kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

セミナー合宿2

2017-08-15 | 陸上競技
日曜日。合宿2日目。記憶にありませんでしたが昨年は2泊3日だったようです。今回は日程の関係で1泊2日。私自身も就職の三者面談、山形IH、チャレンジ記録会、国体最終、国体合宿、合同練習、プライベート合宿と連続で何かをしています。選手にはそれなりに休日を与えていますが私自身はそれがない。体力的には厳しい。

合宿。見えないところで様々なことあります。今回はkdmのogw先生が事務局を担当してくれました。宿泊のこと、施設利用のこと、食事のこと。選手が練習がスムーズにできるように氷の買い出しをしたりと指導だけではなく多くのことをやっています。次回は私が事務局をやろうかなと思っています。色々あって。目に見えることだけではない。その部分の理解。

午前中は身体の使い方やほぐしを入れながら進んでいきました。担当はhys先生。「殻を破る」ためにはどこかで自分の考えている「限界」を越えなければいけません。その感覚。今まで自分が「頑張っている」と思っていた部分がMAXではないというのを知る必要があります。

ここに関して想うことがあって書いていたら長くなって話が飛んでしまったのでまた別に書くことにします。

そこからスティックを使ってのジャンプ系の動きと速く動くという部分。もも上げも含めてですね。これもかなりの本数を。このタイミングでssk先生が来てくれました。実は前日も無理を言ってきてもらっています。跳躍系の練習のためです。跳躍系に関しては「まずはスプリントを上げる」という視点からやっています。技術的なことが把握できていないというのもありますが、きちんと走れる状況にならなければ細かい技術をやっても仕方ないのではないかと。ある程度基礎ができてきたので「跳躍の基礎」も教えてもらうことにしました。

国体最終の時に跳躍を見てくれていたようで今後の方向性を考えてくれていました。そういえば金曜日の合同練習の最後にhtn先生が「hoshoはkaneko先生がいるから注目されている」という話をされていました。話半分に聞きたいなと思いますが、色々な意味で注目してもらえることはありがたいなと思います。良い意味でも悪い意味でも見られている。そういう感覚を私も持ちたいですね。

午前の後半は坂道。いつも使う上り坂でジャンプをしてからのスプリント、スキップをしてからのスプリント、バウンディングからのスプリント、もも上げからのスプリント。かなりの本数をしました。私だけでやれば多分ここまでの本数はやらないと思います。「徹底してやる」という部分が足りないのかもしれません。やはり合宿で他校と一緒だからできることがあります。最後に下り坂走を5本程度やって終了。見た目は緩やかですが走ってみるとかなりの下り坂。ちょうどいい感じですね。

かなり疲労感があったと思います。午前中の練習終わりに「午後の練習はエンドレスリレー」と伝えられました。150mを20~30本と(笑)。かなりの本数です。通常、うちの練習ではそこまで走りません。間違いなく他校も同様。桁外れの本数です。それでも「今だからできること」だと思います。

午後はグループを10に分けてリレー。うちは15人合宿に参加していましたが13人が走ることに。こうやって自分の限界を越えるチャンスはそれほど多くありません。普段の練習ではスマートな練習になるので「限界まで走る」という機会はない。それが今後の競技に影響すると思います。どこかで自分を越えてもらいたいなとは思いますね。

10本2セットかなと思っていたのですが20本連続。7人1チームですからレストは2分半くらいでしょうか。こういう時、楽をしようと思えばいくらでもできます。ゆっくり走って自分の「ノルマ」だけ消化する。もちろん、きついですからそうなるのは仕方ない。しかし、疲れてきてからどうするかというのがこの手の練習の最大テーマです。合宿だからできることがある。他校の選手がいて負けたくないなと思いながら走る。それが自分の中で「自信」になります。

私も選手へ声掛けをしました。これまでほとんど走練習ができないない者もいます。普段の練習で120のセット走を1セットでやめてしまっていた選手も。女子に関しては1年生が「ある程度」走れるようにならなければ勝負はできません。そこに対する「危機感」を持ってもらいたい。自分がやらなければいけないという感覚、覚悟をもって練習をする。ここは重要だと思いますね。

見ていて「強くなりたい」という気持ちが前面に出ている選手もかなりいました。うちは本数的にはかなり弱いと思っています。後半になればうまく走れなくなるのは当然のこと。その中で自分で動きを作ろうとする選手もいます。こういう練習をしなければ感じられない部分です。

顧問としてはこういう機会を与えることでしか「殻」は破れないのではないかと感じました。普段どれだけ言葉にしてもそれがなかなか「自分のこと」として入っていかない。「自分はこんなにやっているじゃないか」という気持ちがあると思います。実際、他校とこうやって「限界を越える」練習をすると自分たちだけではないというのがわかるはず。そういう中でやっていけたらいいなと。

かなり追い込めました。肉体的にもですが「心」の部分の負荷は大きかったと思います。参加できなかった者はどう感じるか。走らなくてラッキーだと思えば次もない。不足する部分は明確です。どこかでその分を補っていかなければいけない。これは教えられることではなく「感じること」だと思いますね。

この機会をどう生かせるか。そこに尽きます。きれいごとではなく。技術練習だけではなくこうやって「心」を鍛える。他校と競争する。こういう中で何を感じて何をするか。

今後につながる貴重な機会だったと思います。派生してもう少し書いておきます。
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セミナー合宿

