kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

支部大会~努力~

2013-04-22 | 陸上競技
この支部大会いろいろと思うことがありました。3年生にとっては最後の支部大会。ここで勝ち上がらないと県総体への出場権は得ることができません。勝負は厳しいのです。一生懸命に練習をしていても手を抜いて練習をしていてもきちんと結果を出さなければ県総体へは進めない。陸上種目というのはかなりシビアです。練習をしていなくても速い者は速い。タイムとして現れるものが先に進めるかどうかを決めるのです。

男子3年生3人います。そのうち1人は高校から競技を始めました。中学時代は野球部、冬は駅伝をやっていたようです。姉がうちの陸上部で競技をやっていた関係もあって入部してくれました。最初のレース、姉ちゃんの現役時代の400mの記録に勝てませんでした。それでも他の誰よりも一生懸命に練習に取り組んでいました。なかなか結果が出ない状況でも我慢して手を抜かず練習をする姿は他の者の手本となります。

今回の支部大会、周りも本人も想うことがあったと思います。何とかして県総体に進んでもらいたい。先週の記録会で56秒後半かかりました。このタイムだけ見れば支部大会の決勝に残るのは難しい。それでもレース展開を覚えてくれれば1秒以上上げられるだろうという感じがありました。レースは積極的に走り最後50mで失速しましたが55秒3の大幅ベスト記録。かなり嬉しかったですね。

今回2人シード選手がいますから決勝に残ることができれば県総体。何とか残ってくれと神に祈りました。しかし、プラスの2人目のタイムが55秒3で並んでしまいました・・・。抽選です。これまで努力してきて抽選で県総体を逃すというのは辛すぎます。胸が張り裂けそうでした。努力している姿を近くで見ています。それでも抽選は2分の1の確率です。どうなるか分かりません。私はその場にいたかったのですがスターターの仕事があったので別の場所へ。

レースの合間にogawa先生が「通ったよ」と報告に来てくれました。涙が溢れました。県総体に進むことが確定です。努力は必ず実るというのはウソです。そんなきれい事は現実ではありません。しかし、努力をしなければ成功する可能性すらない。だから人は努力するのです。その姿を見て他の者が心を動かす。チームは一つになります。男子はこの部分が強くあります。マイルで中国大会を狙います。これは全てこの選手に「中国大会を走らせたい」という共通の想いがあるからです。ひたむきに努力する姿が周りを動かすのです。本当に嬉しかったですね。

また、100mで女子キャプテンが県総体出場を決めました。3年間で初めての個人種目での出場です。周りは実績のある選手ばかり。中学時代に県の決勝に残るような選手ばかりに囲まれての県総体出場確定。これも嬉しかったですね。

入学当初の県の記録会では14秒9でした。中学時代は高跳び選手。記録的に高跳びで勝負するというよりは短距離選手として走らせることを選ばせました。これは本人にとっては辛い選択だったかもしれません。今後のことを考えると種目変更というのは必要だと判断しました。それでも個人で結果が出せずずっと涙を流していました。14秒9という記録は当時の実力だと思っています。そこで短距離への変更。理由は「スタートの上手さ」だけです。このスタートであれば間違いなく4継の1走として活躍できると判断しそこに固定しました。

3年生の春の記録会向かい風の中で13秒44。大幅ベストです。この時点で県総体に進めるという感じはありましたが実際に通過することが決まりこちらも安心しました。本来であればもっと走れると思っています。練習ではうちの両エースと互角以上に走ります。それでも試合になると大きく離される。ここは「気持ち」の問題だと思っています。「気を遣い過ぎる」というのが原因です。周りに気を遣いすぎる。この子がいるおかげでチームは成り立っているのですが勝負の場面ではこの「優しさ」は裏目に出ます。「何が何でも」という強さがないのです。これは本人にもレース後に話しています。最後は「覚悟」の問題です。2年生を押しのけてでも自分が勝ってやろうという強さがレースには必要です。本来の力の8割しか出せないままで終わらせるわけにはいきません。

この2人が個人で県総体に進んだというのはすごく嬉しかったですね。手放しで喜べることだけではないのですが、やはりこの2人はチームの中心として動いてくれています。その2人が「結果」を残せるというのはやはり「努力」があったからこそ。顧問としてはどんなに良い記録が出るよりもこの部分は嬉しい。

もちろんこれからが本当の勝負です。しっかりと取り組ませたいと思います。
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支部大会2日目

2013-04-22 | 陸上競技
日曜日、支部大会2日目。前日降っていた雨は止んでいました。それでも肌寒さと風の強さは相変わらずという感じです。集合が7時半となっていたので私はいったん学校へ。前日大会終了後にブルーシートやマットを干していたのでそれを取りに行きました。雨の中置いていたら翌日座ることができません。ここは早めの判断です。一通り乾いていたのでここは問題なく。

この日は記録処理ではなくスターターとして働くことに。この部分はものすごく気が楽になりました(笑)。スターターも基本的に一人でやるのですごく大変なのですが気分的に全く違います。これを見越してアンダーアーマーを着用していました。こういう部分も準備万端です。前日に比べると気温は多少高くなっていたようですが、風が強い。常時3m近い風が吹いていたのではないかと思います。これにより100mの記録は期待できず。手動計時なので細かい部分は仕方ないと思っていますが、せめて追い風で走らせてあげたいですね~。

この日は100mと400mがメインです。女子の100mに関しては上位独占できればと考えていました。これから先戦うことを考えると支部大会でそれくらいできないと厳しくなりますから。中学時代の持ちタイムなどを考えると12秒台で走った選手や13秒0台を持っている選手も複数います。この状況でどこまで戦えるかという部分ですね。記録云々より勝負です。決勝には3人残りました。ここは予定通り。あとは順位。結果的には向かい風の中、12秒7でエースが1位、12秒8でもう一人のエースが2位、3年生キャプテンは4着と同タイムながら5位。実力的にはもう少し上だと思うのですがレースでは出せません。これに関しては思うところもあります。また別に書きたいなという気がしています。

正直、2枚看板の力に頼るところがあります。さらに先日電気計時12秒51で走った者が今回は12秒7。向かい風がかなり強かったのはありますがちょっと物足りないですね。前日の200mも少し集中と気持ちが足りない感じがありました。「勝てる」と思っている部分もあって油断というか集中しきれないところがあるのかもしれません。これから先の勝負のことを考えると良いことではありません。もう一人のエースは良く付いて走っていました。私は後ろから見ていたので細かい部分は分かりませんが、12秒8とかなり差が縮まっています。2人とも12秒中盤では走るでしょう。とにかく切磋琢磨して二人で上っていってもらいたいですね。

男子の100mも大会記録更新を考えていたようですが11秒3でした。先日電気で11秒18で走っています。こちらも0.2秒落ちくらいでしょうか(実質0.4秒?)。男女ともにこれくらいの落ち具合ということはどれだけ風が強かったのか・・・。ここの競技場の風速計時は電源の関係でちょっと微妙です。とにかく勝負とは分かっていますがもう少し良い条件で走らせてあげたかったですね。

女子の400mは63秒0でベスト更新をして2位。風の条件を考えるとまずまずの走りでしょうか。先週64秒中盤のタイムでした。これはレース展開が悪かったのでこの部分の指摘はしています。少しは改善できたでしょうか。もう一人は68秒かかりました・・・。これに関してもまた別に書くかもしれません。ちょっと考えないといけないと思っています。

男子の400mはなんとか1位になったという感じでしょうか。他校の選手が前半から積極的に走り置いて行かれてしまいました。何度も言っているのですが前半の入りが課題です。修正できません。ここができるようにならないと目標タイムには届きません。

女子のマイルは何とか1位。これは400m系の話しと重なるのでまた別に。この2日間、覇気が感じられなかった女子エースが気持ちで逆転してくれました。本当に危なかったと思っています。危機的な状況であるということを全体が感じないといけないと思っています。

男子は1走の時点で勝負あり。1年生を1走に使ったのですが400mの決勝の時点で疲れ果てていました。前日から200mを3本、4継1本、400m2本走っていますからオーバーワークですね。1走の時点で40m近く離されたでしょうか。優勝したチームとは力は互角だと思っていますが、競り合う前に終わっていました。県総体で一緒に戦えたらと思っています。

女子は総合優勝を果たしました。平成20年度から連続優勝ですから6年連続ということになります。人数は他校に比べると少ないですし、長距離種目は一人もいません。この状態で総合優勝をするというのは簡単なことではありません。そういう意味では立派な結果かもしれませんね。

総体に向けてちょっと考えないといけないことがあります。課題が多いと感じています。これからです。
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支部大会1日目

