月曜日。この日はなぜだかわかりませんが少し早く目が覚めました。理由はわかりません。まー基本的には5時前には目が覚める感じなのですが。それもあって早めに出勤。時間の確保ですね。授業準備なども気になっていたので。眠りが浅いのが以前からあります。寝ても回復しない状況かなと。
練習。この日は競技場での最終刺激。中国大会に向けて。限られた時間の中でどのようにするか。連取の最初の段階でkd先生が「行動を早くする」という話をされました。ここに関しては以前から何度も言っています。練習計画があるのですが行動が遅いためか上手く回らない部分があります。練習量としてはそれほどではありません。しかし、終わらない。次の行動を早くするという感覚がないのかなと。私からは「中国大会で戦う」ことについて話しました。週末が中国大会です。ここに「参加するだけ」という選手は練習をしても意味がなくなります。インターハイを狙っての勝負の舞台です。インターハイに届くかどうかは別として「最大のパフォーマンス」を発揮することを考えないといけません。戦うというのはそういうことだと思います。「足が痛い」とか言っている場合ではない。グランドでは「中国大会でどのように戦うのか」を考える。勝負する気がない選手は今練習をしても仕方ないと思います。冷たいかもしれませんが。
ショートハードルの指導を中心に。ホームストレートに人がたくさんいました。これではなかなか練習ができません。選手が「バックストレートでやりたい」と申し出てきました。そのタイミングで短距離もSDをバックでやるということになりました。移動。無駄な時間を減らしたい。試合前に長時間練習する必要はない。ましてや待ち時間が長いだけであれば意味がないと思います。効率よくやることの必要性を感じてもらいたいなと思っています。
ハードル。男子の練習もしました。1年生はいきなりハイハードルを跳ぶというのは怖いと思います。今年は県内のレベルもそれほど高くなく1年生男子も中国大会に進むことができました。しかし、ほとんど技術的なことはやっていません。今は戦える選手のレベルを引き上げていく時期。1年生は経験の時期。ユースハードルでの練習で十分かなと思っています。見てみると1台目までが遅い。ハードルをなくして思い切り走る練習をしました。これで少し改善。見ていてやれることをやるしかないと思っています。いきなりのレベルアップはありません。時間をかけてやっていく。練習を積む以外に方法はないと思っています。
女子のほうは先週1週間はきちんと練習ができました。不安もあると思いますが。ハードル練習をする。土曜日は1台目までのアプローチを中心にやっていきました。ここは本人に任せてです。月曜日は全体の流れを確認していく感じ。本人が5台目まで跳びたいということだったので。スプリントの感じはかなり上がってきていると思います。ハードルのリズムも悪くない。本人が「筋力不足で着地でつぶれるといわれた」と話していました。これは今の段階でどうにもできません。あと数か月あれば筋力的な部分も改善できるのかもしれません。できないことを考えても仕方ない。できることを最大限にという感じですね。
途中もう一人の選手が5歩ハードルをしたいといってきました。「きれを出すように」と言われたようです。そのための5歩ハードル。やらせてみると「詰まります」とのこと。前の記事にも書きましたが「速く動いて処理する」というのが狙いです。詰まるから・・・ではなく詰まらないように速く処理するのです。これを見ていても3年生も「1本5歩ハードルやりたい」ということだったので実施。速いなと感じながら見ていました。本人は不満げですが。これは毎回のことなので。かなり動いていますがなかなか認めません。手ごわい。
ヨンパ選手はリレーとの兼ね合いもありなかなか大変。疲労などの関係もあり3台目までの練習としました。1台目まで合わなかったりというのもありましたが最終的にはかなり良い感じになりました。3台目までもスムーズ。あとは体力的なものとリレーとの兼ね合いでしょうか。この部分が最大の課題となります。前回のようになると本人もしんどいと思うので。
私に何ができるか。それを常に考えます。万人受けするわけではない。しかし、選手にとってプラスになるために何をするかは他の指導者よりも考えているとは思います。このご時世。私のような考え方は疎まれるのかなという気はしています。それでも。自分が信じる道を。そう思います。