kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国大会に至るまで…

2011-06-20 | 陸上競技
マイル、色々と思うことがありました。1年前に悔し涙を流して終わりました。なんとかしたいという強い「想い」とは裏腹に全く前に進みませんでした。「力」が無いわけではない。あるからこそ競技に集中できない状態がもどかしくてたまりませんでした。冬季に何度も何度もチーム崩壊寸前(普通なら壊れていたと思います)までいきました。何とか多くのエネルギーを使って持ち直してきました。本当に考えられないエネルギーを使ったと思います。

県総体、マイルのバトンが落ちました。全てが終わった…と。これまでの積み重ねがこういう形で出るのか、全ては終わりだと。何とか拾って走りましたが、チームとしての1年間の積み重ねが出るのだと思いました。総体は数年前に「顧問を辞めたい」と本気で思った時以上の無力感が残りました。この状態からどう立て直すのかを想像できない自分がいました。大げさに書いていると思われるかもしれませんが、これは現実です。耐える事ができるかどうかの精神的なストレスがありました。情けなくて…。

何度も書いてきましたがこういうものは試合が近づいてきたから、試合になったから問題となるわけではありません。もっと前からその「原因」となるものがあるのです。少なくとも1年前、チームはチームとして機能しなくなる「危険性」を持っていました。本当に大変な事がありましたから…。

中国大会をきちんとした形で迎えさせたいという想いはありました。チームとして機能しないままで終わるわけにはいきません。次に全くつながらない終わり方をするのは避けたかったですし、このままで終わるような状態では本人達にも何も残りませんから。これまで何度も「辞める」という状態を繰り返していました。県総体後も…。こんな状態で終わるのは…。繰り返しになりますがここに使われているエネルギーは考えられないほど肉体的にも精神的にも大きなものです。自分自身を奮い立たせながらやってきました。何かを残したいという自己満足なのかもしれませんが…。

中国1週間前の水曜日、卒業生が来ました。大切なポイント練習になるであろうことを感じ取ってだと思います。これは前も書きました。このときに3年生に「チームに何を残すのか」という話をしました。男子は女子をサポートする気がありません。みんなが自分のことだけをやり続けている状態でチームに残るものはありませんから。大切なことが何かを感じとることが出来なければ部活動をやってきた意味はありません。

それ以後女子はある程度気持ちを切り替えてできたようです。冬季から何度も何度もあった「トラブル」を越えてきたというのは何かしらの「想い」はあるのでしょう。最後にきちんとした形で終わらせるというのは大切なことが事だと思います。何とか「心」をつなぐ事ができるようになってもらいたいと思いました。

そして、中国のマイルにたどり着きました…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国大会

2011-06-19 | 陸上競技
役員の仕事がバタバタし過ぎてblogを更新する余裕が全くありません…。疲労困憊です。あまりにも役員の人数が少なすぎる…。昼食も食べれませんでした(笑)。あまりにもドキドキすることがあったので食べられなかったのですが。

まずは結果のみ。女子の4継は51秒11で予選落ち。なかなか難しいですね。ちょっと力の差があります。どうこうできるレベルではないなという感じがします。

女子の400mH、65秒35の大幅自己ベストで予選通過。これまでで一番良い走りでした。この時点で+4の4人目が65秒台。どうなっているのでしょうか。準決勝では前半から流れに乗ることができず67秒3でした。残念ですが良く走ったと思います。決勝の6位が63秒台…。今の段階では太刀打ちできませんね。

女子の100m、予選から12秒45の大幅自己ベストを更新して着順で準決勝へ。100mでこのタイムは上出来です。12秒5を切るのが目標でしたから。準決勝では12秒44、8位の同タイムが3人。9レーンありますから3人のうち2人が拾われます。うちの選手は同タイムで着差ありだったので拾われると思っていたのですが「分からない」と言われてしまいしばらく待つことに。うーん、生きた心地がしませんね。なんとか拾われて決勝へ。12秒5切りが目標でしたが決勝まで行けるとは。
決勝を経験できるというのは大きいですね。決勝では1レーン。スタートから上手くいき絶好の追い風で12秒36を記録しました。いやー良く走りました。しかし、8位。なかなか難しいですね。6位が12秒21ですからちょっと届きません。かなりの自信になったと思います。200mできちんと勝負ができたらと。

