kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国総体2

2021-06-22 | 陸上競技

今回の中国総体。色々と思うことがありました。かなり印象的だったのが女子のマイルでした。

 

skyとしては何とか準決勝進出というのが目標だったと思います。選手はインターハイを目指していたと思います。県総体で4分9秒。インターハイに進むためには3分55秒を切るくらいまで行かないといけないと思います。ちょっと遠い。県総体が終わった時にkbt先生が「1人が1.5秒短縮できるのでは?」という話をされました。男子のマイルで2年生男子が当初の予定の走りよりも1.5秒速く走りました。1人で1.5秒。これが4人だったら6秒。単純な話ですが実際に同じチームの選手が1.5秒短縮しています。そうであれば可能性はある。

 

こちらも故障者が多い中でした。3年生2人が引っ張ってくれている。エースが個人で中国総体に出場していました。個人のレースは悔しい結果になっていましたが練習の感じからするともっと走れるのではないかという印象でした。1走の選手もリレーにかけるという部分が大きくありました。1走2走がこの二人。それで流れができれば面白くなるなと。

 

私の係としては出発係です。マイルのレースが始まると細かい流れが見れなくなります。コーナートップの確認や走り終わった選手をレーンの外に誘導するという役割があるからです。これまでのレースの中で県総体で1度だけレースを見ることに専念させてもらったことがあります。これはtokushoが大会新記録を作ったレースだけです。それ以外は基本は仕事をしていました。きちんとレースを見たいなという気持ちが強くあります。今回は引き受けというのもありミスは許されない。そんな中で自分がやるべきことをやる。選手にとっては私がどのような部署でどのような仕事をしているかはあまり関係ないかもしれませんが。

 

3走の2年生も積極的に走っていました。ほとんどレースに出れない状況でした。アンカーの1年生に至っては本当に走れていない。それでも二人とも積極的に走っていました。前の集団に食らいつく。圧倒的な力の差があるにもかかわらずです。結果は4分3秒。本当に県総体から6秒短縮しました。それによりプラスで準決勝に進出することになりました。すごいことです。全員が最初から積極的に走った結果だと思います。

 

3年生が作ってくれた「流れ」を下級生が崩さずに走り続けたことで想像以上な結果を得ることができたのではないかと思っています。3年生に感謝です。本当に。

 

2日目。少しだけ仕事を任せてハードルのアップを見させてもらいました。朝の段階で少しやっていたのですが本人たちの要望により昼間にもう少し走っておきたいと。細かい部分も含めてみておきたいなと。別に私がいなくても選手はやると思います。それでも「見てほしい」とと言ってもらえるのはありがたいことです。途中大きなアクシデントがありました。私がその場にいたから次の対応ができたという部分はあります。もし不在だったらどうなっていたのか。


その場面に一緒にいた前任校の選手は衝撃を受けたようで練習になりませんでした。これも可哀想。うちの3年生は自分のやることに集中してくれていました。ここも大きいなと思います。さまざまなアクシデントがあります。その中で何をするのか。どう対応するのか。考えなければいけません。大丈夫だと思いますが、やはり細心の注意を払っておかなければいけません。


この日もかなり疲弊していました。出発係の他の先生方に申し訳ないなという感じでした。2日目も8人で対応しないといけなくなる。これは本当にハードでした。前日は雨、2日目はかなりの日差し。体調も崩します。何人か走り終わってから具合が悪くなる選手もいました。実際のところ昨年はこの大会が実施されていません。そうなると「勝負」がかかった場面で最大パフォーマンスを発揮するという経験が明らかに不足することになる。その反動も大きいのだと思います。


なんとなくそんな感じでした。もう疲れすぎてblog更新に辿りつけることもありませんでした。自分でもよく働いているなと思います。働き者です。誰も言ってくれないので自分で言います(笑)


また書きます。

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中国総体1

2021-06-22 | 陸上競技

中国総体。色々と大変でした。

 

ほとんど「役員」の仕事のため動き続けていた中国総体でした。金曜日はとにかく審判が少ない。招集係もいっぱいいっぱいだったようです。前半は本当に座ることができなかったと。以前は中国大会に参加できなくても「お手伝い」という形で平日に都合をつけて来てくださる顧問の方も多くいました。最近は「陸上競技」に興味を持てない人が多く顧問になっている感じがあります。そうなると「職専免で休んで手伝おう」という感じにはならないのだと思います。多くの部署で「初めて見るな」という顧問の先生が複数いらっしゃいます。

 

このことは仕方ないと思います。我々は興味関心があって顧問をしていますが、「公務分掌」として「部活動の顧問」になっている人はたくさんいます。そうなると「なんで手伝わないといけないのか」という気持ちになります。私たちも別の場面ではそうなると思います。先日私が経験した「何もわからない文化部の大会」の時のように「わからないけど引率するだけ」という部分はあります。他人事ではないのです。とはいえ、これだけの大きな大会をこれだけの人数で回すというのはしんどい。

