kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基礎練習&スピード

2011-03-31 | 陸上競技
水曜日、若干体調が戻りましたが全快とまではいきません。かなり身体と心が重い状態でした。それでもやらないといけない練習をきちんとやらないといけません。

練習は基礎的な部分から入りました。合宿等が重なったため細かい動きを見ることが出来ていませんでした。少し時間をかけて動きの修正をしておく必要があると感じました。新1年生にも基礎的な部分を身に付けさせないといけません。上級生をゆっくり見ないといけませんが、どうしても全く出来ない新1年生の動きに目がいってしまいます。これでは良くないのですが…。

久々に動きの確認のためにタイミングを合わせながらウインドスプリントをしました。普段はほとんどゆっくりとした動きをする事はありません。合宿中に明らかに力みが見られ力の方向がズレている感じがしたので。無理矢理動かしている間は絶対にスピードが上がりませんから。

ここまで見て、学校から呼び出しの電話がかかってきたため練習は選手に任せました。短い距離を走らせようと思っていたので指示だけ出しました。40分程度の時間を取られてしまいました。戻ってきた時にはショートが終わっていました。全く見れず…。仕方ないですが。
そのままバトン走をすることにしました。選手の頭にどれだけリレーで戦うというイメージがあるのかは分かりませんが、一応私にはありました。その部分は外せないですが、そこまで選手が考えているかどうかは分かりません。もっと前面にその部分が出てこない限り戦うのは厳しいですね。中国大会の予選落ちで終わってしまいそうな雰囲気があります。戦うための表情になっていません。

最後に短短は120m、短長は200m+120m+120mを走りました。120mは数本新1年生にも走らせました。全体的に120mはそれなりのスピードで走れていました。新1年生はまだまだですが。女子はマイルも視野に入れていますから一応200m。本人たちが意識しているのであればこの辺りの走りがきちんと走れなければいけません。プラスの120mまで走れて初めて意味が出てきます。

見ていてやはり集中力が不足している感じがしますね。鬼気迫る雰囲気は出てきません。それは本人達が何がなんでも強くなろうという目標意識が不足しているからだと思います。それなりに練習をしている間はやはり強くはなりません。この状態では…。中心となる選手達が中国合宿に参加して何を感じ取ってきたのかです。それが練習に出ません。出ないというのは何も感じていないのかもしれません。こちらの気持ちを強く動かすような雰囲気が出てくれば戦えるようになるのですが…。

終わってから学校に戻ってマッサージをさせました。全体的に身体が硬くなっていました。このままでは故障してしまいます。その前にきちんと対処しなければいけないのです。硬くなっている筋肉を無理矢理伸ばすと痛みが出ます。だからそれをゆるめる。故障をしてからでは遅すぎます。ここに関しても言い続けています。どこまで真剣に聞いてくれているのでしょうか。

少し甘さが目立ってきています。自分でやるんだという意識がない。考えないといけません。本当に指導者を必要としているのか?やりたいようにやるだけで強くなれるなら誰も苦労しません。考えなければいけないと強く感じています。

もどかしい。
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練習再開

2011-03-31 | 陸上競技
火曜日、かなり疲労困憊でした。前日までの疲れとテンションが下がる事が重なっていたため限界に近い状態でした。とはいえ残していた選手と新1年生の練習は見ないといけません。ギリギリのラインでした。

練習は身体作りのみ。色々と考えて上級生はウエイトをスピードウエイトに切り替えました。冬季でかなり筋肥大したためこれ以上大きくなるのは目的とは違ってきます。速く動かす事に意識を置いて取り組ませたいと思っています。重くなってしまって走れない状態になるのは避けたいですから。最近筋力が上がってきた関係でパワーに頼ってしまう部分が見受けられました。無理矢理動かして進もうとしてしまうためスムーズに走れない感じがありました。ここはちょっと気掛かりだったので維持というか動きにポイントを置いていきたいと考えています。

基本的なメニューの繰り返しです。新1年生はまだまだ筋力が足りません。当然ですが。まだフォームが固まっていないですから優先事項はそちらだと思います。見ていると上級生が指導に入っていたのですが、その上級生が話をしたりしてグダグタしている感じがありました。通常であれば2時間半程度で終わるはずのメニューに3時間以上かかってしまいました。集中力が明らかに不足しています。特に前日まで一生懸命に取り組む姿を目の当たりにしていましたからこれが更に目につきました。

今のままでは間違いなく崩壊してしまいます。ここ数年間、県内である程度の地位を固めてきましたがこの状態が続けば普通のチームに成り下がってしまいまし。かなりの危機感を感じています。個々の競技力は高まっているかもしれませんが、それに見合う「心」が足りていません。この状態では勝ったとしても意味はありません。競技力に見合う「心」があって初めて目標を目指していけるのです。

あまりの疲労感のため詳しい話を覚えていません。悲しい気持ちが大きかったのだけは確かです。何かをしなければ変わりません。どこを目指すのかをもっと考えさせないといけません。本当に疲れていました…。
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上がらないモチベーション

2011-03-31 | 陸上競技
全くモチベーションが上がってきません。ここ2年間本当に良いチームができていました。自分達から「強くなってやろう」という気持ちが出ていて指導する私の方がエネルギーをもらえる。この子達のためにやってやらないといけない、やりたいと思う自分がいました。同じ事を伝えてきても変わらない者もいる。その中でどうやって競技指導・生活指導をしていくのが良いのか見えない部分が出てきました。

中国合宿で久々に指導していて楽しいと思える状況がありました。自分達が「強くなりたい」という気持ちを前面に出して積極的に取り組む。覚悟を持って競技に取り組んでいる姿が目に映りました。女子は髪を短く切って、練習はショートタイツで走る姿を見かけました。以前、県外の合宿に参加したときにうちの選手がその姿を目の当たりにして「このままでは勝てない」と感じ、自分達から行動を変えていきました。これを感じ取るための県外の合宿だと思います。単に実力を図るためだけではない。「走力」だけを比べても意味がないのです。練習では全力で走っていない者もいるでしょうから
自分の取り組む姿勢を強豪校と言われる学校の選手と比べることで、足りないものを感じ取って自分を変えていく。これが非常に重要だと思います。これは教えて出来るものではない。自分が目の前のライバル達を見て何を感じ取るかだと。何も感じ取れないのであれば一緒に練習した意味はなくなってしまいます。

合宿が終わり、私自身が色々な面で疲れ果てている感じがします。また初歩的な取り組み方から話をしていかなければいけないのか。何度同じ話をすれば伝わるのか。いつになったら「本気」になるのか。実際の所は「待つ」しかありません。それ以外には方法はないのです。しかし時間は限られています。「本気」になれば自分から行動に移します。指導者に言われてから何かするのではなく、自分で「~したいのだがどうか?」と聞いてくるようになります。もっと自分を高めるために何をしないといけないのかを考えるようになるからです。

「強くなりたい」と本当に思っている選手達を目の当たりにして、今のままでは戦えないなと強く感じました。体重管理にして同様。私が言い続けても結局増える。付きっきりでやらせるわけにはいきません。本当に勝負したいのであれば自分自身で行動を変えていくしかないのです。私自身のモチベーションが上がってこないのは間違いありません。多くのことが重なり合って今の状況になっている。

やるのは選手です。そこを引き上げるのは指導者。指導者がやらなければ変わらないのかもしれません。かなり話をしてきました。それでも全体の雰囲気は「勝負をする」という風に大きく変わったとは思えません。私のモチベーションを上げることができるのか。戦おうという気になれるのか。ちょっと厳しいですね・・・。
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