kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ウエイト

2010-05-12 | 陸上競技
水曜日、中間考査が始まりました。かなり早いですが終了後総体まで少し時間が取れますからある程度の練習負荷をかけることが出来ると思います。専門練習をする時間が確保できます。

2時間テスト終了後、サーキットとウエイトをやりました。前日走った影響があり若干の筋肉痛があったようです。60mを走っただけですが久々に負荷をかけたので筋肉痛になったのでしょうか??話を聞いた者はハムストリングに来ているという事だったので良い刺激が入っていたのでしょう。
ウエイトは基本的に主要種目のみとしています。あまり時間をかけたくはないので、必要な種目だけをきっちりとやりたいと思ったので。全体的に筋力の回復が伺えます。支部大会以後の状態と比べると間違いなく戻ってきています。この状態からまた調整をしていくと筋力的にちょうど良いくらいになるかなと。投擲ではありませんから筋力がいくらあっても走りに結び付かないと意味がありません。一般的な投擲選手よりは基礎筋力は高いと思っています。
特に重視している瞬発的な動きを見ているとかなり筋力が上がっているのを感じています。きちんと力が発揮できるようになっている選手は走力も上がってきている感じを受けます。やはりつながっていると思いますね。

終了後は2人を整体に連れていきました。先日軽度の肉離れをした者がいるのですが、少し身体のバランスが崩れてきている感じを受けています。無理矢理身体を動かしているような走りをします。これでは前には進みません。よく考えてみると支部大会の前から休まずに練習をしています。疲れも蓄積しているのでしょう。テスト週間を有効に使って回復させていかないといけません。それだけでは完全回復には届かないかもしれないので、こちらとしても出来ることは全てやっていきたいと考えています。サプリメントを摂取しながら動く身体を作っていきたいと思います。

昨年、総体でmisatoが全く走れませんでした。動かない状態を無理矢理動く状態に持っていったので精神的にも肉体的にもかなり疲労していたのだと思います。今だったらもっと我慢させないといけない部分があったと分かりますが、当時は私も本人も「何とかしたい」という気持ちが強かったですから走れるようにしなければという部分が大きかったですね。総体終了後、最大限の事をやっているうちにいきなり劇的に走れるようになりました。やはりもっと配慮が必要だったと思います。今回はその反省を生かしていきたいと考えています。焦らずにやります。

午後からは約6時間勉強をしました。今年転勤して来られた野球部の先生から「よく集中して勉強している」と声をかけられました。やるべきことが見えてきている者は全てが変わってくるのだと思います。しっかりと取り組ませていきたいですね。勉強時間は確保しています。やるかやらないかは自分自身の考え方次第です。しっかりと取り組む雰囲気を作り出していけば人は動きます。チームとしての取り組みです。目的意識を持ってやっていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に走る

2010-05-11 | 陸上競技
水曜日、かなり風が強かったですが天気は非常に良かったですね。暑いということは全くなかったですが、陽射しは強かった感じがあります。

放課後は会議があったので練習はほとんど見れませんでした。テスト前日ですがこれまでかなりの勉強時間を確保していたいたのでこれで勉強出来ないというのは大問題だと思いますね。土日だけでかなりの時間は勉強に充てています。この時に真剣にやっていれば前日に慌てることはないと思います。難しい話でしょうか?私はそうは思いません。

練習はサーキット、ドリルといつも通りの流れでやりました。その後はショートをやりました。ここまでは全く見ていません。会議終了後卒業生が会いに来る予定だったのでそれまでの間の60mの折り返し走だけは見ました。競技場まで行って150mを走らせても良かったのすが、移動時間がもったいないので学校で出来る練習にしました。よく考えてみるとかなり久々に走った気がします。土曜日にショートをやりましたが、あまり心肺機能には負荷がかかっていませんでした。今回はかなり追い込みましたからきつかったと思いますね。
短短は短長の間に入り、半分くらいの量にしました。どれだけ高いスピードで追い込めるか。短時間でやらなければいけませんから休息時間を短くしてから走らせました。走れている者と走れていない者の差が激しかったですね。なかなか付いていけません。スピードレベルが上がってきている者がいますから練習の質が上がっていきます。本数を重ねてもスピードが鈍らないという選手とどう戦うか?大切な部分だと思います。中国レベルで考えるとうちの選手と同じレベルの選手がたくさんいます。そこと戦うためには目の前にいる選手と戦わなければいけないのです。それが一番の近道だと思います。

選手は全体的に声が出るようになってきました。当たり前ですが何回も同じことを言われているようでは戦えませんからね。意識したら出来ることを全員がきちんとやる。簡単なようで難しいことかもしれません。気持ちだけでは何ともならない部分ですが意識の変化は力を引き出すためには重要だと思います。

明日からテストです。しっかりと勉強してもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨のための予定変更

2010-05-11 | 陸上競技
月曜日、少し走ろうと思っていましたが朝から雨・・・。止むことを期待していましたが全くその気配が無く気がつけば大雨でした。走る予定でしたが断念して、ウエイトにしました。支部大会終了後から約2週間継続してウエイトをやって来ました。少し落ちてきていた最大筋力もほぼ戻ってきた感じがあります。これをあと1週間くらい(テスト終了時点)までは継続していき筋力の向上に努めたいと思います。

無駄に重くする必要はないと思いますが、やはり筋力が低下すると良いことはありません。冬期練習ではかなりのウエイト&補強をやりました。ウエイトだけで約1時間。これは様々な補助種目を入れていますし、特殊な形のウエイトも入れていますから時間がかかります。それが終わってから室内で身体をコントロールするようなトレーニングと屋外で重心を進めながら筋力を発揮するようなトレーニングをしていました。更にメディ投げまでやっていましたから負荷としてはかなりのレベルです。1月末からこのスタンスでやりましたからこれだけで1日の練習が終わってしまう感じでした。負荷は高いと思います。筋力を上げることだけが目的ではなくそれを上手く活用できる状態に持って行かなければいけないと考えています。使えない筋肉はただの重りにしかなりませんから。

この冬期練習と同じメニューを支部大会終了後、県選手権までの4日間に2回入れました(笑)。それでも走れると思っていたのですがかなり甘かったですね。超回復を無視して大会を迎えましたから県選手権は散々でした。その後、筋力の回復が見られました。レースが続くとどうしても筋力が低下していきます。この部分を補うためにはやはり3週間程度はかかるのではないかと考えています。根拠はありませんが(笑)。クリーンやスナッチの動きを見ると切れが戻ってきた感じがあります。これが全てレースに直結するところまで行けばいいのですがなかなか難しいのが実際の所です。人間の身体ですから全てが計画通りにいくことはありません。個別に動きを見ていかなければ行けない部分もあると思います。

この辺りはまだまだ私も試行錯誤しながらやっていかなければいけないと考えています。教科書があるわけではありませんし、そんなものあっても役には立たないと思っていますから。少しずつやるべきことをやっていきたいと思っています。まだまだ1年生は甘い部分が目立ちますが、普通の1年生と比べると良いかなとは思います。しかし、基準はそこではなく「目標」に対して必要な努力ができるかどうかです。こう考えると到達するまではまだ遠い気がします。時間はかかりますがしっかりと取り組ませていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甘くはない

2010-05-11 | 陸上競技
県総体まであと3週間を切りました。思っていたよりも時間が過ぎるのが早いなと感じています。他県でもほぼ支部大会や県選手権が終わり、それぞれの現時点での状態が把握できる段階に来ました。もちろん全てのチームが調整をしてから出場しているわけではありませんから、正確な力を把握できるわけではありませんし総体や中国になれば更にタイムが上がっていくというのは簡単に予測されます。うちの県選手権の結果を見れば「怖れることはない」と思われると思いますし、鳥取等は気候のこともあるので調整が遅れ気味になっていると思います。力の把握とまではいかないのが実際のところかもしれません。

それでもやはり他県の状態は気になります。選手は様々な情報網を持っています。力がある選手が故障気味で出遅れているというのは私以上に把握している部分があります。現時点だけでいうとrinaの58秒50はランキング的に4番目。1位だけが56秒0とずば抜けています。2位は58秒32、3位は58秒40とほぼ互角といったところでしょうか。もちろん昨年すでに57秒台に入っている選手ばかりですからこのままでいくことはありませんが、rinaが57秒中盤までいけば十分可能性があると思っています。400mHはakaneが64秒6で2位、mikiが65秒8で4位です。こちのほうは他県の出遅れが目立ちます。mikiもベストの状態で試合には出ていませんからもっと上がってくると考えていますが、他校の選手も同様かもしれません。63秒台が1人、66秒を切っているのが3人、あとは66秒前半です。この66秒前半に5~6人います。昨年と同様のレベルだと思います。64秒前半がボーダーになるのかなと。

