あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年師走蝶人映画劇場その2

2022-12-13 11:17:09 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3092~97 

 

1)ジェームズ・アイヴォリー監督の「ハワーズ・エンド」

フォスターの原作も映画も素晴らしいと思って喜んで見物していたが、久し振りに1992年のこの映画を見たが、なぜだかあんまり良い気持ちにはなれなかったずら。

 

2)シルヴィア・ソルデーニ「日々と雲行き」

2007年製作の人情映画。幸福そのものの生活が夫の突然の失職で失われ不安と漂流の日々が始まるが、なんとかきゃんとか夫婦の絆を結び直すことに成功するんだあね。珍しく邦題が宜しい。

 

3)エルンスト・ルビッチ監督の「天使」

デートリッヒを巡る2人の男の恋のさやあてを名匠ルビッチがたのしげに演出する。1937年のこの映画のデートリッヒは美しい。

 

4)エルンスト・ルビッチ監督の「極楽特急」

1932年のドタバタ・コメディなるが、どこかで理に落ちておもろくなくなってしまう。

 

5)オットー・プレミンジャー監督の「月蒼くして」

キュートで可愛いマギー・マクナマラ嬢を巡ってW・ホールデン、D・ニーヴンなどの芸達者が丁丁発止と虚言を楽しむ。うむ映画と人世はこれでいいのら。

 

  短歌でね啖呵を切ることもできるけど短歌はそれを酷く嫌がる 蝶人

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