kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習 with kudamatu

2011-01-23 | 陸上競技
土曜日、定期的に実施しようと思っている合同練習の日でした。これまでは単独で練習することが多かったのですが近くに目標を共有できる指導者が転勤してきたこともあり、この冬は継続的に練習を一緒にやっていこうという話になりました。このことは私が孝行で陸上の指導を始めたときからずっと思っていたことです。何人かに「やりたい」と相談したこともありましたが、当時は実績もなく「何を言っているんだ」という感じの部分が多かったので相手にしてもらえない感じでした。とにかく地道にやっていってある程度の成績も残せるようになってきた。本当は近辺の中学校とも一緒にやっていくことで地域の競技力の向上につながると考えていますが、それはさらに実施が難しいので見送っています。本当は「何とか強くしていきたい」という想いを共有できれば簡単なことなんですけどね。

ずっと前から思っていたことをogawa先生に相談したところ「是非やろう」ということだったので冬期練習中は継続的に練習をしていこうという方向で話がまとまりました。いつも同じ指導者が指導するのではなく「持ち回り」でやるようにしようという形にしました。これまでは私が指導することが多かったのですが、将来的なことを考えたときに特定の指導者のみの「言い回し」では伝わらないことがあるのではないかと考えたからです。同じことを伝えようとしても言い方が違ったりニュアンスが違えば多少なりとも受け取る側も考えるようになります。ほかの指導者からの言葉がスムーズに入っていくことも十分考えられます。抱え込むよりも様々な指導者から指導を受けることで伸びを期待したいと思っています。もちろん、指導の方向性や技術的な指導が同じような指導者にしかお願いできませんが。全く違うことをやっていくと話が変わってきますから…。

という事で今回は全てogawa選手に任せることに。前日下関に連れていってもらって当日は学校まで送ってもらいましたから至れり尽くせりです(笑)。練習場所も持ち回りにした方が各校の負担が少なくなるだろうという事でkudamatu高校のホームグランドまで行きました。運搬手段がなかったので卒業生に手伝ってもらいました。最近元気がないという話だったのでリハビリという意味も込めて呼びました。

練習自体は完全に任せることに。申し訳ないとは思いながらグランドの側の体育館で本校バスケ部が中国大会がかかった試合をやっていたのでそれを見に行く事に。私の手から完全に離れたところで練習をさせるというのも大切な経験です。いつも私に頼っていたら勝負の場面でも頼るかもしれない。自分達で判断して行動できるようにならなければいけませんから。

バスケ観戦は前からしてみたいと思っていたのですがなかなか日程が合わずできませんでした。細かいルールは全くありませんが、指導者の先生とはもう9年間の付き合いになりますし、大変お世話になっています。情熱を持って指導されているのを知っていますからそのゲームを一度見てみたいと思っていました。間違いなく自分の指導に生かされる部分が出てくると思ったので。
人数が少ない中でよく戦っていました。観戦したゲームは負けてしまいましたが、3位を決める大切な試合で勝ち見事中国大会に出場が決まりました。できればそのゲームも見たかったですね。「指導者の力でチームが変わる」という顕著な例だと思います。やはりすごい。

ゲームが終わってからグランドに戻ると走練習になっていました。普段とは違う形でしっかりと走るというのは大切な事です。男子は中心となる選手が最初の150mで練習離脱。がっかりです。「腰が痛い」とのこと。なかなか練習が継続できません。ここも繰り返し話していますが怪我をしてから対処しようとするから上手くいかないのです。その前の段階で普段からきちんとやっておく事が必要。怪我をしてからでは遅いですし、回復までに時間がかかります。もったいないですね。fujinoは速く動き切りませんから加速段階で遅れてしまいます。しかし、スピード維持がかなり出来るようになってきていますから400mHへの適性があると思っています。フラットレースがどれくらい走れるようになるかというのもありますが52秒で走れれば55秒は間違いないと思います。インターハイも見えてくるのではないかと考えています。あとは本人が適性があるて理解してくれるかどうかなのですが。

女子は声が出るようになりましたが、スピードはまだまだですね。1年生エースがスピードが微妙な感じで2年生にボコボコにされていました。ここ最近はかなり動きも良くなって12秒2を狙わせたいと考えていたのですが、感覚が本物になっていません。後で確認すると「力を使わないと身体が進まない」とのこと。中四合宿の前と同じような感じでしょうか。感覚的には鋭い方なので修正は可能だと思いますが、自分で動きを戻せるようにならないと今後は厳しくなります。もうワンランク上の走りをしてもらいたいと思います。力があるだけにこちらが求めるものも高くなります。当然ですが。
もう1人の1年生は安定しません。走れる時は他の者と並走に近いスピードが出ますが切れると全く…。この辺りの波が大きいというのは良いことではありません。こちらのイメージしている通りにいけば13秒0前後までは確実に届くと思うのですが…。意識改革が必要かもしれませんね。

2年生女子、何とか形になりつつあります。こちらはこれまでまともに練習が出来ていませんでしたからやっと最低レベルをクリア出来たかなという感じです。。今の練習が11月に出来ていないといけません。予定よりはかなり遅れています。ここからどうやって取り戻せるでしょうか。最大限の練習が出来れば飛躍的に競技力が上がると思っています。感情と意志のコントロールが必要です。

練習後は学校に戻って担当している生徒と陸上部の商業系の選手に簿記会計の補習。担当生徒は思っていたよりもたくさん来ていました。何とか検定に受かりたいという気持ちがあるのでしょう。2時から5時過ぎまで。これまで合格点に程遠かった者も合格ラインに近づいてきています。なんとか全員合格に近づいてもらいたいですね。しかし、本当に来ないといけない者が2名きていませんでした。危機感がまったくありません。提出物は出さない、指導すると予告していた日に学校を欠席する、家で勉強している様子はない・・・。この危機的状況に本人はどう考えているのでしょうか?高校は義務教育ではありません。きちんとやらなければいけない部分があります。この部分も繰り返し話をしてきているのですが伝わりません。どうすれば良いのか・・・。

いろいろとあった1日でした。疲れました・・・。
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ストレス&気分転換

2011-01-22 | 陸上競技
金曜日、朝から最高に気が重かったですね。本当に気が滅入る生活です。前日と同じようにほとんど眠れず。あまりにも眠れないので深夜の通販番組をぼんやり見て過ごす感じです。怪しいサプリメント等の紹介をいくつもやっていました。コアリズムなどのエクササイズの紹介も。ネットでその事について調べたり、関連商品等を見ていました。これにより色々な知識を増やしている感じです。とにかく眠れない…。

様々な部分で打ち合わせや会議を必要としています。限られた時間の中でどこまでやれるのか…。他の時間を犠牲にしてまでやらなければいけない部分があります。多くの方々にお願いして回り、何とか今の状態を保っているという感じでしょうか。申し訳ないとは思いますがここまで来ると完全に私の意思を離れた部分で進んでいる感じがあります。

午後からはかなりの緊張感の中で話をしました。管理職と共に対応。厳しい現実が待ち受けています。それでもやるしかないのです。この事に使っている時間とエネルギーは計り知れません。鬱になるとまでは行かないかもしれませんが私としては尋常ではない労力を使っていると思います。ぐったりしました。

練習は選手に完全に任せることにしました。昨年11月にお世話になったsonoda学園のfujikawa先生が下関に来られたので懇親会に参加しました。ここ最近は自分の中で何だか暗い話題が多くなっていましたからかなり気分転換になると思っていました。美味しい料理と楽しい時間を過ごすなかで嫌なことを忘れられました。こういう場面に誘っていただけることで救われていると感じました。

様々な話を聞くなかで考えさせられる部分がありました。「小さなプライド」を大切にして本当にやらないといけないことを見失ってしまう。何のために練習をしているのかを真剣に考えていかないといけません。
また、昨年練習でfujikawa先生に今の3年生が練習を見てもらった時の事を覚もらえていました。「目の輝きが良かった」と言ってもらえました。良い選手に恵まれていたのだと改めて感じました。何とかチームを作っていきたい。どこの学校にも波がある。伝統校や強豪校でも同じなのです。でも、近畿地区で戦っていこうと思ったら「モチベーションが下がる」なんて事を選手が言っている暇はない。そういう状況だから強くなるのです。こういう話を伺うだけでも現状に満足したくないという想いが大きくなります。本当に楽しかった。

病み気味でしたが何とか回復出来るかもしれません。エネルギーを与えてもらった気がします。感謝したいですね。
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疲れはてる

2011-01-21 | 陸上競技
木曜日、自分でも信じられないくらい疲れていました。ここ最近眠りがかなり浅くウトウトしたらすぐに目が覚めるという状態を繰り返しています。かなり辛い。これまで8時間近く寝ることが多く途中で目が覚める事はありませんでした。今は寝ていないような感覚がずっと残っています。睡眠障害のような状態だと思っています。自覚症状があるのでまだ大丈夫なのかなという気はしていますが。自分でも経験したことがないくらいのストレスを抱えています。
加えて朝からまた別件対応が…。どこまで積み重なるのか。この状態で生活していくと間違いなく自分がやられていきます。ここには書けないような状態がしばらく続いています。どこまでやればいいのか見えない状態の中で増えていくのは負担ばかり。

放課後は緊急会議。今後のことについて関係者を集めて会議をしました。私の意見がどこまで通るのかは分かりませんが、実働は私です。体裁を取り繕うことをしたところでそこに意味は生まれません。私の思っていることとは違う方向に話が進みそうでした。管理職批判をここでするつもりはありません。言いたいことは直接言っていますから。「ご迷惑・ご負担をおかけしてもうしわけない」という言葉になんだかやる気を失いました。そんな言葉で解決するくらいならここまでの状況にはなっていない。

あまりに疲れ果てていたのでもう練習に出ずに帰ろうかと思っていました。そんなエネルギーは残っていません。限界値はとっくにオーバーしていますから・・・。指示だけ出して帰ろうと思っていましたが、グランドに出ると3年生が練習を手伝って(見ていた?)くれていました。その中で色々と話をして元気になってきました。こちらがどんな想いで指導をしてきたのか、何を求めてやっているのかを理解してくれているというのが伝わってきたので話をしていて楽しいと感じることが出来ました。本当にありがたいことです。

練習は自分達で進めるという状況でしたが、一昨日以来全体的に雰囲気が良くなりつつあります。これまでの冬期練習を3としたら7くらいの練習が出来ています。気分的にやろうと思えばこれくらいはできるということです。何のためにやっているのかを考えることが出来れば全てが変わってきます。身体作りメニューでしたがほぼ全員が大きな声を出して取り組んでいました。こういう状態になれば自然と練習の質が上がります。持っている「力」はかなり高いと思っています。それを引き出すのは自分自身の取り組み次第です。この状態がもうワンランク上がれば遅れを取り戻すには十分かもしれません。間に合うかどうかはこれからの取り組み次第。また元に戻ってしまう可能性もあります。それでも目指すところを本人達が真剣に考えるようになればやることは見えてきます。

とにかく疲れています。疲れ果てています。どうなんでしょうか・・・。
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走る

2011-01-20 | 陸上競技
水曜日、ここ最近常に「寒い」 と感じています。寒さに弱いのですがやっぱりダメですね。朝の散歩ではかなり歩いているので最後は温まりますがそこまでが長い。辛抱して歩くのは継続したいですね。

現在、検定週間に入っています。週末に検定があるので授業終了後は1時間くらいは課外が入ります。水曜日、日課変更などもあり簿記が3時間授業になり課外で1時間、トータルで4時間となりました。教える側も教わる側もかなりしんどい。集中力を保つのが大変です。疲れはてました…。