2017-08-15 | 陸上競技
土曜日、合宿初日。セミナーパークで合宿をするメリットは初日の午前中から最終日の午後までしっかりと練習ができることです。遠方の合宿では午後開始午前終了になります。移動時間がありますから。今回は1泊2日ですが4回分しっかりと練習ができる。2泊3日と同じくらいですかね。

初日の午前中は動きの確認を中心。今回は中学時代に大活躍した成年選手とtb高校出身でインターハイや国体で入賞している選手も参加。男子選手は前日にうちの練習に参加してくれています。力を出すためのキッカケを探っている様子でした。さらには中学生も2人参加。本人たちにとって「大きな刺激」になると思います。顧問と保護者の了承を得て参加。中学時代からこういう刺激を受けてもらって高校でも続けたいと感じてもらえるとありがたいなと。

練習が始まる前に色々と・・・。考えさせられます。競技に関しても指導に関しても「これからどうするのか」を考えていきたいなと思います。「楽しくそれなりに」という指導は今の私にはできません。このご時世ですから「競技をやりたい」と強い意志を持っている選手の方がレアなのかもしれません。

練習の最初はグループを3つに分けて実施。膝締めグループ、サイキングアップ&ラダーグループ、補強グループの3つ。この中で色々とやっていきました。私は膝締めグループの補助。その場での膝締めから壁での重心移動。膝締め歩行へと。1回目をやって2回目は少し修正。3回目は大学生に説明をしてもらいました。こちらが補助しながらという感じですね。

補強グループとラダーグループは全く別の場所でやっているのでどのような様子か分からず。すべての面でしっかりとやっていかなければいけません。うちの選手がこの段階で負傷。うーん。強くなるためにはきちんと練習をするしかありません。それができない状況が続くのは本人もしんどいと思います。なぜそのような状況が続くのか。ここは本人も考えてもらいたいところです。同じことを繰り返している間は成長はないですからね。

基本的なことでかなりの時間を要しました。そこから中間マークへ。締めて落とす感覚を何本もやりながらつかむ。本数的にはかなり走ったのではないかと思います。うちの選手、意識して取り組んでいる者はよく進んでいました。タータンで走る機会が最近かなり減っているのできちんとと走れればという感じもあると思います。

午後からは続き。最初に軸作りを。軸を作った状態での反発系の練習。地面からの力を逃がさず全身で受け取る感覚。これもやっていく中でつかむしかない。ここまでは私が関わってそこからkbt先生に交代。スキップ走を。最初はタイミングを合わせて上方向に重心を引き上げる動き。そこから前方向に重心を進める動き。スキップ走をすることで腰のが前方向に進み始めます。この時にタイミングをうまくとりながら。

中間の動きをある程度やって今度は「加速段階」の動き。前半マークですね。ストライドの調整。何本もやっていく中で身に付けていきます。最後に「前半」と「中間」の動きをつなげていく練習。疲労感もあると思います。その中でしっかりと取り組んでいく必要がある。

残念ながらこの練習の1本目でうちの選手は話を聞けていませんでした。30m走った時点でスピードを緩める。ここだと思います。何度もここに書いていますが「やるだけ」になってしまう。全てはここに現れるのだと思います。呼んで少し話をしましたが「なぜ呼ばれたのか」という部分が上手く伝わっていない感じがありました。「練習の意味」です。毎日の練習の中で繰り返し話をしていますが「なぜやるのか」ということに対しての理解。「練習をするだけ」では効果は出ない。そのことを繰り返し話してきたつもりですが。

この時点で動きに差が出ていました。繰り返しになりますがグランドでは「技術指導」をしたいと思っています。取り組みへの指導に関しては普段の練習であれば100歩譲ってやらないといけないと思いまっすが、合宿では違うと思います。そこは「最低レベル」の話ですからできていて当然。技術的な指導を求めるのであればやはり「最低ラインを越えておく」というのが必須だと思っています。

「頑張っている」というのはあると思います。それは「練習をひたすらやる」という意味で。しかし、「練習をやること」がメインではない。その練習をやって強くなるかどうかが大きいのです。今はここがうまく伝わらない。私の責任なのだと思います。

総合的に見てよくなってきているのは間違いないのですがまだ「方向性」が定まりません。私の指導力が足りないのだと。「覚悟」を持つことを求める。それさえ意味が分からないのではないかという気がしています。ここにきて「格差」が更に広がっている感じがあります。

合宿の中に入りそれぞれがどう感じたのか。「きついけどやる」というレベルでは困ります。本当に勝負しようと思えば「やるべきこと」はあると思います。「覚悟」が持てている者は明らかに変わってきています。それがシーズン後半に現れると思っています。

うーん。また書きます。面白い内容が書けないですね。
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セミナー合宿〜そこにたどり着くまでに〜

2017-08-14 | 陸上競技
土日の2日間で毎年行っているプライベート合宿。夏と冬に2回。選手たちの取り組みの比較ができます。声が出て良い合宿の時もあれば声も出ずに返事もできない合宿になる時もある。それぞれのチームの現状把握ができます。冬はかなりしんどかった気がします。それぞれのチーム事情があります。今回うちはかなり厳しいなと感じていました。ここにたどり着くまできちんとできていない。この状態で参加する資格があるのか。考えさせられました。

