kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県総体に思う3

2021-06-02 | 陸上競技

思うことを。

 
前回も書いていますがその続きを。繰り返しになりますが「見たくない」と思う人は見ないでください。私にとってこのblogの意味は他の人にはわからないと思います。批判的な見方をする人がいるであろうという自覚はあります。だからといってその人達に合わせて自分を捻じ曲げる気にはなれません。
 
この1ヶ月半。男子のヨンパの選手を何とか勝たせてあげたいなと思っていました。ハードリングはかなり微妙ですが、スプリントはある。歩数の調整なども含めてヨンパで勝たせてあげたいという気持ちが強くありました。本人は400mに対しての思いもありました。が、勝負する種目としてはどこにあるのか。ヨンパだと思います。それまでの流れのことは過去のblogで。もう今更書く意味はない気はするので。
 
予選、かなり余裕を持って走ってくれました。22歩15歩。そこから切り替えて16歩。この流れを作ることに時間をかけてきました。決して器用な方ではない。それでも一生懸命にやります。だからそこ勝たせてあげたいなと。かなり力が付いているなと感じていました。今回は参加人数が少なく準決勝もないのでかなりの確率で55秒前半だなと。
 
が、4継の決勝で足が痙攣。本人はどうやって走ったのか分からないという感じでした。それでも走り切れた。すごいことだと思います。が、その後のダメージが大きすぎる。動いたら足が痙攣するという状況が続いていたようです。結局決勝に向けてはアップはほとんどできない中でレースを迎えることになりました。本当に心苦しい部分がある。
 
決勝はある程度行けましたが、やはり最高の走りはできず。これにより微妙なタイムで微妙な順位。ベストでしたが本来の走りができませんでした。本当に申し訳ないなという気持ちが大きい。もう少し質の高い走り込みができれば違っていたのかなと。プレッシャーと疲労での痙攣だったのかなと感じています。勝たせてあげたかった。強くそう思います。中国大会で最大限の力が発揮できる状況を作りたいなと。55秒前半を予選で出して54秒台へ。ここはしっかりと話し合っていきたいですね。
 
女子の400mHにも一人出場。ここはほとんど練習ができていません。この日は混成種目との兼ね合いもありました。先に100mHがあってからの400mH予選。ここはまだのんびり走っている感じでした。それでも69秒1。いろいろな種目を入れながら400mHの準決勝。ここは風が強くてうまく走れず70秒。決勝はかなりシビアな状況になっていました。気持ちが強い選手なのでなんとかできるだろうと思っていました。前半から良いスピードで走れたのですが2台目で詰まる。完全に動きが崩れました。ヨンパはリズム種目だと思っています。いったん崩れると戻せない。ここで上位争いからは大幅に遅れる。無念。それでもなんとか粘って6位入賞。中国総体への出場を決めました。
 
こう考えると「自分自身」が本当に役に立てているのかが疑問になります。もう少し役立てることがあったのではないか。できることがあったのではないか。公開するというのではなくアプローチの仕方を考えさせられます。
 
「勝てるチャンス」があるのにそれを手にすることができない。選手の力をきちんと引き出せていないのではないか。自分の中で自問自答する部分があります。正解が分かりません。突発的なトラブルがレース中に発生する。本当はその前の段階で「対策を打っておく」ことが必要なのではないか。「すべてを想定する」ことは難しい。リレーのバトンに関してはかなり想定した練習をします。しかし、こういう部分に関しては本当に難しい。
 
複数種目に出場する選手がいることで自分自身の考え方も見直さなければいけないのかなという感じはあります。どこをどのように見直せばいいのかも含めて考えさせられます。
 
上手く表現できませんが・・・。
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県総体に想う2

2021-06-02 | 陸上競技

なんとく続きを。不快に思われる方もいるかもしれないのでそういう場合は読まないでおいてください。別に誰かを否定するつもりもありませんし。

 

今回の県総体。前任校の100mが気になっていました。女子の2人は1年生から2年生に上がるときにかなり走れるようになっていました。3月のコロナ休校期間はまずまずの感じでしたが、4月から5月末までの休校期間の間にかなり崩れました。これは言い訳にしかならないとは思っています。それまでは本当によかった。一切の外出ができない2週間を経ての再開でした。そういう部分はどこも同じ。分かってはいます。県内初の「学校で感染者が出た」というバッシングは想像を絶するものでした。家から出ることもできない。

 

大きく崩れてしまって何とか戻すための努力をする。苦しい部分を近くで見てきました。きっと現任校でも同じようなことがあったと思います。距離感の部分もありますが、やはり近くで見ていた分があるので思入れが強くなります。陶器練習を経てある程度走れるようになってきた。が、一進一退のような感じでした。支部大会前に何度か練習を見させてもらってある程度回復。自己ベストに近いくらいまでの復調。が、県選手権で大崩れをする。近くにいないのでわからない部分があります。通常は現任校を最優先するという話はしています。当然です。時間に余裕があるときに個別に指導をするという形。これに対しても「越権行為」と言われる部分もあるでしょう。顧問の先生とやり取りをしながら練習を見させてもらいました。やりにくかった部分もあると思います。ありがたいことです。

 

12秒台を目指してやっていました。結果的には届きませんでした。しかし、ある程度走れるようになってきた。ここの部分は本当によかったなと思います。納得はできていないと思います。3年生女子2人ですが、リレーなどでもきちんと走ってくれていました。本人たちは「2年生に連れて行ってもらっている」という感じがあるようでした。現状を考えるとなかなか安定しない部分がありましたから「事実」なのかもしれません。それでも3年生の2人が走れないと参加することさえできない。リレーは4人で走る。もっというとサポートメンバーも含めて走る。その部分を忘れていけない。みんなが走れるから対応できる部分も多いと思います。

 

何とか中国大会に進んでくれました。良かったなと思います。良い子たちなので。純粋に競技と向き合ってくれています。私自身が「陸上競技から距離を置こうかな」と思ったことがあります。もうしんどくて。それでも「一生懸命」に「ひたむき」にやってくれる選手たちに救われてきました。この子達と一緒に競技ができていなければ結構本当にやめていたのではないかなと思います。それくらいのレベルでした。この子達に対しての「恩返し」という気持ちがあります。

 

現任校の女子の4継。もう少しで48秒台というところまで来ました。今はほとんど力になれていないのかなという部分があります。自分の中でどこまでアドバイスできるのかを考えさせられています。気になることは伝えます。2走の選手に「バトンのこと」と「加速段階のこと」を話しました。それを一生懸命にやってくれていました。少しでも力になれれば・・・。自分の立ち位置も見ながらやっていきたいと思います。中国大会で48秒中盤くらいまで行ければいいなと。そのためには各自の走力をもうワンランク上げないといけないのかなと。やれることをしっかりやりたいですね。

 

現任校の男子の4継。準決勝で41秒6を出していました。きちんと走れば大会記録も可能かなという感じ。アンカーの選手は400mHの選手。予選を走ってからの4継決勝でした。400mHの予選は余裕で通過。これは55秒台が出せるのかなという感じでいました。が、前の記事にも書いたように「下半身が攣る」感じになってしまいました。これにより本当に400mHの決勝を走れるのかという感じになっていました。狙っていた種目だけに・・・。こちらも41秒前半が狙えるレベルにあると思います。が、本当にベストメンバーで組めるのか。ここが大きいのかなと。今シーズンに入って「ベストメンバー」で組んだリレーがありません。何がベストなのかわからない部分もありますが。とにかくケガやトラブルが多い。この部分をなくしていくために何をするのかも考えたいですね。

 

なんとなく。なんとなく。想うことを書いておきます。

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