金曜日。待ちに待った発表でした(笑)。誰も待っていませんが。この日の朝に「参加者名簿」の存在に気付いて確認をしました。高校では家庭科の先生方が「参加」されるようでした。「金融教育」という部分は家庭科での「ライフプラン」などにかかわってくるというのもあると思います。ひょっとしたら次年度「担当」が回ってくるというのがあるかもしれません。
今回の発表は「小学校」と「高校」の2校でした。義務教育と高校ではまた求めるところが違ってくると思います。小学校では20年近く前から「カレーを作る」というのをやっています。これは「予算額」が決まっていてその予算の中で「豚肉」を買うのか「牛肉」を買うのか、「シーフード」を買うのかなど自分自身がどこにお金をかけるかという部分です。これも金融教育なんだなと以前参加した時に感じていました。今回も同じようなことをされていました。学年で段階に合わせていろいろとやられているのだなと。この準備がすごいなと思います。かなりの労力を要するはずです。
「費用対効果」の部分。今回は予算がついていましたが、「外部から講師を呼ぶ」ことであったり、「県外に視察に行く」という予算になっていました。多くは語りませんが「生きたお金の使い方」になればいいなとは思います。現場で「ここに使いたい」と思う部分に対しては使えません。公的な組織だからそれは仕方ないのかなと思いますが。交通費などに使えない部分もあるので。今回はそれも踏まえて「一切お金は使わない」という選択をしました。何をもって金融教育を担当しているのかよくわからなくなりますが。
うちの取り組みは「2年間」でした。昨年度の内容を云々いうつもりもありません。まー一般的な「金融教育」であったのは間違いない。「事業」がある。だから「やらないといけない」という取り組みがこの世の中にはたくさんあります。「予算」がついているので年度内に「道路工事」をしておかなければいけないというのと大差ない。使わなかったら「j必要ない」と判断されて「予算」が減らされる。ここに無駄なことがある気はしています。まーきっと変わらないのでしょうね。これは「愚痴」ではなく「問題点の提起」です。本当に「意味のある活動」にするためには何が必要か。「こういく活動」としてやるのか。「事業」があるからそれに合わせて「形式的」なことをやるのか。不明です。
今回は「見えないお金の流れ」についてやりました。ビジネスの流れの中で大きく変化が生まれている。そのことを生徒に理解させるという部分です。電子マネーやネット取引、そこに伴うトラブルなどを学習していき最後に「実践的な取り組み」をして「知識」と「実学」を結びつける。別に大したことはやっていません。最後に「バナー広告」の契約を外部と結ぶというところまでいきました。この中に「ビジネスマナー」などの「教育活動」が含まれてきます。普通教科との違いは「実学」であるというところだと思っています。だからこそこの部分は外せないなと思っています。
発表は10分程度とされていました。1年間でやってきたことを10分ですからなかなかです。正直、「本当の狙い」などを話そうと思うと20分近く必要になるのではないかなというのもありました。どうせやるなら「なぜこのようなことをやっているのか」を理解してもらう必要がある。とはいえ、ニーズとしてはそこは求められていない。「事業」に対して「やった」ことが必要なのかなと思っています。ここはあくまで私の「私見」でしかないので正解だとか批判だとかではないのですが。「中身」がどうこうというよりも「実施した」ということが重要かなという部分もありました。本来的な「教育活動」とは異なっていても「実施した」という事実は残ります。何度も書いていますが「批判」ではな「そう感じた」という部分を記録しているだけです。
もちろん、この手の活動をするためには「多くの人」の労力があります。「予算消化」という部分も含めて。オンラインでやるという流れが主流になると「外部から来てもらう」というのも少なくなります。呼べる講師も「金融アドバイザー」のようのあ「肩書」がある人だったりします。私自身が「金融教育」に関してもっと積極的に勉強して取り組めば違う視点も生まれてくるのかもしれません。力不足なのだと思いますね。
今回の発表が12分程度でした。これが何かを生み出すかどうかはわかりません。見ていた人が興味関心を持ってくれるのかもわかりません。淡々と実施するという部分もありました。オンラインなので反応もわかりません。それでも「実施した」という事実が残ります。準備などもある程度やりました。何度も書いていますが「予算」に関しては一切手を付けていません。「予算が付いた」から「やらないといけない」というのでもありませんし。実際に使おうと思っても「制約」もあったので使えなかったというのもあります。今回やった内容が本当に「金融教育」としての価値があったのかどうかは周りの評価だと思います。別に「評価」されるためにやっているわけでもありませんし。
任務は果たしました。これが「業務」だったのかどうかはわかりません。「教育活動」としてどの位置づけになるのか。それも不明です。決められた「形式」に沿って「やればいい」という内容にしてもよかったのかなとは思います。外部講師を招いてひたすら話を聞くだけでも「金融教育」ですから。実践的なことをやるということで「見えない何か」がわかってくると思っています。今回の「見えないお金の流れ」に関しては生徒たちがこれから先にかかわる部分もあると思います。「対面販売」が減っていくこと。「広告」の価値が変わってきていること。そこに対して「学び」があればいいなと思います。
ひとまず「発表」は終わりました。いろいろと「すごい」話がありましたが、まーもう良いのです。やり終えたという事実が残っていますから。こういう書き方をすると「批判」が出るかもしれませんね~。まー考え方を否定される必要はないと思っています。「何が必要か」をほかの人から強制される話ではない。思想信条とまではいきませんが。自分らしくやりたいとは思っています。