 

skyは初日にはリレーと400m、幅跳び、ハンマー投げだったと思います。リレーのバトンを見ることもほとんどできない感じがありました。申し訳ないですね。この日のリレーが終わって400mの準決勝が終わるまでは本当に息つく暇もない感じ。レース自体をまともに見れなかった気がします。部署によって差があります。このタイミングで高跳びなどもやっていたので高跳び審判も大変だったと思います。休むことができない状況。疲弊。女子のリレーはアンカーを走っていた選手が高跳びで狙う部分がありました。県総体後にメンバー変更。高跳びに専念。雨の中でしたが1m68を跳んで優勝。強いですね。声が大きいので跳躍の前にはわかります(笑)。

 

ハンマー投げは先週の火曜日にkd先生に頼まれてH高校に連れていきました。kd先生が取材があったのもありますが、私の自宅のほうに学校があるので私が連れて行くほうが効率的。この日は「足が痛い」という話で本当に連れていけるのかな?という感じもありましたがなんとか。初めてハンマー投げをきちんと見ました。esk先生に解説をしてもらいながら見ているという感じでした。え?結構飛んでない??と思って聞いてみる。「これが3投目までに投げられたらベスト8に残る」と。見ていると何本か47mオーバーの投擲も。これを投げたら間違いなくインターハイだと(笑)。kd先生が何度も何度も「投擲練習」ができるようにあちこちに連れていかれていました。春先は40mに届いていなかったようです。真面目にコツコツやります。なんと5位に入ってインターハイ出場。すごいことです。練習は偉大。

 

男子の4継。県総体の決勝で1走が肉離れ。そこからアンカーのヨンパの選手も足が痙攣してまともに走れませんでした。結局、このベストメンバーで走ったレースを見たことがない(笑)。それでもkbt先生が目標に掲げていた「40秒5」に向けて少しずつ力が整ってきました。1走にヨンパの選手が入り4走に今シーズン初めてリレーを走るエースが(笑)。もう行くしかないという感じです。予選を抜けて準決勝。準決勝のレース直前まで幅跳びをやっていました。もうバタバタです。準決勝では4着。プラスで入るかどうかのタイムでしたが無事に滑り込む。決勝に残りさえすれば十分に可能性があります。

 

これによりヨンパ選手はリレーに専念することに。翌日のヨンパの予選を回避することになりました。より確率が高い種目へ。県総体で55秒前半で優勝するのが目標でしたが、4継の予選で足が痙攣してしまいヨンパの決勝は走り切るのが精いっぱい。その後、最大で3台目までしか練習ができていませんでした。足の状況を確認しながらという感じでしょうか。こうなると「上手くいけば55秒台が出るかも」という感じでした。55秒を切るくらいにならないとインターハイには届かないかなと。経験がもう少し必要だったのかもしれません。最初はリレーメンバーから外れていました。故障者が増えたのでスプリント力を買われてアンカーへ。専門種目としてのヨンパに専念する時間が足りませんでした。赴任してから2か月強。もう少し力になってあげられたらよかったのですが。申し訳ないです。

 

男子の4継は接戦の中で力を発揮してくれて5位となりインターハイに進みました。春先の状況を考えたら本当に「奇跡」のような結果です。県総体の時には野戦病院のような感じになっていました。次から次へと足の痛みを訴えていて万全の状況で練習が積めなかった。それ以後もベストメンバーで練習ができる機会は少なかったと思います。元々地力がある。kbt先生の手腕で持ってこれたのだろうなと思っています。インターハイで予選を通過するために40秒台を目指さないといけません。それぞれがどれだけ速く走らないといけないのか。覚悟だと思います。レース終了後、エースが「自分たちに何が足りないと思うか」と聞いてきました。私としては今できることを伝えました。これから先どうするのか。しっかりと考えてもらいたいなと思っています。

 

幅跳びはランキング1位でした。しかし、跳躍系というのは怖い。当日の状況でどのようになるかわかりません。1跳目は6m75くらいだったか。どうもぎりぎりのようです。バタバタしている間に4跳目になっていました。7m05くらい跳んでいました。これもかなりギリギリの感じでした。4継の準決勝もあるので大変だと思います。それも最初から分かっていたことです。県総体よりも競技時間が押していました。レース直前まで幅跳び。それでもなんとか6位に入ってくれました。本人的にはかなり悔しいだろうなという部分です。それでもインターハイに進めた。やはり3回目までに7m20くらいの記録が出せていないといけないのかなと。インターハイは予選があります。まずは3回で力を発揮することなのかなと思いますね。頑張ってほしい。

 

ダラダラ書いています。他にも複数種目が出場していたのですが。主だったものを書き記しておきたいなと思います。今の自分に何ができるのか。何をするべきなのか。この部分も考えながらやっていけたらいいなと思います。記録として。

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