前日の段階で道具の準備をさせました。いちいち確認はしません。今回からはテント持参で日除けを。そこまでする必要はないのかもしれませんが「何かを準備させる」というのは必要な事だと感じました。合宿中、飲み物の確保がかなり大変になります。暑いのもあり飲み物をいちいち買っていたらお金がかかります。毎回ウォーターキーパーに麦茶を作ります。板氷を入れて飲めるようにする。熱中症対策にも必要だと思います。

私は朝早い段階で氷準備のために学校へ。クーラーボックスは当日の朝に積む予定にしていたのでそれを取りに。1人で準備してセミナーパークに向かう途中にコンビニで板氷を買って行くつもりでした。ある程度進んでから「キーパーは積んであるのか??」と不安になりました。案の定ない。急遽学校に戻って探すが見つからない。なかなかしんどいですね。

必要なものの準備。これは私がやる事なのか?このことに関してはずっと言い続けています。私が気づいて全て準備してあげればそれで問題はないのかもしれません。が、「自分達に必要なもの」を揃えて準備するのは本来であれば自分達でやらなければいけないはずです。全てをこちらがやって「どうぞ練習してください」という状況を作るのはなんの意味もない。「顧問がやるのが当たり前」という感覚なのかもしれません。全てが「サービス業」として求められる。

少し話が変わりますが土日は勤務はありません。それでも職員室で仕事をすることはあります。間に合わないから。そのタイミングで生徒が来ることがあります。「○○先生いますか?」と訪ねて来る。通常考えれば休みですから教職員はいません。が、「学校に行けば対応してもらえる」という感覚があるのかもしれません。違うのでは?「働き方改革」という言われ方をします。が、実際はほど遠い。我々が働き方を考える前に他の部分を考えなければいけないのではないかという感じがします。

私自身、かなりのストレスが蓄積しています。なかなか分かってもらえないと思いますが。「やるのが当たり前」と認識されているでしょうから。

こうやってblogに何か「私見」を書くと更に批判されるかもしれないですね。某総理が「妻は私人だから」という表現をする。が、実際問題は「私人」として済まない部分がある。きっと私でさえそうなのだ思います。考え方を示す。想いを示す。文字の羅列でしかないblogでは捉え方によっては全く異なる印象になるかもしれません。

メニューを立てる。これさえ「当たり前」ではないと思っています。顧問が素人であればそれさえできません。そんな環境の中で練習をする選手だってかなりたくさんいる。練習のためにグランドに立つ。それも当然ではないと思っています。まーそれはお前の言い分だろうと批判されるかもしれませんが。

道具の準備は私の仕事ではないと思っています。無責任なのかもしれませんが。自分達が必要だと思うものを事前に考えてもらいたい。こういうところで少しずつ力が付くのだと思っています。先を見越す。今回、キーパーを持って行きましたが本来であれば「忘れた」という失敗をしなければいけないのかもしれません。事前にこちらが手を貸してしまうから「痛い目にあう」前に解決してしまうのかも。

まだまだ成長し切れません。目の前のことで精一杯なのかも。それを私が待たなければいけないのだろうなという気もしています。なかなかしんどい。

少しずつは成長しているのですがまだまだ。合宿を通じてある程度な成長を期待したいなと少し前向きに捉えるようにしました。
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合同練習2

2017-08-11 | 陸上競技
本題。

この日の練習のメインは「基礎的な動きの確認」です。うちの練習スタイルは積み重ねの部分があります。一つずつ積み上げていってそれを走りにしていく。考え方の問題ですね。soy選手と話をしましたが大学では「走る中で自分でつかめ」というのが多いとのこと。ドリル的なことや感覚づくり的なことはない。ある程度の選手であればそれが自然にできるのかもしれません。しかし、うちの選手は違う。単に走っていて速くなればいいというのではない。きちんと技術的に改善していって結果につなげたい。練習量に頼るつもりはありません。

練習の流れとしては「軸意識」から始めて「アップメニュー」、DM投げ。初めてやる選手もいるので少し時間がかかりました。DM投げに関しては「強く投げる」ことを主眼に置きました。単純に投げればいいというのではなく「力強く投げる」ということにこだわりたいなと。

この1週間、強めにやっていました。疲労感はあるはずです。木曜日の練習はさすがにきついということでトレーニングメニューに特化して進める。やり過ぎて慢性疲労になっても困ります。かといってやらないと強くならない。バランスを見ながらやっていきたいなと思っています。

その後はドリル系。前の記事にも書きましたが「積み上げる形式」でやっていきました。ひたすら走るというのではなく「やりたい動きを理解しながら進めていく」事が狙いです。ますは膝締めの動きのをやってそれに少しずつ重心移動を加えていく。その場での膝締めをやってランジからの引き出し。今度は段差を使っての重心移動。膝から下の部分の位置をしっかりと確認しながらですね。「膝を締める」といってずっと締めていると足が前で動かなくなります。接地もかなり下がってしまって空回りする感じになる。これでは上手く走れないので前側で少し「タメ」を作る感覚にしたいなと。表現が難しいのですが。

