kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

動きの確認とがっつり跳躍

2017-08-06 | 陸上競技
金曜日、この日は朝からかなり暑かった。我々が山形に行っている間、防府市は37度を記録し日本で2番目に暑い街だったようです。熱中症などの危険性もあります。このことに関してはめちゃ頭にくることもあるのですがここで書く内容ではないなと思うので割愛。写メだけは撮っています。何かあった時には必ず。

練習自体は二段階で。午前中はスプリント。夕方はポール練習。nykの練習開始に合わせて実施です。

急遽、土曜日にチャレンジスプリントという記録会に出場することにしました。保護者にはご迷惑をおかけする部分もあったと思います。が、1年生が多く経験が少ない選手が多い。シーズンを通じてなかなかレースを経験することができません。秋のシーズンは出場選手の枠もあって走れないこともあります。また、インターハイに行って他地区の「強さ」も感じました。ある程度タフにならなければいけないなと。県総体や中国大会では毎日レースがあります。日曜日に国体最終があるのですがだからといって土曜日に走れないというのは違うのかなと。調整調整ではダメかなと。

実際問題、全員が国体の選考に関わるわけではありません。どんな状況でも走るというのは必要だと勝手に判断。レースになれば最大スピード負荷をかけることができます。その中でしか分からないこともあるだろうなと。様々な事を考えて参加を決断。前日なので動きの確認をしっかりとやって臨みたいなと。

夏休みに入って2週間はかなり練習負荷を強めていました。私が不在期間も強度は強くしていました。これから先のことを考えて、です。それもあり数日間は回復期に充てても良いなと判断していました。ある意味記録会に出るのは「抜き」になる気がします。

私は客観的に練習を見ていました。要所要所では本人達と確認をしながら。前日にかなり動きに関してはやっています。試合の前に練習を動きのイメージを変えるというのは良いことではありません。やりたい事が大きく変わったのではなく少しだけ「タメ」を作りたいなと考えていただけです。その部分も意識させながら。スタートの確認まで。土の上での練習になるのでなかなか噛み合わない事も出て来ます。やるしかない。特別なことはやらずに終了。

私はそこから夕方の練習までひたすら仕事。不在期間が長いので学校にいる間にやらなければいけない事をひたすらやります。まー食事を取る余裕もなくです。3年生の担任をしているのでその辺りも大変さを加速させています。尋常ではない(笑)

17時前から競技場へ。ポール練習。私は見ているだけに近い状態なのですが一人だけ二部練習(笑)。体力的にしんどいですが。ポール練習はどう考えても1人ではできません。道具の準備もあるので。nykがやる時に便乗するしかないなと。他県からすると記録的には低いと思いますが山口県では女子ポールの国体基準記録が320です。今mmの記録が310。あと10センチ。何とかして跳ばせてやりたい。そう考えたら私が云々より専門家に任せる方が本人に取ってプラスになると思います。

この日は私は可能な限り動画を撮影。それを何度も見せながら練習。専門的な事はgt先生にお任せ。県内唯一の女子ポール選手です。なかなか競争もありませんし、女子のポールを見る事はありません。今回インターハイに行った事で他県のポール選手の動きを見たり、様々な話をしたようです。劇的に取り組みが変わっていました。田舎の県の最大課題だと思います。もっともっと刺激があれば違ってくる。その感覚は持ち続けないといけないと思います。

結局そのまま19時過ぎまで練習をして片付けなども含めると20時になりました。いやはや。その後、私は翌日の記録会の待機場所を作るために必要なモノを購入しにお店を回ることに。結果、実家に宿泊。着いたのは21時前でした。うーん。ほとんど家に帰る事がない。良いのかどうか。

翌日早朝からあれこれやらないといけない部分があったので。

全く持って休む&気分転換する時間がありません。なんなんだ。まーそういう仕事だと言われたらそこまでですが。周りが思うよりももっともっと大変なのです。それでもやるしかない。

細々とやっていきます。
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そして練習

2017-08-05 | 陸上競技
続き。練習しないといけません。トレーニング系が不足している部分があるのでそこも入れながら。私が不在の間は定期的にトレーニングをやらせていました。インターハイ組はそこが不足。走練習は先週土曜日に120をやろうと思っていたのですが他の部活との兼ね合いの中で実施できず。月曜日に走りたいということだったのでかなりの量を走らせていました。私は見ていないので細かい部分は分かっていませんが。

木曜日はトレーニングをしながら走るための練習をしたいなと考えていました。前の記事に書いたように最初にミーティングを行ってから練習開始。アップメニューから。ミーティングで話をしたようにしっかりと声を出すことを求めました。それでもなかなか出来ません。意識の問題です。本当はその都度に集めて話をした方が良いのかもしれませんが「やらないといけない」と伝えてもやらないというのであれば絶対に変わらないと思います。なかなか出ませんが。

アップメニューが終わってから動きへ。今回感じたことをしっかりと伝えたいなと思っていました。動きの中でやりたい事を意識させたい。しっかりと膝を引き出すための動きをしたいなと。これまでどちらかというとフォロースイングのみで走っていた感じがあります。別にそこだけを意識させていたわけではないのですが。しかし、それによりピッチ重視の走りになってしまって重心移動が疎かになってしまう。本当はその部分が大切なのに。

チューブなどを使って引き出した時の感覚を身につけさせる。直線的な足運びと膝の引き出し。この部分をやりました。特別な練習ではなく普段やっている練習の流れをもう一度確認するという感じ。少し説明を加えながら進めました。私が不在だったこともあり、やっていることが「惰性」になっている可能性があります。そうならないように「やっていることの意味」を確認させたい。ハードルドリルも含めて説明をしました。

感覚的には「膝が出てくるのを待つ」という感じでしょうか。フォロースイングを意識すると「次の足を早く出す」という走りになります。その感覚はすごく大切にしたいなと思っています。しかし、Nの200mの走りを見た時に中間でその場足踏みのような動きになっていました。股関節が全く広がらずに進まない。疲労感もあったとは思いますが。そこの部分にヒントがあると思っています。本当に力を出したければやはりもっとやることがある。11秒台を本気で狙うためには課題となる部分の修正はしていかなければいけないと思っています。

ある程度やってウインドスプリント。これは膝が出るのを待つという感覚の中で実施。上手くタイミングが取れずに上下移動する者もいました。待つ感覚。「タメ」と言われる部分。これが今の走りには足りないなと。これから先のことを考えるとやはりこういう部分を「考えながらやる」というなは必要不可欠だと考えています。

「浮いている感覚」という選手もいました。「ピッチは落ちるけど進んでいる感じ」という選手も。それぞれだと思います。私的には「浮く」というニュアンス、嫌いではありません。上下移動を伴う「浮き」もあると思いますが、進行方向への重心移動が大きくなれば多少なりと「浮く」という感覚になると思います。すぐにそれができるとは思いませんが少しずつ変えていきたいと身につけていければと思います。

声を出すという部分は足りないかなと感じます。それでも少しずつ改善されている。まだまだできることはあると思っています。取り組みの基本姿勢も徹底したいなと思っています。決して手を抜いて練習をしている訳ではありません。一生懸命やります。が、それだけでは足りないのです。その部分も含めてしっかりと取り組みをしていきたいなと。

うーん、内容的に面白くないかなという内容ですかね。とりあえず記録しておかないといけないなと。若干偏りのある内容ですが。上手く表現できていない部分もあります。まーいいか(笑)
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やることが山積み

2017-08-04 | 陸上競技
木曜日、インターハイから戻ってきた翌日。当然のことながら練習へ。代休というシステムがあるのはあるのですが、なかなか現実的に休むことはできません。インターハイ、遊んでいたわけではないので朝から寝るまでバタバタしていました。試合最優先という感覚でやっていました。決して休んでいたわけではありません(笑)

戻ってきて練習。これはほぼ当然の流れ。選手たちは約1週間自分達で練習をしていました。メニューは渡していますがそれがきちんとできたのかどうかと。ある日はそれほどメニューを増やしていたわけではないのですが4時間近くかかったようです。休憩が長くなったとしてもそれはさすがに。強い負荷をかけ続けるためにはレストが長くなることも当然あるでしょう。その中でどうするか。

せっかくなのでインターハイから戻ってきた者に少しだけ話をさせました。なかなか話せません。それでも感じたことを周りに伝えるのは必要だと思っています。力の差を感じた部分、自分達には足りないなと感じた部分。県レベルで云々言っていても話は進まないのです。もちろん、全員がインターハイに進むというのは現実的ではない。だからといって適当にやっていていいわけではない。ここは間違いなくチーム力の差だと感じています。全員が強くなることを目指して取り組んでいるか。自分で創意工夫をしているか。考えながらできるか。

