kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今年も終わり

2012-12-31 | 陸上競技
2012年が終わろうとしています。この一年は私にとって大きな年だったと思います。今後の人生を大きく左右するような出来事がたくさんありました。一つ一つ振り返りはしませんが貴重な経験ができたと思っています。

競技に関しては思うような結果が残せませんでした。一年前に戻れるならもっと冷静に対応できたのかもしれないと思います。しかし、過去には戻れません。私も選手も視野が狭くなっていて本当にやらなければいけない事などを見失っていました。本当に悔しい日々を送りました。選手にとっては一生に一度の事ですが、私にとっても同じ。「悔しい」で終わらせるのではなく今後の指導や競技に生かしていかなければいけません。立ち止まることはできないというのも今年何度も感じた事でした。

これにより今まで以上に真剣に競技について考えるようになりました。特に冬期に入ってからは毎日が勉強でした。来年本当に勝負をするためには今のままでは絶対に無理です。師匠にヒントをもらったりしながらひたすら前を向いた進めていきたいと思っています。12月に入り大きな刺激をもらいながら進んでいます。来年に向けて自分自身が成長していかなければいけないと思っています。

クラスの生徒と、も多くの時間を共有する事ができました。今までの生徒とは少し関わり方が変わって来たかなと思っています。何が変わったかは分かりませんが(笑)。全力で物事に取り組んでもらいたいというのは以前からの強い想いですが、今の生徒は私が思っている以上に全力でやってくれました。この子達の成長を一番近くで見る事ができたというのは本当に幸せだと思いますね。この子達と一緒に過ごせるのはあと数ヶ月。実際に学校に来るのは30日を切っています。少しでも多くの時間を共有できたらと思います。

来年、私も大きく成長して色々な場面で勝負ができたらと思います。今のポジションに落ち着くことなくもっと上を目指したい。誰よりも真剣に誰よりも一生懸命になれたらかと思います。

多くの人に支えられ、多くの人から刺激をもらい、多くの人に生かされていると感じることができた一年間でした。心から感謝したいと思います。この一年間に出会った全ての人に感謝します。本当にありがとうございました。

また地道にやって行きます。blogを更新することで原点に帰れる気がしています。応援してもらえることを大切にしながらやっていきます。来年もよろしくお願いします。
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同窓会

2012-12-31 | 陸上競技
土曜日、練習納めでした。かなり長引いて17時半までかかりました。この日は3年前に担任をした生徒が集まって同窓会をすることになっていました。この集合時間が18時15分(笑)。めちゃくちゃギリギリです。急いで帰って次の行動に移りました。

半年くらい前に今のクラスの生徒が就職試験を受ける職場の話を聞こうということで一緒に食事をしました。この時勢いで年末に同窓会をしようという話になって取りまと役を勝手に決めて幹事を任せました。卒業して数年経つので全員に連絡が回るのは難しかったのではないかと思います。

結局10人くらい集まりました。部活の集まりなども同じ日程で行われていたり、仕事の関係で集まることができませんでした。数人は結婚をしていますし、子供がいるところもいます。なかなか集まるというのは簡単ではありません。県外で生活をしている子もいるので10人集まれただけでも良かったなと思います。また、副担任も来てくれました。

久々に再開したのですがすぐに当時の雰囲気に戻りました。21歳になっていますから見た目は大人の女性になっていますが、話をすると高校時代とまったく変わりません。2時間程度の集まりでしたが本当に中身の濃い時間となりました。Facebookにはその様子を載せましたがblogでは避けておきます。私の印象が崩れると困るので(笑)。

来てくれた生徒も本当に楽しそうにしてくれていました。この様子を見るというのがすごく嬉しかったですね。自分自身が楽しいというだけでなくみんなが集まることでその場が楽しくなるというのは本当に良いことだと思います。先日部活の忘年会をやった時に来ていた者も2人いましたが、部活とは全く違う雰囲気で話ができました。八重歯の話で盛り上がりました(笑)。このノリにみんなが乗っかってめちゃくちゃ楽しくなりました。お互いに遠慮がないですから(笑)。

終わってから来れなかった子が顔を見せに来てくれました。「覚えていますか??」と言われましたが忘れるはずがありません(笑)。職場の忘年会と重なっていたようですが最後抜けて会いに来てくれたということでした。幸せですね。

私はひたすらおっさんになっていきますが、この子達と会うと若返る気がします。来年以降も継続的に集まろうという話になりました。いつがみんなが集まりやすいかは分かりませんが毎年近況報告ができると良いですね。本当にみんなが楽しそうにしていました。 もう数年したら多くの生徒が結婚していき母親となり集まりにくくなるかもしれません。可能な限り集まっていけたらと思います。そしてそういう場に呼んでもらえるというのは今の仕事をしていて本当に良かったと改めて思います。幸せです。

卒業生達は更にカラオケに行きましたがおっさんは帰宅。来て欲しいとかなり言われましたが、後はみんなで色々な話をしてもらいたいなと思って退散。私がいても全く気を使うことはないと思いますがやっぱりね(笑)。後でその様子が送られて来ました。楽しそうで私も楽しくなりました。

これで今年の大きなイベントは全て終了。色々と経験させてもらえた事に感謝したいですね。楽しい時間でした。感謝。
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今年最後の練習~午後~

2012-12-31 | 陸上競技
土曜日の午後からはトレーニング。休憩時間を少しとって14時15分から開始としました。本当に食事を取るだけの休憩です。疲れはピークだと思いますがここはしっかりとやらなければいけないと思います。

トレーニングをする前の段階で少しメニューを追加する事にしました。この日の午前中、kagawa高校のshimizu先生が来校されました。うちの学校のためにわざわざ練習用のBOXを作成して持ってきてくださったのです。かなり大きいものですから今までとは少しめにを変える事ができます。やりたくてもできなかった事ができるようになります。BOXジャンプを2種類追加。女子にとっては負荷が高いかもしれませんがこの手の練習が不足している気はしていたので取り入れていきたいと思います。

先日の記事にも書きましたが、うちはウエイトトレーニングだけをやる事はありません。合宿中にあるパートの指導者が本格的にウエイトをやったら2時間半以上かかると話をされていました。以前うちもかなりウエイトをやっていた時期があります。時間的にこれだけでほとんどの練習ができなくなるという状況でした。様々なトレーニングをしたいという想いがありましたから形を変えました。筋力を上げるだけではなく多くの刺激を入れながら取り組んでいきたいと思っています。先程の指導者が話をしているのを聞いていた時にウエイトをやった後にどのような刺激を入れると良いかということも言われていました。ここも当てはまる部分がありました。方向性としては間違ってないなと感じることができました。

ウエイトで大きな筋肉を鍛えてから後は補強的な練習を。かなり疲労していました。それでも徹底したいなという気持ちが強かったのでしっかりと取り組ませることに。合宿組はシャフト補強の距離を伸ばしてやるのは初めてです。元々疲労があったのも影響してかヘロヘロでしたね(笑)。ここがきちんとできるようにならなければインターハイで戦うというレベルには到達できません。最後は気持ちの部分だと思います。

BOXジャンプを見ていてやはり女子はリバウンド系が弱いですね。これは前からの課題です。どうしても潰れてしまう。瞬発的な力の発揮ができません。ここがきちんとできないと中間以降のスプリントで進むことができないと思っています。一歩一歩潰れた状態で走るのでは疲労感も違います。これから先のことを考えるとこのBOXの導入はかなり良いことだと思います。ハードルジャンプも購入したフレキハードルを使うことで「怖さ」を克服できました。今まで止まっていた所が一つ上の高さでも跳べるようになってきました。止まって跳ぶのではなく反発をもらいながら跳ぶことができればバネを鍛えることができる。軸もきちんと作れるようになると思います。道具を上手く使うことができれば練習効果も高まると思いますね。

かなりヘロヘロでしたがなんとか17時過ぎに終了。これもほとんど休みなしですからかなりのダメージだと思います。この日はトータルで7時間以上やっています。どれだけやるのかって話ですね(笑)。こういう意味では選手は本当によくやっていると思います。私もですが(笑)。

最期に少しだけ話をしました。強い選手はそれ程努力をしなくても強かったりします。実際問題、努力をすれば必ず結果が出るということはないと思います。身体的能力の差があるというのは否定できない現実です。しかし、だからと言って諦めて良いのか?最大限の努力をした普通の選手と努力をしない才能のある選手、どちらが強くなるか?これも断定はできません。うちの選手は努力するしかないと思います。これができて初めて可能性が生まれてくる。ここを肝に命じておかなければいけないのです。

補強、ストレッチ、体重管理は全てやれば必ず結果が伴います。ここはやったけどできなかったという話にはならないのです。競技の結果としては思い通りにいかないこともあります。努力は万能ではないのです。しかし、結果が伴う行為に関してはやれば出来るということを実感できます。これがきちんとできるようにならなければ先には進まないと思っています。練習を見ていてその場限りの努力をしている者が複数います。厳しいようですが明白です。ストレッチはやっていると言うかもしれませんが、柔軟性が増していないのであれば「やっていないのと同じ」なのです。やったということに自己満足しているだけで結果が伴わない。きちんと使う部分を意識して伸ばしているのか、どういう動きをしたら伸びるかを考えずに「やるだけ」だから結果が出ない。競技も同じですよね?!こういう「やれば必ず結果が出る」事をやらない者は練習でも「やるだけ」で終わっているので何も変わりません。当然の結果だと思います。ここを数日間、どれだけ真剣に取り組めるかを見たいと思っています。

せっかくの正月だから休みたいとい気持ちもあるでしょう。一生の間の数回の正月、ずっとテレビを見ておかなければいけないということはありません。高校時代の二回か三回の正月くらいは自分の目標のために使っても良いと思っています。家族と一緒に過ごす。当然大切な事です。同じ部屋にいてテレビを見るのではなくストレッチをしたり補強をしたりして過ごすことはできるはずです。本人が本気でやろうという気持ちがあるのなら家族も必ず理解してくれます。体重過多の者は家族と散歩すれば良い。一緒に過ごすというのはどのような形でも出来ると思っています。

4日間、練習をフリーにします。この時間の使い方を考えることが出来るかどうかです。身体を動かすのは選手自身。適当に歩いたくらいで身体を動かしたということにはなりません。動きを変えるための時期です。本当に必要なら自分で1時間だけでもやれば良い。一人で走れとはいいません。でもドリルや動きの確認を近くの公園で確認したり、部屋の中で動きを確認することはできると思います。これは私が求め過ぎるのではないと思っています。最低限の話だと。自分が本気で目指すものがあるなら与えられた時間をどう使うかは考えられるはずです。

家族と一緒に過ごす。普段出来ない家の手伝い等をやることも大事です。家族に支えられているから競技も出来る。やりたいことだけをやるのではダメです。勉強も同様。テレビを見る時間を無くしても生きていくことに問題はないと思います。しかし、高校時代の競技を一生懸命やろうという気持ちがあるなら何かしら我慢をしたりしなければいけません。あれもこれも出来るはずはないのです。商業系の選手はこの時期に勉強をしておかなければ練習ができなくなってしまう危険性があります。自覚が必要です。

私がどれだけ話しても感じ取るかどうかは本人次第です。同じ事を言っても感じ取れる者、感じ取れない者の差は大きいと思います。このblogに書いておくことで本人、保護者の目に触れどのように取り組みをしていきたいた考えています。可能なら家庭で目を配ってもらえたらと思っています。

来年は大分でインターハイがあります。ここに向けて全力でやっていきたいと思います。そのためにはやはり選手の自覚が必要です。参加するだけでは無く戦いたい。そちらの方が面白いですから。うちがインターハイで戦うというのは夢のような話だと思われるかもしれません。しかし、私は必ずできると信じています。指導する側が信じないと話にはなりませんからね(笑)。それだけではなく、力があると思っています。あとはそれを選手が感じ取って行動に移してくれるかどうか。信じていきたいと思います。

練習始めは1月3日から。しっかりと休みの間の時間を有効に使ってもらいたいですね。試合前の一日も休みの一日も同じ一日。大切にしてもらいたいですね。一応練習納めだったので100%ジュースをプレゼント(笑)。よく頑張りました。
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