練習は通常は競技場に行くのですが移動時間がもったいないので学校のグランドでやってしまおうと考えていました。それでも明らかに時間が足りません。仕方ない部分ですが、どうしても走っておきたかったので少し時間を延長して走らせました。メニュー内容自体は土曜日メニューと同じにしてタイヤ引きとスプリントの組み合わせです。

前日に何故だか分かりませんが1年生女子が中心になって声出しを始めました。これは過去最高の大きさです。セットの合間に全体にその事をもう一度話しました。強豪校は大きな大会でもリレー前に次の走者の名前を呼んで自分達独自の雰囲気を保とうとします。周りは関係ない、自分達が最大限の力を発揮するために雰囲気を作ろうとするのです。声を出す。選手にとってどれだけ大変なことかは分かりませんが、本当に強くなろうと思えば「出すのが当たり前」になります。これで雰囲気を作れます。

また、女子には「お互いに良いところに目を向けろ」と話しました。ここ最近の状態は知らず知らずに互いの「悪い所探し」をしているような感じから来ています。そこを指摘することも大切になっていきますがまずは「良いところ」を認めていく事が必要となります。ダメな所に目を向けると関係はいつの間にか悪くなります。そこで視点を変えて相手の「良いところ」を認めていくことで環境は大きく変わっていくと思います。

雰囲気は声を出していく事で大きく変わっていきます。互いに強くなろうという感じになります。ある意味「バカになる」事も大切なことかもしれません。我を忘れて練習に取り組めるようになれば様々なことが変わってくるでしょう。周りを見ても何も生み出さない、感じ取れない者も増えていくでしょう。でも間違いなく強くなるための手段として雰囲気を盛り上げることもあります。これからしばらくはここを意識させて取り組みたいと…。

今までやってきたことがいつの間にかなあなあになるのはさけたいです。限られた時間の中でやっていこうと思います。
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輝いて見える

2011-01-19 | 陸上競技
火曜日、学校行事のロードレース大会がありました。男子は約8キロ、女子は約5キロを走ります。アップダウンがあるのでかなりキツいと思います。男子は長距離の3年生が良く走っていました。卒業後も競技を続けるのでその今も練習をしています。継続は力なり。短距離男子は…、3年生のkazukiが最高順位だったと思います。まーそんなものでしょうか。
女子は全く身体を動かしていないはずのrinaが3秒差の2位。良く走ったと思います。うちの女子バスケは県内でも有数のチームでかなり長い距離も走ります。陸上部よりも長い距離は得意。1位の子は全中駅伝で活躍したバスケ部の子です。やはり速い。女子は10位以内に3人入りました。あとは全部バスケ部(笑)。まー良く走った方でしょう。

午後からは商業系の生徒が検定のための課外を2時間。担当ですから真面目に教えます(笑)。人数が多いので3年生の力も借りました。部活も手伝ってもらい補習まで手伝ってもらう。嫌そうな顔もしないでやってくれますから本当に助かります。良い子達です。今の部活内の不協和音に関してもあれこれサポートしてくれています。ここまで出来る子達はなかなかいないと思います。感謝。

練習はかなり疲れていると思いましたが、通常通りの火曜日メニュー。身体作りの日としました。前半は選手に任せて後半外種目になったころから見ることが出来ました。さすがに疲れている雰囲気がありましたが、「部活が暗かったら効果が出ない。意識的に声を出して明るくしろ。」「苦しい時ほど声を出してその状況を楽しめるように。」と大きい声で指示を出しました。
すると1年生女子2人が示し合わせたのかもしれませんがこれまでにないくらいの声を出し始めました。これにより一気にその辺りが活気に満ちてきました。この瞬間から2人の練習ヘノ取り組みが激変したように見えました。キツい補強に対して前向きに取り組み始め1つ1つの動きの意識、負荷がワンランク上に上がった感じです。久々に練習を見て「楽しい」と感じました。雰囲気を作るのは選手です。キツい練習をキツいと思ってやると嫌々やることになりますから効果は出ません。その状態を「楽しい」と思って出来るかどうかだと。初めて2人が輝いて見えました。これが継続できればあと3ヶ月間で別人のように強くなると思います。劇的な変化だと思いますね。

