kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

時間が足りない…

2010-01-19 | 陸上競技
今週は検定週間ですからなかなか時間が確保できません。こういう時には割り切って身体作りを優先するほうがいいのではないかと考えています。朝練の時間は特に不足する体幹補強をしっかりとやっておきました。

そういえば今日たまたま昼休みに外を見てみるとトレーニングルームから男子選手が出てきました。放課後課外があると伝えに来たので「何故トレーニングルームにいるのか」と問いただすと「昼休みに補強をすることにしたので…」と言っていました。後で確認すると男子は前回のミーティングで話し合った時に自分達で昼休みに補強をすることを決めたようです。私は全くノータッチですから自分達の判断です。自分達が何をするべきかが何となく見えてきたのではないかと思います。やることが大切ではなく、何故やるのかをきちんと理解してできているのならかなり意味があると思います。限られた時間をどのように使うか。しっかりと考えてもらいたいものです。

午後は昨日よりもスタートが遅れて練習開始がすでに5時30分過ぎでした。時間が足りません。普段でもかなり時間を要しますから、いつもよりも1時間以上遅くなるというのはかなりの痛手です。仕方ありませんが…。少し練習内容を減らしてでも様々な動きの確認をしておきたかったので加速ドリルを実施しました。

私は1人自転車練習をすることになったのでそちらに付き添いました。暗くなるのが早いですから1人で離れた場所で練習をさせるわけにはいきません。下腿の痛みがある選手には昨年からかなりやらせていましたが、今年度は1度もやっていませんでした。400m系のラストにかなりの効果があると思っています。運動時間もちょうど60秒前後ですから400mのレースイメージにも使えます。女子にとって他のメンバーから1人だけ離れて練習をするというのは精神的にけっこうきます。加えて負荷がかなり高く普通の選手では途中で自分の弱さが出てきてしまうような練習です。この練習を1人で乗り越えることが出来るようになると本当に強くなります。
練習の最後のセットの時に3年生が見に来てくれました。この事が何を意味するのかをきちんと理解しなければいけないと思います。途中から一緒になって走っていました(笑)。それが刺激になったのかラストまで脚の動きが鈍りませんでした。昨年はラストの減速があり、そこで勝負を分けることが多かったですがこの部分をきちんと克服する練習をしておけば、走れるようになった時に大きな自信となります。全ては積み重ねです。

終わって学校に戻るとちょうどショートを走る所でした。走りの方は少し1歩目の投げ出しの角度が気になりました。腰も残り気味でしたからもう少ししっかりと意識して取り組んでいかなければいけませんね。スピード感としてはかなりあります。無理矢理スピードを上げようとしてガチガチになってしまう者もいたのでその辺りは話をして意識するポイントを変えさせました。それによりかなり動きが良くなっていきました。本人が最近本数が持たなくなっていたのもこの辺りに理由がある気がします。速く走ろうとし過ぎて楽に走ることが出来なくなっていた感じがあります。ガツガツ走るとやはりエネルギー効率が悪いので最後まで持ちませんからね。
女子で最もスピードがなかった者がここ最近かなり走れるようになってきています。今日の時点では女子で2番手でした。後半の強さはかなりのものですからスピードが上がればチーム内の上位に来る可能性もあります。多分、何故走れているのか本人は分かっていません。まだその日の勢いだけで走っている感じがあります。感覚が鋭いわけではありませんから特にこの辺りが課題になっていくと思います。ここが出来ればシーズンに入って「台風の目」となる可能性があります。明日以降の走りに期待しておきたいですね。

最後にウエイトを。身体作りを主体に置いていますからここははずせません。基礎筋力を上げていく事が将来の活躍につながります。とにかく時間が足りないですがやるしかありません。
時間が全く足りません。普段よりも1時間半遅く始まったらやはり足りません。その分終わる時間が遅くなってしまいます。できるだけ早くしようと思っていましたがなかなか上手くいきませんでした。もっと効率的にやっていかないといくません。選手は純粋に強くなろうとやっていますからそこを引き出せるようにもっと工夫して時間を作り出したいですね。

明日は走りたいと思っています。やるべきはきちんとやります。時間を作り、しっかりと負荷をかけていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検定課外始まる

2010-01-19 | 陸上競技
今週から検定課外が始まりました。商業系はかなりの正念場となります。ここが頑張りどころです。課外の関係で練習開始は普段より1時間以上遅くなります。仕方ありませんが様々な部分を省略しなければいけなくなります。

それを補うために朝練でサーキットとドリルを少しだけやりました。最近は重心の移動を意識していますから、基本的な動きの部分が崩れかけていました。もう一度しっかりとした脚運びを意識させたかったので朝やっておきました。午後にそこまで時間は取れませんからきちんと時間を使っておこうと。

午後はかなり暖かかったですね。今週前半はかなり温度が高くなるようですから練習はやりやすいと思います。こういう時に限って検定課外ですからついていません(笑)。練習自体はハードルを使った基本的なリズム練習(身体のコントロール)とハードル基本、1歩ハードルを実施しました。上手く身体を使うためにもこの手の練習は継続的にやっていかなければいけません。もともとこういう能力が高いわけでありませんから、1ヶ月くらいやっていなかったらまた最初の段階の動きに戻っていました…。ハードルを専門にやっているはずの者も動きが作れません。おいおい、って感じです(笑)。続けていくうちに少しずつ動きは戻ってきましたが時間がかかります。春先に400mHで戦うためにも感覚が鈍らないように継続してやっていく必要があります。

ハードルを使って練習しているうちに今やろうとしている動きを取り入れてみようと話しました。本当は最初の段階から重心の移動がポイントなのですが説明はしていませんでした。ハードルを脚だけで跳ぶのではなくきちんと身体を運んでいかなければ前には進めませんから。加えて接地のポジションをつかむ事を意識させています。身体が浮いても構わないのでしっかりと意識させたい部分を強調しています。

ハードル走をいつもやるようにしているのですが、今日はミニハードルで実施しました。上に抜ける動きではなく前方向にしっかりと進む動きをしたかったので。ここ最近かなりやっている動きですからある程度は出来るようになっています。ミニハードルを越えるときにしっかりと身体を運ぶ事を意識させていますから、ハードルドリルでやったことをそのままつなげていく事ができます。意識しやすいようですね。

最後にショートを数本走りました。周りが暗いのもあってかなり速く見えます(笑)。感覚的にはまずまずのようです。かなり動くようになってきているのですが納得しません。そういう気持ちも大切ですが、ある程度は自分で認めていくことも必要です。暗いから速く見えるのか本当に身体が動くのかは本人達の感覚に頼るところも出てきます。まー動いていると思うので問題はないですが。

まだ書きたいことがあったような気がするのですが…。思い出したらまた書きます(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする