kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何ができるかを考える

2022-02-15 | 陸上競技

月曜日の練習。この日はテスト週間に入る前の最後の練習でした。しっかりと時間が取れる。数人はkd先生に治療に連れて行ってもらう予定になっていたのでそれまでにどれくらい負荷をかけるかという感じになっていました。

 

全体の流れとしては「アップサーキット」or「体幹補強K」で。男子がサーキット、女子が体幹補強Kという感じでした。時間をずらしての練習です。体幹補強Kは10分程度でやりたいというkbt先生の要望に応えてあれこれ組み合わせています。これも動画作成をしたいなと思って先日から3年生のやっている姿を動画に収めています。スマホで撮影したものを動画にするというのは画質などの問題もあるのかもしれません。まー別に公に公開するものでもないからいいのかなとは思いながら。学内の情報共有がメインです。

 

そういえば、「動画編集ソフト」が無料期間を過ぎてしまったのであれこれ画策しました。やはり無理なようだったので「ソフト購入」という手段をとりました。サブスクの形で毎月お金を払うのは難しいので「買取型」にしました。バージョンアップなどの問題も出てくると思いますが、ひとまず今のバージョンでできる編集をしていこうかなと。どれくらいできるか分かりませんが。ソフトが届いたらまた作成します。それなりの値段でした(笑)。そこまでして作成する必要があるのかどうか(笑)。

 

ハードルを使ったドリルをやってから片足スキップ、連続引き出し、スピードバウンディングの流れで。この辺りは選手がきちんとやっていきます。もちろん細かい部分の指摘はしないといけないと思いますが。上述のように「治療に行く」という選手もいたので早めに補強を。限られた時間しかなかったので「踏み台昇降」と「きんにくん腹筋」を。前回とほぼ同じ。前回は6分とか8分でしたがこの日は10分で。休まずに腹筋をしてから出発。短時間で負荷をかけることを考えての内容です。

 

残りの補強組はまた同じような流れで。ハードル股関節をやってから踏み台昇降。地味すぎて気持ちが切れる感じがありました。それでも止めずにやらせました。結局、「走らないといけない」ことには変わりません。周りの人が走っていて自分が走れない。そこに不満を持ってもどうにもならないのです。走れないことには変わりないのだから。ある程度負荷をかけてから軽めの流しをする選手とランジをする選手に分かれる。動きながら負荷をかけるという部分が足りていないので。静止してからの負荷と走る負荷は違います。できるだけ動きながら補強をしたいと思っています。本当に補強をやり続けるだけになっていますが。

 

全体は専門練習に。スタート練習やハードル練習に分かれて。ハードル練習に関しては週1回くらいになっているのでメニュー自体を固定している感じです。5歩ハードルがメイン。前回は切り替えも入れたかったのですが準備ができていなかったのでやらず。今回はやろうと思っていたのですが「距離設定表」を忘れたということなのでやりながら微調整。毎回ですがこの時間がもったいないなと思います。ある程度こちらも「距離」を決めて表を作っています。早く練習が始められるようにという工夫なのですが。なかなか。

 

15歩と16歩の練習を入れています。男子が2人走っていますが15歩のレースと16歩のレースを想定した距離設定で。5歩ハードルと6歩ハードル。6歩ハードルのほうは2台目が逆足になります。ここが跳べません。スピードが出ている中での逆足は難しいと思います。実際のレースの時はもっとスピードが出ています。その中で安定して逆足が使えなければいけない。「できない」ではなく「やる」しかないなと思っています。15歩のほうの5歩ハードルは少しは形になってきました。逆足を使うと途端に崩れてしまいます。1回だけ逆足を使えたらいいなと思っています。16歩を2回使って残りは17歩。1回の逆足がどれくらいできるか。大きく動きが崩れないようにしたい。

 

この間、補強組は「チューブ補強」をしました。エアロバイクがないのでなかなかイメージする練習ができません。ということで「チューブ」を使ってその場歩行をすることにしました。これは通常30秒程度やるのですがこの時間を伸ばしました。3人いたので2人は「200m」を意識して。25秒+20秒、一人はヨンパを意識して「65秒」で。走れなくても「走るイメージ」を作りたい。決められた時間「動き続ける」ことで実際の走りに繋げていきたい。とにかくこれを時間が許す限り繰り返しました。何セットやったかは分かりませんが。とにかく「動き続ける」のです。足が痛くて走れないという状況であっても「動き続ける」ことはできます。ゆっくり動くのではなく「速く動く」ことも必要。「できること」を探りながらやっていかないと何も変わらないなと感じています。

 

とにかく「走れるような状況を作る」のが必要です。男子は「補強組には絶対に入らない」という強い意志があったようです。まずは「走る練習をする」というのが最優先事項。痛みがある部分もあるのでしょうが「練習を極力抜けない」というのを合言葉のようにしていました。「抜けても仕方ない」というのではなく「抜けない」というのがベースにあるのです。ここも大きい話かなと。


変化はあります。が、以前も書きましたが「県大会に出る」というレベルを求めるのではありません。そうであれば劇的に変わらないと届かないと思います。その辺りのことも感じながらやってもらえるといいなとは思います。


上手くまとまりませんが。記録しておきます。

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ガソリン生活

2022-02-15 | 陸上競技
またも読書の話を。時間がそれほどなかったのですが。動画作成をしようと思っていた部分ができなくなってしまったので借りていた本を読むことに。伊坂幸太郎さんの「ガソリン生活」を。
 
主人公は「車」です(笑)。車の視点から物事を見ていく。普通に運転している車が実は意思があってお互いに「会話」をしている。もちろんその「会話」は人間には聞こえない。偶然車に乗せた「有名人」との出会いから物語が始まる。
 
 


 
色々な伏線がある中でどうなるのかドキドキしながら読んでいきました。話の中に「モラハラ」のことも出てくる。考えさせられる部分でした。表から見る部分と裏から見る部分で全く違う。その中での苦しみだったりとか。「いじめ」に関しても触れてありました。「優位に立つ」ために動画を撮ったり、相手の弱みを握る。そんな世の中を示している感じがしました。
 
大きなニュースがあれば人はそれに飛びつく。大きなニュースがないときには「有名人」のスキャンダルを取り上げて騒ぐ。結局は「お金になるかどうか」だったりする。今のマスコミに対する皮肉も込められていました。本当に大切なことに関して考えるのではなく「お金になるかどうか」がメインになる。面白くはないですが現実はそのようなものなのだと思います。
 
最後は伏線を回収していく流れは流石。面白く読めました。現実の問題を踏まえながらの作品でした。ざっとしか書きません。誰も興味を持たないかもしれませんが(笑)。内容に関しては興味がある人が読んでくれたらいいなというくらいです。自分が読んだ本のことを記録しておくという感じの記事です。
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