今は色々あって上手くチームとして機能していません。その中で1年生女子が「何かをしなければ」と感じてくれたのであれば成長です。声を出すことに意味がないと思う選手もいます。しかし、大きな意味があるのです。それを目の当たりにしました。周りがどう感じたでしょうか。輝ける姿。分かるでしょうか…。
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どこへ向かうのか

2011-01-18 | 陸上競技
月曜日、まだ道路には雪が残っていたため車で職場に行くのを諦めました。ノーマルタイヤですから自分が事故をするだけでなく周りの人に迷惑をかけてしまう可能性があるので。このタイミングで選手を朝呼び出していましたから荷物を持ってジョグで通勤。最近は散歩をしていますからそれほど苦にはなりませんでした。継続は力なり。近いうちに散歩からジョグに切り替えても良いかもしれませんね。多分無理だと思いますが。

朝、選手と3年生の3人で話をしました。とにかく今の雰囲気を何とかしないといけません。このままでは絶対に強くなりません。明らかです。その原因を作ってしまった者を呼び出して話をしました。かなりの能力があるのではないかと以前から思っていますが、なかなかそれを本人が理解しない。最大限の努力とは遠い部分で推移しています。そこになかなか本人が気づきません。気づいているのかもしれませんがこちらが求めるレベルには遠い。私の性格ですから普通の人は大きく違う関わりをしています。半端なく話をしてきています。それでも変わらない。もう無理なのではないかという部分もあります。それでもこのまま変わらないのであれば将来的に本人のためにはなりません。50分位は話したでしょうか。

午後、もう一度本人が私の所に来ましたがなかなかこちらの伝えたい事が理解してもらえません。逃げたらダメなのです。自分が招いた事から目を背けてしまって逃げるのは簡単です。それでは何も解決しません。自分が不利になったら逃げればいいという癖がついてしまいます。本当に一生懸命になってみないと見えないものがある。人には与えられた能力を磨く責任があると思っています。だから逃げ出したらいけない。どれだけ伝わったのかは分かりません。また同じ事を繰り返してしまうのではないかという不安もあります。それでもやるしかありません。繰り返し繰り返し話をしました。人の想いを感じることができる人間になってもらいたい。6ヶ月間、本気になってくれれば世界は大きく変わります。

本人が変わらないといけない。それと同時に周りも受け入れなければいけません。私も数年前なら100%、受け入れなかったと思います。今と全く同じ状況の時に繰り返し話してもダメだった経験があります。しかし、このままでは本当に前と同じ事になってしまい一生後悔することになると思います。だからこそ周りが受け入れて良い方向に進まないといけない。そうでないと皆が嫌な気持ちで毎日の練習をしなければいけなくなります。「受け入れる」というのは簡単ではありません。それでも「受け入れる」事をしないと何も変わりません。私は皆に「チャンスを与えて欲しい」と頼みました。簡単なことではありません。ここまで来たのは少なからず私の責任の部分があります。納得はしてもらえないかもしれませんが頼みました。そこまでする必要はないかもしれませんが、このままでは何も変わりませんから。

その後は少しだけ練習を見ました。動き云々は判断できません。それどころではないといった感じでしょうか。そこまでの余裕はありません。暗かったのもあり良く動いているように見えました今はそれ以前の話です。まずはきちんと練習が積める雰囲気に持っていかないといけません。簡単ではありませんが…。

ここまで選手と向き合うというのはかなりのエネルギーを要します。しかし、やるしかないのです。預かった選手に対しての責任があります。何とかしないといけません。それだけです。きちんとした方向に進みたい…。そう思います。
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2011-01-16 | 陸上競技
日曜日、朝雪がかなり積もっていました。子供に連れ出されて雪だるまを作成。寒かった…。
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練習会

