kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

久々に走る

2010-05-11 | 陸上競技
水曜日、かなり風が強かったですが天気は非常に良かったですね。暑いということは全くなかったですが、陽射しは強かった感じがあります。

放課後は会議があったので練習はほとんど見れませんでした。テスト前日ですがこれまでかなりの勉強時間を確保していたいたのでこれで勉強出来ないというのは大問題だと思いますね。土日だけでかなりの時間は勉強に充てています。この時に真剣にやっていれば前日に慌てることはないと思います。難しい話でしょうか?私はそうは思いません。

練習はサーキット、ドリルといつも通りの流れでやりました。その後はショートをやりました。ここまでは全く見ていません。会議終了後卒業生が会いに来る予定だったのでそれまでの間の60mの折り返し走だけは見ました。競技場まで行って150mを走らせても良かったのすが、移動時間がもったいないので学校で出来る練習にしました。よく考えてみるとかなり久々に走った気がします。土曜日にショートをやりましたが、あまり心肺機能には負荷がかかっていませんでした。今回はかなり追い込みましたからきつかったと思いますね。
短短は短長の間に入り、半分くらいの量にしました。どれだけ高いスピードで追い込めるか。短時間でやらなければいけませんから休息時間を短くしてから走らせました。走れている者と走れていない者の差が激しかったですね。なかなか付いていけません。スピードレベルが上がってきている者がいますから練習の質が上がっていきます。本数を重ねてもスピードが鈍らないという選手とどう戦うか?大切な部分だと思います。中国レベルで考えるとうちの選手と同じレベルの選手がたくさんいます。そこと戦うためには目の前にいる選手と戦わなければいけないのです。それが一番の近道だと思います。

選手は全体的に声が出るようになってきました。当たり前ですが何回も同じことを言われているようでは戦えませんからね。意識したら出来ることを全員がきちんとやる。簡単なようで難しいことかもしれません。気持ちだけでは何ともならない部分ですが意識の変化は力を引き出すためには重要だと思います。

明日からテストです。しっかりと勉強してもらいたいですね。
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雨のための予定変更

2010-05-11 | 陸上競技
月曜日、少し走ろうと思っていましたが朝から雨・・・。止むことを期待していましたが全くその気配が無く気がつけば大雨でした。走る予定でしたが断念して、ウエイトにしました。支部大会終了後から約2週間継続してウエイトをやって来ました。少し落ちてきていた最大筋力もほぼ戻ってきた感じがあります。これをあと1週間くらい(テスト終了時点)までは継続していき筋力の向上に努めたいと思います。

無駄に重くする必要はないと思いますが、やはり筋力が低下すると良いことはありません。冬期練習ではかなりのウエイト&補強をやりました。ウエイトだけで約1時間。これは様々な補助種目を入れていますし、特殊な形のウエイトも入れていますから時間がかかります。それが終わってから室内で身体をコントロールするようなトレーニングと屋外で重心を進めながら筋力を発揮するようなトレーニングをしていました。更にメディ投げまでやっていましたから負荷としてはかなりのレベルです。1月末からこのスタンスでやりましたからこれだけで1日の練習が終わってしまう感じでした。負荷は高いと思います。筋力を上げることだけが目的ではなくそれを上手く活用できる状態に持って行かなければいけないと考えています。使えない筋肉はただの重りにしかなりませんから。

この冬期練習と同じメニューを支部大会終了後、県選手権までの4日間に2回入れました(笑)。それでも走れると思っていたのですがかなり甘かったですね。超回復を無視して大会を迎えましたから県選手権は散々でした。その後、筋力の回復が見られました。レースが続くとどうしても筋力が低下していきます。この部分を補うためにはやはり3週間程度はかかるのではないかと考えています。根拠はありませんが(笑)。クリーンやスナッチの動きを見ると切れが戻ってきた感じがあります。これが全てレースに直結するところまで行けばいいのですがなかなか難しいのが実際の所です。人間の身体ですから全てが計画通りにいくことはありません。個別に動きを見ていかなければ行けない部分もあると思います。

この辺りはまだまだ私も試行錯誤しながらやっていかなければいけないと考えています。教科書があるわけではありませんし、そんなものあっても役には立たないと思っていますから。少しずつやるべきことをやっていきたいと思っています。まだまだ1年生は甘い部分が目立ちますが、普通の1年生と比べると良いかなとは思います。しかし、基準はそこではなく「目標」に対して必要な努力ができるかどうかです。こう考えると到達するまではまだ遠い気がします。時間はかかりますがしっかりと取り組ませていきたいと思います。
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甘くはない