今回私が感じた事も話しました。技術的な部分も含めて。リレーのバトンは上手いところもあればそうでもないところもありました。単純に走力でカバーしている。それでも速いのであれば大きな問題にはならないのかもしれません。うちのように各自が弱ければそういう部分で稼がないといけないという話になるのですが。上手いところは上手い。きちんと加速に乗ってパスワークが行えます。うちはまだ加速段階が弱い。きちんとスピードに乗ってのパスではない。精度が低いのです。

もっとも根本的な部分。明らかな「弱い」ということ。県レベルではそれなりに走るかもしれません。そこで満足する選手も指導者もいると思っています。間違っているとは思いません。しかし、私がやりたいのは「一番上の舞台で戦うこと」です。Nが追風参考で今シーズン4回12秒2を出しています。これは県内レベルで見れば間違いなく断トツ。が、これが全国に行けばどうか?公認で11秒台で走っていかないと相手にしてもらえないのです。実際問題、県内の高校生で11秒台で走った選手は過去に1人だけ。そのレベルまで引き上げないと「壁に跳ね返されて終わり」です。ここは指導者としても認識しておかなければいけない。うちは驚くほど弱いのです。

技術的な部分。これは間違いなくやるべき方向性がある。が、もっともっと膝の引き出しと重心の移動を生み出さないといけない。ここができなければ進まないのです。強い選手の特徴はきちんと膝が引き出される。以前「すり足走法」のように膝を上げない方が速いという流れがありました。それもありなのだと思いますが、私はきちんと膝が出ないといけないと考えています。更には膝下の処理。地面に対してきちんと力を加えるポジションが作れるかどうか。この部分ですね。

取り組みの姿勢。ここは足りません。今回のインターハイ、うちの選手はショートスプリントなどを行うとき「4レーンいきます」と声をかけ出していました。が、全く聞こえません。他校の選手はこれが聞こえる。大きな声で自身を持って声を出します。普段の練習の中で声を出すように求めています。それが競技に生きるのか?そう言われることはあるでしょう。しかし、競技場面以外で「いつも通り」やるためにはきちんと声を出して自分達のペースでやる必要があると考えています。うちは声が出ない。2年生女子が声が小さい。Sはかなり出るようになっていますがNMが小さい。こんなことをしているようでは来年も同じことをして終わりです。

「やればできることをする」のです。そのことは何度も言い続けてきました。が、出来ません。だから強くならないのです。声を出すというのは「やろう」という意志があれば必ずできる。恥ずかしいというどうでも良い感情が邪魔をするのであれば所詮そのレベルで終わってしまうのです。これからやろうとしていることは「やろうとしてと出来ないかもしれない」ことをやろうとしているのです。基礎的な「やればできること」をやらない限り、「やろうとしても出来ないこと」が出来るようになるとは思いません。意識すれば出来ることはやる必要がある。簡単な話だと思います。

私一人の方が声が大きい。mysは個人種目にチームの選手が出る前に全員で大きな声で歌を歌っていました。競技場に響き渡る大きな声で。京都tcbは召集所に選手が入る前に入り口のところで全員で手を繋いで歌を歌って送り出していました。凄いことだと思います。別にそれをやったからと言って速く走れるかどうかは分かりません。しかし、みんなでサポートする、応援するという姿勢は明確に分かります。そうやってチームとしての力を高めている。普段通りの雰囲気の中で力を出し切れるように周りが声を出す。この部分だと思います。

うちは弱い。その事だけ突きつけられた。そんな話をしました。まー分からないでしょうね。それでも伝えていく意味がある。特に肌で感じた者はそれを言葉にして伝えなければいけない。行動として示さなければいけない。ここが重要なのです。うちは弱い。男子はもっと弱い。何が何でも中国を勝ち取ろうとする姿勢を示してもらいたい。普通のチームが勝ち上がるというのは簡単な事ではない。周りから「あいつら何やってるの?」と言われる事でも真剣にやり続けなければいけない。この意味が分かるかどうかです。

長くなりました。毎回毎回ですがまとめられません。まー仕方ない。そんなblogです(笑)
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先に進むために

2017-08-02 | 陸上競技
山形インターハイが終わりました。

ここにたどり着くまでに本当に多くの方々にお世話になりました。選手に最大限の環境を整えたいと思っていましたがそれもなかなか叶わず。インターハイで戦う事と競技に取り組む基本姿勢を同時に展開することのキツさを痛感しました。集団であっても感覚が全く異なる。その「チーム」としての弱さを突きつけられました。言い訳になるかもしれませんが。

