金山で評判のいい天ぷら屋「天ぷら内山」へ。駅からもっと離れていると思っていたらそうでもなく5、6分といったところ。店に到着し、暖簾をくぐると、カウンター席とテーブル席のこじんまりとした店内は満員。少し外で待つことになった。先客は奥様連中と、上司に連れてこられたサラリーマンといった感じの人達。しばらくして「大変お待たせしました」と中へ招き入れられる。カウンター席に座り、人気だという「天ばらおひつ」と、昼間からお酒を注文。冷や(常温)でお願いするとガラスコップで出てきた(銘柄知らず)。たっぷり胡麻ドレッシングがかかった野菜とこんにゃくをつまみながら冷や酒をいただいていると、女性客が「ご飯少なめで」と頼んでいるのが聞こえ、お櫃だからご飯が多いんだろうナ、と自分も慌てて”少なめ”でお願いした。
しばらくして「天ばらおひつ」が登場。この品にはお櫃に入ったご飯とかき揚げの他にも、天ぷらの盛り合わせ、あさりの味噌汁が付く。主人が海老、ヤングコーン、茄子、かぼちゃなどを揚がったものから置いてくれ、それで残りの酒をやっつけた後、かき揚げを崩し、ご飯にまぶす。そうこれ、鰻のひつまぶしの天ぷら版(ただほとんど説明はないので、どう食べるかは勝手にした)。小海老がたくさん入ったかき揚げをご飯に混ぜ、飯茶碗に入れ、まずはそのままいただく。かき揚げは少し硬めに揚げてあるようだ。塩味が効いていて旨い。刻み海苔が沢山かかっているが、少し多過ぎるかな。次は添えられた山葵や薬味をのっけたり、お茶漬け風にしてみたりしていただく。ご飯は少なめで頼んでも充分に多い。お腹を満たして、ごちそうさま。もちろん味は想像した通りで旨いし、量も多いので若い人でも満足するんじゃないかな。でも自分は鰻でも天ぷらでも(お腹は満たされるけれど)この食べ方はあまりピンとこないようなので、次は普通に天丼か、天ぷら定食をいただこう。(勘定は¥1,900)
天ぷら 内山
愛知県名古屋市中区金山2-11-10
( 金山 かなやま 天婦羅 天麩羅 てんぷら 天ばら 天ばらおひつ 天茶 ランチ 櫃まぶし ひつまぶし )