パートナーもいないのだと思います。こちらとしても良い機会ですから一緒にできたらと思います。
実際にレースが始まって中学生の部ではtonda中学校が上位を独占していました。人数もかなり多いので「今年は狙えるのでは?」と聞いてみると「かなり厳しい」との返事。全日中に個人で3人くらい出場できるレベルでないと「県代表」になれないようです…。確かに全国2位、3位ですからね。今回の全日本中学駅伝に参加したら14番位のタイムくらいだったようです。いやー県内開催とはいえかなりのハイレベルですね。是非とも全国に出場して力を発揮してもらいたいですね。

加えて近隣の中学と合同練習をしようという話もありました。あまり人数が多いと大変になりますが、地域の陸上の活性化のためには必要だと思っています。中学生は意識の差というか意欲に差がありますから練習をしても身に付くのに時間がかかります。本当は繰り返し見ていくほうが良いのでしょうか難しい部分ですね。こちらも実施できたらと思います。

レース自体は…それなりに見ていました(笑)。走路観察という大会を運営にほとんど関係ないポジションでやっていましたから。一般で1万メートルのベストが28分40秒くらいの選手が走っていましたが別格の強さでしたね。関東の大学でやっているようですが箱根には出ていないようです。学校自体が予選会に出ていないという話です。何故出なかったのかは分かりませんが、こういう選手が社会人になって伸びていくのではないかという気がします。箱根は20キロあるからやっぱり長い…。

なんて全く関係ないことを考えながら仕事をしていました。寒さの中頑張りました(笑)。
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