一定の位置まで締めてきてそこからは「抜く」という感じ。それを前半部分で確認して段差での重心移動。身体の真下につく感覚を大切にする。今度はそれを連続で行う。チューブを用いてのもも上げです。国体合宿で「軸足を越えない」というのがありました。しっかりと前で回したいのでそこの部分は確認しながらもも上げ。更にはスティックを使って膝締め歩行。片足ずつとしました。

休憩後に壁抜き。チューブを使って重心移動を生み出す。さっきまでやっていた「膝締め」ができていればこの部分からは「前に進むための動き」になります。膝締めだけやっていても進まないと思っています。結局は重心移動ができなければ勝負になりません。今回は特に初めてやる選手もいるのであえて時間をかけて「説明をしてからやる」ように心がけました。なぜぞの動きをやるのかが分かれば「意識する部分」も見えてきます。「とりあえずやる」というのから抜け出したいので。うちの選手にとっても「再確認」になります。こういう部分では2年生は理解度が進んでいると思いますね。これがもうひと押しできれば随分変わってくる気がします。

そこからハードル抜きをやってリズムスキップ。国体合宿で久々にやったのもう一度うちでも。重心移動を作る。進行方向の足を引き上げたときに進む。これは壁抜きやハードル抜きと同じ。進行方向と逆の足を上げて進む時には感覚が変わってきます。重心移動が難しい。身体を捻って進もうとする部分が出てきます。そうならないように「移動」することを重視。競争形式でやるので雑にならないように注意ですね。最後に連続抜き。

休憩をはさんで「ウインドスプリント」を。タメを作る感覚。重心が移動するのを待つ感覚。ひたすら足を動かして進むのではなくきちんと重心を水平方向に動かして進む。ここは重要だと思いますね。この前段階から気づいていたのですが他の部活で練習試合に来ていた方がずっとうちの練習を見学されていました。メモまで取って(笑)。良くわかりません。興味関心を持ってもらえるのはありがたいですね。ひょっとして自意識過剰だったのかもしれませんが(笑)。

チューブ5歩も。前半マークもやりました。かなり本数を絞って。せっかくお客さんに来てもらったのに全ての練習ができません。明日からのことも考えてという部分もありますし、一度に多くのことを詰め込むのも良くないなという感じもありました。積み重ねていく中で動きを身に付ける。練習の流れがあってそれを意識できるかどうかです。単にやっているだけでは動きは絶対に変わりませんから。

少しだけ腸腰筋の補強をして終了。3時間程度でした。来てもらって満足してもらえたかは分かりません。それでも来る者は拒まず。3月末に愛媛からsri先生が来ると申し出があった時には数度断りましたが(笑)。県外から来てもらうには申し訳ない練習しかやっていないので。まー今回も1時間半かけてきてくれました。それだけの価値があったかどうかは分かりません。

「選手主導で練習する」というのも必要だと思います。が、合同練習などで「選手が教える」だけでは指導者の存在する意味はないと思います。練習するポイントなどはある程度こちらで説明する。選手がフォローする。更にこちらもフォローする。まーやりすぎかもしれませんが。

基礎的なことをやりました。今回は道具をほとんど使わずに身体を動かしていく中で変化を生み出す内容でしたが、また機会があれば様々な道具を使いながら動きを変えていく練習もしたいですね。

貴重な機会でした。

練習終了後は進路対応に追われました。どうなんだ。山の日は祝日。学校はコンビニではありません。そこの感覚が欠落していくのかもしれない。365日24時間、すべてのことに対応するのが当然のサービス業として見られるのか。まーやるべきことはやりますが・・・。
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合同練習

2017-08-11 | 陸上競技
金曜日。この日は休日。世間一般とは違って練習です。まー「やらなければいいだろう」と言われるのかもしれませんが。「好きでやっているんだから文句を言うな」という話かもしれません。様々な部分でしんどいなと思う事があります。そこまでしてやる意味があるのかどうかという部分も。考えさせられます。

先日、hhk高校のhtn先生から連絡がありました。実は県総体の時に「練習に参加させてもらいたい」という申し出がありました。すでに忘れていましたが(笑)。若い指導者に少しでも勉強してもらえたらという感覚があります。申し出があれば必ず受けるようにしています。山梨インターハイで同部屋となり様々な話をしました。その当時から「一度行きたい」と思ってくれていたいとのこと。私もhtn先生も転勤があり状況が変わったためなかなか実現できませんでしたが今回やっと。陸上競技部はなく「同好会」の扱いのようです。なかなか厳しい。それでも11秒6位で走る選手がいるので一緒に来てくれました。感謝ですね。

また、成年選手で関東の大学で競技をやっているsoy選手も。国体最終の時に「練習に参加したい」と言われたので。彼は中学時代のスーパースター。高校に進んで活躍しましたが本人は不満のようでした。大学に行って続けていますが「これから先」のことを考えて原点に返ろうという感じだったのかもしれません。隣の学校だったこともあり、国体のつながりもあり。わざわざうちでなくても良いのではないなと思いますが(笑)。近いから(笑)。

うちの選手は練習開始前にテント設営などをさせました。グランドでの練習予定でしたが他の部活の練習試合が入ったため急遽、ハンドコートでの練習となりました。まーそれくらいあれば十分なのですが。設営が遅い。とにかく遅い。全員が同じことをします。考えて行動するという部分が足りない。多少はよくなってきていると思いますが「誰かがやらないとできない」というのがすごくあります。物足りないですね。

