kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

存在価値

2021-06-27 | 陸上競技
ここ最近、身体的にも精神的にも落ち着く部分がありませんでした。中国総体から1週間が経過してやっと身体が少し回復してきたのかなと。直射日光に当たり続ける部署だったのもありかなり疲弊していました。気がついたら腕に水膨れができていて潰れていました。やらないと回らないのは分かっています。とはいえ、この疲労度は如何なものか。限界値に近い感じでした。

中国総体。色々な選手のサポートができたかどうか。skyではkbt先生とkd先生がいます。私が貢献できるのはハードルとスプリントくらい。女子のヨンパで上手くいけば予選通過できるのではないかと考えていた選手、予想できない負傷により棄権することになりました。あの状態でレースに出たところで何も得るものはないなという感じもありました。ほぼ練習らしい練習ができていない中で試合に出ても私的には意味がないと考えています。本人は出たいというのかもしれませんが。

このこともあり、「私の存在価値は何か」を自分の中で問うようになりました。結局、練習らしい練習もさせられていない。これが続けば間違いなく成長がないまま終わってしまう。これって本当に意味があるのかなと。別に誰かが何かをしたからというのではなく。自分自身の存在価値は何かという気持ちが大きくなりました。ショートハードルで3位に入賞してくれましたが、もっときちんとやれれば勝てたのではないか。そういう気さえしてきます。

今回は自チーム以外のことも色々と頼まれました。もちろんskyの練習や選手が最優先。練習時間以外にあれこれサポートすることがありました。ここに関しても意味があるのかどうかは分かりません。「指導したがっている人」みたいに思われるのかもしれません。それでも「誰かの役に立てるなら」という感覚があります。これは綺麗事ではなくずっとずっと前からこのblogに書き続けている内容です。

サポートを依頼されていた選手が大幅自己ベストを更新しました。これは私が云々ではないとは思います。これまで何もやっていなかった選手にある程度の材料を与えたら力を発揮したというだけなのかなと。ラウンドを進むことができました。親しい指導者も喜んでくれたいました。これって本当に自分の中では大きな価値があります。誰かが喜んでくれるというのは大きな話です。そのためにやっているといっても過言ではない。

とはいえ、それって私が私らしく生きているって言えるのかな。誰のために何を求めて生活しているのか。今私自身がやるべきことは何かなという自問自答。

一燈照隅・萬燈遍照。これは前も書いた気がするなと思って過去のblogを読み直してみました。


全く今と同じことを考えています。というか、私自身の成長がないのかもしれません。いつまでも同じ場所でグルグル回っているのかもしれない。そう考えると何をやっているのかなという気持ちが大きくなります。それでも誰かに「必要」とされることに対して自分自身がどのように応えるのか。ここは大きな話です。

中国総体に出場できない選手が出てしまった。それは良くない。もっとしつこく話をしていけばこんなことにならなかったかもしれない。練習できない日が続けば強くなれる確率が下がります。棒に振ってしまう時間が増える。これは良くない。同時に他の人から「どうしたら速くなれるか?」と問われたら必ず答えると思う。それはそれで正しいのかどうか。何が正しくて何が間違っているのか分からない。その中で自分が何をするべきか。

頼られた時に突き放す人間にはなれない。甘いのかもしれません。それでも私が私らしくあるために何をするか。自問自答しています。まとまらない。地区の委員だからやるのか。前任校に対する愛着があるから指導するのか。困っている選手がいるから助けるのか。分かりません。

まとまりません。
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やらないといけないこと

2021-06-27 | 陸上競技

前の記事にも書きましたが「すごいこと」がありました。このことはまた別に書いておきたいと思います。まずは自分自身の「整理」をしないといけない。

 

とはいえ、もうすでに中国総体が終わってから1週間が経過しています。今から何をするのかどうかを自分の中で明確化しておかなければいけません。とにかく頭の整理をしなければいいことはない。

 

中国総体が終わる。ここから次に向けてのスタートになります。中国総体で終わってしまった選手はもう来年のインターハイに向けての準備になります。秋の大会もあると思いますが、やはり高校生のメインはインターハイ。そこに向けてどう準備をしていくのかを考えていきたいなと思います。複数顧問がいるのでkbt先生の方針に合わせながら自分にできることをしていきたいなと思っています。

 

インターハイに出場する選手。冗談抜きで勝負だと思っています。何人かは入賞が狙えます。その水準までもっていくことができるかどうか。まずは気持ちの部分の確認とどれだけやることができるかという部分だと考えています。

 

私がハードルを見させてもらっている選手。本気で優勝を狙いたいと思っています。そこを目指さないとインターハイに遠足に行くだけになってします。予選通過を目標に、決勝進出を目標に。それくらいだと途中で降下してしまいます。そうであれば表彰台の一番端っこを狙いたい。中国総体で3位の選手が全国で優勝できるかの?という話もあるのかもしれませんが。高校生です。その気になれば劇的に変われる。

 

「最低でも県記録更新」という話をしています。13秒82です。これをクリアして13秒7台に入る。そこで初めて可能性が出てくると思います。kd先生と話をする中で「1か月で技術的な変化は難しい」と言われました。しかし、「基礎筋力を上げることはできる」と。Mさんの最大の課題は「筋力」だと思っています。13秒台で走る高校生の中で間違いなく最も筋力的に弱い。逆にいうと「伸びしろ」がかなりあります。

 

この部分はとにかく徹底的にやりたい。上半身と下半身の連動も含めて。男子のリレーも行くからには最低限でも県記録更新。数日前に「補強」をさせる機会がありましたが、インターハイ出場選手には厳しめに。今はほとんど厳しく言っていません。これまでの流れがあります。しかし、私は気さくなおっさんではない。やるときには徹底的にやります。言い方は優しいかもしれませんが、ここできちんとやれないと勝負できないのですから補強に関しても最大限のことをやりたいと思います。

 

1か月で基礎筋力はある程度上がると思います。それだけで全く違うレースができると思っています。抜き足を持ってくる。締めて落とす。リードアームで身体を抑える。上半身で回転運動が生まれるのでそれを抑えてハードルに正対して踏み切る。これは「技術」なのかもしれません。が、Mさんにとっては筋力的な課題です。これが少しでも克服できれば信じられないくらいの伸びを見せてくれるのではないかと考えています。「人並」になれば本当にすごいことになる。信じてもらえないかもしれませんが(笑)。

 

幸いいろいろな角度からのアプローチができまず。kbt先生とkd先生と意見交換しながら取り組んでいくことができる。これにより1か月という短期間であっても変化は生まれると思います。ハードル練習をすることも必要だと思いますが、とにかく時間をかけて身体づくりを徹底する必要がある。もちろん、ほぼ付きっ切りでいいと思います。回数も含めて正確に大きな負荷をかけ続けるためには「自主的にやる」という部分からは逸れるかもしれませんが、最大限の練習をさせていく必要があります。

 

今の私の役目としてはここなのかなと。krkくんがオリンピック出場を決めました。実は数年前から山口県のヨンパはかなり活躍をしています。先駆者であるymd選手を始め、国体での入賞が続いていました。福井国体の時には女子選手が優勝しています。複数入賞もしている。これは本当にすごいことだと思います。その流れを続けたい。そうなると今回のインターハイでMさんが活躍してくれると大きな波が生まれます。それだけの力がある選手だと思っているので。

 

やらないといけないこと。ここをどれだけできるか。目標があっても正確性と負荷をかける部分はできない部分があります。そのために私がしつこく言い続けること。これが今の役目なのかなと。他の選手も同様です。最大限のことをやってく必要がある。強化していくためになにをするのか。ここは重要だと思っています。技術的な変化よりも基礎的な部分をっかりとやる。まずは支えるための筋力アップです。

 

しつこく言い続けています。「やる」のは必ずやってくれます。それ以上の部分をどうやってするか。最大限のことをやっていきたいと思います。見守ってもらえると幸いです。

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本当にすごい

2021-06-27 | 陸上競技

途中まで書いていたのですがバタバタしていた間に消えてしまいました。これによりモチベーションが低下・・・。書けるかな。

 

前も書きましたがkrkくんが日本選手権で優勝してオリンピック代表に内定しました。これは本当にすごいことだと思います。やはりkd先生とkrkくんが出会ったというのが大きいと思っています。kd先生は最初から「400mHで勝負」という話をされていました。一目見てkrkくんのポテンシャルと適正に気づかれたのだと思います。だからといって最初から400mHをやるのではなくショートスプリントを上げながら少しずつそちら側に移行していく。長期的な視点に立って考えられるkd先生だからだと思います。早期に結果を出すのではなく3年生の時に勝負する。この感覚だと思います。

 

インタビューで「ここまで来たのは多くの人の支えがあったから」という話をしていました。これは感動です(笑)。きちんと受け答えをしている姿は素晴らしいなともいました。。性格的に素直でいい子です。純粋な部分が大きいのでかわいい(笑)。オリンピアンにこのような言い方をするのはどうかと思いますが(笑)。

 

1年生の冬くらいからハードルの練習を見させもらいました。学年を進めていく中で「天才」だと感じる部分が増えていきました。いろいろな意味で。3年生の時には「日本一」が視野に入る。こういう選手と関わらせてもらえたことは大きいなと思います。

 

当時のことを振り返ろうと思ったのですが長くなりそうなので記事をあげておきます。

 

茨城国体~少年400mH~

 

予選の前にkd先生とkrkくんと私で四葉のクローバーを探するがたはシュールだったと思います。他県の先生も一緒に探し始めるという(笑)。

 

このあたりの記事を振り返ると今と同じようなことを感じていました。

 

国体を振り返って

 

色々と思うことがあります(笑)

 

とにかくkrkくんの活躍は素晴らしい。kd先生との出会いは「必然」だったと思います。他校であればここまでにならなかったのでは。近くで見てきたからこそ感じる部分はあります。本当にすごいことだと思います。

 

日の丸をつけて走る姿が見たいと話をしていましたが、こんなに早く実現するとは(笑)。楽しみです。山口県の関係者は応援しています。書きたいことは山ほどあるのですが。一旦記事が消えてしまったので意欲が(笑)

 

 

 

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