一応4継も調べてみましたが、多分14番目です。すでに50秒を切っているチームが9チーム。広島のnumataは12秒前半に3人います。12秒1と12秒2ですからちょと太刀打ちできそうにありません。可能性が0のわけではないと思いますがかなり厳しいのは確かです。4継で戦えるスピードは欲しいですが日程なども考えるとかなり厳しいですね。うちも50秒切りを目標にしていますが、48秒台が出るとは思えません。ちょっと遠いかなと。
マイルに関しては上位チームがまだベストメンバーで組んでいないというのもありますが、4分02秒3で6位です。昨年度優勝校matuekitaが3分56秒、4継が強いnumataが3分57秒、kurashikichuoとfunairiが3分58秒、広島のminamiが4分01秒と続いています。うちもベストメンバーでベストの状態で戦えばついていくことはできるレベルかなと考えています。4分02秒の次は4分06秒です。もちろん全てのチームが力を出し切っているわけではありませんから単純比較には意味がありません。これも間違いなく3分55秒がボーダーになるのではないかと考えています。もっと上がるかもしれません。

こう考えてみるとやはり甘くはありません。簡単に手にはいるほどのレベルにはいないということがよく分かります。インターハイで勝負を使用としているチームはすでにインターハイでどのように戦うのかを考えているのかもしれません。うちはそこまでのレベルではありません。なんとか中国大会を抜けてインターハイの準決勝に行きたいというレベルです。他のチームを気にしているよりは、まずは自分達の競技力を戦える水準まで引き上げていく必要があるのです。そこまで行かない限りはどれだけ情報を手に入れても、全く役に立たないのです。

現時点での4位や6位には意味がありません。単純に他の県の選手がどのくらいの記録を出しているというのを知るだけです。当たり前ですがこの時点で満足して「インターハイに行ける」と思っていたら痛い目にあいます。うちは全てにおいて挑戦者でなければいけません。現状に一瞬でも満足してしまえばそこで全てが終わります。これからが本当の戦いになるのです。県総体は通過点ではありません。それぞれがきちんと力を発揮していくことができなければ3週間後の中国でも戦えません。師事している方から「以前、県総体で総合優勝を目指してやっていって優勝したがその後の中国で力を出せなかったことがある」と伺ったことがあります。知らず知らずのうちに力を出し切ってしまったのかもしれません。うちも今年は総合優勝を狙っています。しかし、それは最大目標ではなく中国で戦うための一つの指標になるということを選手が理解しておく必要があります。経験的な話を聞くことで自分が何をするべきかをしっかりと考えていくことができます。感謝するべきですね。

インターハイに行きます。インターハイにいて一つでもラウンドを進むことが最大目標です。しかし、そこに到達するまでの道のりは決して簡単なモノではありません。甘くはないのです。それなりにやっていって届くとは思いません。全力でやっていって初めて可能性がある。そう思っています。他校の調整が遅れるのを願うのではなく自分達が力を引き上げて戦える状態に持って行くことが重要だと思います。自分達の力でインターハイ出場の資格をつかみ取るためにこれまでやって来たのですから。昨年と同じタイムでインターハイに行くためにやってきたのではありません。もっともっと力を上げていかなければ行けません。だからといって過剰に練習をするのではなく「力を引き出す」という部分に重点を置いてやっていかなければいけないと考えています。

可能性はある。しかし、それほど甘いモノではない。このことを私も選手も肝に銘じてやっていきたいと思います。常に上を!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精神的な成長

2010-05-09 | 陸上競技
ここ数年、少し指導が軌道に乗ってきた感じがあります。様々な人に支えて頂きながら、私の活動に対しての叱咤激励を受けながら少しずつ前進している感じを受けています。まー相変わらず自分のペースでやっていますから、「またkanekoが…」と思われている部分も多いと思いますが(笑)。

最近少し変わってきたかなと思うのは良い意味での「余裕」が生まれてきたことかもしれません。以前は全ての大会で結果が出ないと「何なんだ!?」と思う部分がありました。こちらが思うように選手が走れないと不満を感じていた気がします。最初の頃はアップがきちんと出来なかったり、レース展開のミスが多かったりと怒るべき部分が多かった気がしていますが。こちらが話している内容が理解できないのがもどかしかったのを今でも覚えています。
それが「今はこの段階だから」と考えながら見ることが出来るようになってきました。結果だけでなくどうすれば次につながるレースが出来るかを選手に説明しながら見ています。もちろん、性格的なモノは変わりませんから「走れない」状態であってもタイムが悪いとイライラしますが(笑)。その結果を踏まえて次に何をするかを説明しています。余裕とは違うのかもしれませんが。

その代わりかどうかは分かりませんが、日常生活や競技意識に関しては妥協しなくなりました。ここがきちんと出来なければ競技成績に反映しないと感じているからです。陸上競技はスタートラインに立った時にすでに勝負はほとんど決まっていると思います。レース展開等で変わってくる部分もありますが、絶対的な力の差はひっくり返すことは無理です。レースが始まるまでにどれだけ力を高められるかだと思います。そこまでの準備がしっかりと出来なければ戦っていくのは難しくなります。
きちんとした競技意識を持っていなければ力は発揮できないと思います。精神的に成長していかなければスタートする前の段階で勝てないのです。先程も少し書きましたが絶対的な力の差を逆転するのは難しくなります。強い者は何をしても強い。しかし、普通の選手が強くなるためには練習だけではなく「一生懸命に取り組む」という姿勢をきちんと身に付ける必要だと思います。そこを徹底していかなければいけないと感じています。

今は本気でインターハイを狙っています。これは私だけではなく選手自身が狙っているのです。最初の頃はきちんとした生活態度でなければ私がかなり怒りますから、「怒られるからきちんとやる」という部分がありました。だから見ていないところではスカートが短くなったり、手を抜いたりするという部分が少なからずありました。「やらされている」という感覚が強いのです。だから練習の質も上がらない。自分自身のためにやっているはずが、気がつくと「怒られないためにやる」という事になってしまっていました。これで強くなるはずはありません。

何度も繰り返して話をするのには意味があります。試合で勝負するのは私ではなく選手自身です。私がどれだけ檄を飛ばしても実際に走るのは選手です。だから選手をきちんと成長させておかなければ戦えません。スタートラインに立つ時点で勝負は決まっているのです。最近はその部分を強く感じています。かなりの労力がかかりますがやる意味はあります。
誰のためにやるのか?インターハイに行きたいのは誰なのか?ここに関してはしつこく話をします。ここが根底になければ絶対に「人」は動かないと思っています。全ては自分のためであり、自分が望まなければ何も変わらないということをきちんと理解させていく必要があります。全てはつながっています。日常生活や競技意識がきちんとできていなければ力は上がりません。

ガツガツやるだけでは上手くいかないと最近は強く感じています。私に一番欠落している部分をどうやって補っていくかをしっかりと考えていかなければいけません。選手だけでなく私も精神的に成長していく必要があります。もっともっと自分自身と向き合っていきたいと思います。なんだかまとまりがない文章ですね…。お許しを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し走る

2010-05-08 | 陸上競技
土曜日、テスト週間ですが朝から学校で軽く練習をしました。練習を落とすという時期にしていますが、全くやらないというのではなく必要な事はやりながら疲労を抜くというスタンスで考えています。テスト週間ですから最低限の事をやることをしていきたいと考えています。

水曜日まではかなり負荷をかけましたが、木曜日と金曜日はかなり練習量を落としました。これだけでも全く違うと思います。練習前に数人にメールして身体の状態を確認しましたが、県選手権の時と比べるとかなり軽くなったということでした。もちろん完全に疲れが抜けているわけではないと思います。木曜日にはウエイトをやっていますし、金曜日は様々な形の補強をやっています。下半身に筋肉痛が残っていたり、上半身に疲労感があったりするという感じでした。この状態を聞いて「大丈夫だ」と判断しました。疲れのピークは過ぎたと思います。

練習は通常通りの時間に集合して、サーキットから始めました。終了後にドリル。こちらは基本的な動きの確認です。最低限の時間しか確保できない場合、ひたすら動かすか必要な動きに絞って確認するかだと思っています。今回は少し疲労抜きを意識していますから後者の動きの確認のみとしました。脚運びをしっかりと繰り返すなかでもう一度原点に戻り正確な動きを意識させておきたいと考えました。走り込みが続いたり、試合のような高負荷をかけた場合少し動きが崩れてしまうのではないかと感じています。この数週間はそのような状態が続いていたので時間を使って確認をしたいと。
この段階である程度動きが出来てきていました。まず速く動くようになっていました。これだけでかなり大きいですね。あまり疲れが抜けすぎてしまってピークが早く来るのは避けたいのでテスト週間の後半にはもう一度負荷をかけておきたいと考えています。そのためには走れる準備をしていかなければいけないと思います。

その後ショートをしました。こちらも本数を絞って30mと60mを走りました。スタートのタイミングが1年生は少し早いので最初の何本かはフライング気味になります。うちはとにかく音を聞いて出るように意識させています。タイミングを予測して出るような事は避けたいと思っています。女子は1年生のmihoが先日12秒台に入りましたが、3年生のakaneとrinaもほぼ同じくらいのスピードで走ります。ここは大きいですね。うちがこの1年間取り組んできた「スピード向上」の成果が出てきていると実感できました。このスピードを生かしてマイルで勝負。ここがメインです。貧血状態であったhatuも数日間の休息のおかげかかなり動くようになっていました。これは非常に面白いと思いますね。数週間のダメージから回復していけばかなり走れるようになっていくと感じました。

ショートが終わってから主要種目のウエイト。しかし、少し動きが崩れているmikiだけ別に練習しました。故障をしてからスピードが上がり切らない状態が続いていました。少し走りが浮いてしまう感じがあって8割位の動きしか出来ません。上述の4継メンバー3人と一緒に走ると完全に置いていかれてしまう状態です。このままではリレーでも個人でも戦えません。加速段階の動きを繰り返しやりました。こちらももう一度原点に帰って動きを修正しました。故障をしてからそのままの走りをしていましたからかなり感覚のズレがあったようです。最後にはかなり走れるようになってきました。地面に力が加わらなかったのがきちんと伝わり始めたようです。来週もう一度確認しなければいけませんがかなり走れるようになってきたと思います。

最後に昨日やらせた内転筋の補強、あまり使われて無かったようです。軽く筋肉痛になった者もいたようですがきちんとした負荷にはなっていなかったということです。話をしているうちにCMでやっていた動かし方と違うのではないかという事になりました。出掛けないといけなかったので選手が実際にやっている姿は見れませんでしたが後で確認するときちんとしたやり方でやるとかなりの負荷がかかるようです。上手くいけばかなり効果があるのではないかと感じました。色々な意味の効果が(笑)。継続してみます。

その後はひたすら勉強。時間を確保してしっかりと取り組ませたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽めの練習

2010-05-08 | 陸上競技
金曜日、練習量をかなり落としました。朝練と午後でグループを2つに分けて40分前後の練習にしました。内容は先日県選手権で早起きした時に見たダイエット用の「エクササイズマシーン」を使っての内転筋のトレーニングをやりました。どこまで効果があるのかはわかりませんが、痩せにくい下半身の練習になります。テレビショッピングを見ていたら効果は抜群だと言っていたので(笑)。全く同じものではありませんが、それなりに効果があるのではないかと思い家から借りて持っていきました。とにかくやってみようと(笑)。

なんだかんだ言っても疲れている部分があるのは間違いないと思います。それだけの練習はやってきましたからね。軽めにするといっても誰も信じてもらえないのですが今回は疲れを抜きたいと思っています。計画的に考えていかなければ強くはならないと思っています。この辺りは若干苦手意識がありますが、今回はある程度逆算してからやっています。今は休む時期だと考えています。全くやらないのではなく意図的に休むことが絶対にプラスに働くと思っています。まー通常の練習がかなり多いですからね。

選手には色々と求めることがあります。少しずつ練習の中で伝えているつもりです。役割を理解してどこまでやるか?ここを徹底したいと考えています。総体ではそれぞれがやっていかないといけないことがあります。各自にかかる負担は大きなものです。単に「やれ」というのではなく、何故やる必要があるのかを理解させていく必要があります。日程的には厳しくなりますがそれでもチャレンジする意味はあります。中国を見据えてしっかりと考えていかなければいけないと思っています。

まずは体調を整えていく必要があります。じっくり取り組んでいきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

話をする&身体作り

2010-05-07 | 陸上競技
木曜日、テスト週間に入りました。多分県内でも1、2を争う早さではないかと思います。テスト範囲かなり狭いのではないかと思いますが、総体に向けて考えるとかなり助かります。この事も踏まえて支部大会以降を考えていました。支部大会までに調整練習で量を落として、県選手権で落として…さらにテスト週間で落としてとなると3週間以上調整のような状態になってしまいます。これでは総体・中国まで持ちません。連休明け1週間くらい頑張れるなら合わせても良かったのですが…。あくまで総体路線が大切だと考えています。もちろん休養も取らないといけませんからこの辺りも踏まえて意図的に負荷をかけていました。

テスト週間に入ったので練習をかなり軽めにしようと考えています。しかし、その前に少しだけ話しておきたいことがあったので女子だけを集めました。前日の練習、短長に比べて短短は声が出ません。トラックの反対側にいても短長の声は聞こえましたが、短短は全く聞こえません。近くに行って話をしても返事すら出来ません。加えて1年生女子が苦しい場面でラストのスピードを緩めました。大きな「差」を感じました。
「声を出す」というのは意識したら出来ること。挨拶も同様です。自分がやろうと思ったら出来ることをやらない者が、簡単には届かないものに向けて何が出来るというのか?考えるべきです。上級生の女子は分かってきていますが1年生は分かりません。短短には男子も含めて3年生が居ませんでしたからそこまでの意識が無かったのかもしれません。気迫が足りないのです。
また、自分のために練習をしているはずなのに苦しい場面でスピードを緩める。これは誰のためになるのか?本当に強くなりたいのなら一番意識しないといけないのはレース中の苦しい場面をどうやって乗り越えるかだと思います。並ばれた時にどのような動きをするか、疲れてからどう動かすかはその状況に立たないと分からないのです。甘すぎます。

女子を指導するに当たって「女を捨てろ」と言っています。感情的になっていたら強くはなれませんし、本能的に「守り」に入りますからそこは絶対に打ち破らないといけない殻になると思っています。走りが云々というのは理想論だと思っています。まずは精神的に「自立」しなければ女子は強くなりません。もちろん、出来なくても強い選手はいますがそれは能力がかなり高いだけであり、持っている力が10としたら10発揮できているとは思いません。高校に入って伸びない、だから高校の指導が悪いと思われる部分があります。練習内容は書籍等に多く記載される時代ですからそれを盲目的に信じてやる指導者もいるかもしれません。しかし、もっと大切なものがあるはずです。ここを理解しないで指導をしていたら間違いなく伸びないと思います。かなりの私見ですが。

女子だけを集めて話す。別に女子だけを特別視しているわけではありません。必要だと感じたから話しただけです。ここには書かないですが、かなり話をしました。「守る」という本能的な部分を捨てない限りもうワンランク上を目指していく事は出来ないからです。何度も書いていますが、うちは「普通のチーム」です。中学時代のスーパースターがいるわけではありません。そのチームが戦っていくためには通常のチーム作りをしていては戦えないのです。今の3年生はかなり素直です。素直になりました。こちらが伝えようとしていることを理解しようとします。それが伸びてきている理由だと考えています。そこに関しては絶対に他のチームには負けていないと思っています。

10分程度?話をしてから1年生はサーキットと体幹補強、上級生はウエイトにしました。トータルで1時間もかからないくらいだったと思います。休ませると言いながらやり過ぎるのは単に疲れを増幅させるだけなので。かなり軽めにしていますが、選手が疲れているかもしれないのが心配です(笑)。

色々と思うことがあります。しっかりとやっていきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休最後の走り込み

2010-05-05 | 陸上競技
5月5日、ゴールデンウィークも最後の日となります。うちの学校は明日からテスト週間になりますから時間を取って走るのは今日が最後になります。支部大会からの10日間、かなりの負荷をかけてきました。この総仕上げという位置付けでした。明日以降は少し練習量を落とそうと考えていましたから疲れている身体でしっかりと頑張ってもらおうかと。支部大会と県選手権という2試合を含んでいる10日間ですから想像以上に身体にかかる負担は大きかったと思うので様子を見ながらやっていこうと考えていました。