お客さんが来る前に少し話を。テント設営の部分も踏まえて。前日、合宿中に「指導」について少し話題になりました。これは多種多様だと思います。「あえて答えを言わずに考えさせる」という部分。必要不可欠です。kbt先生と話していたのですが「お腹が空いたから魚を与える」のではなく「魚の取り方を教える」ことが教育の考え方。「答え」を示すのではなくそこにたどり着くための「方法」を様々な形で伝えていく。が、もっと言えば「お腹が空いたから何か食べたい」と思わせないといけません。

今指導をしている中で「食べたい」と思ってくれているのか。学校に来て練習をする。その中で「強くなりたい」と思ってくれているのか。その気持ちがない中で練習に参加しても何も生み出せません。強くなるための練習をする。その前の段階で「強くなりたい」と思わなければ練習をしても全く意味がないのです。「強くなりたい」という「想い」の強さはそれぞれだと思います。2年生は「競技力を上げて勝ちたい」という欲求があります。だからこちらの求めることをやろうとする。速く走るために必要なことをやる。当然の流れです。しかし、そうでない者は「どれだけ言ってもやろうとしない」という部分が出てきます。やろうとしないというのか「何をしているのか分からない」のだと思います。

この部分をどうとらえるか。「指導をしない顧問だ」と言われている。まー仕方ないですね。一つの事柄を見て「良い」「悪い」と意見が分かれるのは当然の話です。私が「指導をしない顧問だ」ということになれば他の指導者はどれくらいのことをしているのか知りたいですね。自分の人生を全て賭けて自分以外の子供たちに尽くす。不平不満を言わずに休むこともなく時間をすべて選手のために使う。それが「指導をする顧問」なのか。

本当に強くなりたい者は自分自身で「頑張っている」とは言わないと思っています。本当に強くなるためには「まだ足りない」と思う部分が必要になる。もっともっと強くなりたいと思えば「自分自身に満足しない」というところが必要です。自分で「俺頑張っているから」とか「今日は本当に頑張った」と言っている間は本物にはならないと思います。

これは準備にもつながる。良い練習をしようと思えば準備を早くしなければいけない。テント設営に関してもその部分だけを見るのではなく他の部分も含めて考えていく必要がある。テント設営を全員でできないのであれば他の者はアップメニューの準備をすればいい。必要な道具を持ってくればいい。それだけの話です。私が理不尽にめちゃくちゃ求めているわけではないですから。

良い練習をするように。その話をしました。自分のためです。

余談が長くなりました。どうなんだ。文才がない上にまとめる能力もない(笑)。また別に書きます。
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国体合宿3

2017-08-11 | 陸上競技
木曜日。この日は午前中のみ練習。

成年男子は昨年に引き続き女子の4継チームと競争。成年女子は20秒走をやるとのこと。走る練習をメイン。少年女子は歩数の切り替えの練習を実際の距離を使ってやりたいとのこと。

試合の時のアップの話もしながらやっていきました。通常の練習が「全力でハードルを跳ぶ」という流れみたいなのでそれ以外の練習の流れも確認。今回は「調整能力」の練習。ハードル間を上手く走るために。ここはすごく重要だと思っています。なんとなく跳ぶのではなく自分で調整して跳ぶ。直前で足を合わせるのではなく事前に対応する。こういう部分を長い時間をかけて作っていく必要があります。

普段の練習時に「1台目まで足が合わずに何度も何度もやり直すことがある」と。1台目までに45m走ります。それだけでかなりの負荷。そうなるとやりたい練習をする前に疲れてしまってできなくなる。これは「専門性」だと思います。自分のストライドを調整することに加え、どうやって「距離対応をするか」です。全力で走って合わなかったらしんどい。これも400mHの特徴かもしれません。

あえてスピードレベルを落としての練習にしました。前日の疲労感もあるのでここの部分は調整。あえて中途半端なところからスタートさせて1台目まで足を合わせる。更には17歩から18歩への切り替えも。課題設定をしてそれをどうすれば克服できるか。考えながらやることは重要。ある程度はできるようになったかなと。

20秒走は5mずつ伸ばしていく形で実施。初日と比べると動きの感じが良くなっている気がします。本人も感覚が良くなったと。原点回帰。ここはすごく大切だと思います。走る中で力をつけていければいいのですが走れない原因がはっきりと分からなければ「ひたすら走る」という中では修正できません。今回の合宿でやったことはあくまで「きっかけ」でしかない。それを今後の走りにどうつなげていくか。感じ取ってもらえたらと思いますね。

男女リレーはまずまず。Nは3走。普段やりませんから感覚が違うと思います。2・4走に11秒台を配置するためにはやはりNが3走に入るのが一番。色々な走順をやるのも重要だと思います。ymd選手との対決は女子リレーチームが負けました(笑)。ymd選手、疲労困憊の中で47秒台で走りました。いや、このタータンでこのタイムが出るとは(笑)。素晴らしい。

最後に補強をやって終了。全体の解散が13時すぎでした。様々な選手が集まり少しずつチームらしくなります、。普段とは異なりますがやはり重要なことだと思います。愛媛国体。何とか活躍してもらいたいですね。Nには「4本走るのが目標」と伝えています。100m2本、リレー2本です。リレーは3本走れたらいいなと思いますが。