役員頑張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後のポイント練習

2011-06-16 | 陸上競技
月曜日、午後の練習は中国大会前の最後のポイント練習としました。バトンもある程度安定してきています。何とかチームベストを更新してもらいたいですね。50秒切りが出来れば準決勝進出もあります。簡単なことではありませんが持っている力を出し切ってもらえたらと思います。

その後はSDを少し。女子で100m・200mの2種目で中国に出場する者はインターハイの可能性が十分あります。国体合宿でスタートに関してはかなり改善が出来ました。まだまだ修正しなければいけない部分はいくつもありますが出遅れる、加速に乗らないという最大の問題点はかなり良くなりました。今まではここで遅れてしまい後半で追い付くというパターンでしたが100mでは間に合いません。200mではカーブを抜けるところまで並んでいたら何とかなるという感じがありますがこれでは戦えません。200mで25秒5を切るためには100mでも12秒5は切らないといけなくなります。最低でも12秒4前半までいっておきたい。そのために総体以後はこの部分に時間を割いてきました。
男子と一緒に走らせました。スピード的に12秒中盤の選手がいるのでそこで競り合わせながら走りが崩れないように。何とか戦えそうな所まで来たかなという手応えはあります。

そのあとは150m+α。これも男子と一緒に走らせました。微妙な追い風に乗って走らせようと思っていたのですがスタートする直前から弱い向風になりました。まーこんなもんでしょう(笑)。県総体前よりも走れていました。ここで走れればほぼ間違いなく走れると思っています。後は「心」のコントロールだけですね。これが出来れば狙った場所に届くと思います。

400mHは300mH+α。こちらは途中完全に脚が詰まってしまい大失速。1区間のタッチダウンだけで0.5秒落ちてしまいました。400mHの怖さはここにあります。きちんと作戦を練らないといけません。うまく走れなかったのでもう1本走るかという感じになりましたが、最終的に本人が「他の者と一緒に走る」と決断して止めることに。どちらでも良かったのですが「チーム」としての練習を優先したということだと思います。最後の中国前に成長してくれたのでしょう。

最後はマイルのために250m+α。選手から「バトンを持って走っても良いか?」という話があったので許可。あくまで「マイル」のための練習ですから。以前、タイムが良すぎるので確認したら距離が5mくらいずれていたことがあります。あれ以来怪しいので必ず確認しています。距離的には5m違っても全く問題はないのですが、目安としてタイムを計っているので出来るだけ正確に。前回は前半から突っ込んでいきスピードを維持できました。今回も同様。後先を考えずに最初から走るように指示を出しました。全体的に良く身体が動いていましたね。33秒5、34秒7、34秒9、35秒0でした。このタイムだけを見ると間違いなく昨年のタイム以上です平均しても34秒5ですから速いのは間違いないですね。ラップでいえば全員が59秒で行ける「可能性」があります。これを実現できたらどうなるのか?この日の朝に私が話した内容が少しは伝わっているのかもしれません。「勝負」は準決勝になると思います。他のチームとは違う意味での「勝負」です。相手云々ではなく自分の力を最大限に引き出す。決勝に行くだけが目標ではありません。やるならインターハイです。そ
のためにエースを決勝の舞台に立たせる事が出来るかどうか。準決勝の1本に全てを賭けるつもりでいかないといけないと思います。

準備は出来たと思います。色々な事がありましたが何とかここまでたどり着きました。総体前と比べると精神面は安定してきていると思います。これを大会までにどう保つか。3年生の最後の意地に期待したい。何を残すのかです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

力を出し切る

2011-06-15 | 陸上競技
月曜日、朝練の時間に女子に話をしました。突き付けるのは「厳しい現実」なのか大きな「可能性」なのかは受け取る選手の「心」次第です。

県総体、うちの選手は実力の80%しか出せていませんでした。競技に向けて「力」を出すという前に自滅していた部分が大きいですから。自分の感情をコントロール出来ずにレースプランも立てられない。このような状態でスタートラインに立つ事はここ最近では無かったことです。悲しいかなこれが現実。チームとして一番大切な「心」をつなぐ事が出来ずにマイルの準決勝でバトンを落とす。その後も拾おうとしない。こんな形で終わらしてはいけないという「想い」がありました。何とかつないで4分10秒かかって決勝へ。棄権しても良いのではないかという感じでした。本当に大切なものを見失っているチームが本当に決勝の舞台に立っても良いのか?という感じでした。誰もが「原因」を他者に求める。だから全ては上手くいきません。決勝では運良く2位に入ることが出来ましたが手放しで喜べるものではありませんでした。

