火曜日、この日は朝から一日研修となっていました。教員となって10年が過ぎ、11年目に10年次終了研修というのを受けます。名前が違うかもしれませんが(笑)。初任研と10年研はかなり大変です。これが終わってから2年ごとに1度必ず研修を受けないといけないという義務研修です。なかなか専門(陸上ではない(笑))の勉強をする機会が少ないのでこういう機会は貴重ですね。
朝は勉強会をするので教室を開けるためにいったん学校へ。少し仕事をしてから研修へ。セミナーパークですから約1時間あれば十分に着きます。ちょっと余裕を持っての移動でした。今回は同じ職場の人もいるのでかなり気が楽。一人で全く知らない研修に行くというのはなんとなくしんどいですからね。到着してしばらくすると人が増えてきました。良く見るとどこかで見たことのある人が。陸上関係の人が同じ研修を受けることになっていたようです。私は商業系、その先生は工業系ですがまー同じことをやる部分があるのでしょう。なかなか奇遇です。
ということで研修が始まるまで陸上の話をしていました。周りの人は「この人たち来る場所を間違えているのでは?」と思われたかもしれませんが(笑)。休み時間も話をしていましたが「想うこと」があるようでした。専門性が高い種目をやっている人なのでそれに対する「想い」と「技術系」以外の部分をどれだけ大切にしないといけないかという部分の葛藤があるようです。年齢的にもかなり近いので良く話をします。そのなかで「熱意」が伝わってくる人なので今回の中国大会で様々なことを感じたのでしょう。
私も自分のことを少し話しました。「インターハイに行きたい!!」と強く思っていた頃は本当にそればかりだったと思います。選手にもその部分が伝わっていた。この様子をblogや練習で見られた師匠に「このままでは上手くいかない」と言われた記憶があります。その時は「自分は冷静だ」とずっと思っていました。言われたことも理解できていると。しかし、結局は視野が狭くなっていたのでしょう。失敗をしてしまいました。インターハイに連れて行くことができない。この当時は「自分自身がインターハイに行きたい」という気持ちが強すぎたのではないかと思います。当時の選手はかなり「インターハイ」を意識してやっていました。まだ見ぬインターハイを目指してやっていく。ここでもう少し私が冷静であれば「ストップ」をかけることもできたのではないかと思います。「やりすぎ」の部分が大きくあったと思います。
客観的に物事を見ているつもりでも見切れていない。その部分は大きく影響するのだと思います。試合の場面に立った時にはすでに勝負が決まっています。そこに立つまでにどれだけのことができたのか。ここが重要だと思います。時には厳しい指導を必要とする。時には寛容な態度も必要となる。この加減だと思いますね。インターハイが狙える位置に来た時に初めて「厳しい指導」をするというのでは遅いのだと思います。最初からきちんと方向づけないといけない。自然と力が付いてきて「狙える」となってから「心」の指導を始めたのでは間に合わない。ここは今でも感じています。もっと早い段階で「心」の指導ができていたら結果は大きく変わったのではないか?
選手が最初から「インターハイ」という大きな舞台をイメージできるかというとできないと思います。うちにくる選手は中国大会に進んだ経験があってもそこでラウンドを進むことはありません。全国経験者は基本的に0です。そのなかで「インターハイに!!」と言い続けてもイメージがわかないのだと思います。だから「心」の部分が変わらない。結果、大事なところで失敗をしてしまう。これを何度も繰り返しました。だからこそ早い段階から外の世界と関わって「自分たちにもできる」と感じさせる必要がある。そう感じて行動した記憶があります。
その辺りのことを話しました。うちの卒業生、今でも私に会うと「高校時代は怖かった」と言っています。全くそのような素振りはなかったのですが(笑)。厳しさゆえ離れていく選手も少なくはなかったと思います。基本的な生活からの指導というのはやはり苦痛を伴います。自分のペースで自分のやりたいようにやっていた者が「ルール」の中でやっていくというのはかなり厳しいことです。それでもここを避けていたらチームは作れません。
弱いチームから強いチームに変わるときに「選手が一人になっても指導する覚悟があるか」と投げかけられたことがあります。勝負をするという部分から考えると「楽しく」「面白く」のチーム状況から絶対に変わるポイントが必要になるのです。「勝負をする」ことを望む選手と「楽しく練習したい」ことを望む選手が同じ空間で同じ練習をするというのは不可能だと思います。競技力がなくても一生懸命に競技に臨めるかどうかだと思いますね。強くても「約束事を守らない」とか「恩義を感じない」者は将来的に絶対に上手くいきません。だからこそ最初の段階で選手も指導者も「覚悟」を持たないといけない。
だからインターハイに行けるようになったのか?これは分かりません(笑)。運がいいからインターハイに行けているというのもあるでしょう。私に特別指導力があるからとは思いません。それでも「信条」を持って取り組んでいるつもりです。そこがブレないようにしているだけ。本当にうまくいっているのかどうかは分かりません。それでも変わってはいけないモノがあると信じてやっています。