終了後、高速で戻りました。進路指導のためです。3日間抜けていましたからやはりやらないといけません。生徒を呼んだり、電話して話をしたり・・・。遊んでいるわけではないのですがなかなかやることがあります。尋常ではなく疲れてきます。それでもやることはある。休むというのは遠い遠い話です。これも「当たり前だ」と言われるのかもしれませんが・・・。

家に帰っていません。帰る余裕がない。子供にさえ会っていない。別に会話するとかではなく顔くらいは見たいなと思います。成長していく姿を全く見ることができないというのは・・・。考えさせられます。
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国体合宿2

2017-08-11 | 陸上競技
水曜日、国体合宿2日目。あいにくの天気。雨でもやるしかない部分はあります。練習が始まる前にちょっと話が。ここに関しては・・・。頑張ります。

午前中は雨の中での練習。成年選手はシャトルハードル。男子は20mでを8歩、女子は17.5mを8歩。レースの後半意識です。成年選手に関しては基本、選手の考えている内容をフォローする形でやります。一律で同じメニューをやるというのではないなと。これによりホームストレートは4レーン分独占。相変わらず怒られます(笑)。なかなか、ハードル練習できないので。専用使用の時にシャトルハードルをするようになります。直線全てを使うので。

さらに高校生は歩数の切り替えの練習。16歩から17歩への切り替えをします。中四国合宿の時に配布した資料を基にして今の練習をやっているようでした。実際に見ながら切り替える練習をしていきたい。話を聞くと普段は「全力でハードルを跳ぶ」中でやっているようです。それだけではない部分があります。専門練習ですからここは私がいるときにやれるといいなと。

最初はマークを使って「ストライド調整」です。歩数に合わせたストライドで自分の走りを調整します。それを何本かやって今度は実際にハードルを使った切り替え。6歩6歩7歩7歩という感じでしょうか。表現が難しいですが。

中四国合宿の時にも書きましたが400mHはそれぞれで歩数が異なります。自分がやろうとしている歩数に合わせたハードル間の距離設定が必要だと思っています。実際は35mを16歩で走ったり17歩で走ったりします。しかし、その距離を使っての練習だと本数ができません。感覚を作りたいのであればそれに合ったハードルの距離設定をするべきです。これは私の考えなので正しいかどうかは分かりませんが。

これは数年間かけて準備してきました。ここ数年、ショートスプリントに偏っているので400mH選手は合宿などで指導する場合のみです。実際に指導するにあたって必要な練習だと思うので自分で考えて距離設定を作っています。マニアック(笑)。その部分を含めて16歩の走りのための「6歩」と17歩の走りのための「7歩」をしました。、それが上述の6歩6歩7歩7歩です。

やっていくうちに随分できるようになりました。感覚です。400mHは専門性が高いと思います。だからこそ、練習手段もたくさんありますし戦略戦術もたくさんある。近い将来、自分のところで400mH選手を育てたいなという想いはあります。やはり自分が専門だと思っている分野で勝負をしていきたい。今のところ、ショートスプリントに偏っていますが・・・。誰もハードル指導をしているとは思ってもらえないのかもしれませんね・・・。

Nはバトン練習をしてその後フリーになったのでmakinoと二人で走らせました。前日に走ったこともありすでに身体が動かない(笑)。タフさが足りません。本人とは話をしていますが今後は11秒台&24秒台を目指した練習をしていきたいと思っています。中途半端なことはできない。疲労度はあると思いますがやります。カーブ直線の並走をやってから90+90を。Nはmakinoにボコボコにされていました。今シーズンの持ちタイムはNの方が上なのですが・・・。こうやって競争にやられて少しずつ強くなってもらいたいなと思いますmakinoも大切な教え子ですから少しでも私にできることはしたいなと思いますね。復活してもらわないと。

午後はある程度で。少年選手は「ハードルドリル以外がやりたい」とのことなので走りの課題である「スイッチング」を。途中から成年選手も入ってきて一緒に。なんてことはない練習です。それでも足が後ろで回転するという部分を克服していきたい。成年選手はそれなりに走れるのですが動きのタイミングが合わなかったりするので進みません。そこを改善したいとのこと。

様々な話をしながら取り組みました。前日のハードルドリルに関しても「やりたい動き」とは少しずれていました。成年選手はスイッチングをやる前にショートハードルを跳んでいたのですがインターバルが上手く走れません。まったりとした動きは得意なのですが素早く切り替えるのが苦手。その部分も含めて「足を前で動かす」感覚を身に付けてもらいたい。本人的にはかなりよかったとのこと。大事。

Nは補強をしていたようです。早めに終わったので100mの成年選手と一緒に補強を。その前に「何を意識して走っているのか」という話を聞きました。高校時代は12秒5くらいだったでしょうか。その選手が大学に進んで昨年くらいから大幅にスピードが上がりました。今年は11秒8まで出しています。そこに何かヒントがあるのでは??と。大学生の言葉で話をしてもらう。こちらはフォーローする。

前で動かすために何をするか。接地の部分や引き出しの部分。基本的なことをもう一度確認できました。Nにとっては普段やっていることが速く走るために必要なことだと再確認できたのでは。

最後に大人数で前日のランジを(笑)。Nができていませんから一緒にやることに。本当はNだけにやらせようと思っていたのですが自主的に他の選手も。makinoに関しては強制でしたが(笑)。

多くの選手とかかわる中でNも随分変わってきたかなと思います。成長を促したいですね。
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国体合宿

2017-08-11 | 陸上競技
日曜日に国体最終が終わり、そのまま選考会議。月曜日は練習を休みにしましたが私は関係なく職場へ。めちゃめちゃやることがあってその処理。想像を絶するほど時間がありません。「夏休みは授業がないから遊んでいる」と今でも思われているかもしれません。いや、尋常ではないですね。更にこの日は信じられないくらいのストレスを感じました。もうやってられない。どこまで求められるのか。許せないという感情が生まれますが、耐え忍ぶしかないらしい。冗談じゃない。

火曜日は朝から国体合宿へ。下関で実施されるので早朝から出発。学校自体は登校日でしたがNが国体に選ばれたので一緒に。他校の選手も一緒に連れていきました。

この日から2泊3日での合宿。例年に比べ社会人選手の参加が多く、長距離以外の選手はほぼ参加でした。今の体制になって数年経過しましたが随分雰囲気も変わってきた気がします。社会人選手の大半は中学生のころからの関わりだったりするのでお互いのことも理解しています。やりやすい。

初日の午前中は短距離とハードルが一緒にドリル系。すごく細かい部分というよりは「タイミング」であったり、「力の使い方」だったり。最初にDMをやりましたが実際にntdでやっているkms選手に教えてもらいながら。「スピード」と「強さ」を求めていました。女子は弱い。体幹部からしっかりと動かす感覚持っていきたいなと感じました。単純に「スピード」さえ上がればいいというのではなく重心移動につながる動きをしたい。

そこからハードルを使っての股関節周辺の補強とハードルドリル。社会人選手はそれぞれの感覚があると思います。無理やり型にはめることはしません。自分たちの感覚の中でやるほうが良いから。高校生も同様。しかし、身体の中心から動かしていく感覚を身に付けるためにしっかりとやっていく必要はあると。軸意識だったりするかもしれません。ここの部分がどれだけできるか。強い選手であっても高校生であっても根本は同じことだと思いますね。

途中までは私がやって後半はkbt先生が。プライオメトリック系の練習。反発を上手くもらいながら大きな力を地面からもらう。うちのNはつま先が下がるので上手くもらえていません。もっともっとやることがりますね。強くなるための練習をしていかなければいけません。

午後からはハードル基本。中学生も参加していたので本当に基本的なことを。もっとシンプルな話でもよかったのかなという感じはあります。抜き足の動きなどの確認をしていきました。大学生、動き的に少しタイミングが取れなくなっていました。ここの部分の修正を。女子は抜き足が前まで持ってこれないとことがあります。これでは困るのでしっかりと身に付けさせていかなければいけません。一歩ハードルまで実施してそこからは実際にハードル走。

ymd選手は分割走。学生は200mH。分割走は彼が高校時代から一緒にやるときには良くやっていました。実際に走るとできない部分も400mHをいくつかに分割することで前半の流れや足の切り替えの感覚を養うことができます。実際のレースではできないことでも分割するとやりやすくなります。比較的スムーズにできました。200mHは女子は8歩で走るのが目標。逆脚が苦手というのもあってこういう練習を。4歩ハードルも効果的だと思っています。6歩でもよし。2歩は難しい。本人たちの「課題になること」に対しての練習。

Nはバトン練習、スタート練習をしてから走練習。こちらはkbt先生にお任せ。私は一応「ハードルコーチ」なので(笑)。遠目に見ていましたが動き的にはまずまず。それだけに国体最終の結果が・・・。少年Bの選手と一緒にスタートをしたり走練習をしていました。12秒6くらいの選手と走るとやはり「力がついてきたな」と感じますね。120mを3本走りました。どれくらいブリでしょうか。一応最後まで走っていました。ある程度までは走れるようになったなという感じですね。

終わった後に数人補強。今回はmakinoも来ていたので一緒に。ランジを。先日から時々取り入れているランジ。結構負荷がかかります。makinoは20kgで実施しました。Nは10kg。Nのためのやろうと思っていたのですが数歩進んで足を攣る・・・。終了。結局、大学生のための練習になりました(笑)。きついと言いながらもしっかりとやります。学生は強い。

学校の練習は・・・。かなり大変だったようです。厳しい。
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国体最終予選

2017-08-08 | 陸上競技
書きたいことがあるのですがまた時間があるときに。更に思うことも死ぬほどあります。我々は「やるのが当たり前」ではない。24時間コンビニのように「サービスの提供」を求められるのは違う。それだけは言いたい。冗談じゃない。別に誰かに気に入られるために生きているわけではない。

日曜日、国体最終予選。この日は審判なし。「選手選考委員」ということでレースを見ることに時間を使うことができました。成年選手とのコミュニケーションをとるのも必要ですからレース前に状況を確認したり、レース後に今後の予定などを調整したりと「つなぎ役」として動いていました。まーこれはこれでバタバタですが。

今回は天候が微妙なこともあり上手くいく部分もあればいかない部分もありました。今回の一番の収穫は男子キャプテンが力を出せるようになってきたこと。中学時代かなりの成績を残していましたが、色々なことがあり思うように練習ができなかったり走れなかったりという日々がありました。先日の高体連記録会の時にも「悔しい」という話をしていました。今回の予選で51秒12の大幅ベスト。1秒以上のタイム更新。決勝でも51秒78でまとめました。この子がチームを引っ張ってくれているので何とか保てているという感じがあります。本当に嬉しかったですね。

