kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

どれだけ自分の身体に目を向けることが出来るか?

2010-01-17 | 陸上競技
今日は朝から検定に向けての勉強会を実施しています。今週からは授業終了後に検定課外が実施されるため、練習時間が1時間以上短くなってしまいます。それだけの時間を使うのですからきちんと検定合格に向けて勉強していく必要があります。

女子は絶対参加にしていますが、2人ほどいません。これは自分で身体のケアと故障箇所の治療のために先にそちらに行くという理由です。勉強も大切、身体に目を向けることも大切、どちらもきちんとやらなければいけないのです。
勉強会を実施している時に男子が1人、勉強場所に来ました。これは骨盤調整をするための機械を使うためです。以前かなり厳しく話をして以来、やっと自分の身体に目を向けるようになってきました。ここがきちんと出来るようにならなければ絶対に練習が積めるようになりません。聞いてみると午後からはmatuzaki先生の所に行くと言うことでした。朝来ていない女子の1人も気功に行くということでした。さらにもう1人夕方予約を入れているようです。電車で行くことになるでしょうからかなりの費用がかかります。昨日も朝、無理を言って朝の7時半から見てもらっています。自分で判断して必要があるて思ったから行くのですから、それなりに意識レベルも上がってきていると思います。かなり迷惑をかけていますが…。

他にも整体に行くという者がいます。こちらも自分の判断です。基本的に強制的に行かせるようなことはしていません。自分で必要だと考えて家族と相談してからの行動です。特に冬期は練習量が増えていますから、痛みが出たり故障を起こしやすくなります。疲労回復のために様々な事をやっていく必要が出てきます。試合が近くなれば積極的に治療しようという気持ちが強くなりますが、冬期はすぐな試合があるわけではありませんからなかなか行動に移せない者が多くなります。その中で自分から動くというのはやるべき事が見えてきているからだと思いますね。

そういえば、前日女子は家庭で飲むためのプロテインを購入しました。身体作りのために自分が何をするべきかを考えています。本当ならもっと早くに飲むべきだったのかもしれませんが、試供品でもらったプロテインを分けて持って帰って飲んではいたようですが。
栄養に関してもかなり話をしてきました。練習終了後、家に帰るまでの時間がもったいない(身体作りのためのエネルギー補給が遅くなる)ので、おにぎりやゆで卵を家から持ってきておくと効果が高まると話してから数人はきちんとそれを実行に移しているようです。とにかく練習量に見合う身体作りが必要になってくると考えているからです。

いつも選手には「どうしたら良いのか」というヒントを与えます。練習内容にしても身体作りにしてもこちらが与えたものをどう理解して行動に移すかの問題です。ここに大きな差が出ると思っています。何度も話をしてきましたが、実際に行動に移して実践している選手は間違いなく力がついていきます。言われた事を純粋に実行に移せるというのは強くなるために非常に重要な要素だと思っています。

強くなるためには良い練習をする以外にはありません。良い練習をするためには練習が積める身体作りが必要となります。単純に何かをやるだけではなく全てはつながっていると思います。まずはきちんとした身体作り、そのための栄養摂取が重要です。しっかりと理解してもらいたいですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖かい中で走る

2010-01-17 | 陸上競技
土曜日、前の記事に書いたように午前中は講演会に参加したため練習は午後からとしました。多少風はありましたが前日と比べるとかなり暖かかったですね。これくらい暖かい日が続くと非常にやりやすいのですが。

練習は普段通りの流れで。サーキット、ラダー、ドリルの流れでやっていきました。ここまでの流れでかなりの時間を要しますし、練習負荷としてもかなりのものだと思います。よく考えなくても結構走っているんじゃないかという気もしています(笑)。木曜日、金曜日と短い距離とはいえ比較的(?)本数を多目に走っていますからそれなりに身体にダメージが残っていると思います。さすがに2日間と同じ動きのキレはありませんでしたが、ある程度高いレベルで動きが安定してきた気がしています。

話が若干それましたが、その後またも短い距離を何本か走りました。ドリルで終わっても意味がないのできちんと短い距離で走りに結びつけて起きたかったので。加えて150mを走る前にスピード刺激として120mを何本か走りました。最近短長はこのような形で120mや150mを走る機会があまりなかったので少しだけスピードを上げた状態での持続をしておきました。まずまず走れるようになってきている感じがありますね。

メインは150m。12月いっぱいはリレー形式でやっていましたが、1月に入ってからはRESTを短くしてある程度の本数を走るように切り替えました。単純に走るだけではなく練習の中で勝負をするという意識付けもしていきたいので競り合わせています。男子は競り合いをするほど選手がいません(笑)。短短と短長に分かれるためです。短短は少し力に差があるのでスタートをずらして競り合わせるようにしています。

女子に関しては400mHの2人がかなり走れるようになってきています。本数が増えてもある程度のスピードを維持できるようになってきました。力としては2人が少し抜けている感じがします。単純比較は出来ませんが、昨年の60秒を切った2人の1月の走りよりは数段上の感じを受けます。爆発的にスピードを出して乳酸が蓄積していく中でさらにスピードを維持する。動きが崩れないようになってきていますからこれをもっとレベルを上げていければインターハイ路線でかなり良いレースが出来るようになるのではないかと思います。

加えてスピードはそれほど高くありませんが後半のスピード持続が高い選手が2人数います。1本勝負の短い距離ではついていくだけで精一杯ですが距離が伸びたり本数が多くなるとかなりの強さを見せます。1人は今年は800mも視野に入れていますからこの手の練習でしっかりと積み重ねていく事が重要になっていくと思っています。

そして2人は不調…。まー焦る必要はありません。1人は原因がはっきりしていますからそこをどうするかだけです。選手自身に焦りがあるのは当然ですが、今速くても春先の一番大切な時に走れなければ意味がありません。そこまでに1つ1つ課題を克服していけば良いだけのこと。感覚的には悪くないようですからあとはバランスをどうするかだけです。出来ることを最大限にやっていければと思っています。

女子はマイルチームだと思っています。多分周りも(笑)。前の記事にも書きましたが、マイルで戦うためにチームを作っています。どれだけ100mが速くなってもそれが400mに結び付かなければ戦えません。4継も周りの批難に耐えながら出ますが(笑)、やはりマイルでチームを作りたいと思っています。もちろん、100mに適性がある選手が2人いれば4継も必死でやりますが(笑)。これからは少し長い距離の刺激も入れていきたいと思っています。全ては勝負がかかった時のためです。ひたすらそこに向けてやっていきます。

少しずつ上向いているのを感じています。とにかく身体のケアに目を向けてもらいたいですね。練習をやるだけではなききちんとそれに見合う身体の管理をしなければ本当にパンクしてしまいます。どれだけできるか。こちらも細心の注意を払っていかなければいけないと思います。強くなるためには良い練習をすることが必要となり、良い練習をするためには練習ができる身体を作る必要がある。しっかりと理解してもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする