ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

シェ・シバタ 多治見 @岐阜県多治見市

2013年01月31日 | 岐阜県(東濃)

今では上海、香港にも店舗があるという人気洋菓子店。元はここ岐阜県多治見市のお店から。店舗はさほど大きくないので時間帯によっては人がごったがえしていて、ショーウィンドウの中のケーキを見る事も困難な時も。娘がここのケーキを好きなので時々訪問している。

店舗内にカフェがあり、イート・インも出来るようになっている。お目当てのケーキが決まっている場合は良いが、決まっていないとカフェでも注文出来ないので大変。割合に回転は早いと思うが、小さなスペースなのでここも混雑するとバタバタとして落ちつかない。写真入りのケーキメニューがあるだけで店内を何度も歩き回る客が減るような気がするんだけれどどうだろう。カフェではお皿に手を加えられる訳ではなく、そのままのケーキが皿に乗せられて出てくる。

ケーキは表面がカラフルにフロストしたココならではのものが多い。最近他でもよく見るようになったこのスタイルのケーキの出自はよく知らないが、この地方で浸透させた筆頭は多分このお店じゃないかと思う。少々値付けが高い気がするが、デザイン性が際立つケーキなので凡百のケーキを食べるよりは楽しみがあっていい。サーブされた時に同行者から「うわぁ」と小さなため息が出るのを見るのは悪い気がしない。ただコーヒーもしっかりとした値段なのでもう少し香りのある美味しいものを提供して欲しいな。(勘定はケーキと飲み物で¥1,000/人程)

この後の記事はこちら (2

 

シェ・シバタ 多治見

岐阜県多治見市太平町5-10-3

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Out Of Exile / Audioslave

2013年01月30日 | オルタナティヴ・ロック

Audioslave

Out Of Exile / Audioslave (2005)

オーディオスレイヴ(Audioslave)の2枚目のアルバム。前作に続き全米初登場1位と大ヒットしたらしい。

レイジからザック(Zack de la Rocha)が脱退したのは本当にびっくりした。雑誌とかでインタビューも読んだ気がするが、結局脱退理由もよく分からなかったし、何しろ絶頂といっていい時期で死角が見当たらなかっただけに残念だった。そして残されたメンバーがとった道がこのスーパー・グループ。レイジ(Rage Against The Machine)+クリス・コーネル(Chris Cornell)というこのユニットは音もそのまんまという感じで、個人的にはどうしても「無理やりくっつけた感」がつきまとう。レイジ+サウンドガーデン(Soundgarden)という夢のような組み合わせなのに。

でも実際プロダクションはリック・ルーピン(Rick Rubin)+ブレンダン・オブライエン(Brendan O'Brien)の完璧な布陣だし、ロック・アルバムとしては本当によく出来てる。でもどうしてもレイジ時代に感じたようなピリピリとした緊張感を求めてしまう自分としてはロッカー然としたクリスのヴォーカルがピンとこない。サウンドガーデンは好きだったのに、だ。曲毎に入るトム・モレロ(Tom Morello)のトリッキーなプレイが「曲にとって必然」というよりは「バンドの必須」だから入っている感がどうしても拭えない。あの過激なバンドから音楽性(厳密にはバンドの音はそのままだが…)を変えたことをメンバー自身はどうとらえていたんだろうか。

なんだか厳しい見方ばかりだけれど、自分自身も純粋に楽しみたいのに、何回聴いてもなぜか全然楽しめないんだ、このバンド。

中古店にて購入(¥100)

  • CD (2005/5/24)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import, from US
  • Label: Interscope Records
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    A Collection (40th Anniversary Remastered) / The Doors

    2013年01月28日 | クラシック・ロック

    Doors Doorsalbum_3 

    A Collection (40th Anniversary Remastered) / The Doors (2011)

    あー、もう何回買わされたんだろう。アナログ盤、旧CD盤、リマスター盤、紙ジャケボックス、そしてこの40周年記念リマスター…。ドアーズ(The Doors)のオリジナル・アルバムは6枚のみだけだからまだいいけれど、この他にもボックスやら未発表なんたらを山ほど…。「Alive, She Cried」を発表した80年代に「もう、なんの素材も残っていない」と言っていたのは何だったんだっ、レイ・マンザレク(Ray Manzarek)!

    今回の売りは40周年にあたってメンバーとエンジニアのブルース・ボトニック(Bruce Botnick)が新たにリマスターし、大幅に改変を行っている所。曰く、これが本来の姿だとの事だが…。いやいや違う、違う。あくまでも実際に発売された形がオリジナルで、当時出せなかったスタイルならもうそれはまったく別の物だ。もちろん当時のプロデューサー、ポール・ロスチャイルド(Paul Rothchild)はすでに故人だし、今更これが本当だと言われても困ってしまう。こういうのストーンズ(The Rolling Stones)の2002年リマスターでもあったな。ピッチを変えたり、曲間をつまんだり。

    実際に聴いてみると楽器の定位が変わっていたり、聴いた事のない音が加わっていたりと結構な改変の跡がみられる。ヘッドホンとかではあまり聴かないので定位の変化には疎いが、聴いた事のないヴァースが出てくるとビックリ。「The End」の禁止語句が出現した「地獄の黙示録」サントラには興奮したが、もうこうなってくると、頼むから元に戻してくれ、と言いたくなる。確かに音の分離が凄まじく良いし、臨場感はあるんだけれど、もう自分の知っているドアーズの音ではなくなっているような気がする。

    それでもこの廉価盤リマスターボックスは値段という点ではあっ晴れ。新品で購入しても激安。それに一連のボーナス・トラック入り40周年盤紙ジャケを箱に入れたのではなく、オリジナル収録曲のみで入れたのは素晴しい英断だと思う。ずーっと購入を見送っていたが値段に負けてつい買ってしまった。次はオリジナル(発表時)の音とバランスとピッチで各トラックをブラッシュ・アップしたオリジナル発表版リマスターが出るんじゃないか(笑)。

    オークションにて購入(¥1,868)

  • CD (2011/7/5)
  • Disc: 6
  • Format: Box set, CD, Import
  • Label: Rhino
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    Psycho's Path / John Lydon

    2013年01月27日 | パンク・ニューウェーヴ

    John

    Psycho's Path / John Lydon (1997)

    意外にもジョン・ライドン(John Lydon)名義では初のソロ・アルバム。発表当時はあまり評判が良くなかった(←今もか)。自分は基本的にジョンのヴォーカルが入っていればOKな盲目的なファンなので何とも思わなかったが、ちょうどセックス・ピストルズ(The Sex Pistols)再結成・ツアーの騒動の賛否両論の最中だったので、この変わりようをどう受け止めたらいいのか戸惑った人が多かったのではないか。実際はかなり前から録音を始めていたようだし、ピストルズ興行を間に入れてしまったということなんだろう。ジョニーが「金のため」と言うんだから仕方がない(笑)。ただ実際は他のメンバーの経済的救済という側面があったのではないかという気がしている。

    聴いてまず前半はヴォーカル・スタイルがそれまでとやや異なることに気付く。発声のしかたも今までと違う。もちろん所々には彼特有の叫びも入るんだけれど、全体的に抑えた表現が多い。そのため前半は暗い雰囲気が強く、とっつきにくいかもしれない。

    歌詞は彼らしいシニカルなものが多い。彼のイメージからいくと皮肉や嫌味が多い感じがするかもしれないが、実際には彼の独自視点による鋭い社会描写や風刺が多い。

    みんなが期待するのは評判だった94年のレフトフィールド(Leftfield)とのコラボのようなダンス・ミュージック・スタイルだったんだろう。6や9なんかはそんな感じ。後半は割とPILでやっていたようなヴォーカル・スタイルの曲が多く安心して(?)聴けるかも。個人的には後半になるにつれ面白味に欠けていってしまう印象。これならPIL名義でもなんでも関係ないじゃない。実際に名義がジョン個人でなくても気付かないだろう。ただジョン本人は名義なんてもの何とも思っちゃいないかもしれない。今はまたPILで活動中。

    オークションにて購入(¥338)

  • CD (1997/7/1)
  • Disc: 1
  • Format: Import, from UK
  • Label: Virgin Records Us
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    Oldies but Goodies / クレイジーケンバンド

    2013年01月26日 | ロック(日本)

    Ken

    Oldies but Goodies / クレイジーケンバンド (2004)

    彼らについては全然詳しくない。出自もよく知らず、これを書くにあたってネット検索をして初めて知った。その昔テレビで宮藤官九郎脚本の「タイガー&ドラゴン」とうドラマがあり、その同名主題歌を歌っていたのがクレイジーケンバンドだった。このドラマは脚本も出来も秀逸だったので強く印象に残っていた。その曲以外全く聴いた事がなかったが興味があったので試しにその曲が収録されたベスト盤を購入してみた。