ここをどうにかしなければいけません。男子以上に労力がかかっていると思います。それでもこのような形で終わらせるわけにはいかない。尽きかけていたエネルギーを全て注ぎました。そして先週の水曜日、卒業生の前で話をしました。これは前書いた通りです。そして月曜の朝練へとつながるのです。

まだ持っている「力」を出しきれていない。全てやっての結果を手にしていません。練習に関してはかなりやっています。単純な「力」としては例年以上かもしれないと感じています。しかし、それを引き出すための大切なものが欠落している。だから総体のような結果になる。誰も喜べない、納得ができない結果となる。何も残らないレース、誰の「心」も動かないようなレースでは誰のためにめなりません。ここを打破するため、全員を生かすためにこれまでにはない決断をしました。そしてそれを伝えました。大会当日になれば分かることですからあえて詳しくは書きません。理解できない者もいたかもしれません。しかし、中途半端なレースをしても意味はないのです。全員が私が話している本当の意味を感じ取らないとチームとしては次には進みません。

全員が最大限の「力」を発揮しない限りは次にはつながりません。総体と同じように80%で何とかなるようなレースはありません。だからこそ追い詰められて「力」を出し切る必要がある。「何かを捨てる」のではありません。全てを生かすために決断をしました。特に中国の最終日、何を想い走るでしょうか。諦めて気持ちの入らない走りをするのか、「もう1本走らせる」ために120%の力を引き出すのか。マイル、決勝に残ることができたらインターハイに届くと思います。通常で考えると「無理だろう」と思われるでしょうがそれくらいの「可能性」だと思います。

これまでのモヤモヤを全て吹き飛ばす走りができるでしょうか。インターハイで戦えるような選手を育てたいと思っています。まずは継続的にインターハイに行く。一人でも多く全国を経験することが次につながっていきます。そのことの意味をどれだけ感じ取れるでしょうか。全員が「力」を出し切ってもらいたいですね。少しずつですが表情が良くなってきています。どこまで力を引き出せるか。最後は「心」だと思います。ここまできたらそれが全てです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果てしない繰り返し

2011-06-15 | 陸上競技
ここ最近これまでとは違うストレスを感じ続けています。何とも表現しにくい感情です。前日、本当に「ありえない」出来事がありました。大会期間中です。常識的に考えて「ありえない」ことでした。これまでの卒業生に顔向けすることができないことでした。かなり怒りました。これまで話してきたことは100%無意味だと感じる部分です。

その後全体にも個別にも話をしました。卒業生も話をしてくれたようです。が、どうみても自己中心的な行動、考え方が変わったように感じません。男子の行動が変わらないのは原因があります。土曜日の練習中我慢が出来なくなり厳しく話しました。どこまで話をすれば分かるようになるのか…。
「足が痛い」と主張する者が数名いました。が、私には「足が痛い」と1度言いに来ただけであとは勝手に補強をしています。最初の1日しか言いに来ていないのでどのような状態なのか回復度合いはどうなのかも分かりません。治療に行っているのかも分からない。何をやっているのか。更に土曜日には先日から注意をし続けている者が勝手に別の練習を始めました。もう何も言う気にはなりません。他の者がやっているメニューとは全く違うことをやっているのです。それも顧問には一言も言わずに。男子はここ最近このような姿が多くなっていました。好き勝手にやっている。こちらの指示は全く聞きにこない。私も「もうどうでもいい」という感じになっていました。先日の「問題行動」の責任を感じているのであればもっと考えることができるはずです。何をやっているのか分かりません。

練習途中で全体を集めました。明らかにおかしい行動について話をしました。高校の部活動に来ているにも関わらず自分の好き勝手に練習をするならやる必要はない。一人でやればいい。その行動を見て周りが同じような行動をするからチームとしての活動は成立しません。「足が痛い」ならどういう状況なのか、どのような練習なら出来るのかをきちんと話をしなければいけません。それができないなら辞めて一人でやりたいようにやればいい。男子はこの部分が強くありました。相談もしないで自分でやる。それなのに困ったら「指導して欲しい」というのは自分勝手過ぎると思うのは私が間違っているのでしょうか。