練習開始時間にはすでにかなり暑くなっていました。昨日は27度くらいまで気温が上がっていたようです。これだけ暑くなるとなかなか練習ができません。水分補給の方法などもしっかりと考えていかなければいけないと思います。熱中症になる危険性もあるので十分な配慮が必要となります。今までは全体では準備していませんでしたが本日からはマネージャーが飲み物を作ることにしました。選手は各自で水分を持参していますがそれだけでなく準備をしておく事が必要になると思ったので。

いつも通りサーキットをやろうと思っていたのですが、1サイクルごとで区切って水分補給をしながらやっていきました。あとは小まめに休みを取りながらラダー、ドリルを。ここからもう一度時間をかけて加速段階の動きを確認しました。脚運び、重心移動、接地場所と上半身の確認をしてやっていきました。なかなか感じがつかめない者もいましたが無駄に考えるよりは身体を動かしながら実際にやっていく中でしか分からないものもあると思います。繰り返しだけが技術的な向上に結びつきます。
この時点で1年生が脚に痛みを訴えてきたので別メニューにしました。ほとんど練習が出来ていないのにあちこち痛みがでるというのはやはり基礎筋力が足りないのかもしれません。不注意による怪我も含めてちょっと多すぎる気がします…。

疲れはあると思いますが2本ほどトゥトレをしました。オーバースピードを経験させておきたいと思っていたので。この手の練習はできるだけフレッシュな状態で実施するのが相応しいと思っています。筋肉に刺激を与えるのですから疲れていたらあまり効果が上がらないかなと。しかし、今回はあえて疲れている中で刺激を与えることにしました。重心移動をしっかりとさせたかったので。これでスピード刺激を与えておいて最後の走り込みに結びつけていきたいと。先日軽い肉離れをしていたmikiがなかなかスピードが上がりません。これに対してやはり走りながら刺激を与えていくしか走れるようにはならないと考えています。4継を走った他の3人とのスピード差がかなりあります。良いときは互角に走りますが今のままでは間違いなく戦えません。リレーで戦うためにも個人で戦うためにも何とかしていかなければいけない部分です。

最後の走り込みは短短と短長に分けました。短短は120m中心、短長は150mで行いました。短短はスピード差があるので追い越し走で行いました。この辺りの練習を見ると1年生と上級生の差を感じます。1年生はまだ苦しくなったらスピードを少し落とします。ここに甘さがあります。そこを乗り越えることが出来ないのです。どれだけ力があってもその部分を克服しなければ絶対に強くはならないと思います。距離に対する不安があるのかもしれませんが120m位の距離が走りきれないという事は考えられません。上級生の姿を見て何かを感じることがないのか?繰り返し話をしていますが、必死になっている人間の姿を見て「心」が動かない限りは絶対に強くなりません。それほど勝負は甘くはありませんから。何人かには話をしましたがどこまで伝わったでしょうか?

短長は150m。これはいつも通りです。冬期並みというのは走る量もです。少しやりすぎなのではないかと思う部分もあったので2セット目は少し本数を減らしました。怪我をしたら何の意味もなくなってしまいますから。出来れば最大限の質で負荷をかけたかったのですが色々と事情があって1人練習に参加できなかったので5人での走り込みになりました。
ここ最近では一番気迫が溢れている走りが見れたと思います。貧血の者も怖がらずに前半から突っ込みましたし、動かない者も最後まで何とかしようという気持ちが溢れていました。こういう雰囲気の中でやっていくと力が上がっていきます。うちは特別な選手はいません。こうやって積み重ねていくから少しずつ強くなるのです。
選手には6人で総体、中国を戦い抜くんだということをもう一度再確認しました。それが出来なければラウンドが進んでいくなかで負担がかかってしまい決勝で疲れてしまうからです。そこをきちんと全員が把握して、各自に与えられた責任を理解するべきです。かなり力は上がっていますがまだまだ差があります。全体の力の差を小さくしていかない限り、戦うことはできないのです。まだまだ弱さがありますからここを何とかしていかなければいけません。

