bowyow cine-archives vol.636
キートン選手はむかしウディ・アレンの映画に出ていた頃から才女の風を吹かしていたから自分でも監督したかったのだろうが、脚本のネタが早くに割れ過ぎているので、どうにも鼻白む。
つまり病に冒された母親が死ぬのを知った息子が美しく懐かしい彼女の思い出をホームビデオに遺そうとする話で、彼の愉快な叔父さんたちとのエピソードはそれなりに楽しめるが、お涙頂戴の「ニューシネマ・パラダイス」的なラストもちょっといただけないな。
ヒロインのアンディ・マクダウェルって、エマ・トンプソンに似てる。
なにゆえにコンピューターにプロ棋士が負けるのか人間が作った機械に負ける人間 蝶人