2010-05-11 | 陸上競技
県総体まであと3週間を切りました。思っていたよりも時間が過ぎるのが早いなと感じています。他県でもほぼ支部大会や県選手権が終わり、それぞれの現時点での状態が把握できる段階に来ました。もちろん全てのチームが調整をしてから出場しているわけではありませんから、正確な力を把握できるわけではありませんし総体や中国になれば更にタイムが上がっていくというのは簡単に予測されます。うちの県選手権の結果を見れば「怖れることはない」と思われると思いますし、鳥取等は気候のこともあるので調整が遅れ気味になっていると思います。力の把握とまではいかないのが実際のところかもしれません。

それでもやはり他県の状態は気になります。選手は様々な情報網を持っています。力がある選手が故障気味で出遅れているというのは私以上に把握している部分があります。現時点だけでいうとrinaの58秒50はランキング的に4番目。1位だけが56秒0とずば抜けています。2位は58秒32、3位は58秒40とほぼ互角といったところでしょうか。もちろん昨年すでに57秒台に入っている選手ばかりですからこのままでいくことはありませんが、rinaが57秒中盤までいけば十分可能性があると思っています。400mHはakaneが64秒6で2位、mikiが65秒8で4位です。こちのほうは他県の出遅れが目立ちます。mikiもベストの状態で試合には出ていませんからもっと上がってくると考えていますが、他校の選手も同様かもしれません。63秒台が1人、66秒を切っているのが3人、あとは66秒前半です。この66秒前半に5~6人います。昨年と同様のレベルだと思います。64秒前半がボーダーになるのかなと。

一応4継も調べてみましたが、多分14番目です。すでに50秒を切っているチームが9チーム。広島のnumataは12秒前半に3人います。12秒1と12秒2ですからちょと太刀打ちできそうにありません。可能性が0のわけではないと思いますがかなり厳しいのは確かです。4継で戦えるスピードは欲しいですが日程なども考えるとかなり厳しいですね。うちも50秒切りを目標にしていますが、48秒台が出るとは思えません。ちょっと遠いかなと。
マイルに関しては上位チームがまだベストメンバーで組んでいないというのもありますが、4分02秒3で6位です。昨年度優勝校matuekitaが3分56秒、4継が強いnumataが3分57秒、kurashikichuoとfunairiが3分58秒、広島のminamiが4分01秒と続いています。うちもベストメンバーでベストの状態で戦えばついていくことはできるレベルかなと考えています。4分02秒の次は4分06秒です。もちろん全てのチームが力を出し切っているわけではありませんから単純比較には意味がありません。これも間違いなく3分55秒がボーダーになるのではないかと考えています。もっと上がるかもしれません。

こう考えてみるとやはり甘くはありません。簡単に手にはいるほどのレベルにはいないということがよく分かります。インターハイで勝負を使用としているチームはすでにインターハイでどのように戦うのかを考えているのかもしれません。うちはそこまでのレベルではありません。なんとか中国大会を抜けてインターハイの準決勝に行きたいというレベルです。他のチームを気にしているよりは、まずは自分達の競技力を戦える水準まで引き上げていく必要があるのです。そこまで行かない限りはどれだけ情報を手に入れても、全く役に立たないのです。

現時点での4位や6位には意味がありません。単純に他の県の選手がどのくらいの記録を出しているというのを知るだけです。当たり前ですがこの時点で満足して「インターハイに行ける」と思っていたら痛い目にあいます。うちは全てにおいて挑戦者でなければいけません。現状に一瞬でも満足してしまえばそこで全てが終わります。これからが本当の戦いになるのです。県総体は通過点ではありません。それぞれがきちんと力を発揮していくことができなければ3週間後の中国でも戦えません。師事している方から「以前、県総体で総合優勝を目指してやっていって優勝したがその後の中国で力を出せなかったことがある」と伺ったことがあります。知らず知らずのうちに力を出し切ってしまったのかもしれません。うちも今年は総合優勝を狙っています。しかし、それは最大目標ではなく中国で戦うための一つの指標になるということを選手が理解しておく必要があります。経験的な話を聞くことで自分が何をするべきかをしっかりと考えていくことができます。感謝するべきですね。

インターハイに行きます。インターハイにいて一つでもラウンドを進むことが最大目標です。しかし、そこに到達するまでの道のりは決して簡単なモノではありません。甘くはないのです。それなりにやっていって届くとは思いません。全力でやっていって初めて可能性がある。そう思っています。他校の調整が遅れるのを願うのではなく自分達が力を引き上げて戦える状態に持って行くことが重要だと思います。自分達の力でインターハイ出場の資格をつかみ取るためにこれまでやって来たのですから。昨年と同じタイムでインターハイに行くためにやってきたのではありません。もっともっと力を上げていかなければ行けません。だからといって過剰に練習をするのではなく「力を引き出す」という部分に重点を置いてやっていかなければいけないと考えています。

可能性はある。しかし、それほど甘いモノではない。このことを私も選手も肝に銘じてやっていきたいと思います。常に上を!!
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