「自主性を重んじる」というのは言葉としては非常に聞こえは良いですが実際はどうなのでしょうか。高校生の部活動では分からないこと、出来ないことが多すぎる。それはきちんと教えていかないといけないと考えています。常識を逸脱した行動をするのは私の指導が不足していたからかもしれません。しかし、話をすれば言い訳をする。見えないところでは浮かれて考えられない行動をする。この状態で顧問として何をするのか。明らかに違う方向に向かっている。それを正そうとしても話しは聞かない。一緒に練習する云々ではないと思います。

情けない、は通り越しています。無力感が漂っています。かなり厳しい状態にあります。「陸上がやりたい」「練習がしたい」というのは簡単です。が、実際問題顧問の指示を聞かない、指導に従わないのに部活動に所属してやっていく必要があるのかは甚だ疑問です。考えられない現実です。公に書くことはできません。それだけの問題だと思っています。小さなことではありません。その意識がどれだけあるのでしょうか?

あれだけ話してまた同じような事を繰り返す。これで何かが変わる日が来るのでしょうか…。果てしない繰り返しをこれからもしていくのでしょうか。あくまで教育活動の一環だという気持ちでいます。が、それを越えている部分があります。「個」の意見を押し通すために「全体」を捨てるのはおかしい。話が伝わらないならどこかで見切りをつけないといけないと思っています。限界を越えています。

詳しくは書きません。書けません。が、今までとは全く違う部分があるのは確かです。私が批判される部分もあるのかもしれません。どれだけの労力を要するかは想像を絶しています。怒りを通り越しています。

0からやり直したい。そう思うのは私だけなのでしょうか。疲れきっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「心」をつなぐ

2011-06-12 | 陸上競技
ここ最近は練習についてほとんど触れていません。それどころではない部分がかなりあります。県総体が終わって全体の前で中国大会の話をしたのは先週の水曜日が初めてです。個別には話した部分がありましたが、チームとして中国に向かうためにはこの状態では不可能だという部分がありました。恥を晒すようになりますがこれまでで一番状態が悪かったと思います。競技に向けての話ではなくごく当たり前の事を話続けなければいけない状態でしたから。

私は特別難しいことを求めていません。誰にでも出来るような事を話しているだけです。部活動は教育活動の一環だという思いがあります。部活動さえすればそれで良いわけではありません。人として大事なことを繰り返し伝えていく機会だと思っています。1人1人の行動が周りに与える影響を考えられないのであれば集団行動はできません。
しかし、こればかりやるのが本当に部活動なのかという気がしています。競技に関する指導がほとんど出来ずに生活指導・行動指導が中心になるようでは意味がなくなってしまう気がします。何が優先事項で何のためにやっているか分からなくなります。

当たり前の事を求めるから悪いのでしょうか?集団行動の基本になる考え方や行動を求めているつもりです。「その場が楽しければ良い」という風潮があるのが本当に許せませんでした。うちはリレーを中心にチームを作ってきました。最初の段階では個人では戦えないという部分が強かったので何とかリレーで…という想いがありました。その後それなりに形になってきて「リレーでインターハイへ」という共通認識でチームが出来てきました。

県総体、3年生男子が個人種目では出場が出来ませんでした。決して速くはありませんが努力を重ねてきました。1度も県総体で走っていません。今回マイルはある程度狙える位置にいました。しかし、1週間前に1人が怪我をしてしまいその目標は遠いものになってしまいました。その時点で勝負ができない状態となりました。通常であれば棄権してしまう所でしたが、人一倍努力してきた者を走らせてやる機会が与えられたのだと思いました。勝てません。それでも一緒に練習をしてきた最上級生を走らせてやりたいと思いました。

マイルの予選がある日の朝、選手に伝えました。最後のレースになるのだから走るように、と。間違いなく勝負にはなりません。しかし、リレーでバトンをつなぐというのは「心」をつなぐことです。同じ目標を共有してやってきた仲間とレースを走ることに意味があります。チームによっては「とりあえず出る」所もあるかもしれませんがうちは根本的に違うスタンスでやっているつもりでいました。が、結局出場しませんでした。私が何故出るように話したかが伝わっていなかったのか…。

