6月18日から20日までの3日間中国総体が実施されました。昨年度はコロナの影響で開催できず。多くの選手がやってきたことの発表の場がなかった。今年は最大限の配慮をしながら開催。私は一応運営委員なので水曜日の午後から日曜日の夕方までかなりの時間働き続けました。木曜日からは6時過ぎから19時過ぎまで。この辺りはまた書けたらと思いますが。
我々は「肉体労働」が大半。が、専門委員長、競技力向上委員長、駅伝委員長の3人は「対外的なこと」が主になります。これはかなり大変だと思います。他県からの指摘、外部からの質問やクレーム。現場からの不満(笑)などにも対応しなければいけません。これは過酷です。大変だとわかっていてもこちらも愚痴ってしまいます。
私は出発係の主任となっていました。今大会はミスが許されない。外部からの指摘もあります。この部分も含めて細心の注意を払う必要があります。例えば「マイル」で走り終わった選手が倒れこむことがあります。女子選手が倒れた場合我々が触れるのは避けます。今年度の大会では出発係に女性がいないのでスターターから借りてきて対応しています。今回は腰ナンバーやビブスのチェックも細かくやりました。女性に見てもらうように心がけました。女性の役員がいないので補助員を使いながらの確認になりましたが。
他県がどれくらいの人数で実施しているのかわかりませんが今回は1日目、2日目共に8人でした。2つのグループに分けて4人ずつ。一方のグループがスタートの場面にいる間は「次の種目」のスタート地点に行って選手を座らせてビビすなどの確認をしないといけない。こうなると「休みなし」です。初日はスタートしてから10時スタートで椅子に座れたのが14時前だったか。これはなかなか。愚痴りたくもなります。私はまだ良いですが他の先生方に申し訳ないなと。金曜日はどこも部署に人が足りない。準備も出発係はかなりあります。全員がヘロヘロでした。
そんな中で棒高跳びを見てみるとgt先生がひたすら旗振りをしている。これは過酷を通り越しています。アップの段階からずっと付いていますから8時前から競技終了までの6時間くらいひたすらやっている感じでした。土日にどちらも競技があるので2日間連続で。これを見ると我々も過酷ですがポールはもっと過酷だったかなと思います。話を聞くと「これは三度の飯よりもポールが好きな人しかできない」と言っていました。なるほど。それなら気にする必要はない(笑)。完全にそういう人ですから。ここに関しては何も言わない。「好きでなければできない」という部分はあると思います。別に私は出発係が好きなわけではありません。ずっと表彰係を狙っているのですがうまく変わることができない。
サブトラックでの練習会場の準備もしました。雨が降る。それでも「高跳び」のマットの準備を行います。間違いなく誰も跳ばない。これはかなり気持ち的にきつかったですね(笑)。誰も跳ばないのがわかっていての準備というのはなかなかです。わざわざ雨の中でマットに飛び込んでいく選手もいません。テントの設営なども目に見えませんがかなり大変。毎回毎回運営に関わると気持ち的にもしんどくなるなと思います。選手と話をする機会もなかなかない。朝のアップも少し手伝えたかなという感じですが。こうなると「役に立っているのか」という気持ちになります。
私は「運営」をするために顧問をしているわけではない。もちろん誰かがやらなければ回らないからやります。それでも「選手」と向き合うことができるかどうかは大きいと思っています。すべては選手が最大パフォーマンスを発揮するための時間にしたい。そのための「運営」だというのもあります。審判が「声掛け」をすると「助力」だといわれる部分もあります。確かにそうなのでしょう。厳密にいえば。しかし、「高校生の大会を運営している」という部分もあります。アップも見れない。競技も見れない。それはなかなか大変なことです。厳密なルールは必要だと思いますが、やはり柔軟性は持ちたい。出発係をやっている身としてはマイルに関してはほとんど見れません。そういう部分も含めていろいろと考えさせられることもありました。
とにかく競技のこと以外でかなり疲弊しました。過剰労働(笑)。前回の時よりもハードだった気がします。疲れ果てました。
一度も更新していないのになぜかアクセス数が増えていました。結果を更新する余力もなかったので申し訳なかったなと思います。また少しずつでも書けたらなと思います。のんびりと。