Oの練習は最大でも120m。400mを走るための練習としてはふさわしくないのかもしれません。しかし、いろいろな条件を加味しながら120mで対応。指導スタイル的に結果が出るまでにある程度の時間を要します。すぐに結果は出ない。その部分も含めてよく我慢してくれたと思います。秋には50秒中盤を目指す。来年のインターハイの可能性が出てきたと思っています。

男子の100mは風の条件に恵まれました。かなり強い風でしたが公認。エースのSoが11秒23の自己ベスト更新。まだまだ足りませんがこれも今後が楽しみです。このスピードをしっかりと上げていきながら200mまで対応させたい。1年生男子も驚くくらい記録が出た者がいます。「足りない」という中で練習をしていてもある程度力がついてきているのだと思います。これでしっかりと目的意識をもって練習がつめればどうなるか。

女子は・・・。これも確実に力がついています。それだけは間違いない。Nが予選で12秒37のベスト更新。前日のチャレンジスプリントでも43を出していますから高いレベルで安定してきたかなという感覚。が、」まだ37。このタイムでは勝負はできません。Sはスタート失敗。この時点で勝負あり。課題は明確ですから。本人が一番分かっていると思います。Mは追い風参考で12秒45。微妙。これくらいの風が吹けば12秒2台で走らなければいけません。練習での走りは抜群。これがレースで出せないのはなぜか。考えるべきところだと思います。

決勝は・・・。ノーコメントで(笑)。しっかりしてもらいたいですね。こういうレースをしていたらこれから先勝負になりません。情けないレースでした。本人たちが一番感じているかもしれません。

棒高跳び、300で終了。惜しかった。320を跳べれば国体の可能性もあり。力も十分ついてきていたと思います。それでも結果につながらなかった。すべて私の力不足。もっともっとポールに関しても勉強するべきだったと思います。申し訳ない。

あれこれ言われるかもしれませんが、すべての競技に関して「基礎体力を向上させる」というのは重要です。専門練習をさせてもらえないという不満があるかもしれません。が、結局走れるようになってきたらそれ以外の競技での結果も出るようになります。本格的にやるのはある程度の力がついてからでもいいと思っています。早い段階で「小手先の技術」を身に付けてもどうにもならない。足が遅い選手が幅跳びが跳べるか?足が遅い選手がハードルで結果を出せるか。その部分です。

今のスタイルからすれば2年生はこの秋以降ブレイクするかなという感覚があります。もちろん、取り組み次第なのですが。特に男子は継続して練習できていけば本当に面白いと思います。

まー書きたいことはあるのですがこの辺でやめておきます。ちょっと国体合宿に行ってきます。時間があれば更新します。たぶん。
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チャレンジスプリント

2017-08-06 | 陸上競技
土曜日、維新公園補助競技場で開催されるチャレンジスプリントに参加しました。前日まではメイン競技場で開催されると思っていたのですがありがたいことにサッカーの関係で補助競技場での開催になっていました。この時期、補助競技場はホームが向い風になります。この時点で記録に対する興味が低くなる。本当にレースを経験するという感覚ですね。

2本走る事ができます。レースを経験する事で課題を見つけそれを改善するという流れにしました。競技役員も少ないので最初から最後まで出発係。他の指導者にも手伝ってもらってやりました。今回はスタート前にその場で組み分けをしてレースをしていきます。その部分も含めて大変。100mが終わったらハードルになるので全く休憩時間がありません。危うく熱中症になるところでした。

向い風が強い。言葉だけで書くと簡単ですがこの日は洒落にならないくらいの向い風。向い風といっても斜め前方から入ってくる風なので数値として出てくる風よりも強いと思います。組みによっては向い風5mを越えることも。その中で2年生女子がある程度走れました。1本目、向い風3.9mの中でMが12秒97、Nが13秒00、Sが13秒20。この記録だけみたら「走れてないな」と判断されるのかもしれません。が、かなり価値のあるタイムだと思いますね。この3人は競技に対する姿勢が大きく変わってきています。それが少しずつ現実のものとして出てくる。

更に2本目。女子の1組目のみ風が横風になりました。追風とはいえないかもしれませんが。私は出発係なのでスタート地点から見ているだけ。レースの流れは全く分かりません。タイマーが12秒43で止まる。決して良い記録だとは思いません。が、手応えを感じる部分です。追風0.9でNが12秒43(公認でのベストタイ)、Mが12秒58(セカンドベスト)、Sが12秒82(中学1年生以来の自己ベスト)という結果。もっと出ると思いますが条件などを考えると十分だと思いますね。

男子も女子も同様の練習をしています。練習がきちんと継続できていれば必ず力が上がります。この日の結果を見てもきちんと練習ができているかどうかで全く結果が変わってきます。逆に半分くらいしか出来ていない選手は結果に結びつきません。当然のことだと思っています。競技力があるないではなくこの部分が一番大切だと考えています。毎回伝え続けていますがその意味の理解ができるかどうか。

とにかく暑かった。風も強かった。手応えと課題を感じた記録会でした。追風吹いて欲しかった(笑)
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