メンバーのうち3人はこちらから指定していました。あとの1人は2人のうちどちらかが走るようにと指示を出して役員の仕事をひたすらやっていました。招集所主任から「男子はオーダーが出ていないが」と言われましたが対応する時間がありませんでした。何故出さないのか疑問を感じていました。少し時間が過ぎて今度は「オーダー提出時間が過ぎてから出たいと言ってきたのだが」と言われました。何を考えているのか全く分かりませんでした。話を聞く暇もなく雨の中役員の仕事をこなしました。

後になって確認すると「2人のうちどちらか」と指名したものが「走りたくない」と言って拒否をしたようです。翌日に試合があるから嫌だと。その上、人数が足りないから長距離から1人借りてきて出ようとしたようです。考えられません。こちらが話している意味が分かっていないのでしょうか。

3年生の最後のレース。一生懸命にやってきたが力が足りなくて総体で走れなかった選手のために走らせようと、一緒に時間を過ごしてきた「仲間」で走らせようとしたのです。最初から勝ち負けではなく「想い」を感じさせるために走らせようと思っていたのに…。この3年生がどれだけチームに貢献していたのかも感じられないのか?怒りを通り越して情けなさを感じました。何のために指導をしてきたのかも分からなくなりました。
この3年生、マイルの前日に他の選手が私の車の鍵を間違えて宿舎まで持って帰ったのを知り「自分が持っていく」と走って競技場まで戻ってきました。翌日に試合がある選手に負担がかからないようにと自ら申し出てからの行動です。私はこの行為を見て涙が出そうになりました。こうやってチームをサポートする姿勢を下級生が見て次につながっていくと思うからです。足が速くなくても出来ることはある。足が速いから偉いわけではない。これを感じ取ってもらいたかった。だからこそ走らせてやりたいと思っていました。

「勝てないから出ない」というのであれば上に進めない選手は最初から出ないほうがいい。そういうことになります。予選は不要です。一生懸命やってきても走れない選手もいます。普段から適当にやっていて試合だけに出るというのは私は許せません。強いから弱いからではなく、一生懸命やっている選手、勝負をしようと思っている選手に対して失礼だからです。
指導者によって考え方は様々です。リレーを中心に考えています。リレーを走るというのはそれなりに意味を持ちます。だからこそ「心」がつながらないといけない。長距離を借りてきて「出るだけ」なら出る意味はないのです。そう考えて指導してきて伝えてきたつもりです。本当に情けなく感じました。

結果的にその3年生は1度も県総体を走ることなく終わってしまいました。もう取り返しがつきません。この事の意味をもう一度考えてもらいたいと思います。チームとして大きな問題を抱えています。今まで作ってきた「心」をつなぐチームは崩れてしまった。そう感じています。また1から作り直す?大きなエネルギーを要します。ここまで考える必要はなくもっと「楽」に考えるほうが良いのかもしれません。しかし、チームとしての取り組みは譲れないものがあります。決して厳しい事を求めているわけではありません。真剣に考えないといけないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学ぶ

2011-06-11 | 陸上競技
1週間前の出来事になりますが国体合宿がありました。練習を振り返るなんて余裕はありませんでしたから全く触れることが出来ていません。過去最大級のバタバタでした。少し余裕が出来たので書きます。

本来なら周南地区の選手権があるのでそちらの役員としていかなければなりませんでしたが、毎月1回の国体合宿と重なりました。地元の大会なので手伝わないといけないという感覚がかなりあったのですが「合宿参加」を要請されたのでこちらを優先させてもらいました。

今回は県総体の1週間後(正確には5日後)の合宿です。なかなか選手が集まりません。様々な地区で大会が実施されているのも影響して女子の短距離は1人しかいませんでした。うーん、どうなんでしょうか…。結果的に練習は私が指示をして繰り返し繰り返し基本的なことをすることにしました。総体の疲れを抜いてから中国に向けてもう一度負荷をかけるためにはこの数日間が絶対に大切です。ある程度フレッシュな状態でしっかりと練習を積みたいと考えていました。私はハードル練習を見ながらの指示になります。練習の指示を出してからハードルを見る。大変です。

