研修で同行した方達との最後の食事。昼食に伺ったのは姫路城にも近い「割烹 森富」。創業が昭和12年(1937)という老舗。勝手なイメージからもう少し小体な店を想像していたが、到着してみると2階に大広間もあるような大きな店。バスが何台も到着していることから、姫路城に来たツアー客相手の需要が多いのだろう(自分たちもそうだ)。階段を登って座敷の宴会場へ。すでに料理はずらっとテーブルの上に用意されている。ただ、事前に到着予定時刻と、わざわざ最初の飲み物の注文を取られていたにも関わらず、みんなが注文した乾杯の生ビールが揃わない。給仕の女性曰く、グラスが足りないんだとか…。アレレ。料理を目の前に随分時間が経って、瓶ビールなどで代用して、やっと乾杯。
先に並んでいた料理は天ぷらも茶碗蒸しも冷めていてコメント出来ない。小さめの握り寿司がでていたが、それだけはこういう宴会にしては悪くなかった。品数もちょっと少なくて間がもたない。みんな後ろ手をついて飽き始めている。後で教えてもらったら結構いい値段だったけれどなァ。あるのかどうかは分からないが、カウンターや個室でもあるのならまた違うのだろうが…。せめて酒を呑もうにもつまみが無い。一応団体行動なので料理の追加をする訳にもいかず。それでもそのうちに皆酔っぱらってまた赤ワイン(各人負担)をポンポンと開け始めた。うーん、赤ワインに合うツマミなんてひとつもないのに。好きだなァ…。
兵庫県姫路市古二階町124
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