kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

徳山支部新人

2010-08-26 | 陸上競技
火曜日、徳山支部の新人戦でした。先週は合宿もありましたし、女子はほとんど休みなく練習をしてからの大会でしたから記録的なものは全く期待していませんでした。こういう条件の中でどれだけ戦おうとする気迫が出てくるかです。

準備の段階でかなり動きが遅くイライラしました。他校と比べると圧倒的に動いていると自負していますが、目指しているのは「他の学校よりいい」という部分ではありません。気がついて自ら動くという部分が出来なければ意味はないのです。「今までと比べたら…」というつもりはありません。全ては積み重ねです。大会運営を手伝うのは当然。言われて動くようでは話にはなりません。まだまだ不満が残ります。

短距離は男子4人、女子4人しかいません。どちらもリレーを組むギリギリのラインです。今までもかなり勘違いされていましたが、うちは選手の数は圧倒的に少ないです。それでも戦えるて思っています。人数ではなく選手の意識・意欲の問題です。まーまだ足りませんが。

男子は100mと200mでkitamuraが優勝。11秒3と22秒7でした。中学時代は12秒2、24秒2がベストですからかなり強くなっていると思います。出来すぎかなと思う部分もありますが来年の総体路線での光が見えてきました。shinも100mと200mに出場しましたが100mは何故か12秒かかってしまいました。最近の調子であれば間違いなく11秒6位は出るはずです。手動計時ですから…。200mは決勝で24秒0で5位に入りましたがもの足りません。この子の成長がチームとしての本当の成長だと思います。
ハードルはfujinoが2種目で勝ちました。15秒8と59秒1でした。110mHは1台目を引っかけてスピードに乗れませんでしたがその後は持ち直しました。まずまずです。400mH、練習は全くやっていません(笑)。それでも6台目まで15歩でカバーしました。まだ400mの走力が足りませんが非常に面白いと思っています。来年は2種目でインターハイを狙わせたいですね。

リレーはこの3人にikedaを加えて組みました。入学当初は100mが17秒近くかかっていましたが今は100mで13秒1まで走れるようになってきました。この子の最初の走力を知っている人がいたらかなり驚くと思いますね。しかし、リレーはそんなに甘くはありません。バトンミスがありながらも3走まではかなり競ってきました。しかし、アンカーだけで15m以上離されたでしょうか。ここをなんとかしないと来年4継では戦えません。大きい身体を動かすために筋力をかなり上げないと無理です。

男子は比較的順調に強くなってきているかなと感じています。が、まだまだ視野が狭い。自分のことだけしか出来ないという部分が多く見られます。とにかくおとなしい。ここが変わらない限りはもう一回り強くなるのは不可能ですね。どこまで変われるか?そこにかかっています。

また書きます。
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中国選手権終わる

2010-08-26 | 陸上競技
日曜日、中国選手権がありました。宿泊場所が全国中学水泳のため市内に確保が難しかったのでユースホステルに泊まりました。安いですし、女子6人は同じ部屋でしたから問題はありませんでした。私は見知らぬ人と同部屋。気を使います。土曜日は9時過ぎには寝ました。寝るのが一番ですから。

日曜日は移動にそれほど時間がかからなかったので比較的気が楽でした。マイル予選は10時からで、開門が7時半、サブトラックもその時間まで入れませんでした。3年生も走るので予選通過はそれほど難しくないと考えていました。それでもきちんとアップをしてから臨む必要があります。
このトラック、ショートスプリント系には非常に記録が出やすい競技場です。しかし400m系には前半の向かい風が強すぎます。記録は狙えないと分かっていましたからまずは順位を狙うことを最優先する必要がありました。記録よりも勝負です。

タイム予選だったので4分前半で通過するだろうと予測していました。他の組にかなり強いチームがいて実力的には3分54秒を切るくらいだったのですが、予選と200mの兼ね合いのため強い2人を使っていませんでした。そのチーム、予選で2走がオープンになることに気付かなかったためずっと4レーンくらいを走り続けていました。最後の直線で気づいたようですが1秒以上のロスがあります。結果的に9番目となり決勝に残れませんでした。強いチームでもこのような事が起きる。気を付けないといけません。
うちは前半からそれなりに流れに乗り4分2秒4で組の1位でした。まー無難な所です。

決勝は最近の調子から見てメンバーを入れ換えました。走らせようと思っていた者が若干体調が悪かったので走れそうだと思った者を使いました。しかし、1走で前半から遅れ流れに乗れませんでした。ホームストレートに入った時には他チームに完全に置いていかれていました。1走の400ラップで63秒…、致命的です。なぜ同じことを繰り返すのか。分かりません…。
2走がその遅れを取り戻す激走をしてくれました。最初から怖がらず前だけを追い続ける。やはり安定して力を発揮する事ができる者は周りからも信頼されます。一気に2位まで上がりましたが、最初の遅れを取り戻せることはなく第2集団での争いとなりました。3走はスピードが無いので前半で追い付かれて4位争いになりましたが、ラスト150mから力の差を見せてくれて3位以降を15mくらい引き離しました。ここ最近のレースではそこまで走れていませんでしたがこういう時に力を出せるというのはすごいことだと思います。
アンカーはその差を守ることだけ。こちらもバックストレートで一気に追い付かれました。15m差ですから相手はかなりのオーバーペースで入ってきています。抜かれましたが付いていって付いていって最後の50mでスパートをかけて勝負あり。僅差でしたがなんとか4分01秒6で2位となりました。インターハイ路線での悔しさは晴らせませんが、目標としといた3位以内に入ることができました。

3年生はやりきれなかった想いを抱えてやってきました。今回の中国でも様々な想いがあったと思います。一応ここで一区切りです。県体まで続ける者もいますがこれからは自分達の判断です。モチベーションの問題もあると思うので難しい部分はあると思いますが、やるからには全力で取り組んでもらいたいと。私自身うまく表現できない部分がありますが…。これも気持ちの整理がついてからですね。

また書きます。
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