午前と午後の間に最も信頼している方にうちの選手のスタートをみてもらいました。図々しいのは百も承知です(笑)。しかし、この部分は私が最も苦手とする部分です。ここを克服しない限りは指導者としての成長はありません。とにかく離れずにずっと見ていました。どこにポイントがあってどのような意識・イメージでやらないといけないかを見ていました。以前から「構え」についていろいろ話を聞いていました。ブロックの位置や角度等様々な要素があります。少し前に私が疑問に思っていた事を質問したことがあるのですが、その事に関しても指導してもらうなかで確認ができました。

今回の県総体でうちの女子が200mで優勝しました。25秒62ですから非常に良い記録だと思います。しかし、私自身の課題が選手の課題に直結しています。スタートから加速段階がよくありません。ここが克服できなければ上では戦えません。きちんとした動き・意識を身に付けさせるための指導を勉強できれば他の選手にも間違いなく生かされます。学ばせてもらえる機会を逃したくないと思いました。動きは大幅に改善されました。やはりスゴいと改めて感じましたね。

翌日、またも選手はほとんど来ていませんでした。ありがたい事です(笑)。ほぼマンツーマンで指導してもらいました。この方も優れた指導者です。こういう指導者にしっかりと教えてもらえるというのはありがたいことです。こちらも付きっきりで見ていました。意識する部分を繰り返し聞いて本人の動きを見ました。これまで崩れていた部分がほぼ改善されました。スタートから中間への結び付けで我慢しないといけない部分があります。これまでは一気に身体が起きていましたがこの合宿中に大幅に走りが改善されました。

もともと後半の強さは素晴らしいものがあります。これはうちの練習パターンが合っていたのだと思います。1年前は後半は全く走れませんでしたから(笑)。今は前半我慢して後半で勝負という形になっています。繰り返しになりますがこれでは戦えません。なんとかしないといけないと感じていた部分が絶妙なタイミングで修正できました。他校の選手にも関わらず労力を惜しまず教えて頂けるというのは本当にありがたいことです。感謝しなければいけません。

私は技術的な指導力が優れているとは思いません。どちらかというと不足している部分のほうが多いと思います。私が目標とする指導者には遠く及ばないというのが現実です。たまたま選手に恵まれたからここまで来たという部分があります。そして学ばせてもらえる環境があります。まだまだ足りないことを身に付けていきたいと思います。

この瞬間、陸上競技に関してだけを考えることが出来ました。本当に幸せな時間です。ずっとこういう時間が続けばと思いますがなかなかそうはいきません。ほんの少しの時間でしたが好きな事だけを考えられることの喜びを感じました。様々な意味で貴重な時間だったと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何を残すのか

2011-06-10 | 陸上競技
水曜日、卒業生が練習に顔を出してくれました。県総体終了後1週間以上が過ぎていましたが、チーム作りという意味では全くできていない状態でした。本当に試合に出るのか?それすら疑問に感じる中での練習。その姿を卒業生に見せるのは申し訳なくてたまりませんでした。これまで多くのことを我慢しやっていましたがやはり限界でした。これ以上無意味な時間を過ごす必要はありません。全体を集め卒業生も同席させて話をしました。

今の自分たちの状況を卒業生に話ができるのか?どんな気持ちでどんな状況で練習をしているのかを胸を張って目を見ながら説明できるのか?ここを問いました。自分たちは何気なくやっていることかもしれません。やはり私は許せません。男子はこれまでとは全く違うチームとなっています。私から話をされてそれ以後何事もなかったかのように練習をしています。いい加減にしろという感じです。まじめに練習に取り組むようになったからこれまでの過去の問題は全て忘れるなんてことはできません。そんな単純な問題ではない。「自分は浮かれていたのではない」と思っているのが目に見えて分かります。こちらからの話をほとんど聞けていない。それなのに普通に何事もなかったかのように練習に参加する。イライラを通り越していました。