2013-04-22 | 陸上競技
土曜日から支部大会が始まりました。インターハイ路線の一番最初の試合です。この段階から勝ち上がっていかなければ上の大会にはつながりません。昨年度の成績でシードをもらっている選手もいますがやはりこの部分は結果を残していく必要があります。もちろんここにピークを持ってくる必要はありませんが。

私は5時前後に目が覚めました・・・。この日は一人で記録処理の仕事をやらなければいけませんでした。このストレス、想像を絶するレベルでした(笑)。基本的に気が小さいのでこういう部分が気になると寝れません。ミスが許されないところですから・・・。あれこれ考えても仕方ない部分なのですがやはり気になります。

大会が始まる前は天気も良かったのですが開始直後から強い風と雨・・・。記録的には期待できません。大会が開催される会場には雨除けがありません。アップをするのも雨の中。身体が温まる可能性は0。この中で競技をするというのは選手としては厳しいですね。せめてアップだけでも濡れないところでできればいいのですが・・・。指導する側としては選手に万全の状態で競技に臨ませてあげたい。当然のことですがこの状況では不可能。やり投げの競技の時には待機所にテントも設営できませんでした。うーん、我々がもっとテントを持ってきておけばよかった・・・。申し訳ないですね。

あとで聞いたのですが競技中の気温は8度くらいだったようです。完全に冬です。この状況で記録を狙うというのは不可能だと思いますね。勝負あるのみ。選手は寒さに震えていました。アップ時から雨に濡れていますから体感温度はもっと低かったかもしれません。競技場自体も高台にあります。風が吹き抜け更に雨。各校のテント設営場所も風が吹き込んできます。ここをどうにかできると良いのですがなかなか難しいですね。ブルーシートを張って風よけにしていましたがそれくらいでは・・・。とはいえ、この状況で私は本部に付きっ切りでしたから何も指示を出せず。もう少し考えないといけないですね。

女子の200mでは1・3位、勝った選手は良く走りました。悪条件の中で26秒8でした。条件が揃えば26秒前半は間違いなく出ると思います。昨年は記録が出ずに苦しんだ部分があります。今シーズンは最初から自己ベストを連発しています。かなり期待できますね。逆に3位だったエースは物足りないですね。この条件でも26秒前半は出しておかないといけないくらいの力があります。チーム内で刺激を与え合いながらやってもらえたらと思いますね。まだまだ力的には二人とも上です。勝負できるレベルだと思います。二人ともガタガタ震えていましたが・・・。

男子200mはスタートの音が微妙。これで少し出遅れました・・・。自分で判断することがないようにと何度も言っているんですがここは甘いですね。それを補うくらいの走りはできましたがやはりスタート局面はいただけません。なんとか勝つことができましたがやはりもう一歩というところでしょう。400mを考えるともう少しスピードが欲しいですね。ある程度のスピードが出るようになっているのですがこのスピードが400に生かせていません。課題です。

男女4継は無難に。きちんとバトンをつなぐことが最優先事項でした。雨のためバトンが滑るという感じがあったようです。寒さの中でのレースとしては流れができていたと思います。記録的にはもう一つ欲しいところですがこれは言っても仕方ありません。競り合うことができればもうワンランク上の記録が狙えるかなと。

とにかく寒い1日でした。精神的な疲労感が高い。疲れ果てていました(笑)。
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大会前日

2013-04-20 | 陸上競技
金曜日、大会前日です。この日の朝練はテント準備としました。うちの学校が一番大会会場に近い(!?)ので大会本部で使用するテントを運搬する作業があります。これはものすごく重労働ですが頼まれているのでやるしかありません。放課後になって準備をすると間違いなく演習開始時間が遅くなるので早めに動くことに。朝の段階で必要なテントの数を確認して倉庫から屋外へ。この作業だけでも随分時間の節約になります。

この日もめちゃくちゃハード。予期せぬ出来事が発生しそれに対応。更に大会運営のための作業を教えていただくためにちょっと外出。ここで教えてもらえたので何とか運営できそうな感じがあります。もちろんかなり不安を抱えていますが・・・。更に授業ですから息つく暇はありません。まーいつもの事と言えばそうなのですが、精神的なストレスも大きいのでダメージもあります。給与に見合う仕事量なのかというのは疑問が残ります。まーそれでも「好きでやっている」仕事なのですが。

放課後はテント運搬。選手も大会会場に行って準備をさせました。本来であれば大会会場では練習できないのですがこういう作業を負担する代わりに練習をさせてもらっています。準備が終わってから移動して練習というのではかなり遅くなってしまいますからね。役得でしょうか。とはいえ、重労働には変わりありません。こういう状況の中でもしっかりと結果を出すというのが大事です。言い訳にはしたくないですからね。

翌日の準備をひたすらやっていました。テント設営の後はコーンの運搬。駐車場の確保のためです。競技大会を運営するというのはかなり大変です。役職が全くない私でさえこれくらい大変なのですからogawa先生はもっと大変でしょうね。こういう部分を選手がどれだけ分かっているでしょうか。主になる人の人柄というのもありますし、人間関係の部分からも私も手伝っています。大会を運営するというのはすごく大事なことです。更に天候などやその場の状況で臨機応変に対応しないといけません。決まりきったパターンでしか大会運営ができないということになるとスムーズに物事が進みません。協力しながら進めています。

結局練習が見れたのはバトンだけ(笑)。これはかなり良かったですね。スピードも出ていましたしバトンの安定も抜群。女子は3走に1年生を使っていますからこの部分の受け渡しと冷静な判断ができるかどうかだと思います。あとは上級生がカバーすれば済むこと。走力は間違いなく上がっています。それをバトンで台無しにしないようにしなければいけません。地区大会の大会記録は最低目標。できれば49秒台に入っておきたいと考えています。走力的に考えると全く問題はないという感じですが、天候や条件などのこともあります。それでもしっかりと力を出してくれれば問題はないと思います。

気が付いたら私は8時半くらいには力尽きていました・・・。信じられないくらいのストレスなんです。こう見えても打たれ弱い(笑)。選手の成績が気になってというのは全くありません。ある程度こちらが予想したレベルの走りはしてくれるはずです。大会運営の情報処理の部分が精神的な負担なんです(笑)。助けてもらいながらやっていきたいと思います。

選手の活躍を期待してもらえたらと思います。

今から大会に行ってきます。なんとか間に合ったかな(笑)。
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教育的観点&調整練習

2013-04-20 | 陸上競技
木曜日、この日も朝からすごくバタバタ。総合実践の準備まで手が届いていなかったのでかなり早い時間帯から準備を始めました。ある程度頭の中で計画が立っているのでそれを紙ベースに起こす作業が必要となります。一人だけ分かっていても周りが分からなければ作業は進みません。「情報の共有」というのがすごく大事です。元々思い立ったらすぐに行動に移してしまうタイプですからその辺りが苦手です。しかし、ここがきちんとできないと独りよがりの授業になってしまいます。分担できるところは分担。中心となってやらなければいけないところは自ら動く。基本的なことですが大事だと思います。

授業は・・・。激怒。時間を守るという話を前回行っているのですが始業のチャイムが鳴っても書類を取りに行ったりしています。基本的にこの部分は注意をすればできることです。そこは諭す程度で問題はないと思っていたのですが、注意を受けているのに後ろを向いたりよそを向いたりする者が・・・。完全に激怒。教員たる者、生徒に感情を表だって出すのは良くないという人もいます。私は「許されない行為」「失礼な行為」に関してはきちんと厳しく指導をしなければいけないと思っています。指導に関しても「枠」が必要です。細かい部分、例えば「1センチ短い」「1センチ長い」というのは曖昧な部分です。定規を持ってきてスカート丈を測ったり前髪の長さを確認したりするのは教育的かどうかというと疑問です。明らかに悪いところに関しては絶対的に許さない。それを徹底していかないと「教育」の意味はないと思います。

生徒に話をしましたが、先日頭髪服装検査でチェックが入った者がいます。そのこと自体は良いことではありませんが、指導を受けて次回の検査までには確実に直してきました。費用も掛かるでしょうがそういう問題ではなく「約束事を守る」という感覚が必要なのです。こういう素直な部分はものすごくかわいいと思います。自分で「良くない」と分かっていても高校生ですからちょっと「枠」をはみ出してしまうことがある。それを自分で「悪い」と反省し、行動を改める。そこが大事だと思います。

しかし、その頭髪服装検査で考えられない行動を目にしました。再検査を受けるのを待っている間にずっと携帯電話を触っている者がいました。私の感覚からすれば考えられない行為です。前回注意を受けているからその再検査の場にいるのです。それなのに待つことができない。注意を受けるために待っているにもかかわらず形態を触るという感覚は・・・。個別に呼んで話をしました。「何が?」という感じでした。うーん、これを許すというのは今後良いことではありません。それを「諭す」レベルで終わりだと今後も続けるでしょう。私が気づいたから注意をするのか?ここはもっと考えないといけない部分だと思います。

練習は軽く。長距離がインターバルをやるということだったので全体で競技場へ。今までだったら学校でできていた部分ですが、「チームとして」の観点からするとやはり全体で競技場に行く必要があります。他の選手が走っているのを見るというのもチームとしては必要です。1時間程度で練習を終えました。とにかく身体を休めるというのが最優先。ここで無駄に引っ張る必要はありません。普段とは少し違う調整の流れになっています。この日もいつもより短めにしました。

通常であれば土曜日に刺激を入れて火曜日にもう一度という感じなのですが、記録会が行われたため土曜日刺激が日曜日に変わってしまいました。そのため日曜日に強めに刺激を入れることに。そのダメージが少し残ってしまう可能性があります。木曜日に「身体が重い」と感じた者もいるのではないかなと思います。それは仕方ない部分かなと。だからこそ少しでも早く終わらせて身体を休めたいという気持ちがあったのです。その部分を感じ取ってもらいたいですね。

やることが多くて何をやっているのか分からなくなります。自分の処理能力がそれほど高くないからでしょうか?結構やっているつもりなんですけどね・・・。疲労×20倍くらいでしょうか(笑)。
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追い詰められる

2013-04-20 | 陸上競技
水曜日、この日から精神的に追い詰められています。これを乗り越えられるかどうかというのはある意味人生で大きな試練かもしれませんね(^^;; 本気でヤバイですね。そのためBlogの更新まで気持ちが届かない感じでした。申し訳ありません。

水曜日は完全に落とし。朝の段階でスピードウエイトをしておきました。本当ならメディ投げもしておきたかったのですが雨が降っていたので諦めました。新入部員と長距離は軽い補強をさせました。短距離の私が見るのでこの辺りのことを徹底してやっていきたいと考えています。長距離という概念から少し違うところからアプローチしていきたいと思います。ついに跳躍だけでなく長距離も・・・。「短距離」の指導者として進んでいきたいと思っていましたが、それだけに専念するというのはほぼ不可能ですね。成長させてもらいます。

午後は天候が持ち直したのでメディ投げだけ実施。長距離は軽くジョグ。他の者は支部大会のタイムテーブルの作成と部室の整理。男女ともに部員が増えているので今の部室の状況では手狭です。練習道具なども部室の中に置いていますからそれを移動させてスペースを作成することにしました。また、大会があるのですべての部員でタイムテーブルの作成。これは自分の出る種目だけではなく他の人の種目にも注目させるためです。タイムテーブルを作るとそれが一目でわかりますし、書いている途中で他の種目の選手とも話をすることになります。意図的な試みです。

その間、私は緊急事態に対応するための打ち合わせ。これまで支部大会ではスターターをやっていました。しかし、今回の大会では急遽「記録係」を任命されました。不測の事態が発生したのでそれに対応するためです。正直、ものすごくビビっています。元々心配性の私ですが今回のことに関しては今までになく不安です。今までその部署を誰かと一緒にやっていて大会などで困る部分が分かっていたらいいのですがそれすら見えていない・・・。びっくりするくらいストレスを感じています。寝れません(笑)

なんとか目途が立って部室周辺に戻ってみるとまだ作業をしています。部室の本格的な掃除になっています・・・。この辺り全くダメですね。この日の練習は落とし。なぜ早く終わらせているのかが分かっていません。片付けをするのは「部員が部室に入れるように」です。細かい整理整頓は後日で構わないのです。身体を休めるために早く終わらせているのに・・・。効率が悪いというか優先順位が判断できないというか。「きちんとやらなければいけない」というのは分かります。しかし、時と場合を考えないといけません。周りが見えなかったり先が予測できない行動というのは好きではありません。というか、無駄だと思っています。かなり言って聞かせているのですが・・・。

そして疲労・・・。ここ最近の疲労度、半端ないですね。ストレスも。うーん、耐えられるのかな・・・。
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最終刺激

2013-04-18 | 陸上競技
火曜日の練習について書こうと考えていたのですが緊急事態が発生してそれどころではありませんでした。ここ最近で一番のピンチかもしれません。危機的状況です。これを乗り越えられるかどうか・・・。どれだけ適応できるか。恐ろしい話です。

この日は午後から出張。週末のプログラム編成会議です。こちらもバタバタしていました。今考えるとここのバタバタというのは大した話ではなかったと思いますね(笑)。それでも結構やることが多くて微妙な感じでした。

この日の練習は最終刺激。先週は記録会、今週末は支部大会。調整が続くと間違いなく力が落ちてしまいます。まだ力が上がっていく段階ですから変に練習量を落とすのは良いことではありません。バネをためるという感覚もありますが、超回復などの視点から見ていくとある程度の負荷をかけていく必要があります。落として落としてでは一番大切な時に力が出せません。

アップはフリー。大会に向けてのアップです。バトンをやる時間を決めてからそこまで各自で行わせました。出来るだけ無駄な時間を作りたくないと考えています。各自が試合に向けたアップをしていかなければいけませんから。

並走が終わってからすぐにオーバースピードを行いました。記録会である程度の刺激が入っています。通常の練習で走るのとは違う大きな刺激が入ります。そこでさらに刺激をいれることを考えていました。ここも短時間でと考えて本数は最低限に絞ったのですがなかなか効率よく練習ができません。他の学校がいたというのもあるのですが自分達で雰囲気作りと場所の確保ができません。うーん、まだまだ甘いというか押しが弱いというか。大切な事は何かをきちんと考えないといけません。ここが甘さですね。

その後バトンへ。各区間で行いました。気になるのが女子の2走から3走のところです。スピード差があるというのは危険性があります。それでも全体のバランスを考えるとこの走順しかありません。ミスはできませんから少し多めに行いました。安定しないといけない部分です。新入生をここに入れるというのは出来れば避けたいところです。3走はかなり難しいですからね。でもうちが上で戦うためにはこれしかないと思っています。やるしかありません。

これから専門練習へ。跳躍は専門家がいたのです見てもらいました。自分の所の練習があるにも関わらずうちの選手の跳躍も見てもらえました。本当にありがたい事です。後半はかなり良かったとのこと。段階を追ってやってもらえたらと思います。力はかなり上がっていますからきちんと跳べればかなりの所までいくと思います。焦らないでやっていきたいと本人にも話をしています。

短長はレース展開を考えた練習。ここは外せません。まだまだ力のコントロールが出来ていないところがあります。無理矢理走っていたところがあるのでここの修正です。共通する走りの部分を話していきました。あとは感覚の部分。各自がその部分を感じとってくれるようにならなければいけません。やっていくことでしか感覚は作れないと思っています。

短短はスタート練習をおこなって最後に120m。一人脚の状態が悪かったようでいつもよりスピードに乗り切れませんでした。この子が走れないとうちのチームは絶対に戦えません。中心となる選手ですから。ここ最近の感じからして4継メンバーはかなり走れるようななっています。これまでの4継の中で一番強いというのは間違いありません。期待してもらって良いと思います。

とにかく練習の効率か悪かったですね。もう少し早く終われたと思っています。競技の部分は間違いなく強くなっているのですが、他の部分の成長が欲しいですね。ここはおおきな課題だと思っています。

手応えを感じながらやっています。すごく面白いチームになっています。ここに力をそそぐことができるのは幸せですね。もちろんまだまだやらなければいけないことはたくさんありますが。

残すところ数日。しっかりと試合に向けてやってもらいたいですね。
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記録会の振り返りと次に向けて

2013-04-17 | 陸上競技
月曜日、練習は休みとしました。とはいってもいろいろとやらなければいけないことがあるので午後は集合。ここ1週間、短距離だけではなく長距離も指導しています。こちらは競技の指導というよりは「基本的な取り組み方の指導」です。

この日は投擲も合わせて「陸上競技部」としてのミーティングを行いました。それぞれが練習をしている部分があるのですが、やはり「チーム」としての意識を持つ必要がありますここがなくなってしまうと「好き勝手にやる」という状況になる。取り組みの見直しは必要です。

先日も話をしたのですが「陸上競技部」であるという意識を持たせました。この話は繰り返しになります。趣味で競技をやるというのではありません。「自分の力を高める」ことが狙いです。勝負するという部分を持たないといけません。各自が勝手なことをやる部活動では困りますから。

また、支部大会に向けての意識の確認、県記録会の位置づけ、県総体に向けてどのようにもっていくかの話も。県記録会でベストが出た。良い記録が出た。悪いことではありませんがここが「ピーク」では意味がありません。このことを次にどのようにつなげていくかです。県記録会でベストを出しても県総体や中国大会できちんとした競技ができなければ上の大会にはつながりません。段階を追って記録があがっていくというのがすごく大切です。忘れてはいけない部分だと思います。ここは徹底しておく必要があります。

支部大会では女子の総合優勝がかかっています。何連覇したかは覚えていませんが、これまでの伝統といえる部分です。各自が自分の役割をきちんと果たしていき、一点でも多く取る。それが最終的な総合優勝につながるのです。全員でひとつのことをやる。この意識を持つための総合優勝争いだと思っています。投擲に頼る、短距離だけに頼るというのではなく全体でしっかりと取り組ませたいと思います。

その後は男女に分かれてミーティングをさせました。これからの目標の再確認です。すごく大切な作業だと思っています。共有できる目標を持つ。男女2種目のリレーで中国大会出場というのが目標のひとつにあります。男子のリレーはまだ一度も中国大会に進んだことがありません。何とか力を合わせて持っていきたいですね。

6時過ぎから次々と卒業生が来校。すごい確率です。生徒が戻ってこれる場所であったらいいなと常々思っています。入れ替わり立ち代り来てくれます。学内で群を抜いて多いと思っています。嬉しいことですね。

そして疲労感(笑)。
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記録会

2013-04-15 | 陸上競技
日曜日、県記録会でした。例年はもう1週間前に実施されるのですが今年は支部大会の1週間前となりました。ものすごく難しい部分です。試合が連続するとしっかりと練習が積めなくなります。例年の調整方法としては記録会で状況を確認して次の1週間で負荷を上げるようにしていました。もうすでにこの方法は無理です(笑)。シーズンに入って2週連続でレースがあったというのはほとんどないと思います。仕方ないことなんですけどね。

記録会はそれぞれが課題を持って取り組むように指示をしていました。記録を狙って力むことがないようにというのは繰り返し話しておきました。どうしても冬期が終わって自分の力を確かめたいという気持ちが強くあるので力みが出ます。本来とは違う形になりやすいですね。特に3年生はこの気持ちが強くなります。ここは言い続けてもなかなか難しい部分ですが。

1本しかない記録会なのでアップに関しては細かく指示をしました。通常のアップでは不十分です。事前に予選を1本走っているという状況を作り出しておく必要があると考えています。指導者側が意識して指示をしておかないと高校生だけの判断では難しいでしょう。この辺りのこともある程度は理解できていると思っています。朝の段階で軽く身体を動かしてから1次アップ、それから本アップという流れで。暖かいのもあり身体も良く動いていたようです。今回は役員がなかったのでレースもアップも見ることができました。

全体的に合格点の結果かなと思っています。ベストを更新した者が6人。最初からこれくらいの記録が出せると今後は面白いですね。特に女子の100mはかなり走れていました。エースの子は12秒51。向風でしたし硬くなる要素が複数含まれている中でのこの記録は高く評価できます。100mの強さは200mにつながります。2種目で狙おうと考えていますからこれは大きな自信になります。シーズンインが12秒5というのは十分すぎます。2枚看板のもう一人も12秒98で走りました。向風1.4の中での記録ですから条件が整えば現時点で12秒7台は出せるでしょう。ここ一番の集中力は抜群です。力的には12秒台にいつ入ってもおかしくないと思っていたのですが、本人もこれで安心でしょう。

女子キャプテンは硬かったですね。レースになると意識しすぎます。練習での60mや120mでは他の2人と遜色ありません。確実に12秒台の力があります。3年生想うことがあるでしょうからやはり力みますね。この子が力を出してくれれば冬期練習に入る前に立てていた目標に届きます。最低でも12秒台が3人。一人は12秒台前半、もう二人が12秒中盤というのが最大目標です。大きな目標ですが現実味が出てきたと思います。この時点で昨年の県総体と同じくらいかそれ以上の総合力です。面白いと思っています。

男子100mも11秒18でした。悪くない記録です。本人は微妙な感じでしたが・・・。動き的にはいつ10秒台が出てもおかしくないと思います。社会人選手と一緒にレースをする経験がないのでそれはそれで良い機会だったと思います。社会人選手もタイム的には出ていなかったのでうちの選手は十分だと思っています。これからレースを積んでいきながら勝負できるようにしていきたいですね。

400m系はちょっと流れが悪かったですね。記録を狙いすぎて前半が硬くなっていました。通常通りの動きができればいいのですがここが難し所ですね。力みまくって前半が硬くなる者と突っ込みすぎて最後失速する者。ここはコントロールしないといけません。県総体までの課題だと思います。競技場で少し長い距離を経験させないといけないでしょうね。一人だけ前半が遅すぎた者もいます。これは・・・ですね。これは得るものがあまりないレースだったと思います。練習でも「怖い」というのが出てきて前半から積極的に走れません。短いスピードが上がっているにも関わらず距離が延びると抑えてしまい全く走れません。「心」の部分が大きく出ていますね。

レースが終わった後にサブトラックで練習をしました。調整することで練習量が落ちています。その分を補うことは必要。レースに出たので普段以上に身体に負荷がかかっているとは思いますがそれでも足りません。翌週のことを考えるとここで負荷をかけておく必要があると判断しました。時間を取って走練習を行いました。先を見ての練習です。その日のレースの結果が良い悪いだけではない。その時その時にやらなければいけないことを頭に入れておかないといけないですね。

良い形でシーズンに入れたのではないかと思います。いよいよ、勝負ですね。
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調整練習

2013-04-15 | 陸上競技
土曜日、この日はかなり暖かかったですね。前の日までの数日間がウソのようです。4月も中旬に入っていますからこれくらいの気温が普通だと思うのですが、水曜日から金曜日にかけては風も強く本当に寒かったですね。日曜日が今シーズンの最初の記録会となっていましたからこの日の練習は調整。学校のグランドでは野球の試合が行われるので久しぶりに競技場に行くことにしました。10月に行ってからですから穏当に半年ぶりですね。

練習開始は8時半。一番最後に練習に来たものが8時26分・・・。ちょっと考えものですね。基本的には「練習開始時間」です。集合時間ではありません。短距離には繰り返し指導をしていますからこのレベルのことは「当然」です。8時半前には競技場に向けて出発する準備が終わっていました。ギリギリになって長距離選手が1名来ました。この状態で練習を開始するのは不可能です。大会が近付いてきているにも関わらず基本的な指導をしないといけないというのは良いことではありません。考えものですね。

競技場について全体を集めて話をしました。翌日は記録会です。どれだけ集中して練習ができるか。ここが全てだと思います。今回は昨年の半生を生かして少し練習を落として記録会に出る予定です。これまでのシーズンインとは少し形を変えています。ある程度の記録が出てそこから課題を見つけるという方向です。とはいえ完全に調整というわけではなくある程度の負荷をかけてはいますが。

アップなどは完全にフリーとしました。翌日の流れを確認です。上級生は流れが分かっていますが新一年生は微妙。本来であれば自分のアップに集中させたいところですが、長い目で見たときにはここである程度理解させておかなければいけません。金曜日の練習も同様にフリーアップをしています。自分の身体が一番動く状態に持っていくというのは「感覚」だけではありません。何をしないといけないのかを考えながら、その日の身体のコンディションと相談しないといけません。前日の段階でこのことはしつこく言っておきましたからなんとなくかもしれませんが頭にはあったと思います。

動きの感じ的にはまずまずだなと。タータンではありませんから感覚的には少し違うだろうというのはあります。記録会ではリレーはありませんがカーブから直線にかけてのバトン走だけは行いました。今後のことを考えるとこの部分は外せませんからね。本数は絞って。最後にスタートからの確認を行い、短い距離を走って終わり。少し時間的にはかかりましたね。もう少しテキパキと動けないといけません。

最後に翌日の指示を出しておきました。普通通りレースに出ればある程度の記録は出ると思います。記録が出たから良かった、出なかったからダメだったという訳ではありません。そのレースの中で課題が見つかればそれを次に生かすことができます。どうしても目先の記録にこだわってしまう部分があります。だからこそこれまでは全く調整をしないで出場していたのです。「記録が出なくても仕方ない」という状況を作り出しておくという感じでしょうか。今回はある程度の調整をしています。記録を出すことだけにこだわらず、きちんとアップをしてレースに出るという流れを確認しておきたいと思います。

午後からは審判講習会。真面目に出席しました。色々と細かいルール変更があります。ものすごく煩雑になります。仕方ないですが・・・。

多少体調も回復。
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