宿泊や現地での滞在。ここには表に見えない費用がかかります。単純に自己負担でやるというのは難しい。暑さ対策もしなければいけない。簡易テントなども必要になります。ある選手が「先生、うちにはあれないんですか?」と各学校の横断幕を見て言っていました。テントや横断幕など「県外で戦う」事を意識したものはうちには一切ありませんでした。それは仕方ない事だと思っています。

そんな中でOBの方が発起人になって下さり、インターハイでの不足分を補うために「寄付」を募ってくださいました。本当にありがたい事です。この寄付がなければ選手の負担は計り知れないことになっていたと思います。強豪校ではノルマなどもあると聞いています。うちは「気持ち」でやっていました。今回この事があり、高校時代の同級生や後輩も賛同してくれて寄付をしてくれました。多くの方の支援があったからこそインターハイという舞台に立つ事が出来たと思っています。

残念ながら力を出し切ったとは言えません。もっともっとできる事があったのではないかと自省しています。私にできることは全てやると言いながらも本当にやり切れたか。インターハイで戦うことだけを考えてもっと切り捨てる必要があったのかもしれない。そう考えると私自身の甘さもあります。

全員が応援してくれているわけではない。それを感じながらも「頑張って欲しい」と応援してくれる方々に恩返しができるようにしたい。もっと言えば上位大会が終わった時に選手が笑顔で居られるようにしたい。そう思っています。

今回は寄付を使わせて頂き、女子キャプテンを連れて行きました。これは全て「三重インターハイ」に進むためです。キャプテンがこの山形インターハイで何かを感じ取ってくれれば変わります。うちのキーパーソンは女子キャプテンだと思っています。女子はNMという二枚看板がいます。県内レベルで言えば強い。が、中国全国では戦えない。さらに女子キャプテンが力を付けてくれなければ戦える可能性さえない。そのために連れて行きました。

BOSSに「何でMを連れてこなかったのか?」と言われました。分かって聞いている。「そうだろうと思っていた」と。「あんたのこれまでの事を見ていたら2年生の秋以降に大きく伸びるパターンだから、これから先楽しみにしてる」と言って頂きました。励みになります。プレッシャーもありますが。

大分インターハイ、場所が近かったこともあり私がお金を工面してkanaを連れて行きました。それにより劇的に変わった。その事を期待して女子キャプテンを連れて行っています。そのことに関してあれこれ言われるかもしれません。しかし、この子達にとって真剣に取り組んでいるモノで結果を出したいというのは当然のこと。単にサポートとしてではなく全ての練習を一緒にやりました。強くなるために。

山口に戻ります。三重インターハイに向けてのスタートを切っています。この流れの中に乗ってくれるかどうか。うちの学校にとっては全てが初めての事です。それでもうちは進まないといけない。周りの選手とのギャップもあるでしょう。ダブルスタンダードでやるのは無理。そう思っています。

応援してくださる方々、支えてくださる方々に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。このblog、表現が相応しくないという部分もあるかもしれません。それでも書き続けていこうと思います。きっと三重にたどり着くまでには様々な問題が出てくると思っています。私自身が心が折れそうになるときもあると思います。それでも進みます。批判的な方も多数いるのは分かっています。それでも進みます。

見守ってもらえると幸せます。進みます。
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まだまだ

2017-08-01 | 陸上競技
先日から山形での生活を送っています。

指導を始めてから延6回目のショートスプリントでのレース。国体で4回出ているのでトータルで10回でしょうか。しかし、今回も大きな壁に跳ね返されました。簡単ではない。分かってはいますが悔しい。ここに来るまでに圧倒的な力を付けておかなければやはりラウンドを進むことは難しい。改めて感じています。

ここで止まるわけにはいかない。毎回のことですが折れかけている気持ちを常に前に向かせなければいけないと思っています。やれることはやりたい。

ポールに関しては完全な素人。本人と話をしながらサポート。こちらもNMで悔しい思いをしました。最初の高さを跳べなかった選手が20人を越えます。参加者の半分がNM。こちらも厳しい。が、公式練習と試技3回の中でかなり改善されてきました。340には届きませんが320の国体基準記録に届く可能性があると感じています。足掻きたい。

もう少し書きたいなと思うことはあるのですがそれはまたそのうち。

ひとまず記録しておきます。毎朝4時半くらいに起きているのにゆっくりと時間が取れない(笑)。ヘロヘロ(笑)
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