気持ちが全くつながらない状態での練習。男子は女子をサポートする気もない。女子は練習をする以前の問題がある。この状態で卒業生が練習を見てなんと感じるか?これまでやってきたことを全て台無しにして平然といれるのか?「自分だけが苦しい」「自分だけが辛い」と思っているのが明らかでした。この姿を見て声をかける気にもなりません。こちらがどれだけの「想い」でどれだけのエネルギーを使ってこの1週間以上の時間を過ごしてきたか。自分のことだけを考えている時間など1秒もありませんでした。これまでやってきたこと全てを崩している。今の上級生がこの陸上競技部に残したものは何か?正直何も見えません。これまでの卒業生は多くのものを残してくれました。それが伝統となるはずでした。下級生が3年生が必死に競技にと取り組む姿をみて「自分もやらなければ」と想いそれ以上の努力をしようと過ごしてきたから「チーム」ができた。

しかし、今はどうか。3年生がチームを最低レベルまで引き下げる。周りからは「情けなかった」と言われる始末。上級生のため下級生が気を遣い何とか保とうとする姿。このことを感じることができない、責任を感じることができない状態で何が「チーム」なのか。何が「最上級生」なのか。「残す」どころか嫌な思い出だけで全てが終わってしまいます。そんなことをするためにこれまでの高校生活を使ってきたのであれば本当に無駄です。「嫌だからやらない」なんてこの期に及んで発することはできない。責任をとってチームを作る?そんな資格はありません。自分たちが置かれている状態をきちんと把握する必要があるのです。「走ればいい」「練習を一生懸命やればいい」わけではない。世の中にはもっともっと大切なことがあるのです。ここが分からないから「今」があるのです。

残された時間をどれだけ有効に使えるのか。自分達がこの部活動に何を残すのか。負の遺産だけを残していくのであればこれほど虚しいことはありません。何かを残せるか。後輩たちのために「道」を示せるか。大きな事だと思います。
私がこの1週間以上の間、どのような気持ちで過ごしていたかも考えてもらいたいですね。自分が自分がとそればかり考えるから何も感じ取れない。私は複数の大問題を一気に抱えていました。自分の事を考える時間なんて全くありませんでした。今までのチームとのギャップ、「普段からの取り組みの甘さは一番大切な時に出る」といい続けてきた結果がこれでした。

見せてもらいたいですね。それがどのような形になるかは分かりません。1本だけで良い。「魂」の入った走りを見たい。そう思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒業生

2011-06-09 | 陸上競技
卒業生が来ました。昨年卒業した者が3人、一昨年卒業した者が2人、かなり前に卒業した者が1人。申し合わせたわけではありませんが同じ日に6人の卒業生が練習に来ました。女子は2人1組で来たので「行ってみようか」という感じだったのだと思いますが男子は完全に個別。女子もそれぞれが来てたまたま一緒になったという感じでしょうか。様々な意味で救われます。

1人は私が陸上部の顧問になって初めての部員です。商業時代ですから卒業して5年は経過しているでしょうか。4年ぶりくらいの再会です。今思い起こしてもこの頃は大変でした。陸上競技の指導というよりは「生活指導」という感じがメインでした。毎日のように先生に怒られていたと笑いながら話していました。中学時代部活動というものをやっていないに等しい状態で陸上部に入ってきました。私が顧問になった年ですから上級生もいません。1から作っていく状態でした。今思い出しても本当に酷かった・・・。練習中にトゥトレのチューブを付けて逆方向に引っ張り合い転倒し骨折したり、他校の練習中走っている選手にいきなり話しかけたり。練習中の会話はゲームの話・・・。競技力云々ではなく基本的な生活習慣や考え方を身につけさせることに労力のほとんどを使いました。
しかし、3年生になる頃にはほぼ「まとも」になりうちのチームの基礎となる部分を作ることができた学年だったと思います。この年初めて中国大会に進むことができました。
今回来てくれた男子は入学当初100mが16秒で走れるかどうか。卒業するときには13秒ちょっとで走れるようになっていました。中国大会前には自分から女子の練習を引っ張ると申し出てくれて250mでは必死に女子と勝負をしていました。この頃のチームは「力」はありませんでしたが、こちらの求めることに必死になってくれている部分がありました。本当に大変でしたが今でも鮮明に覚えています。「高校時代に鍛えられて良かった」と言っていました。時間が経つと分かることもあると思いますね。

