今回の中国総体。色々と思うことがありました。かなり印象的だったのが女子のマイルでした。
skyとしては何とか準決勝進出というのが目標だったと思います。選手はインターハイを目指していたと思います。県総体で4分9秒。インターハイに進むためには3分55秒を切るくらいまで行かないといけないと思います。ちょっと遠い。県総体が終わった時にkbt先生が「1人が1.5秒短縮できるのでは?」という話をされました。男子のマイルで2年生男子が当初の予定の走りよりも1.5秒速く走りました。1人で1.5秒。これが4人だったら6秒。単純な話ですが実際に同じチームの選手が1.5秒短縮しています。そうであれば可能性はある。
こちらも故障者が多い中でした。3年生2人が引っ張ってくれている。エースが個人で中国総体に出場していました。個人のレースは悔しい結果になっていましたが練習の感じからするともっと走れるのではないかという印象でした。1走の選手もリレーにかけるという部分が大きくありました。1走2走がこの二人。それで流れができれば面白くなるなと。
私の係としては出発係です。マイルのレースが始まると細かい流れが見れなくなります。コーナートップの確認や走り終わった選手をレーンの外に誘導するという役割があるからです。これまでのレースの中で県総体で1度だけレースを見ることに専念させてもらったことがあります。これはtokushoが大会新記録を作ったレースだけです。それ以外は基本は仕事をしていました。きちんとレースを見たいなという気持ちが強くあります。今回は引き受けというのもありミスは許されない。そんな中で自分がやるべきことをやる。選手にとっては私がどのような部署でどのような仕事をしているかはあまり関係ないかもしれませんが。
3走の2年生も積極的に走っていました。ほとんどレースに出れない状況でした。アンカーの1年生に至っては本当に走れていない。それでも二人とも積極的に走っていました。前の集団に食らいつく。圧倒的な力の差があるにもかかわらずです。結果は4分3秒。本当に県総体から6秒短縮しました。それによりプラスで準決勝に進出することになりました。すごいことです。全員が最初から積極的に走った結果だと思います。
3年生が作ってくれた「流れ」を下級生が崩さずに走り続けたことで想像以上な結果を得ることができたのではないかと思っています。3年生に感謝です。本当に。
2日目。少しだけ仕事を任せてハードルのアップを見させてもらいました。朝の段階で少しやっていたのですが本人たちの要望により昼間にもう少し走っておきたいと。細かい部分も含めてみておきたいなと。別に私がいなくても選手はやると思います。それでも「見てほしい」とと言ってもらえるのはありがたいことです。途中大きなアクシデントがありました。私がその場にいたから次の対応ができたという部分はあります。もし不在だったらどうなっていたのか。
その場面に一緒にいた前任校の選手は衝撃を受けたようで練習になりませんでした。これも可哀想。うちの3年生は自分のやることに集中してくれていました。ここも大きいなと思います。さまざまなアクシデントがあります。その中で何をするのか。どう対応するのか。考えなければいけません。大丈夫だと思いますが、やはり細心の注意を払っておかなければいけません。
この日もかなり疲弊していました。出発係の他の先生方に申し訳ないなという感じでした。2日目も8人で対応しないといけなくなる。これは本当にハードでした。前日は雨、2日目はかなりの日差し。体調も崩します。何人か走り終わってから具合が悪くなる選手もいました。実際のところ昨年はこの大会が実施されていません。そうなると「勝負」がかかった場面で最大パフォーマンスを発揮するという経験が明らかに不足することになる。その反動も大きいのだと思います。
なんとなくそんな感じでした。もう疲れすぎてblog更新に辿りつけることもありませんでした。自分でもよく働いているなと思います。働き者です。誰も言ってくれないので自分で言います(笑)
また書きます。