kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

面談

2013-07-26 | 陸上競技
木曜日、練習は休みとしていました。土日合宿、一日おいてまた合宿ですからさすがに疲労度も高いはずです。土日の合宿では量を走っていませんが基本的なことをしっかりとやったり、トレーニングもやっています。一日練習をやるというのはこの暑さの中では大変な事です。2日練習をして1日休むという流れになっていますがこれは仕方ないかなと。

月曜日に引き続いて担任をしているクラスの保護者との面談を行うことに。この日はとにかく「面談の日」と決めていました。どれだけハードな日程になろうとある程度を終わらせておきたいと考えていました。「やれば良い」という訳ではありませんから一人一人の学校の様子ときちんと伝えます。学校であった特徴的なことを伝えるのはこの日しかありません。

この日は9時開始としていました。それから16時30分までノンストップで15人、30分休息の後4人。19人の面談を入れていました。一日にそこまでやらなくても良いのではないかと思われるかもしれませんが、金曜日は練習があります。インターハイが目の前まで来ていますから一日一日の練習がすごく大切になります。詰め込みでできるのは月曜日と木曜日だけ。そのためにはどれだけ大変でもやっておかなければいけないのです。

ひたすら面談をやっていきました。途中、約束の時間を忘れておられたらしく30分待ちぼうけ(笑)。あとから連絡があり「16時30分に入れてほしい」ということだったのその時間帯に面談。結局9時から19時までずっと教室にいました。面談時間を30分とっていますが15分くらいで終わります。だからといって教室を離れてしまうといつ次の保護者が来るか分からない。待ち続けました。

終わった時にはさすがにぐったりしていましたが、このおかげで2日間で34人終了。性格的にのんびりやるというよりは一気にやってしまうというのが合っています(笑)。

取り立ててこのblogに書ける内容がない一日でした。中身はかなりあったのですが(笑)
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合宿2

2013-07-26 | 陸上競技
合宿2日目。退所があるので早く動きました。朝練が6時半から食事が7時半から。朝練は早めに終わっているので食事の前に片付けを終わらせておくように指示を出してもらっていました。食事の時には8時には部屋を片付けて代表者一人を残して移動するようにと伝えました。

が、確認をすると他の指導者に厳しく指導されている部屋がありました。直接その場にいたわけではないので詳細は分かりませんが、「自分から動く」ということができていない様子でした。誰も何もしないでボーっと立っているだけ。「誰かが動いたらやる」という感じで「動くのを待つ」という状態です。これは良くありません。本当にやることが分からないのであれば隣の部屋を見て確認をする、やることを聞くというのは当然です。チェックリストもあるのですからそれを見ながらやることはできます。様々な合宿でこの施設を何度も使っていますがこのようなことは初めてです。我々の指導が不足しているのかもしれません。とはいえ、1から100まで一つ一つ指示を出していくのは難しい。先を見て動くということも必要になります。

昼食は弁当を注文していました。が、10時過ぎに「今から持っていく」という連絡が。この暑い時期に10時に弁当を持ってきたら痛む可能性が高い。こちらは11時半でお願いしてました。忙しい時間帯を避けて持ってきたいというのも分からなくはありませんが、弁当が痛んでしまって生徒が体調を崩したらどうするのか?たまたま体育教官室があったのでクーラーを入れてもらいそこで保管しましたが暑い中で2時間近く置いておくと大変な事になります。ちょっと次からは考えたいと思います。別の所に注文するかもしれません。こちらとしても「生徒の健康状態」には注意を払わなければいけませんから。

練習は午前中に基本的な動き。前日に引き続きかなり時間をかけました。私はサポート。この段階で走りを見ていていくつか気になることもありました。昨日走った選手は激しい筋肉痛に襲われているとのこと。まー仕方ありません。それでも動きで気になるところは今後の練習の課題だと感じました。また、昨日のインターハイ選手の走りに関してのアドバイスももらいました。一人で何とかしようというのではなく多くの人に力を借りて戦えるようにしていけたらと思います。強くなるのであれば全ての力を借りたいと思います。

午後は走り込み。これまたかなりの量を走りました。うちの選手、1本目は少し抑えて走っていました。先のことを考えると1本目で力を使ってしまうと最後まで持たないという不安があるのでしょう。しかし、この手の練習で「量をこなす」ことを考えてしまうと絶対に強くはなりません。先のことを考えて7割くらいで走る。特に女子にはありがちなパターンです。しかし、これでは獲るものはありません。選手を呼んで「全力で走るように」と指示をしました。出せるところまで出してあとはもがく。この中で感じることがあるはずです。「最後の1本だけ速い」というのはチームカラーには沿いません。がむしゃらにがむしゃらに練習をしていくこと。もちろん動きを考えながらやっていく必要がありますが、最初抑えて最後に体力を残すというのは練習としては良くないと思っています。

その後はしっかりと走れました。最後のセットは動かすだけで精一杯という感じではありましたが・・・。30秒で150mも走れない状態でした。それでも意味があると判断。勝ち負けではなくしっかりと力を出し切れるかどうかです。

とにかく「元気がない」というのが今回の合宿の一番の印象です。数年前にもありましたが中心となる選手たちが「自覚」を持たなければいけません。全体を引っ張っていくためには誰かがやらないといけないのです。「人任せ」でやっていたら絶対に雰囲気は変わりません。これは何度も何度も言い続けています。しかし、なかなかできません。このような状態が続くようであれば今後県内で戦っていくということも難しくなると考えています。それだけ大きなことです。「力がある」だけで終わってしまったら意味がない。多くの人から注目される選手として「雰囲気づくり」もできないといけないと考えています。「チーム」としての活動も大きくあります。感じ取ってもらいたいですね。

私個人としては多くのことを感じることができました。次につなげていけたらと思います。
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合宿

2013-07-26 | 陸上競技
遅くなりました。火曜日・水曜日と長期休業中恒例の合宿を行いました。ここ数年は1泊2日を2回に分けて行っています。こちらのほうが効率が良いだろうという考えです。2泊3日にすると体力的にも精神的にもしんどい部分があります。技術的な要素を詰め込むには2泊3日のほうが良いのかもしれません。宿舎の関係でインターハイ前に行うことになってしまったので1泊2日が一番いいのではないかという流れになっています。

今回の合宿にはインターハイ選手も参加。同じ練習をするのは難しいので出来るところと出来ないところを分けて実施。チームとしての合宿です。練習は異なっても同じリズムで生活をするというのも大切です。普段から一緒に行動していますが、寝食を共にするというのは大事な要素だと思っています。この中で普段気づかないところに気づいたり、目が向いたりする。チームとしての成長を促すためには必要な部分だと思います。

基本的に指導力のある指導者が何人もいるので私は完全にサポート。普段言われていることを他の人から異なる言い方で言われると理解が進むということもあります。私自身も勉強の場になります。言い方や選手への関わり方も見ているだけで感じる部分があります。今回の練習のメインは「縦の動き」でした。段階を追ってやっていかなければいけない部分です。すぐに前に進む動きをすると間違いなく膝が開いてしまいます。時間をかけて丁寧に基本的な動きをやってから次へ。今回は「縦」だけ。インターハイ選手には別の指示があったようです。この動きだけをやると前に進まなくなりますから試合が近い選手は意識しすぎると走りにつながりません。

かなり暑かったので私は水分補給用のドリンクと塩タブレットを購入しに薬局へ。必要なものだけを購入したのですがほぼ「買占め」のようになってしまいました。申し訳ないですね~。大量購入するというのは一般の家庭ではあまりないと思います。炎天下のスポーツは非常に危険です。指導する側は練習をさせるだけでなく「体調管理」にも気を配らなければいけません。合宿中はサポートする指導者が最大限に気を使います。それでも足りない部分はあるかと思いますが・・・。

午前中に基本的なことをやって午後からはインターハイ選手とそれ以外の選手に分かれての練習となりました。ちょっと色々とあって練習場所を移動して行うことに。うちのインターハイ選手、以前の合宿でスタートの感覚がつかめませんでした。その後走練習をする中で改善されつつあったのですが、確認のためにもう一度タータンの上で走ることに。卒業生に協力してもらい練習をすることに。卒業後、なかなかゆっくり話をする機会がなかったので今回の練習で近況報告や大学での目標などの話を聞けて良かったです。長いスランプから抜け出しつつあるとのこと。冬期練習はしっかりと出来ています。あとは「感覚」の部分だと思っています。しっかりと力を出してもらいたいですね。私の個人的な期待なのですがこの大学生とうちの選手が国体チームで4継を組んでくれるとすごくうれしい。そのためにはタイムを出さないといけないのですが、今年・来年でなんとか達成したいですね。

スタートはまずます。この区間だけを見ていると他の人から「加速段階の意識」のアドバイスを頂きました。スタート局面だけを見ていたのですが遠くから見ていて「前傾しすぎでは」と感じたとのこと。60m地点まで突っ込んでいたようです。うーん、なかなか難しい部分です。こちらの指示としてはもっと早い段階から身体を少しずつ起こしていくという感じで伝えているのですが本人との感覚のすり合わせが上手くいっていません。こうやって他の指導者に見てもらうことで選手にとってプラスの方向に向かいます。本当にありがたいことです。時間はそれほどありませんが感覚的な調整をしっかりとやっていきたいと思います。

他の選手は走り込み。ここ最近、うちの練習もスマートな練習となっていました。ヘロヘロになるまで走りこむということが激減していました。1年生にとっては初めてここまで走る事になったと思います。これも経験だと思います。いつもいつもスマートな練習をしていたら強くはなりません。技術的な練習も必要、しっかりと「頑張る」練習も必要。どちらも大事なのです。私自身、どうしても偏りがちになるのでこういう部分は本当にありがたいと思います。トータルで3500mくらいは走ったのではないかと思います。かなりのダメージです。

全体を見ていて「元気がないな」と感じました。もっと声が出るはずです。練習がきついからといって元気がなくなるようでは「本物」にはなりません。このレベルで止まっている間は本当の勝負はできないと思います。女子がもっと前に出てくれると全く違うのですが。自分たちの練習の雰囲気をどこでも作れるようにならなければやはり勝負はできません。大きな課題です。

バタバタしながら1日目終了。
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