女子の卒業生は何か想うことがあるのでしょう。卒業生が来てくれたのでその前で全体に話をしました。練習をするよりももっともっと大事なことがあると思っています。自分達が今やっていることを胸を張って卒業生に報告できるのかという話です。これに関しては書きません。
この子達の中で「shoko陸上競技部」というのは大きなウエイトを占めているのだろうなと改めて感じました。高校時代の生活の中心は「陸上競技」でした。もちろん最初からそうだったのではなく、一生懸命やっているうちに自然に「陸上競技」中心の生活になっていったのだと思います。「もう一度走りたい」と何度も何度も言っていました。過ぎ去った時間はもう戻ってきません。しかし、必死になって取り組んでいた時間というのはかけがえのない大事な大事な時間だと思います。素直に話を聞いてそれだけを信じて全力で取り組む。私がいなくても裏表なく行動できるようになっていたからこそ、見違えるような成長をしてくれたのだと思います。本当にシンプルなことです。たった少しの「差」が大きな「差」となる。それも取り返しの付かないほどの「差」に。当時、本当に楽しく指導ができていました。この子達のためならどれだけ時間を使っても惜しくないと思えるくらい純粋に競技に取り組んでいました。だからこそ最後の最後に泣き崩れるくらい涙を流すことができる。本当に本当に悔しくて涙を流す。それができるだけのエネルギーを費やしていたからに他なりません。

大好きですね。こういう子達と一緒に陸上競技と向き合うことができた時間は一生忘れられないと思っています。私も何度も何度も涙を流しました。心の底から悔し涙、申し訳ないなという涙を流した。決して恥ずかしいとは思いません。共に信じて目標だけを目指して取り組んでいたからこその涙です。

卒業生に救われました。感謝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空しさ

2011-06-08 | 陸上競技
ここ半年色々な意味で行き詰まっている感じがありました。選手に伝わらない取り組む姿勢ではなく陸上競技の根本的な部分にです。色々と考えては来ましたが試行錯誤の中で上手くいかない部分が数多くありました。そんな人間が偉そうにblogを書くなという話になるかもしれません。それでも取り組みに関しては書き記しておく意味があると思っています。

競技をする。このことの意味をきちんと考えないといけません。「陸上を一生懸命やりたい」と言いながら全く別のことに目が向く。「指導をして欲しい」と言うのは簡単です。しかし、こちらが求めることを全くやらない、理解しないのに「指導して欲しい」は違うと思います。厳しいことを求めていると思われがちですが私は「やろうと思えばでれにでもできること」しか求めていません。それがきちんと伝わらないからこのような状態になるのだと思います。「こうやりなさい」と指導をして全く違うことをする。その結果「走れなかった」と言われても責任はとれません。部活動は自由に参加することができます。しかし、その部の顧問の指導方針があります。それに従わないのに「指導をして欲しい」というのは論点がずれています。走ろうと思えば1人でもできます。

「結果」には意味があります。そこに行き着くまでに多くの「原因」があるのです。人は痛い目に遭わなければ気がつかないこと多い。痛い目に遭っても気がつかない者もいます。そしてその「結果」を受け入れることができない。「原因」を他者に求める。自分は悪くない。こうなったのは「他の人が悪い」と。自分の中にある「原因」を直視しないのです。トラブルが発生するときには必ずその予兆があります。そしてその「原因」は他者ではなく自分自身にある。だから同じようなことで何度も何度も問題が生まれる。そうならないように指導してきたつもりですが結果的に最も避けたかった「結果」となる。

これまで多くの時間を費やしてチーム作りをやってきました。基本的なことを重視してきました。積み上げるまでに何年かかったでしょうか。しかし、崩れ去り跡形もなくなるのは一瞬です。今まで何をやってきたのか本当に空しくなります。それでも耐えなければいけないのでしょう。指導する者は自分の感情を押し殺してでも耐えないといけないのです。そのことを痛感しました。ここ最近の出来事を引きずっている部分はあります。現実を直視していないわけではありません。しかし、あまりにも精神的な負担が大きすぎる。「自分が一番苦しい」と思う人もいると思います。私は「もっともっと大変なことがある」と思って耐えます。1つの出来事で「苦しい」と思うようだけではありません。あまりにも多くのことが重なり過ぎます。

これは試練なのでしょうか?私の指導が不足していたからここまで大きなことになっているのでしょうか。どこまでやればできるのか?他者の感情を感じ取ることができる能力を養ってこなかったことが「原因」なのでしょうか。空しさだけが残ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする