kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿2

2014-07-26 | 陸上競技
水曜日、合宿2日目。この日もインターハイ組は別メニューにさせてもらいました。インターハイ前のポイント練習です。この日を含めてあと2回しかできないと思っていました。そのポイント練習の中でどれだけ力が発揮できるか。持っている力を最大限に出せるようにしてもらいたい。いきなり強くなれというのは不可能ですから今の力を発揮するだけでずいぶん違うと思います。

これまでも部員の数を話すと「もっと多いのかと思っていた」と言われることがありました。実際にレースに出ているのは4人だけ。そのうち個人で活躍しているのが2人。女子短距離は1年生を含めて7人しかいません。先日来られた兵庫の先生も「この人数で12秒1が2人いるという学校は見たことがない」と言っていただけました。これは私の力ではなく選手の力です。3年生が良い意味で引っ張ってくれてその中で下級生が少しずつ育っていく。この人数の中で勝負できるというのは素晴らし事だと思います。3年生にとって人生で最後のインターハイ。その舞台で何をするのか?そこが大事です。

前日にキャプテンが高校野球の話をしていました。3年生だから同級生が活躍するのを期待しているのかと思えば「2年生が頑張っている姿が良い」と繰り返し言っていました。理由は「3年生の最後の大会のために2年生が何とかしようとしている姿を見るのが良い」とのこと。高校野球は負けたらそこで終わり。実際に試合に出られる人数は9人。途中交代も含めて12人くらいしか試合には出ないと思います。力があっても試合に出れない3年生も多い。その3年生と一緒に試合ができる。1秒でも長く試合をするために2年生が活躍する。その姿を見ると感動するということでした。

この話を聞いてわざと2年生に投げかけました。「意味が分かる??」という感じで。キャプテンは「他の競技」に関して「2年生の活躍」を期待していました。しかし、これは自分達にも当てはまるのではないか。3年生の最後の大会。うちの今の力では決勝に進むことはできません。そんな「夢」を見ることはできない。実現不可能な夢を見るつもりはありません。これは以前から言い続けていますが1秒でも長く3年生とリレーを組むためには2年生が力を発揮するしかないのです。全員が100mで12秒1で走れれば4継で46秒2を切ることができます。それは今のチームとしては不可能。2人だけですから。しかし、残り二人が12秒8くらいで走ってくれれば47秒60を切ることができます。つまり山口県記録です。この記録を更新することが3年生への恩返しなのではないかと。3年生のために2年生が必死になる。力むのではなく必死になることで少しでも可能性が出てくるのです。2年生の活躍を期待したいと思っています。

話がかなりそれましたが、練習は通常通り。暑いので影でアップを行うことにしました。これだけでずいぶん違います。涼しいところでアップをするというだけで精神的にもかなり違います。休憩をはさみながらどんどんやっていきました。感覚的にはかなり良いなと思いながら練習を見ていました。この日もバトンはホームストレートとバックストレートの両方で。本数は1本ずつとしました。悪くありません。前の記事にも書きましたがあとはコミュニケーションを取りながらやっていけば良いだけ。十分対応できます。

その後スタート。何とか走れる状況でした。2人ずつ30m2本、60m1本。1走と4走、2走と3走が一緒に行いました。じゃんけんで組み分け(笑)。最後まで両エースを一緒に走らせることはしません。一緒に走るほうが刺激になるという考え方もありますが、性格的にもタイプ的にも違う2人です。一緒に走るということで変な意識をしてもらうのは避けたい。それを3年間やってきていますから最後まで同じスタンスで。選手の性格的なことを考えるとこの方がいいと判断しています。通常のチームならこのようなことはないのでしょうが(笑)。この日は2年生がよく粘っていました。通常であればすぐに置いていかれるのですがこの日は結構ついていけていました。実際にスタートから出ることはありませんがショートスプリントでスピードが上がるというのは大事。

最後に120m+60mを2セット。1セットごとに休息をはさみました。これもいい感じで走れていたと思い思います。これくらい走れればチームベストを更新できる確率は高いと思います。この状態で全国で戦える可能性はまだありません。力不足は否めません。それでもチームベスト、県記録を更新して準決勝へ。これが最大の目標です。個人では決勝に1人でも進む。チームとしての取り組みが問われる部分だと思います。

漠然と書きました。午後からは合宿に戻ったのでそちらの内容はまた別に。現在土曜日の朝。もう少し書きたかったのですが最後のポイント練習に行ってきます(笑)。また、書きます。
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合宿1

2014-07-25 | 陸上競技
22日の火曜日から1泊2日で毎年恒例の合宿を実施。この合宿に参加させてもらえるようになって指導する力、見る力が少しずつ向上してきていると思います。県トップの指導者が中心に指導をされますから本当に勉強になります。私は基本的に裏方。時には私が指導する以外の経験も必要です。今回はインターハイとの日程がかなり近くなっているのでインターハイに出場する4人は別メニューで実施させていただくことにしていました。大変申し訳ないのですが・・・。さすがに量を追うというのは難しいですから。

合宿の最初に先輩指導者が全体に話をされました。何のためにこの合宿をやるのか?という話です。合宿が実施される時期、これは夏休みに入ってすぐです。これからの夏休みをどのように過ごすか?「自分が変わるきっかけを見つける合宿にする」という内容でした。これまで自分ができていると感じていたことが実はできていない。やりたくても頑張りきれなかった部分をこの合宿で最後まで粘ってみる。声を出すのも一人ではなく全員が出す。人任せにしない。これはいつも話している内容ですがこれを他の指導者から言われるということが本当に大きなことだと思っています。自分たちは本当はもっと強くなれるというのを感じ取ってもらいたいと。

練習は午前中は基本から。これもいつも実施している内容ですが壁を使った重心移動。それを行う前に「身体の中心から動かす」という感覚を意識。基本的なことですがすごく大切なことだと思っています。これができるようになるかどうかで走りも確実に変わる。動的柔軟を行ってからその場でのハードル越え。これは地味なトレーニングという感じにもなるのですが、「中心から動かす」という基本的な感覚を身に付ける者にもなります。こう見えてもハードル専門だと自負していますからこの手の動きを修正しなければいけないと思っています。他校の選手も含めて基本的な「姿勢」の話を。言葉では説明しにくいのですが「やったつもり」になる動きでは意味がありません。誤魔化すことをしない。本人は誤魔化すつもりがなくても実際にはそのような動きになっている。ここは絶対に意識ないといけません。「軸」という話をよくしますが高校生には分かりにくいかもしれません。「身体をまっすぐしなさい」という部分ですね。うちの選手は一応バランスディスクを使って常に重心を取る動きをしています。少しずつこの手の動きは身に付いてきているのかなと。

普段から同じような感覚&練習形態でやっている学校が集まっていますから、丁寧にやっていくことで動きの確認になります。常々師匠が言われていましたが「意識が高い選手は2日で動きが変わる」という部分があります。本当に自分のためにやろうと思えば一つ一つの動きを大事にします。どうすれば動きが変わるのか?この動きの意味がどう走りにつながっていくのか?ここを理解することで確実にかわります。ここを大事にしてもらいたいですね。他校と一緒に練習をする最大のメリットは「環境が変わること」です。普段やっていることが試されることに加え、他者の目がありますから集中して練習することができます。初めてやる動きであればなかなか意識できない&感覚をつかめない部分があるかもしれませんが、普段やっていることの延長になるのであれば普段よりも効果は上がるはずです。

ある程度のところまで一緒に練習をしてインターハイ組は移動。タータンの上で練習をしておきたいというのがあったので別メニューで練習をすることにしました。14時過ぎから練習を始めましたがびっくりするほど暑い。尋常ではありません。調べてみると31度くらいでした。さらに気になって調べてみると甲府は同じ日に34度。いや、どうなんですか??タータンの上は照り返しもあるので40度を超えているのではないかという暑さ。休みを挟みながら練習をすることに。選手にはとにかく直射日光に当たらないように(不可能なのでできるだけ日に当たらない)話をしました。首の部分は冷たいタオルを使う。できるだけ帽子をかぶる。さらには腕に直射日光が当たらないようにカバーするアームガードの準備などを指示しておきました。「日焼けするのが嫌だ」というのもあると思いますがこれだけ日差しが強いと日光に当たるだけでダメージを受けます。「日焼けしたほうが強そうに見える」というのはありますが、ここまで強い日差しを受けると疲れが抜けなくなる可能性があります。完全に「やけど」状態になります。

それでもやるべき練習は実施。並走、バトンパス。今回は風の影響も考えてホームストレートとバックストレートでの練習も行いました。常日頃から会話をするようにしています。自分の走りの状況をきちんと相手に報告する。お互いが相手の状況を確認しておくことでバトンミスが発生する確率が大幅に減ります。風の影響も同様。判断することができるかどうかと相手の状況を把握することは同じだと思っています。うちのバトンがすごくうまいとは言い切れません。それでも「失敗をしないための練習」をしています。渡らない、落とすというミスはしばらく見ていません。油断はできませんが本人たちがそれぞれの局面でしっかりと相談して行動できているのだと思います。

スタート練習をしようと思ったのですがあまりにもタータンが暑すぎて不可能だと判断。短い距離を1セットは知って終わりとしました。90-60-60を走って終了。少ないと思いますが翌日もタータンで走るつもりでしたから少し抑えめに。「走り込み」と「スピード練習」は分けたいと思っています。この日はスピード練習としての位置づけでした。動き的にはよくなっているなと感じています。小さなエースは試合になると本来の力を発揮します。1週間前くらいは1走に負けていましたし(笑)。この日は「微妙」と言いながら1走を置き去りにしていました。1走も悪くないのです。かなり走れている状況ですから調子的には良いかなと思っています。大きなエースもよく走れていました。その中で3走も良い走り。中国前や国体合宿の時の走りとは違います。ちょうど1週間前なのでそろそろ痛みが出てくるのではないかという不安もありましたが大丈夫。戦えそうな手ごたえはあります。

合宿組はしっかりと走ったようです。良いこと。そういう機会も重要ですからね。いつもスマートな練習をしているようでは駄目。時にはしっかりと走る。そのバランスだと思います。暑い中でしたが選手も刺激を受けながらできたのではないかと思います。良い一日でした。
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blogの存在

2014-07-25 | 陸上競技
blog開設をしてから3315日。この前から毎回書いていますからトータルで約10年。書いている内容はそれほど大きく変わっていないと思います。時にはどうでもいい記事、時には突っ込んだ記事。特にこの突っ込んだ記事は批判を受けることがあります。これは仕方ないかなと。指導した内容や私が感じたことを書くとそれが一方的な意見になりやすい。「本当は違うのに」という意見を受ける。私の主観と指導を受けた側の主観は違うでしょうから。全て自分が正しいと思っているわけではありません。それでも多くの人の目につく部分に書くというリスクよりも「伝えたいこと」を書くようにしてきました。

文字で何かを伝えるというのは本当に難しいことです。表面的に出ている部分とそこの裏側にある意味を理解するというのは簡単ではありません。ここ最近も「え?」と思うことがあったのでblogに書きました。あまりにも自己中心的な行動であり、ぜったに許されるべきではない行動。しかし、そのことについて触れると「気に入らない」という批判を受ける。結局、「草稿」状態にしました。事実であってもそれに触れると面倒なことになるというのをずっと感じてきました。

とりわけ、「私のやり方が気に入らない」という人はこういう部分にかなり敏感です。言葉尻をとらえて「なんだこの言い方は」という。誰かを誹謗中傷するつもりはありません。これは客観的に見てきた「事実」を書く。教育現場ですからこれでもかなりオブラードに包んだ書き方をしています。細かい部分は書けませんし、書くつもりはありません。それでいいと思っています。

日記的な内容になることもあります。それなら自分自身で人目につかないところで書けばいいと言われるのかもしれません。また、指導した内容なども実際は公にする必要はないのかもしれません。しかし、このblogに書くことで「あの時言われたことはこういうことだったのか」と気づく選手も出てくるでしょう。言われてすぐに気付かなくても読み返してみることで気づく。これも教育的な部分があると思っています。自分自身の頭の中の整理をするためにもblogを続けてきました。「書く必要ないだろう」と思われる部分も多々あるとは思いますが、卒業生に今の部活の現状を報告することにもかなり役立っています。

毎回の事ですが私の書く文章は「万人受けしない」という自覚はあります。文章が長くなったりするので読むのが面倒だと言われることもよくあります。これも仕方ないのかなという気はあります。書いているうちに文章自体が長くなる。そこに様々な「想い」が含まれていきます。とりあえず陸上競技の指導をしているわけではありません。競技を通じて様々なことを学んで欲しい。それは必ず大きな力になると思っています。常識的な行動を身に付けることであったり、周囲に気を配る行動であったりと「必要な力」だと思う部分に力を注いでいます。

このblogを続けることで「気に入らない」と思われる部分が増える。私があれこれ言われるのは覚悟しています。が、選手は全く関係ないと思います。私が指導するからその影響で選手が悪く言われる、関係ない誹謗中傷を受けるというのは違うと思います。blogにコメントをしていただくのは構いません。それでもそのコメントを選手が見るかもしれないということは理解してもらいたいと思います。うちの選手が私の指導を受けたくないと思っていて、それを自分たちからblogにコメントするのとは全く違います。

「価値観が違う」と言われることがあります。blogを読んでいる人が「気に入らない」と思う。これは確実に「価値観の違い」なのかもしれません。私の書き方が「教えてやっている」という上から目線になっている可能性もあります。が、実際に指導を受けた選手がそのように言うのと私の存在がうっとおしいと思って言うのでは全く意味が違います。

こういうことを書くとあまり良くないのは分かっています。火に油を注ぐ状態になる可能性があるからです。それでも書いておきます。コメント等で選手の目につくことがある。「調子に乗っている」と言われて選手が良い気がするでしょうか?実際に調子に乗っているのであればそれは問題です。うちの選手が調子に乗っていて何か許されない行動をしているのであればそれは私が指導します。私が「調子に乗っている」と言われるのであればそれはこのblogを開設したときから、さらには競技を始めたときからです。特に大学時代からはスタンスは変わっていないと思います。このblogを読まれている方が過去から現在までどのように感じておられるのかは分かりません。結果が出たから調子に乗っていると言われるのは心外です。

こうやって私が書くことで少しは選手を擁護できるでしょうか。私と選手は別物です。選手は必死に練習をしています。そこの部分まで否定されるのはやはり選手にとっていいことではないと思います。私たちが練習をすることで誰かに迷惑をかける。当然あることです。練習をするためには保護者にサポートしてもらう必要はありますし、練習場所なども共有する必要がありますから他の部活動に迷惑をかける可能性もある。多かれ少なかれ「迷惑」をかけて生きています。本当に私が他校の選手に迷惑をかけているの出れば県レベルの合宿の指導を引き受けるのを辞めたいと思います。もっと「素晴らしい指導者」がたくさんいるでしょうから。

目立つところで指導することにこだわっているわけではありません。これは直接私と関わっている人には理解してもらえると思います。

感情的にならないようにしています。それでもこれだけ長く書くというのはよくないのかもしれませんが。こういう記事は良いことではないので削除するかもしれません。それでも「選手」には何も問題はないというのをここで書いておきたい。
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県合宿2日目

2014-07-23 | 陸上競技
前の記事のことがあるのでもうBlogに練習内容を書く必要はないのではないかと思いますが、これまで続けてきたことなのでもう少し続けていきたいとは考えています。もう一度だけ書いておきますが今の私のスタイルは今始まったことではありません。ずっと前からこのスタイルです。「気に入らない」と感じる人が少なからずいるという事実は認めざるを得ないと思います。が、「調子に乗っている」と言われることを私ではなく選手が見たらどう思うでしょうか?今の選手は良い気分はしません。それが狙いであれば選手には「気にするな」と伝えます。こうやって何かあったことを書くと更に刺激をして過剰に批判されるのは分かっています。この手のことが続くのであればコメントは「許可制」にして選手の目に届かないようにしたいと思います。批判されるべきは私の言葉遣いやスタンスであって選手には一切関係ないはずですから。選手が嫌な気持ちになるようなコメントが続くようであればこのBlogに関しても考えなければいけないと思います。インターハイに行ったから私のスタンスが変わった??うーん、どうでしょうね。Blogでしか判断してもらえないような指導なのかもしれません。万人に受け入れられるタイプではないのは自分自身理解しています。

話が面白くない所からスタートしてしまいました。合宿2日目は午前中に走ることに。この日の練習からは跳躍選手が3人短距離の練習に参加することに。前日の流れの中で練習を進められなくなるので、少しだけ時間をとってもう一度説明することに。この3人には3年生2人を付けて壁を使った腰の移動をしました。他の者は指導するというよりはまずは自分でやる必要があります。インターハイ選手から直接教えてもらう方が私があれこれ言うよりは入りやすいかもしれませんから。私が威張って教えるつもりはありません。やりたいことができれば良い。形にこだわるつもりはありませんから。前日よりは随分腰が動くようになってきたかなと思います。あと1日あったらかなり変わってくると思います。ちょっと時間が足りないかなという気はしています。こういうことも考えながら時間の配分を考えました。技術的な変化を生むための練習にできたらと。

昨年も同じような形式で指導をしました。この合宿の位置づけを「私は」夏休みのために技術練習だと思っています。基本的な技術を意識して身につけるためには時間がかかります。極端なことを言えば走練習は各学校でできます。もちろん、他校の選手と競争しながら走ることで夏のモチベーションにつながる部分もあります。しかし、この夏の合宿、短短をやるためには膝の引き出しや腰の移動が必要なのだと感じてもらいたいと思っていました。時間をかければ必ず動きは変わります。この時繰り返し意識させたのは「やるだけでは無意味」という部分です。何のためにやるのか?やることでどうなるのか?走りにどうつながるか?そこを練習の中で意識しながらできるかです。簡単なことではありませんが、やはりここは大切です。そのためには特殊なことをやるのではなく基本的な事をやる方が良いと思います。それが「面白くない」と感じられるかもしれませんが、練習はそんなに面白いものではないのです(笑)。

基本をかなりやっていきました。気がつくと時間が無くなってきました。絶対に走ると決めていたので少し時間を延長してでも走ることに。ハードルをやってからスキップ、その後は並走、30&60、バトンパス。この練習の合間にも選手とは話をしていきまして。普段は長い距離しか走らないから速い動きができないという話もありました。だからこそこういう時に刺激を受けて各校に帰ってから自分の力を磨いてもらいたいと考えています。

12時くらいまで動きと短い距離を行って最後に少し長い距離を走りました。とはいっても他の学校からすればそんなに負荷的には高くないのかもしれません。短い距離を中心に全力で走るということで手を抜くことはできません。それだけで十分だったと思います。120+90+60、90+60+60で終わり。量的には少ないと思われるでしょう。これが負荷としてどうなのかは別問題です。もっともっと走れば良いのかもしれませんが。目的としてきちんとスピードを上げて走るという部分ができれば問題はありません。走りを見ながら少しずつ指摘。前半のドリルの動きとスプリントのつながり意識させたいと思っていたからです。今の時点でかなりスピードがある選手もいます。しかし、改善点がないわけではありません。もっともっと上のレベルの走りを目指すことができるのです。そのためには走りの中で改善点を修正していく。ここは見ながら指摘するしかないかなと。

少し休憩を挟んで午後からはトレーニング。これは絶対に外せません。極秘練習とまではいきませんが、バランスディスクを使った練習を進めていきました。普段やらない練習ですからかなり難しいと思います。それでも経験することで必ずプラスになります。うちがやっている練習の紹介というか経験してもらう。このことで自分に必要だと思ったら顧問の先生に話をして導入すれば良い。他にもかなり刺激が入る練習をしていきました。寝転がって補強をするという感じではありません。以前のようにひたすら腹筋背筋をやるというスタイルでは無くなってきています。その辺りの変化は見ていて感じてきたからです。

飽きずに補強ができるというのは大きなことだと思います。午後からの補強はワーワー言いながらやっていました。補強をやっているという感じではない中で鍛えられるというのは大切なのかなと。技術的な部分を支えるのはやはり基礎筋力。ここも選手には理解してもらいたいと思います。2時間強補強しました。いや、疲れたはずです。

最後にもう一度、何のためにやっているのか?動きのポイントは何なのか?どうすれば改善できるのか?この辺りを意識して練習をするようにと話しておきました。また、練習の雰囲気を明るくすることも念押し。悲壮感漂う練習は気分的にしんどいですからね。その辺りを話して終わり。今回はかなりアットホームな形で進めました。これを選手がどう受け取るか?良かったか悪かったかは実際に練習に参加してくれた選手が判断することです。また一緒にやりたいと言ってもらえると嬉しいですね。

書く気にならないと言いながら長々と書いてしまいました。お許しを。
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県合宿

2014-07-21 | 陸上競技
土曜日から県合宿がおこなわれました。参加者が少なく指導者も居ないという状況だったので何となく私にも声がかかりました(笑)。インターハイ前の時期ですから通常であれば参加はないと思います。前日に兵庫の話を聞きましたが、この時期にはオールウェザートラックの競技場をインターハイ選手のために専用使用にしてフリー練習をするようです。最初に全体が集まってインターハイにおける諸注意をして後は各自で。スタンスが明確ですね。

今回は指導を引き受ける条件として「うちの練習に合わせてもらう」という話をしていました。めちゃくちゃ走り込むと言うのはちょっと難しい。特別な練習をするよりは基本的なことを身につけてもらいたいというのもあります。インターハイに行く3年生と一緒に練習することで少しでも刺激になれば良いなと考えていました。うちが普段やっていることを教えることになるのでうちの選手にとってもプラスになると思います。気がつくと漠然と練習をやることになります。当たり前のように当たり前の練習をするので特に意識しなくてもできる。それを他校の選手に説明することで自分達の理解が深まるし、動きの確認にもなります。

一日目はとにかく基本的なこと。一番最初に自己紹介をしました。申し訳ないですが参加している学校の先生方のように真面目に計画的に練習を組み立てて、あれこれ言うことはないというのは最初に断っておきました。かなり適当なので戸惑わないようにと。まーうちの練習の雰囲気や関わり方は他校とは間違いなく違うと思います。この微妙な雰囲気に慣れるというのは難しい。まーそれでも練習スタイルを崩す気持ちは全くありませんでしたが(笑)。

前半は本当に基本だけ。いつも通りの練習をゆっくりと進めていく。午前中は2時間程度だろうなと思っていたので壁をやってハードルドリルを徹底的にやりました。これだけで股関節周辺が上手く使えない選手は疲れたはずです。普段やらない練習をこういう場面でやるだけで疲れるでしょうね。変な緊張感もあるでしょうし。スパイクを履いて走るというところまでは到達しませんでした。それで良いかなと。

午後も同様の流れで。アップはほとんどせずに壁をやってからハードル。そのままスキップを多めにやってアップ終了。暑いので休みを挟みながら進めていきました。ガンガンやると疲れるので(笑)。見ていると短長がめちゃくちゃ走っていました。いや、懐かしい。数年前までは合宿でもかなり走らせていました。これはうちの選手がたくさん参加していたので実施可能だったと思っています。女子はなかなか追い込み切れませんから、最初からガツンと行くことはありません。うちの選手は行けるところまで行くというのが当たり前でしたからそれに引っ張られて全体が追い込めました。こういう練習が好きだったのですがここ最近は…(笑)。ちょっと短長やりたいなと思いました(笑)。

スキップ終了後は並走、30&60、バトンパス。これを2本ずつ計4本です。トータルで12本しか走っていない。いや、少なすぎるかもしれませんね。この練習ではそれぞれの目的を話しました。今は本数が随分少なくなりました。しかし、その練習の目的が明確でなければ効果はほとんどないと思っています。普通の選手が強くなる手段としては走り込みはなどが手っ取り早いですからね。が、今はインターハイを控えています。1年生にとってはマイナスなのかもしれないと思いますが、それでも質を上げる方を選んでいます。足りない部分を1年生がどれだけ補えるか?毎回毎回スマートな練習をする必要はないと思っています。時にはヘトヘトになるくらいの走り込みが必要となる。今はこの流れでやりますが、いつもいつもキレイな練習をしていくつもりはありません。そこの部分はまた合宿でお願いしたいと思っています(笑)。

他校の選手と比べてここに書くのは控えておきます。色々とあるでしょうから。こういう場面でもっと積極的になれると良い選手になると思うのですが。他校の選手ももっともっと自分から質問したり、見てもらうという姿勢を持ってくれると良いんだろうなと感じていました。

走練習終了。この時点でかなり雨が降ってきました。ほとんどの選手が慌ててテントに戻る。この場面で3年生の2人はブラシを取りに行ってグランド整備へ。ここの違いが競技力の伸びに間違いなくつながってきたのです。誰もグランド整備をしませんでした。グランドにいる全ての選手の中で整備をするのが3年生2人。ここに大きな問題があると思いますね。80人近く人がいる。3年生は雨の中、自分達が使っていない場所まで整備をしていました。「走ったら終わり」ではないと思います。どうなんでしょうか??

この怒りは特にうちの下級生に向けられています。他校の選手がグランド整備をしない。それは普段の指導やスタイルがあるでしょう。周りに気を配ることを求められていない可能性はあるからです。特に雨が降っているので自分の事で精一杯となる。しかし、3年生は違います。他校のグランドを使わせてもらっています。そこに感謝の気持ちを持つ。自分のことは後回しです。これに関してはかなり厳しく注意をしました。短短は何をしているのか?一緒に同じメニューをしていた3年生が気を配ってグランド整備をしているのに自分達は何もできない。こちらが厳しく言って始めて動く。3年生の所に「代わります」と言いに行ったら「もう遅い」と怒られたようです。キャプテンには下級生が甘い時には厳しく言ってやるようにと伝えています。これくらい上級生から言われないと気づかないと思いますね。甘過ぎます。

自分達の所でできたとしても、外に出た時にそれができないというのであれば本当の力とは言えません。まだまだです。ここができない限りは力が上がらないと思います。情けない。

客観的に見ることができて初めて感じることがあります。甘さを捨てないといけないですね。まだまだ足りません。私自身反省をしたいと思います。
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軽く

2014-07-21 | 陸上競技
金曜日、終業式でした。私の体調は絶不調ながらこの日でひとまず学校は終わりとなり夏休みに入ります。話をしておかなければいけないことに関してはきちんと伝えて夏休みに入らせたいと思っていました。まー驚くほどの体調不良でしたね。

クラスの生徒に話をしました。高校生、色々な場面で被害に会うことが多い。私の高校時代の話をしました。友人の死についてです。夏休みに入る前に友人がクラスマッチ後に泳ぎに行ってその時に亡くなっています。私はその事実を知らずに韓国へ行って試合をしていました。帰国してからのショックは大きかった。事実を受け入れることができない。知らないところで私が想像できないことが起きてしまっていた。「大丈夫だろう」という気持ちから事故が起きることがある。ここを常に頭に入れておかなければいけません。

さらには同年代の生徒がLINEを使っての被害にあっていました。それにより命を落とす。軽い気持ちであったとしてもそれが最終的に取り返しのつかないことになる。以前からかなりしつこく言い続けていますが命を大切にするという意味をしっかり考えさせたいと思っています。自分達の周りには多くの人が存在している。命を落とすと多くの人がその現実を受け入れられない。まして若くして命を落とすというのは悲しみだけが残ります。自分達の行動に責任を持つ。やって良いことなのか、悪いことなのか、その行動をするとどうなるのか。ここがしっかりと考えられるようにならなければいけないと思います。

午前中に学校が終わったのですが来客があるので練習は13時からとしました。それまでの時間に暑さ対策をするための準備を。冷たいタオルと日傘を購入しに行きました。さらには冷えピタも。インターハイに行きます。その場で最大限の力を発揮するためには準備が必要です。これまでは一人しか出場しなかったのですが今回は複数出場。サポートする側もやるべきことがかなりあります。昨年キャプテンがインターハイを客観的に見て「自分達のサポートはサポートではない」と感じたようです。それくらい大きな差がある。大会で力を出すためにはそこまでにどれだけ準備ができるかというのが重要だと感じています。日傘は大活躍。全く違います。少し値段が張りましたが大きい傘を購入。活用する場面は増えそうです。

午後からの練習には来客がありました。以前から何度か学校を訪問させて頂き、練習を見学させて頂いた兵庫の高校・大学の先生です。わざわざ山口まで足を運んで頂きました。様々な話をしながら練習を見ていました。翌日から合宿のため本当に軽くしか練習はできませんでした。これも申し訳ないところです。話を聞いていると「女子の指導者」だと改めて感じることが多くありました。様々な場面で気を配っておられます。こういう気の使い方ができる指導者になりたいと思っています。まだまだ遠いですが(笑)。

練習は2時間程度、その後1時間話をしました。真摯な姿勢からは人柄がわかります。すごく勉強になりました。

あっという間に一日が過ぎて行きました。合宿があるのでなかなか更新ができません。時間を作って更新していきたいと思います。お許しを。
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淡々と練習をする

2014-07-18 | 陸上競技
木曜日、この日は午前中のみ。防災訓練があって就業体験の打ち合わせ、LHRの流れ。他の学年は打ち合わせがないので気持ち早く終わります。若干の日程調整があるので13時から練習開始としました。それまでに「暑さ対策のためのテント設営」「部室の掃除」「夏休みの心得の打ち合わせ」をやっておくように指示。時間があるときにできることはやっておきたいと思います。これは全て選手任せ。掃除をしているとこの春卒業した投擲選手がほぼ荷物を置いて帰っていることが判明。教科書だけではなくランパンも(笑)。今の選手は全くランパンを履かないので誰かがもらうわけにも来ません。処分の方向へ。教科書は衣装ケース一杯になっていました。持って帰れよという話です。真面目に処分しておきました。

その後、私は会議に出なければいけなかったのであとは選手任せ。練習自体はいつも通りの流れで。メディ投げから始めてそのままハードル、チューブ、並走の流れ。全く見ていないので何とも言えません(笑)。私が到着したときにはバトンパスの終わる寸前。久々に3走がまともに走っていました。本人に聞くと「そうですか?(笑)」という軽い感じ。結構前に進んでいたと思うのですが。さすがにここにきて走れないようでは困ります。全体的に走れているなと感じています。練習量を追うこともそれほどしてません。適度な量ですから疲れもぬけていい感じなのでしょうか。週末に2連続で合宿がありますからそこで少し追い込めたらと思います。とはいってもそれほど時間はありません。やりすぎるのは避けたいところなので様子を見ながらでしょうか。

スタートも行いました。今後を期待している1年生、なかなか微妙(笑)。スタートだけを見ると一人はめちゃくちゃ反応が早い。しかし、そこからの流れが悪い。一人は反応が異常に鈍い。ここをどう改善していくか。先のことを考えるとしっかりと今のうちにやっておかなければいけません。インターハイには行きますがレースに出ることはありません。今は「強化する時期」だと考えています。課題を一つ一つ克服するための練習をしていきたいと思います。インターハイ会場でもかなり走らせようと思っています。この時期に調整練習に付き合う必要はありません。長い目で見たときにしっかりと力を発揮できることが大事。

そして私の体調は絶不調。最悪です。全く回復の兆しがありません。この状態て本当にこの夏を乗り切れるのでしょうか?ダメージが大きく残っています。練習をしっかりと見れればそれがストレスの発散になるのかもしれませんがそれさえも十分でない。うーん、微妙。

忘れないように記録として残しておきます。練習をそれほど見ていないので詳しく書けないというのもあるのですが。とにかく絶不調。選手は好調でいてくれればと思います・・・。
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クラスマッチ&表敬訪問

2014-07-18 | 陸上競技
水曜日、この日はクラスマッチ。天候が心配されましたが何とかかんとか実施可能。この時点で私は微妙な体調となっており復帰のめどが立たず(笑)。子供たちの話によると夜寝ているときにものすごく苦しそうだったとのこと。呼吸が止まるのではないかとちょっと心配したと言っていました・・・。かなりダメージがあります。このダメージからの回復ができるか??

朝練はBOXを使った補強。前日に「足が痛い」と言っていた者がいるので全体を集めて話をしました。「痛い」というのが悪いとは思いません。どのような状況で練習をしていても足を痛めることはある。誰にでも起こり得ることです。しかし、そのあとの対応が問題となる。「足が痛いです」といってそれで終わりなのか?「痛いので補強します」と言う。間違いではないと思いますが、補強をしていたら治るのか?それよりも回復させるための処置をすべきではないのか?ここに関してはしつこく言っていましたが理解できていません。痛ければ治療に良くなりケアをするなりの努力が必要です。補強をしていても痛めた部分が治るわけではありません。前日に「痛いので補強します」と申し出てきた者が2名。「治療はしたのか」「ケアをしたのか」と聞くと「していない」とのこと。これでは治りません。自分が何をするべきかを考えていくことが重要。

その話をした直後、足が痛いと言っていた者がBOXを使って下半身の補強をしています。何をやっているのか??全く意味が分かりません。「足が痛い」と言って練習ができないと言っていた。それなのに補強はやる。百歩譲って上半身の補強をするのであれば問題はないと思います。しかし、下半身の補強をするのはどうなのか??痛い部分をさらに痛めたらどうするのか?そのために直前に話をしているのです。やるべきことを考えないといけない。注意をされたから「やらなければいけない」となるのではない。「できることは何かを判断しなさい」と言っているのです。なぜそのことが分からないのか?かなり厳しく話をしました。自分の状況が分かるのは自分自身だけです。そこに関してきちんと報告ができない、状況判断ができないというのはダメ。

クラスマッチは適度に。このクラスマッチで怪我をしたらこれまでやってきたことが台無しです。実力がある選手であっても怪我をしてしまったら勝負になりません。このことも朝から話していたので理解はしていたと思います。できる範囲で最大限の努力をすればよい。怪我をするほどやっても今回は意味がないと思います。

クラスの生徒が「ルール」のことで不満を感じていました。これは私もありましたが、言っても仕方ないこと。相手が「ルール違反」をしている。それを審判が何も言わないのであればこちらは何もできません。言える部分は言えばよい。が、こちらも同様に「ルール違反」して勝とうとするのは違うと思います。「勝つ」事だけを考えればどんな手段も使えます。しかし、それで勝つことに意味がるのか?ルールの範囲内でやるから面白い。そこの部分ができないのであれば競技をする意味はないと思います。私個人としては「勝ちたい」と思います。が、他の者が嫌な思いをしている中でズルをして勝つというのは違うと思っています。自分たちのやるべきことは何か?ここは常に考えないといけないと思います。

クラスマッチ終了後は市長への表敬訪問。これは以前市役所を訪れたときに「表敬訪問されませんか?」と言われたので少し日程を調整して訪問することに。なかなかこういう機会はありません。選手にとっても貴重な機会となります。今回のインターハイ出場に伴い普段経験できないことが経験できる。この子たちの人間の幅が広がればいいなと考えています。30分程度でしたが市長と歓談したり、インタービューを受けたりしましt。シティーケーブル周南&日刊新周南で放送、掲載されるとのことでした。ありがたいことです。

戻ってから1時間程度補強。バランス系のトレーニングを中心に行いました。気持ち早く終わらせる。私自身の体調の問題もあるので休まないといけません・・・。この日も帰宅後すぐに就寝。疲れているというよりも回復させないといけないという感じでしょうか。復帰のめどが立たず・・・。
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会議&雨降り&練習

2014-07-17 | 陸上競技
火曜日、体調はさらに悪化。どうなんでしょうか(笑)。声が出にくい状態が続いています。この中でどうやって生きていくのか(笑)。話ができないと仕事にならない部分もあります。無理をして声を出すとその後咳き込むようになります。いやいや、順調に悪化の一途をたどっています。「休めない」性格なので仕方ないのですが。先日他校の選手に「休まないと」と言っておきながら自分が休めないというのはどういう話なのかという感じですね(笑)。

この日もバタバタ。授業と3年生の面接練習が同時に展開されさらには山口市内で会議。授業準備をして選択科目説明会にも顔を出して更には実際の授業、面接練習もありますから本当に落ち着かない一日でした。3時間目まであれこれやってから山口へ。かなりぎりぎりの展開でした。インターハイの打ち合わせ会議に参加。これは毎年思うことがあります。「県総体で勝ったからと言って浮かれるな」というようなありがたい話がありました。余計なお世話です。今からインターハイに行くのです。選手はそのために毎日練習をしています。私が選手に言うのと他人に言われるのでは全く意味が違います。「さー力を出そう」と思ってやろうとする顧問たちに「調子に乗るな」的な発言をするのは明らかにモチベーションが下がります。毎回の事ですが本当に面白くありません。

その後慌てて戻る。練習を別の場所でやろうと思っていたのでそちらへ。この日は天候が微妙だということだったので早い段階で対応。さらには社会人選手が練習に参加したいとのことだったのでそちらの対応も。学校と別の場所で練習をするので通常通りの練習とはいきません。アップはフリーになります。途中から練習に合流してもらう形としました。が、アップの途中に「雨雲レーダー」を見ていると何故か分かりませんが我々が住んでいる地域にだけ「強烈な雨雲」が近づいていました。これはまずいと思って非難するとタイミングよく土砂降り。防府や光では全く降っていない状況でした。なぜかこの地区だけ雨。とても屋外で練習ができる状況ではなかったので30分軒下で待機。なかなかスムーズにいきません。

30分のロスがあってその後は通常通り。並走、30&60、バトンです。この時点でかなり時間が過ぎていました。どうするんだという感じではありましたが、オーバースピードトレーニングを実施。どうしてもやっておきたかったので。本数は2本ずつ。女子の4継メンバーは男子に引っ張ってもらいました。いつもよりも速いスピードでの練習です。少しずつ刺激を入れておかなければいけないと思っています。トゥトレ終了後は2本だけ60mを各自で走って終わり。かなり感じは良かったと思いますね。本当はこれからスタートをやりたかったのですが時間的に不可能。諦めました。

終了後、また土砂降り。先ほどの雨よりもひどい雨でした。選手はずぶ濡れになりながら学校に戻る。いや、タイミング悪いですね。

練習の途中で「足が痛い」と2名が申し出てきました。学校ではなく別の場所で「痛い」と言われても他にやることはありません。「帰って翌日に備えること」という指示。ケアに行くことを含めて指示を出したつもりでした。申し訳ないですがこの時点でシャキッとしない選手に十分な対応はできません。優先すべきはインターハイで走る選手。他の選手を大切にしないという意味ではなく今は何が優先するべきかを判断すれば明確だと思います。あれほど言っているのに十分なケアができない。やっているのかもしれませんがこれだけでは不十分です。

この日も力尽きて帰宅後すぐに就寝。9時過ぎには寝ていたと思います。大丈夫なのか??不安(笑)。
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休む間もなく・・・

2014-07-17 | 陸上競技
月曜日、この日もなんだかバタバタしていました。前日合宿を終えて帰宅して後、めちゃくちゃ身体がしんどいことに気づく。8時過ぎには就寝していたのではないかと思います。それでも全く回復しない。それどころかのどが痛くなり声が思うように出ません。ひょっとしたら体調不良なのではないかという気がしていましたが「気のせいだ」と自分自身に言い聞かせ押し切る。身体がしんどいのは肝臓の値が悪くなっている可能性が大。のどが痛い&声が出ないのは・・・。分かりません。

合宿組は練習を休みにしていました。それ以外の者は練習。が、朝練の段階で1年生は野球応援に行く必要が出ていました。そのため朝練は2年生男子のみ。もう任せることにしました。ちょっと休みたいという気持ちもあったので。朝は職場にいましたがちょっとほかにもやることがあってその対応をする。もう限界値が近い(笑)。1年生が野球応援があったため3年生が1・2年生に行う「礼法指導」が2年生のみ対象となりました。これは中学校への出前授業に行くための準備活動という意味もあります。部活動だけではなくこういう部分もきちんと指導しています。3年生が下級生に指導する場面を作る。それが伝統となると思っています。さらには中学校への出前授業となります。しんどい部分はありましたがこういう指導はきちんとしておかなければいけません。

私が考える指導の部分は「自分たちで考えて判断して動く」というところです。マニュアルを作ってすべてその通りにやる。教員の代わりに生徒を使ってやる。オリジナリティーも何おなく「教員の代役」としてい出前授業をするのは意味がないと思っています。生徒の力が付くわけではありません。マニュアル通りにやれば誰でもできるというのであれば別に生徒がやらなくてもそのマニュアルを渡しておけばそれで終わりです。そこに各生徒の工夫がない。そのような「出前授業」であれば別にやる必要はないと思います。実際にやってみてどのような案脳があるのか分かりません。その中で臨機応変に対応する力を身に付けることに意味がある。3・4時間目に結局私は授業の関係で付いていくことができませんでしたがかなり良かったようです。生徒の力は確実についていると自負しています。「決められたことだけをやる」「教員が準備したことに乗っかる」というのでは意味がないのですから。

その後、隣の市に「祝い金」をもらいに行ったりあれこれやっていたら放課後。いや、どうなんでしょうか。精神的&肉体的余裕がない。それなりに体力には自信があるのですがさすがにここ最近はしんどくなってきています。過酷な展開が多すぎる(笑)。師匠はもっとタフですからなんとかそこを目標にしたいのですがタフさのレベルが間違いなく違います。現時点でキャパを越えつつある(笑)。

午後は練習。会議があったので最初は選手任せチームの中心になっている女子がいない中での練習ですからどこまでできるのか?自分たちでチームを作るという感覚を持たせなければいけません。そこができて初めて意味が出てくる。私にやってもらうというのでは困ります。私が練習に行ったときにはバトンパスが終わるところでした。その後「中間マーク」と指示をしていたのですが何故か分からず「前半マーク」を準備していました。指示が通りません。声がきちんと出ていなかったのも原因なのかもしれない。そこは厳しく言うのは避けました。マーク走をやっていたのですが「走るだけ」になっている選手が複数。何を意識してマーク走を行っているのか?走るだけではればこれほど無意味なことはありません。技術的な改善がない練習をするのであれば「疲れるだけ」です。接地したときに反対脚がどのようになっているのか?どのようにするのが目標なのか?ここの部分がきちんと分かっていないのに「前がやるからやる」というスタンスでは駄目です。ここは厳しく指導。

ここまでの練習をかなりやってから最後に60mを2本入って終了。短い距離を中心にかなり走ったと思います。中には「足が痛い」という者もちらほら。こちらとしては故障しないように練習を組み立てています。それほど無理をするような練習内容にはなっていません。連取を組み立ててメニューを与えることは可能です。しかし、終了後に何をするかまではコントロールできません。何度も言っていますがケアをするのは自分自身です。そのために必要なものは準備しています。利用するかどうかは自分自身の問題。「分からない」という感覚があるのでしょうがそれでも自分で判断して行動しなければいけません。ここが明らかに不足しています。

まだまだ不足する部分がたくさんあります。単純に「積み上げ」にはなりません。まだまだですね。
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