2011-01-16 | 陸上競技
土曜日、前週に続いて山口市で国体練習会が実施されることになっていました。天気予報では雪の予報となっていたのでどうなるだろうかと心配をして前日の時点で連絡を取っていましたが、微妙な感じだったので当日判断という流れになっていました。結局当日に連絡がなかったので行くことになりました。バタバタです。

練習会の指導は今回私しかいない状態でした。他の指導者は様々な事情により欠席でしたから短距離とハードルの両方をやることになりました。さすがに一人では出来ないだろうと思っていたのであらかじめ3年生に手伝うように頼んで来てもらいました。これがなければ間違いなく1人ではできない状態でしたから。

事前に「ハードルの指導をして欲しい」という依頼を受けていたのでこちらに重きを置きたいなと思っていました。とはいっても基本1人での指導ですから簡単にはいきません。動きの確認をするために最初は縦の動きを強調するような練習わ中心としました。全ての練習道具の準備を指導者側でやらなければいけないので道具の数が不足する部分があります。事前に何人来るか分からない状態ですからある程度持ってきていましたがやはり足りなかったですね。仕方ない…。

細かい指導が出来れば良いなと思っていましたが、時間的な部分もあり「それなりに」という感じでした。ハードルに関してはポイントになる部分を指導して3年生に任せる、私は短距離へといった流れでやっていきました。ハードルのポイントを頭でしっかりイメージしてもらうだけで随分違ってきます。女子400mH64秒台の選手がいましたがかなり不器用。それでも一生懸命にやろうとする姿がありました。うちの選手にこの姿勢があればもっと強くなると思いますが難しいでしょうね。この子がインターハイに行くために私が出来ることはしてあげたいと思いました。他校の選手ですが純粋に競技に取り組もうという姿は見習わないといけない。なぜうちの選手にはできないでしょうか…。本当にもどかしい。

練習後半は走り込みにしました。普段の水曜日の練習をそのまま実施。本当ならレストの間に補強をやりたかったのですが細かく説明するのは難しいと判断してやめました。中学生は150mを2本2セットやろうと思っていましたが1セット終わった時点でスパイクを脱いでいたので終了にしました。普段それほど走らないのでしょうね。
高校生は予定通り3セット。かなり走りました。今のチーム状態では他校の力を借りて練習の質を上げるしかありません。ここ数年間のチームと比べると到達度が低すぎます。その自覚が選手自体にないというのが最大の問題。本当に雰囲気が良くない…。情けない。

走り終わってすぐに補強としました。必要な負荷はきちんとかけたいので。他校の選手に比べると軸の意識はかなり出来ていると感じました。それはやっているから出来ているだけなのではないかと思っています。不器用ながら一生懸命にやろうとする他校の選手達を見ていて「こういう雰囲気の中で練習をしたい」と強く感じました。昨年はこの時期、県内のどこにも負けない貪欲さの中で選手が練習をやっていました。見ていて本当に楽しかったし、私も勉強になる部分がありました。しかし、今はやりたいことの半分も出来ていない。どうしたら伝わるのかが全く見えません。

他校の選手には少し声をかけました。強くなって欲しいと思ったからです。間違いなく春先には強くなっているでしょう。うちは太刀打ちできないくらいの差をつけられる気がしています。危機感というより失望感があります。リレーを組むような雰囲気ではない。情けない。

国体練習会でしたがうちとshimonishiとの合同練習といった感じになりました。本当に強くなりたいと思ってやっている選手達から刺激をもらいました。純粋に競技をしたい。そういう思いが今まで以上に強くなりました。そういう環境でやりたい。心からそう思います…。
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加速段階

2011-01-15 | 陸上競技
金曜日、とにかく寒い。ここ最近は寒さと戦う日々が続いています。朝散歩をしましたが近くの池が凍っていました。一面氷に覆われてその下を鯉が泳ぐというなんとも日本的な美しい光景を見ることができて少し癒されました。
その後はとにかくストレス…。本当に病んでしまうのではないかという感じがあります。これで私が鬱か何かになったら誰か責任をとってくれるのでしょうか。かなり憤りを感じます。

練習はサーキットをやってから加速段階の練習をしました。毎週金曜日の練習パターンです。今年はスタブロからの出の確認に時間をかけたいと思っています。春先にスタブロからの出の部分にかなり手間取りますし、短短のための練習が不足している部分があったのできちんとやっていきたいなと。
重いタイヤを引く練習も加えています。腕の力を使わないと前に進まない状態になりますからうちの選手にとっては大切な練習になります。特に女子は腕を抱え込んで走る傾向があるのでその部分を改善するためにも効果がありそうです。

スタブロからの出を練習しているうちに1人かなり良くなってきました。これまでスタートで遅れる事がありましたがこの動きが本物になってくれば12秒前半は間違いないと思います。100mでインターハイを狙うレベルまで持っていけると思っています。スピードをしっかりと上げていき200mでも25秒前半を目指したいですね。
本当に少しずつですが競技者になりつつあります。まだまだ目指すところは遠いですがやるしかありません。本気になって取り組んでいけば大きな可能性があります。

他の者も少しずつですが動きが変わりつつあります。いきなり大きな変化があるとは思っていません。少しずつ少しずつ前に進んでいくしかないのです。色々と問題点がありますがやるしかないと思っています。

かなり疲れてきているのだけは事実ですね。どこまでできるでしょうか…。
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基礎から次の段階へ

2011-01-14 | 陸上競技
木曜日、朝からかなり寒くて凍えていました。とにかく寒さに弱いのでこれだけ寒いと耐えられません。加えて色々なことがあってバタバタしました。辛い。イライラは絶頂にきていましたが我慢。
朝練はしばらくジョグにしようと思っています。今の段階では技術的な部分よりももっと根本的な部分の改善をしなければ戦えるようにはなりません。ここが最大の問題点です。体重管理が出来ないということは他の部分も絶対にできません。「甘え」と「妥協」があるから管理ができないのです。これは間違いなく他の部分にもつながっています。変わるのでしょうか…。

午後は12月までやっていた基本的な動きから前に進むための動きへの移行練習としました。これまではひたすら縦の動きを繰り返してきました。ドリル的な動きではなく大きな動きの中で上から下への動きを意識させる事に時間を使ってきました。それだけでは走りにすぐに結び付きませんがこの段階を飛び越していって前に前にという意識にすると動きが崩れてしまいます。それは避けたかったので時間をかけてやってきました。

1月に入って膝の引き出しと腰の移動を意識するための動きを取り入れ始めました。どこでもやるような動きです。少し大げさな動きにしてそれで重心移動を体感させる。上手くできるようになればかなり動きも変わってきます。
この動きに加えて今度は走りの中で腰を進めていくための練習を導入。加速ドリルという言い方をしていますがしっかりと重心を進めていく事に加えて脚運びにまで注意を払う。これを繰り返していき実際の加速段階の動きを本物にしていきたいと考えています。上手くかみ合えばスピードレベルが飛躍的に上がるのではないかと思います。動きの変化が見られる者もいました。合宿で繰り返してきた上にもう一度じっくり時間をかけていますから成果は出ます。

あとは全体的に時間の使い方が下手です。腕振りの確認や重心移動の確認は様々な場面でできます。歩いて戻る時間にもできるはずです。本気で強くなりたいという気持ちがあれば必ずできるはずです。一度注意をしてしばらくするとまた普通に歩いている。意識すれば出来ることが出来なくなる。意識しないからです。繰り返しになりますがこの部分は大きいと思いますね。本気になればやらなければいけないことは自然と見えてきます。言われなくてもやるようになる。出来ないのは本気でないから。それだけです。

本気になる方法が分からないのかもしれません。繰り返し話している内容を聞こうという気があれば多少は変わるはずです。こちらの指導レベルは少なからず上がってきていると自負しています。あとはそれに応えてくれる選手がいるかどうか。なんとかしていきたいですね。
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