kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

激しい筋肉痛・・・

2015-04-17 | 陸上競技
木曜日、練習は落としとしていました。というか、前日にシャフト補強をしているのでそれどころではない(笑)。これまで「5種目やったことがある」とのことですが、負荷的には随分違うはずです。ここに対応できるかどうか。女子はほうきでやっていますからかなり大きなダメージにはならないと思います。男子は・・・(笑)

朝の時点で全くダメでした。そこで朝はコンディショニングをしました。全身筋肉痛なのでそれをほぐすという感じでしょうか。基本的には筋肉痛はストレッチをしても身体をほぐしても治りません。筋断裂ですから。そのことを含めて「ケアの仕方」についても話しました。ここをどうやって理解するか。一緒に過ごすときにはこちらでコントロールできますが実際はそれ以外の時間のほうが多い。そこを理解してこちらから指示を出さないといけないと思っています。貧血のこともあるのである程度の知識は必要になると思います。アップの段階でいろいろな学校で身体ほぐしをします。しかし、どれだけの選手がそれを本当に理解してやっているでしょうか?いつもこの部分は疑問に思っていました。実際に「形」をまねてやっているというのがほとんどだと思います。私はそこからの脱却を図りたいと思っています。こういう話を本気でするのは周りが引くのであまりやりませんが(笑)。

ということで肩甲骨周辺、股関節周辺のほぐしをやりました。筋肉痛に関係はないのであまり効果があるとは思いませんが、疲労が蓄積するとどうしても筋肉自体が硬くなるのでそこの部分を少しでも緩和できればという感じでしょうか。朝錬の時間はすべてこれで終わり。時間を割いてでも絶対にやらなければいけないと思っています。これから先のためにですね。

午後は基本的なことを。前日よりは練習場所が確保できました。メディ投げを少し。本当はもっともっと時間を省略していければいいのですが、基本的なことをやりながらも身体作りを進めていくという感覚。正直、他校でどのような練習をしているのかは分かりません。競技場などで練習風景を見ることもそれほどありません。私のスタイルが特殊なのかどうかも分かりません。かなり細かいこともやるようにしています。まーしつこいという表現のほうが適切なのかもしれませんが。時間をかけてそれなりの成果を求める。やるからには強くなる方法を考える。それが普通だと感じています。今はまだ「何を言っているのか」と言われるかもしれません。そのスタイルで前任校ではある程度の水準の競技をやってきました。「選手に恵まれているから結果を出した」という評価も当然あると思います。それだけではないと思っています。自意識過剰かもしれませんが。ある程度のことをやってきたから「結果」が出せたのではないかと思います。技術的なことだけではなく選手との関り方もあわせてですね。

話がそれましたが、補強的なことをやってから基本。筋肉痛でそれどこれはないという選手も多々いました。それなら休みにすればよいという考え方もあると思います。ここは違うと思っています。時間がかかる基本的なことを継続的にやる。師匠から常日頃言われていること、「それなりの選手をどうするか」です。教育という観点からも「強い者だけが強くなればいい」というのは違うと思います。正直強い選手は強いのです。練習云々ではなく強い。この現実から目をそらしてはいけない。「努力すれば勝てる」というまやかしでごまかされていたら何も変わりません。「勝てない可能性が高い相手にどうすれば勝てるか?」というところに面白さがある。高校生には分からないかもしれませんが。強い選手が集まれば強いのは当然。それで評価を受ける。分からない人には「表面的な結果」しかみえません。しかし、きちんと分かる人には分かる。強い選手が強い。私はそれを変えたい。強い選手がすばらしい指導者についたら勝てません(笑)。なんとかできると思ってやっていくしかない。

それを今の学校で体現したいと思っています。普通の選手がしっかりと練習をすればどう変わるのか?実際に、練習を始めて2週間程度。見ていると本当に面白いと思います。これだけ動きが変わるのか?というのがあります。技術的な変化を感じながら練習をすることで数人は「意欲」も変わってきています。こういう意味でも「結果にこだわる」というのは必要なのだと思います。やれば変わるという経験をすることで取り組みの姿勢が変わるのです。この手の話をすると長くなるのでもっともっと時間があるときにしますね。

ドリルをやってもも上げ、シザース&スピードスキップで終了。これ以上の練習はできないだろうと判断。他地区では週末に支部大会が実施されます。この地区は1週間ずれている。ある意味助かっています。本当はこんな状況でレースを迎えることは難しいのです。それを1週間の猶予がもらえた。だからトレーニングも基礎的なこともできる。限られた時間で動きも取り組みも変えるというのは難しいことだと思います。それでもできることやる。忘れてはいけない部分です。「時間的に厳しいからあきらめる」のではなく、最後まであがく。そういうスタンスでやりたいと思っています。それが選手に伝わるかどうかは分かりませんが。ひとりよがりにならないように気をつけなければいけません。

変化はあります。それでも間に合うかは分かりません。スーパー指導者であればこの短期間で変えられるのかもしれませんが今の私はそこまでではありません。やるしかありません。見守ってもらえたら幸せます。
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トレーニング

2015-04-17 | 陸上競技
水曜日、部活動集会というものがありました。放課後、入部する部活動の集会があります。基本的に3年間全員加入となっているので部員は多くなります。上級生も入部届を提出する形になるのです。大変です。部員数だけでいうと長距離、マネージャーを含めて50人近くになっていました。この時点で私のキャパを大きく超えています(笑)。これまで10人くらいでやっていたのにこれだけの人数をコントロールできるのか?やはりマネージャー教育は必要になると思います。私にできないところをすべてマネージャーに委託したいと思います。そうしないと絶対にチームができません。

部活動集会の後は来客がありそちらの対応。結局17時半くらいまでかかりました。練習に行ってみるとまだ予定していた練習の半分も進んでいません。新入生に練習を教えるという部分もありますし、他の部活動との兼ね合いもあり練習場所の確保ができていないようでした。新参者の私としてはどれくらいのことをできるのかを様子見でやっていかなければいけません。困りました(笑)。

メディ投げをやるほどのスペースはありません。ハードルリズムスキップをやるのもままならない状況。芋の子を洗うような状態とはこれをいうのだと感じました。やはりいろいろな意味で恵まれた環境で練習をしてきたのだと感じました。場所がない中でどうやってやるか。場所がないというレベルが大きく違います。

結局18時前になったのでシャフト補強をやることに。男子はシャフトのみ、女子はほうきで実施。それほど大きな負荷はかけられないと思っていました。それでもやらないといけない部分はある。まだ本当に「やるだけ」のシャフト補強です。形を覚えるというところから始めないといけない。移動感覚をつかむというのはしばらく後の話になると思います。それでもやっていかないと先には進みません。

練習中に声が出ません。部活動集会のときに話をしたのですが「雰囲気づくり」というのは必要不可欠だと思っています。きちんと「声」を出そうという話をしました。これまでとは異なることをやる。これは上級生にとって「苦痛」だと思います。私が新しい環境に適応するまでにしばらく時間がかかると思います。それと同様のことが部活の中でも生じるのです。私のやり方が「いやだ」と感じる上級生は少なからずいるでしょう。今までとは違うことを求められる。今までと同じでもいいじゃないかという感覚はあるでしょう。そこを変えていくのは簡単なことではありません。それでも先のことを考えると基本的なことを求める必要があります。

随分声が出るようになってきました。が、こちらが求める水準には遠く及びません。当然です。それでも言い続けるしかない。全部を一気に変えることは不可能だと思っています。その中で何をするのか。現状に満足しないで進み続けなければいけません。変革の時というのはいろいろと難しくなります。受け入れてもらえる可能性がどれだけあるかはわかりません(笑)。

シャフト補強、これだけでかなりダメージになります。これをいきなりやると意識的に上がらない選手はしんどいと思います。もちろん、競技をやりに来ている選手ばかりではないのでいきなりハードな練習をするのは避けないといけないと思っています。少しですが雰囲気的に変わってきていて前向きに練習をし始めました。新しいことに慣れるというのは大変なことです。お互いに(笑)。

自分自身が楽をさせてもらっていたことに改めて気づきました。ある程度の流れがあれば選手が指導したり、お手本を見せたりします。それができない状況下ではもっともっと自分でやらなければいけないのです。私自身「慣れ」たことでいい練習ができていなかったのかもしれません。反省しなければいけません。グランドに出るだけではなくもっともっと選手に係る必要がある。

翌日は間違いなく筋肉痛になると思います(笑)。まー予想どおりでしたが(笑)。少しずつ少しずつ。
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