kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ウエイト&プレート歩行

2011-03-03 | 陸上競技
木曜日、学年末考査3日目。この日を乗り越えればある程度大丈夫です。もうひとがんばりという感じですね。とにかく勉強時間の確保を最優先。練習を1時間で終わらせるように工夫しました。テスト週間に入りかなり練習量を落としていますから、少しずつシーズンインに向けての準備段階に入っていかなければいけません。筋肉の疲労は抜けてきていると思いますが、精神的疲労がかなり蓄積しているはずです(笑)。辛抱するときです。

練習自体はウエイトとプレート歩行にしました。これだけで十分な負荷です。この3週間くらいはスクワットに注目して見ています。esaki先生から「浅い」と指摘を受けしっかりとした負荷をかけていく必要性を感じていますから、意識をさせていかなければいけません。意識をさせ始めてからはかなり深く曲げるようになりました。ウエイトはほぼ任せているところがありましたからやはりきちんとみていかないといけないですね。たった3種目、されど3種目。大事なことです。主動筋である大きな筋群はなかなか鍛えることができません。普段の練習でも強化はできていると思いますが、体幹部分のトレーニングを重視していますからきちんとした負荷をかけていきたいですね。

プレート歩行は軸を作るだけではなくきちんと重心を進める意識を持たせました。同じときに他の部がプレート歩行もどきをやっていたのですが、完全に意味がありません。失礼かもしれませんが「形だけ」だと思いました。本来目的とする動きが何かを考えないといけません。やることが大事なのではなく目的が明確であるかどうかが大事なのです。もう一度選手には確認をしました。足だけの動きではなく身体の中心から前に進めていく意識です。動かしながら身体がぶれないように保つ。この中で必要な軸であったり、体幹の筋群が強化できるのです。これからシーズンに入っていくためにも「身体を前に進める」という意識をもっと持たせていきたいと思いました。手足がどれだけ早く動いてもそこで勝負をするわけではありません。体幹をしっかりと進めていく。この感覚が大事です。

この日は寒かったので声をしっかりと出すように指示しました。勉強疲れもあるでしょうが、こういうときこそ元気を出さないといけません。なぜか数人は半そでで練習をしていました。あきらかに寒いだろうと思っていましたが本人達がいいならいいかなと(笑)。比較的声が出るようになってきましたが、もっともっと練習の雰囲気を盛り上げてもらいたいですね。こういう部分が大きな成長につながると思いますし、選手同士のつながりが生まれると考えます。しっかりとやらなければいけません。

練習終了後、かなりの時間を要する業務がありました。とにかく時間がかかる。労力というよりは時間がかかるのです。万が一のことがあるのその場を離れることはできません。ということで付きっ切りで作業。あまりにも時間をもてあますのでひたすら陸上のことを考えていました(笑)。ここ最近の課題であるリレーやスタート局面についてあーでもない、こうでもないと考え続けました。実際に自分で身体を動かしみたり(笑)。コンピュータルームで走ってました(笑)。で、感覚的なことが気になったので勉強している選手を1人呼び出して確認。30分くらいは問答をしながら考えました。スタートの動きでかなり気になっている部分があったのですが、その理由は・・・という感じです。意味を説明しながら本人の感覚とすり合わせていきました。ショートすプリントで勝負しようと思うとこの部分は避けては通れません。今までやっていたことが悪いというのではなく、もっと感覚的に合うものがないかという感じです。基本的なことを変えるつもりはありません。少しずつ合わせていきたいと思っています。これまで少し気になっていた部分がどう改善できるか。

ある意味有意義な時間でした(笑)。
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短時間での負荷

2011-03-03 | 陸上競技
水曜日、学年末考査2日目でした。前日は卒業式があったので朝の時間に軽い運動とウエイトだけ実施していました。放課後は勉強すればいいという感じで(笑)。最低限のことだけやっておいたので、水曜日は不足分を補うことにしました。なんだかなんだいってもテスト週間ですから長時間はできません。最大で1時間程度かなと。

サーキットをやってからシャフト補強。いつもの身体作りメニューの不足分を実施しました。先週の暖かさがウソのように風が強くなり、肌寒い感じでした。数日間まったく走っていなかったので走っておきたいという気持ちがありました。ドリル等をやっていても身体は温まりませんからひたすら身体を動かすということで温めました。見ていると動きが雑になりつつあるなと感じました。早く終わらせようというわけではありませんが、角度が浅くなったりキツくて止まってしまうというのが多々見受けられました。今回は細かく言わず全体的に投げかけるようにいいましたが、本人たちが自分できちんとできるようにならなければいけません。

走練習は短時間でしっかりと負荷がかかるようにしました。折り返し走のアレンジです。距離設定と休息時間を変えていきました。不完全休息の中での走練習ですからかなりきついと思います。こちらも細かくは言いませんでした。前日に3年生が色々と話をしてくれました。これを聞いて本人達が何を感じ取ってくれたかです。「走るだけ」では練習の効果は上がりません。数日間走っていないとはいえある程度の気持ちがあれば走れます。こういう自分と向き合うような練習を見ると各自の取り組む意識が見えてきます。きついのは当然です。そういう練習ですから。しかし、本当に強くなりたいと思えば最後の1歩まで集中できるはずです。卒業式のblogにも書きましたが、やはり「こちらが求める」レベルのことをしっかりと理解して行動してくれるかで大きな差になります。一生懸命走っているのはこちらにも伝わります。が、もうワンランク上の気迫が欲しい。それなりに強くなるというのではダメなのです。本気で取り組んでいって最大限の結果を出すという部分ができて初めて多くのことを感じ取れるようになるのです。

走り終わった後数人は倒れこんでいました。それだけの負荷をかけているから分からないでもないですね。その中でも特別落ち込んでいる者がいたのでどうしたのかと尋ねました。前日に卒業生から手紙をもらって「自分がやるんだ」という気持ちになって臨んだのに苦しくなってきてからは声が出せなかった・・・、情けないということでした。この部分は大きく評価できると感じています。やろうと思ったことが大事。そして、できなくて悔しいと感じることが大事。何度も何度もチャレンジしていって大きく成長するのです。短い時間の中で心が動くというのは大きなことです。卒業生がどのようなメッセージを送ったかは分かりません。私が知る必要はないと思っています。選手同士で何かしら引き継いでいくというのが大事。これが一時的なものではなく本物になっていくことを期待したいですね。

かなり走りました。とはいっても運動時間は10分程度ではなかったかと思います。ほとんど休まず走っていますからきついでしょうね。最低限の練習はできたと思います。まずまずです。
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