kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県新人4

2017-09-18 | 陸上競技
女子。個人種目は100mと200mのみ。完全に偏っています。個人種目は1種目2人までという縛りがあるのでなかなか出ることができません。1年生女子は故障気味&専門練習か全くできていないので個人種目は出場せず。

100mはNとM。200mはNとS。今回Nは国体があるので練習が足りなくなります。それも踏まえて県新人でしっかりと走らせておきたいと考えていました。残念ながらタイムレースになったのだトータルで4本しか走っていませんが。

今回はNが不調。不調というか8月に行われた中国選手権の時から膝周辺の痛みを訴えていました。その影響でなかなか練習ができず。やってはいたのですがバランスが崩れて上手く走れない。きちんと私が向き合ってあげられれば良かったのですが他の事がありすぎて向き合えませんでした。これに関しては本当に申し訳ないと思っています。グランドでもっと選手と向き合わなければいけない。基本はグランドはそのために行くのですから。

周りから見れば順調だと思われるかもしれません。簡単なことではないですね。

結果だけを見ればNは100m、200m、4継の3冠。なんだかんだいって大切な場面で力を出します。本当に強い。まー強いのレベルがまだ県レベルなのでこれから何とかしてもうワンランク上げないといけません。今の力では戦えないなという感じです。

Mが100mで2位。いや、私的には今回はMが勝つんじゃないかと思っていました。それくらいのスピードがあったからです。またも力を出しきれずに終わってしまいました。本当に力が出せたら12秒4は確実に出せる。まだまだ流れが出来ません。どこかで勝たせたい。Nにも勝って欲しいと思いますが、どこかで誰かがNに勝たないといけない。それはMだと思っています。きちんと競り合って勝負をしてもらいたい。

200m、Sが出場。この夏で1番強くなったと感じていました。リレーの時の走りは圧巻。他校の指導者にも「3走で勝負を決した」と言ってもらえるくらいの走りをしていました。アップの様子を見ていてもかなり強いなと感じていました。昨年、この大会で突然タイムレースになり力を出しきれず中国新人を逃しました。そこから流れが悪く秋の大会も棄権。更には春にリレーのアップで足を痛めて個人種目は全て棄権。思うような結果を出せていませんでした。きちんと走らせてあげたい。その想いが強くありました。インターハイに連れて行き本人の意識も大きく変わる。今回のレース、上手くいけばNと競り合えるのでは?という感じがありました。
前半は抜群。が、ラストで動きませんでした。これは対策ができていないため。120mまでしかやっていません。それもウォークで繋ぐパターンしかやっていない。そうなるとやはり持ちません。理由は明白。結果的には3位になりました。が、これまでくすぶっていた状況を打破できたのではないかと思っています。

結局レースはこれだけ(笑)。タイムは気にしていません。が、もっと力を付けなければ中国で戦うのは無理。それだけは確かです。リレーの時も書きましたがうちは弱いと思っています。県レベルで勝つことも実際は大変です。が、預かっている選手の実力はそこで満足させる話ではないと思っています。厳しいかもしれませんがここで「良くやった」とは言いません。最低限のことだったと。偉そうに感じられるかもしれませんが実際目指すのはもっと先です。

女子は中国新人へ。男子はあと一歩。この部分をそれぞれがどう感じるか。もう一度やり直したいと思います。本気で強くなるための練習を積み重ねたいですね。色々な意味でうちの女子は強いなと感じます。この2週間の状況の中でブレずに前だけ見て進んできた。そういう意味で強い。

色々思うことはあります。一応記録だけしておきます。
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県新人3

2017-09-18 | 陸上競技
全力で書く!という気持ちにはなかなかたどり着かないのですが。記録として書いておきたい。

女子に関しては38点を目標にしていました。2種目でワンツー、リレーで優勝。これだけです。他校と違ってうちは選手層が薄い。実質レースに出られる選手は4人。1人はもう少しで回復するのでそれを待っているという状態。簡単な話ではありません。

今更ですがうちの2年生はかなり強い。中学時代に県で上位で走っていた選手が3人来てくれています。通常であればうちの学校を選択することはないと思います。それでもうちを選んでくれた。だからこそこちらも責任があります。中学時代に強くても高校で同じように結果を出せるとは思いません。何人も上手くいかず活躍できなかった選手を見てきています。うちの3人は走り自体が独特です。一律の練習の中で対応はできないと思います。こちらとしても少しでも力を引き上げてあげたいという気持ちが強くあります。

「勝手当たり前」。そう思われるかもしれません。確かに。しかし、リレーに関しては3人では勝てません。どれだけ3人が速くても4人でなければリレーは組めない。4人目がいてくれるからリレーに出場出来るのです。そこに関しては感謝しなければいけないと思っています。

春に48秒5を出してインターハイを逃す。力不足でした。その時は3年間かけて強くなったAがいました。1年生の時は14秒後半。2年生で13秒6、3年生で13秒2。大幅に伸びました。この子のおかげでリレーは戦えるようになったと思います。新チームになり1年生がレースに出る事に。かなりのプレッシャーだったと思います。1人変更した事によりタイムは2秒以上落ちました。かなりキツい状態。それでも戦うしかない。

中国選手権で15m差を詰められて危うく逆転されるところでした。支部新人では12m差を詰められて逆転負け。かなりキツい状態でした。「10m差」というのがどれくらいなのかはなかなか分かってもらえないと思います。かなりの差です。リレーですから簡単ではない。4人でリレーを組む。アンカーで逆転されるというのは3走までの流れが悪いから。そうやって2年生には話をしてきました。アンカーの1年生もしんどい中であがいていますから。

今回の県新人、もう1人の1年生を走らせるかどうか悩みました。足が万全ではない。リレー練習自体もできていない。リスクが大きい。そうであれば走力云々ではなく今できる最大の事をするしかないなと感じていました。

日程変更により1日目に予選決勝が実質される事に。予選は無難に。とはいえタイムは50秒6でした。かなり厳しい。今のメンバーで50秒が切れないというのは流石にきつい。勝負するという意味でも。中国新人には進んだとしてもこのままでは予選落ちが明らかです。Nの動きがいまいちというのもありました。こちらもできることは最大限にやりました。

決勝、勝負です。簡単に勝てるとは思っていません。4人でリレー。力不足をどう補うのか。これは以前からの課題。レース自体はほぼ完璧な流れだったかなと思います。1走から一気に流れを作って2走が全体を抜いていく。3走にバトンが渡った時点でトップ。3走がかなり後続を引き離して断トツでアンカーへ。この時点で2位集団を10m以上引き離していました。これでも逃げ切れるかどうか。アンカーもなんとか走りきってくれました。10mの貯金を使い果たしながら0.1秒差で優勝。本当に苦しいレースでした。

実際、県新人で4継で優勝したことはありません。今回初優勝です。タイムは50秒3と決して良いものではありません。それでも勝つことができたというのは大きい。3走までがあれだけ逃げれば多少なりと他のチームにプレッシャーになります。通常のレースで10m差というのはほぼないと思います。3人いるのだから勝って当たり前だと言われるかもしれません。甘んじて受け入れます。が、リレーは3人だけでは勝負できない。そのことも事実です。特別選手が集まる学校ではありません。少ない人数の中でどうするか。そこを考えながらやるしかないのです。

なんとか勝つことができました。価値のある優勝だったと思います。もちろん、このタイムでは勝負できない。分かりきっています。アンカーに関してはこれから1ヶ月競争をさせるつもりです。速い者がアンカー。感覚的には49秒5は切れると思っています。普通に考えればま48秒台のチームです。まだまだうちは弱い。トータルで勝負していかなければいけないというのが事実です。

弱いな。改めて感じました。全体が強くならなければ相手にしてもらえない。それだけは確か。
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県新人2

2017-09-18 | 陸上競技
色々ありました。出場できるのか?!という所もありましたがなんとかたどり着いた感じです。

男子は200m、400m、4継で中国新人が狙える位置にいました。もちろん簡単ではないというのは明らかでしたが何とかそこを目指したい。今年は山口で中国新人が開催されることもあり4位までが出場できる。なんとかそこに入りたいなと。

実際問題、2週間近くきちんとした練習ができなかった部分があります。全ては私の力量不足によるものだと思っています。それでも出場するからには何とか中国新人を目指したい。当然のことだと思いますね。

今回は日程が大幅に変更になりました。1日目は通常通り。男子400mは3本走ることになりました。これまで3本とリレーというのを兼ねる事が出来るかどうかというのがありました。特に今回は持久系の練習が足りていない部分があります。それでも戦うと決めたからにはやるしかない。失うものは何もない。どん底から這い上がるためには進むしかないから。結果的に52秒中盤で5位。あと一歩の所で中国新人には届きませんでした。が、それでも戦える手応えは得られたかなと。ショートスプリントしかやっていない中である程度戦えるというのは分かった。きちんとロングスプリントのための練習を取り入れていきたいなと思いますね。

ショートスプリント系はタイム決勝。元々の予選の組で実施。条件が大きく異なります。こればっかりは仕方ない。条件の差もある中でどうやって自分の力を出すかですね。更には1日で100mと200mの両方のレースがある。本数が多いほうが有利だったかなという気はしますがこれもタイミングです。どうにもできません。結果的に100mは7位、200mは惜しくも5位。こちらも中国新人には届きませんでした。まだまだ。それでも中学時代に段違いで上のレベルで競技をしていた選手たちと多少なりと戦えるようになってきている。それだけで大きいと思います。何とか来年こそは実力で勝ち上がってもらいたい。

リレーは出場が危ぶまれる状況。どうやって組むか。そんな感じでした。バトン練習さえもまともにできない。そんな中でどうやって戦うのか。それでも予選で44秒66。タイム的にはかなり微妙でしたが何とか決勝レースで走れることに。昨年もギリギリ決勝に残りました。今年は中国新人を狙ってやってきたのですがなかなか上手くいきませんでした。

決勝はアウトレーン。3走まではかなり勝負できるなという感覚を得ました。3番手くらいで運んでくることはできる。これは春先からの課題です。あと1人。この1人に誰かがなってくれなければ来年も戦えないと思っています。結果的には44秒50。なんとか6位に入りました。最低でも11秒中盤で4人揃わないと到底戦えません。そこまで目指したい。

とにかく男子はなかなかしんどい状況でした。スタートラインに立てたという事に価値を見出したいと思っています。うちは特別なチームではない。チームとして力を合わせなければ勝ち上がる可能性はない。だからこそどうするのか。戦えるチームを作りたいなと思います。

色々と思う事、感じたことはあります。それでも多少なりと戦えたというのは大切。少しずつ進みたいと思います。
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