午前中に練習に参加できなかった者は夕方1人で走り込みをしたようです。他の選手がサポートして上手く走り込めたと報告を受けました。一緒にできなくても自分できちんと補うことができれば違ってきます。もちろん質の問題が出てきますが、誰か1人に頼らず「自分がやるんだ」という認識でいれば必ず練習は出来ます。

ひとまず強化練習を終えました。かなりキツかったと思います。これからは少し疲労を抜きながらスピード刺激を与えていきたいと考えています。身体が動くようになってくると今までよりは力が上がっているはずです。あとは特別な事をせずにしっかりと取り組んでいきたいと思います。状態を把握しながらやっていく事で細かい修正ができると考えています。やるべきことをしっかりと見極めてやっていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またも身体作り

2010-05-05 | 陸上競技
5月4日、県選手権での結果を踏まえてまたも身体作りに充てました。練習の始めにこちらの意図を伝えてから、何故今冬期と同じような事をやっているのかを理解させました。今から先、確実に戦っていくためにやらなければいけないこと。それは大きな波を作り回復をさせていきます。超回復について理解しているかもしれませんがもう一度考えないといけないと思ったからです。1年生は間違いなく理解しないままやっていますから「やるだけ」の練習になってしまう危険性があります。かなりキツイことをやっていますから嫌々やるよりはきちんと理解してからやるほうが効果が上がります。

「やれば強くなる」という部分があるのは確かですが、その効率の問題があります。どうせやるならその効果を最大限に高める必要があります。がむしゃらにやるのではなく「今が頑張り時」だと理解しておくほうが最大限の努力ができます。漠然と努力するのではなく目標を持って努力すると確実に効果が上がります。うちのような練習では意欲を高めないと手を抜いてしまいますからね。

練習自体はいつも通り。サーキットから始めました。ロープにぶら下がるという種目を取り入れているのですがほとんどの者が決められた時間維持できるようになっていました。地道な努力は実を結びます。基礎筋力の向上が見られます。実際に走ったりするのとは違いこの部分は強くなってきたというのはなかなか分かりづらい。一定期間が過ぎてくれば見えてくる部分です。だからなかなか普通の選手は継続が出来ないのだと思いますよ。半強制的にやらせないとわからない部分かもしれません。冬期並の練習をいきなり1年生が出来るとは思いませんが、雰囲気で全力で取り組むことの必要性は見えてきます。ここが重要。

サーキット終了後、上級生はウエイトへ。1年生はサーキットをもう1セットと体幹補強。これだけで1時間はかかります。上級生はウエイトをきちんと2週間やって来ましたからある程度筋力が戻ってきました。テスト週間に入りますからこの時期にきちんと再強化してから総体を迎えたいと考えています。ウエイトのプラスアルファで負荷をかけるのですがこれが身体に与えるダメージが大きいのだと考えています。終わった後のぐったりした姿を見るとさすがにしんどいだろうなと感じます。まーそれでもやりますが。

ウエイト終了後は全体で動きの確認。もう一度原点に帰って足運びと体重の移動を意識させました。シーズンに入るとなかなか意識はさせられませんからこういう時にしっかりとやっておく必要があると思います。走れていない者は腰が移動しなくなっていました。脚の動きばかりを意識して大切な部分が抜けているのです。これで走れるはずがありません。当然ですね。なかなか時間が取れなかったので確認したり、見たり出来ませんでしたが実際に見て気づく部分がかなりあります。1年生は重心移動が大きくなると完全に膝が開く&脚が後ろで回るというのが顕著に出ます。やはりまだまだ時間がかかりますね。この部分が出来てくるだけでも随分違ってくると思うのですが。

終了後外種目をやりましたが、とにかく暑い。何なんでしょうか。明らかに夏に近い暑さがあります。この暑さの中では貧血気味の子はかなりのダメージを受けると思います。怖いですがとりあえずやりました。こちらも重心移動をつかませるためには絶対に必要だと思っています。しかし、負荷が高い(笑)。強化練習としては良いと思いますが試合前の練習としては100%相応しくありません。間違いなく疲れていますが今週が頑張り時です。木曜日からは落としますからキツイでしょうがやらなければいけません。疲れはピークかもしれないですね。

目指すところに向けて気負わずしっかりとやっていきたいと思います。あまりやり過ぎないようにしないといけないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする