月曜日、合宿最終日でした。色々と思うことがあって日曜日はほとんど眠ることができませんでした。合宿中だというのはもちろん分かっています。私は人と人とのつながりを大切にしたいとずっと思っています。他者を傷つけたりするのは嫌です。私が他者から批難されたり、否定されたりするのは私が我慢すれば済むことです。私の「想い」は書きません。
練習は短時間でしかできません。そのため細かい技術練習は避けました。本当はしっかりとやる方が良いのかもしれませんが、これだけ意欲的な選手が集まっているので互いにライバル心むき出しの練習をさせたいと思いました。その前に全体を集めて話をしました。
私が思ったこと、感じたことを素直に伝えました。かなり嫌な事があった。上手くは言えないが本当にテンションが下がった。しかし、この合宿では本当に全員が一生懸命にやってくれる。強くなりたいという「想い」が伝わってくる。みんなのお陰で「指導をしたい」と思える。本当にありがたい。以前、中国合宿を指導させてもらった事があるが中には手を抜いてしまう選手がたくさんいた。これだけ意識の高いメンバーが集まって練習ができて本当に嬉しい。素直にそう思いました。
だからこそ最後の練習は自分の持っている力を全て出し切る練習にしてもらいたい。力を出し切ることが必ず次のステップにつながると感じたので。メニューは250m+150m+120m。最近の短長メニューです。これは最初の250mを後先考えずに全力で走れないと意味がありません。最後に力を残すような走りは見たくありませんから。女子は基本的に守りに入ります。全ての力を使い果たしてしまうのを本能的に避けてしまうからです。そこを乗り越えるのは本人の「強くなりたい」という「想い」です。「想い」が肉体を越えることができれば怖がらずに力を使い果たすことができます。そこからの150mと120mに大きな意味があるのです。このメンバーなら必ず出来ると思いました。技術的な部分は前半2日間で伝えてきました。後半の2日間は今持っている「想い」を更に強くしてもらいたいと。本当に良い表情で話を聞いていました。これなら最初から走れるという確信を獲ることができました。
スタート前にもう一度、ライバル達の存在を意識させました。6月にはこの山口でインターハイを賭けた勝負をします。その時に「この人には勝てない」と思わせることができるかどうかが。勝てなくても離れずに付いていって粘ることで相手に嫌な印象を持たせることができる。それができる最後のチャンスです。絶対に勝つんだという気持ちで走ってもらいたいと伝えました。
実際の練習は本当に良く走ってくれました。誰一人として怖がることなく、スピードをゆるめることなく全力で最初から走りました。疲労もあったでしょう。それでも先の事を考えずに一生懸命に走りました。見ていて心動かされる走りでしたね。1セット終わった後に全員が倒れ込んでいました。倒れたから良い練習だとは思いません。周りの雰囲気で倒れ込む女子選手はかなりいますから。しかし、今回は最後までスピードをゆるめずに走った結果倒れ込んでいました。力を使い果たす練習ができていると感じました。
そこで止めずにもう1セット。スピードレベルが近い者を集めました。これにより更に競争意識が高まりました。本当に強いなと感じさせる走りをしていました。女子でここまで力を使えるのであれば絶対に強くなります。本当に面白いですね。
疲れ果てているというのは分かっていましたが最後に補強をしました。今度は全体で出来るような補強を。ライバルの存在と支え合いながらやっていくことで次につながる練習の終わり方が出来ると思ったので。キツくても大きな声を出し、明るい雰囲気で練習をする事で最後まで手を抜かず取り組める。雰囲気作りができれば必ず良い練習ができます。他のパートから注目を浴びるくらいの声を出して終わろうと話しましたが、本当に大きな声を出して取り組んでいました。
最後に感謝の言葉を伝えました。一生懸命取り組んでくれる姿を見て私自身、もっとしっかりと指導をしないといけないなと感じさせてもらいました。今から3ヶ月後には中国大会があります。あっという間です。与えられた時間は限られています。その時間をどう使うかは本人達の意識次第。技術的なモノを修正しなければいけないと感じたら必死に意識して取り組むしかありません。やるのは全て自分自身です。身体作りも一緒。自分がやっていけば必ず強くなる。3ヶ月後、どんな自分になっているかです。
今回のメンバーの中から間違いなくインターハイ選手が出ます。ランキング1番はこの合宿には来ていません。限られた枠を争うのです。練習をしていて苦しくなったら「あの人はもっとやっているかもしれない」と思って努力してもらいたい。それができるライバルがいます。負けたくないならやるしかありません。この子達の表情を見ているときっと強くなるんだろうなと感じました。全員がこの山口に来て最高の走りをしてもらいたいと最後に伝えました。
合宿でここまでの踏み入った話をするのが相応しいかどうかは分かりません。避難を受ける部分があるかもしれません。しかし、この合宿がきっかけで「心」が更に成長して強くなる可能性があると思いました。それだけ高い意識で練習が出来たからです。技術的な部分もある程度は指導できましたが、もうワンランク上の取り組みにするきっかけを与えることが出来たのではないかと思います。これから3ヶ月、指導してくださる先生の指導を信じて一生懸命に取り組んでもらいたいと最後に伝えて終わりました。
私自身、かなり刺激を受けました。こういう気持ちにさせてくれた合宿参加選手に感謝したいと思います。ありがとう。テンションが上がらない部分は残りますが自分にできることを精一杯、全力でやっていきたいと思います。感謝。
練習は短時間でしかできません。そのため細かい技術練習は避けました。本当はしっかりとやる方が良いのかもしれませんが、これだけ意欲的な選手が集まっているので互いにライバル心むき出しの練習をさせたいと思いました。その前に全体を集めて話をしました。
私が思ったこと、感じたことを素直に伝えました。かなり嫌な事があった。上手くは言えないが本当にテンションが下がった。しかし、この合宿では本当に全員が一生懸命にやってくれる。強くなりたいという「想い」が伝わってくる。みんなのお陰で「指導をしたい」と思える。本当にありがたい。以前、中国合宿を指導させてもらった事があるが中には手を抜いてしまう選手がたくさんいた。これだけ意識の高いメンバーが集まって練習ができて本当に嬉しい。素直にそう思いました。
だからこそ最後の練習は自分の持っている力を全て出し切る練習にしてもらいたい。力を出し切ることが必ず次のステップにつながると感じたので。メニューは250m+150m+120m。最近の短長メニューです。これは最初の250mを後先考えずに全力で走れないと意味がありません。最後に力を残すような走りは見たくありませんから。女子は基本的に守りに入ります。全ての力を使い果たしてしまうのを本能的に避けてしまうからです。そこを乗り越えるのは本人の「強くなりたい」という「想い」です。「想い」が肉体を越えることができれば怖がらずに力を使い果たすことができます。そこからの150mと120mに大きな意味があるのです。このメンバーなら必ず出来ると思いました。技術的な部分は前半2日間で伝えてきました。後半の2日間は今持っている「想い」を更に強くしてもらいたいと。本当に良い表情で話を聞いていました。これなら最初から走れるという確信を獲ることができました。
スタート前にもう一度、ライバル達の存在を意識させました。6月にはこの山口でインターハイを賭けた勝負をします。その時に「この人には勝てない」と思わせることができるかどうかが。勝てなくても離れずに付いていって粘ることで相手に嫌な印象を持たせることができる。それができる最後のチャンスです。絶対に勝つんだという気持ちで走ってもらいたいと伝えました。
実際の練習は本当に良く走ってくれました。誰一人として怖がることなく、スピードをゆるめることなく全力で最初から走りました。疲労もあったでしょう。それでも先の事を考えずに一生懸命に走りました。見ていて心動かされる走りでしたね。1セット終わった後に全員が倒れ込んでいました。倒れたから良い練習だとは思いません。周りの雰囲気で倒れ込む女子選手はかなりいますから。しかし、今回は最後までスピードをゆるめずに走った結果倒れ込んでいました。力を使い果たす練習ができていると感じました。
そこで止めずにもう1セット。スピードレベルが近い者を集めました。これにより更に競争意識が高まりました。本当に強いなと感じさせる走りをしていました。女子でここまで力を使えるのであれば絶対に強くなります。本当に面白いですね。
疲れ果てているというのは分かっていましたが最後に補強をしました。今度は全体で出来るような補強を。ライバルの存在と支え合いながらやっていくことで次につながる練習の終わり方が出来ると思ったので。キツくても大きな声を出し、明るい雰囲気で練習をする事で最後まで手を抜かず取り組める。雰囲気作りができれば必ず良い練習ができます。他のパートから注目を浴びるくらいの声を出して終わろうと話しましたが、本当に大きな声を出して取り組んでいました。
最後に感謝の言葉を伝えました。一生懸命取り組んでくれる姿を見て私自身、もっとしっかりと指導をしないといけないなと感じさせてもらいました。今から3ヶ月後には中国大会があります。あっという間です。与えられた時間は限られています。その時間をどう使うかは本人達の意識次第。技術的なモノを修正しなければいけないと感じたら必死に意識して取り組むしかありません。やるのは全て自分自身です。身体作りも一緒。自分がやっていけば必ず強くなる。3ヶ月後、どんな自分になっているかです。
今回のメンバーの中から間違いなくインターハイ選手が出ます。ランキング1番はこの合宿には来ていません。限られた枠を争うのです。練習をしていて苦しくなったら「あの人はもっとやっているかもしれない」と思って努力してもらいたい。それができるライバルがいます。負けたくないならやるしかありません。この子達の表情を見ているときっと強くなるんだろうなと感じました。全員がこの山口に来て最高の走りをしてもらいたいと最後に伝えました。
合宿でここまでの踏み入った話をするのが相応しいかどうかは分かりません。避難を受ける部分があるかもしれません。しかし、この合宿がきっかけで「心」が更に成長して強くなる可能性があると思いました。それだけ高い意識で練習が出来たからです。技術的な部分もある程度は指導できましたが、もうワンランク上の取り組みにするきっかけを与えることが出来たのではないかと思います。これから3ヶ月、指導してくださる先生の指導を信じて一生懸命に取り組んでもらいたいと最後に伝えて終わりました。
私自身、かなり刺激を受けました。こういう気持ちにさせてくれた合宿参加選手に感謝したいと思います。ありがとう。テンションが上がらない部分は残りますが自分にできることを精一杯、全力でやっていきたいと思います。感謝。