うーん、研修の話だった気が(笑)。最初、タイトルが「研修に行く」だったので変えます。研修の話は0ですね(笑)。想ったことをひたすら書いたので文章が微妙かもしれません。読み飛ばしてください。
朝は勉強会をするので教室を開けるためにいったん学校へ。少し仕事をしてから研修へ。セミナーパークですから約1時間あれば十分に着きます。ちょっと余裕を持っての移動でした。今回は同じ職場の人もいるのでかなり気が楽。一人で全く知らない研修に行くというのはなんとなくしんどいですからね。到着してしばらくすると人が増えてきました。良く見るとどこかで見たことのある人が。陸上関係の人が同じ研修を受けることになっていたようです。私は商業系、その先生は工業系ですがまー同じことをやる部分があるのでしょう。なかなか奇遇です。
ということで研修が始まるまで陸上の話をしていました。周りの人は「この人たち来る場所を間違えているのでは?」と思われたかもしれませんが(笑)。休み時間も話をしていましたが「想うこと」があるようでした。専門性が高い種目をやっている人なのでそれに対する「想い」と「技術系」以外の部分をどれだけ大切にしないといけないかという部分の葛藤があるようです。年齢的にもかなり近いので良く話をします。そのなかで「熱意」が伝わってくる人なので今回の中国大会で様々なことを感じたのでしょう。
私も自分のことを少し話しました。「インターハイに行きたい!!」と強く思っていた頃は本当にそればかりだったと思います。選手にもその部分が伝わっていた。この様子をblogや練習で見られた師匠に「このままでは上手くいかない」と言われた記憶があります。その時は「自分は冷静だ」とずっと思っていました。言われたことも理解できていると。しかし、結局は視野が狭くなっていたのでしょう。失敗をしてしまいました。インターハイに連れて行くことができない。この当時は「自分自身がインターハイに行きたい」という気持ちが強すぎたのではないかと思います。当時の選手はかなり「インターハイ」を意識してやっていました。まだ見ぬインターハイを目指してやっていく。ここでもう少し私が冷静であれば「ストップ」をかけることもできたのではないかと思います。「やりすぎ」の部分が大きくあったと思います。
客観的に物事を見ているつもりでも見切れていない。その部分は大きく影響するのだと思います。試合の場面に立った時にはすでに勝負が決まっています。そこに立つまでにどれだけのことができたのか。ここが重要だと思います。時には厳しい指導を必要とする。時には寛容な態度も必要となる。この加減だと思いますね。インターハイが狙える位置に来た時に初めて「厳しい指導」をするというのでは遅いのだと思います。最初からきちんと方向づけないといけない。自然と力が付いてきて「狙える」となってから「心」の指導を始めたのでは間に合わない。ここは今でも感じています。もっと早い段階で「心」の指導ができていたら結果は大きく変わったのではないか?
選手が最初から「インターハイ」という大きな舞台をイメージできるかというとできないと思います。うちにくる選手は中国大会に進んだ経験があってもそこでラウンドを進むことはありません。全国経験者は基本的に0です。そのなかで「インターハイに!!」と言い続けてもイメージがわかないのだと思います。だから「心」の部分が変わらない。結果、大事なところで失敗をしてしまう。これを何度も繰り返しました。だからこそ早い段階から外の世界と関わって「自分たちにもできる」と感じさせる必要がある。そう感じて行動した記憶があります。
その辺りのことを話しました。うちの卒業生、今でも私に会うと「高校時代は怖かった」と言っています。全くそのような素振りはなかったのですが(笑)。厳しさゆえ離れていく選手も少なくはなかったと思います。基本的な生活からの指導というのはやはり苦痛を伴います。自分のペースで自分のやりたいようにやっていた者が「ルール」の中でやっていくというのはかなり厳しいことです。それでもここを避けていたらチームは作れません。
弱いチームから強いチームに変わるときに「選手が一人になっても指導する覚悟があるか」と投げかけられたことがあります。勝負をするという部分から考えると「楽しく」「面白く」のチーム状況から絶対に変わるポイントが必要になるのです。「勝負をする」ことを望む選手と「楽しく練習したい」ことを望む選手が同じ空間で同じ練習をするというのは不可能だと思います。競技力がなくても一生懸命に競技に臨めるかどうかだと思いますね。強くても「約束事を守らない」とか「恩義を感じない」者は将来的に絶対に上手くいきません。だからこそ最初の段階で選手も指導者も「覚悟」を持たないといけない。
だからインターハイに行けるようになったのか?これは分かりません(笑)。運がいいからインターハイに行けているというのもあるでしょう。私に特別指導力があるからとは思いません。それでも「信条」を持って取り組んでいるつもりです。そこがブレないようにしているだけ。本当にうまくいっているのかどうかは分かりません。それでも変わってはいけないモノがあると信じてやっています。
うーん、研修の話だった気が(笑)。最初、タイトルが「研修に行く」だったので変えます。研修の話は0ですね(笑)。想ったことをひたすら書いたので文章が微妙かもしれません。読み飛ばしてください。