kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

免許更新

2010-08-21 | 陸上競技
木曜日、金曜日と2日間に渡り教員免許更新講習が実施されました。1日6時間でトータル12時間、最後に試験までありますから1日が完全に潰れてしまいます。この事に関して細かいことを書こうと思えばいくらでも書けますが、書いていると近いうちに公務員のblogによる意見の公表が禁止されるだろうなと思うので我慢します。どちらにしても近い将来考え方を示したり、思想信条を公にし続けることに対しては何らかの制約がかかるのは間違いないと思います。そんな世の中です。

内容自体は「?」という部分もかなりあり、だからどうなんだと感じるものもありました。「とりあえずやる」というのが大事なんだなと改めて感じました。こういう機会がなければ全く教育に関して興味を持たない教師がいるのも事実なのかもしれません。そのためにやっているのかもしれませんが、形式的な研修というのがどれほど無意味なのかを強く感じさせられました。これら合宿等で「物事の本質」について真剣に話し合うほうが何倍も意味があり有意義だと思いますね。

今回は高校時代の恩師と一緒に研修を受けました。合宿の時にserai先生と高校時代の放置ぶりを笑いながら話していたのですがそのつながりがこんなに近い所で(笑)。takeshige先生という方ですが私が入学した時に同時に赴任されそれから今までいるので19年目だそうです。長い(笑)。
かなり縁があって入学した時は担任が入院していたので副担任だったtakeshige先生(旧姓は違いますが)が担任の代わりでした。加えて部活も副顧問でしたからよく試合に連れていってもらいました。中国大会は一度も正顧問が連れていってくれなかったのでtakeshige先生と一緒に行きました。中国大会に行ったら私だけ宿泊する部屋が無かったこと、雨の中で練習して熱を出して寝ていたこと、予選を通過して具合が悪く棄権したいと話したら「一生後悔するから絶対に走れ」と言われたことなどを当時を思い出しながら話しました。縁があって今は旦那さんと同じ職場で働かせてもらっています。むちゃくちゃ盛り上がりました(笑)。

研修と試験が終わってからアンケートを書くように言われました。今後の講習に生かすということでしたが、間違いなく書いても意味はないと感じました。これだけ多くの人が不満を抱いているのに何も改善されないし議論にもあがらない。師事している方がよく言われますが「医師免許の更新制度はないのか」という部分にこの制度の無意味さが浮き彫りになります。政治的な力が大きく働いているのです。まー言っても仕方ないのでいいませんが。命に関わる部分がかなり疎かになっていて医師の技量により救える命が救えないという状況があることをどう考えるのか?多くの人間が声を大にして叫んだところでどうにもならないのです。
アンケートの自由記述欄は大学が独自に設けているということでした。こちらからの意見はどちらにしても国には届かないのです。「講習をやった」ことに意味があるのです。最も私が嫌いなパターンですね。書かずにすぐに帰路につきました。土曜日から中国選手権です。練習開始をかなり後ろにずらしていましたから走りの状態を把握するために急ぎました。こういう時間は削られていっています。何が大切なのか?研修も必要だと思いますが、やるなら充実したものにするほうが効果が上がります。その辺りをきちんと考えてもらいたいですね。

座りっぱなしでかなり疲労しました。思うことはかなりありますが我慢します。書きたいことの2割くらいしか書けないですね。
コメント
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