    聴いてみるとボサノバやラウンジっぽい雰囲気の曲が多い。ムード歌謡と言ってもいいかな。見た目からもっとロック由来の曲をやっているのかと想像していたので意外。もちろんこれはベスト・アルバムなのでオリジナル・アルバムにはそういう曲もあるに違いないとは思う。ヴォーカルの横山剣の地元横浜に根付いた歌詞は特徴的で面白い。ただ残念ながら前出の曲以外、自分にはどストライクっていう訳ではなかったな。

    中古店にて購入(¥1000)

  • CD (2004/3/3)
  • Disc: 2
  • Format: Limited Edition
  • Label: サブスタンス
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    The Old Grey Whistle Test Volume 2, 3 (DVD)

    2013年01月25日 | DVD

    Old   Old_grey_3_2

    The Old Grey Whistle Test Volume 2 (DVD) (2005)

    The Old Grey Whistle Test Volume 3 (DVD) (2005)

    イギリスのBBC(イギリス国営放送)で放映された人気テレビ音楽番組のDVD化。これ以前には「Volume 1」が出ていて、そちらの内容が素晴しかったので購入。

    BBC関連は特に90年代に入ってから様々なアーティストの音源や映像がたくさん発表されたが、クオリティーを保ったまま保存している体制が凄いなぁと感心する。中には処分してしまった物もあり、ブートから音を拝借なんていう話も聞くが、出てくるもの出てくるものビックリするようなクオリティーのものばかり。ここで出てくる映像も鮮明で、音声はモノラルだが臨場感があり素晴しい。

    この番組も今見るとジングルはチープだし、演奏しているスタジオはコメンタリーにもあるようにお粗末な倉庫の端っこといった風情。それでもそんな場所だから余計にバンドの素の姿が垣間見られる。中には名前を知っていて盤は持っていても、あまり動く姿を見た事の無かったアーティスト(Kevin Ayers、AWB、Nils Lofgren 、Brinsley Schwarz、Half Man Half Biscuit  など)も収録されていて個人的にうれしい。それにしても番組の雰囲気の暗いこと、暗いこと(笑)。司会者がボソボソとしゃべるような人ばっかりで、とても音楽番組とは思えない。実際、アーティストもコメントしているが、この司会者で、この場所で、観客無しで収録ってアーティストは演奏やりにくかっただろうな。

    某国の国営放送NHKは様々な素材を廃棄してしまったと聞く。自分もかじりついて見ていた洋楽を好きになるきっかけのひとつともなった(こんな方多いのでは?)番組「ヤング・ミュージック・ショー」が再放送されればいいなとずっと思っていたが、いつぞやキッス(Kiss)の来日ライブを1回だけ夜中に再放送した時に、マスターテープ上書きの問題や権利関係の問題でほとんど不可能なような事を言っていた。復刻流行りだから今ではアーティスト側でも素材を探していたりするんじゃないのかな、もったいない…。

    オークションにて購入(¥709/枚)

  • Region: Region 2
  • Disc: 1
  • Label: ビデオメーカー
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    松月 栄町店 @名古屋市中区・栄 (※閉店)

    2013年01月24日 | 名古屋(中区 老舗)

    栄にある栄町ビルの古い地下飲食街にある天ぷら屋。今まで何度も前を通る事はあったが入った事はなかった。カウンターでの定食800円という値付けが安過ぎて余計に警戒してしまっていたので(笑)、初めて訪問してみた。

    中はコの字のステンレスカウンターになっていて、注文するとおもむろに揚げ始める。この値段で一品づつ揚げたてを食べられるというのはうれしい。揚がったタネが順番に懐紙の上に置かれていく。どのタネも熱々を頬張るとやはり旨い。天ぷらつゆはごく普通で特に濃かったり、甘かったりすることはなかった。海老は少し小ぶりなものが最初と最後に4尾。小さくて少し歯応えが足りないので、これならもう少し大きめの海老を2尾の方が満足度は高かったかな。

    この日は空いていたが、お手ふきが無かったり、給仕の女性の方にお茶の差し替えをいちいち何度もお願いしなくてはいけなかったのは残念。いっそのことセルフでも良かったけれど。

    定食のご飯の盛りはよく、赤出汁はこの地方でおなじみの八丁味噌の濃い味付けのもの。定食の5品に少し季節のタネを追加して注文。それにしてもこの値段でこの内容なら立派。単品でも値付けは高くないので、空いた時間なら一品づつ好きなものを注文し、お酒をいただくっていうのもいいかもしれない。(勘定は追加込みで¥1,250程)

    この後の記事はこちらこちら

     

    松月 栄町店

    名古屋市中区錦3-23-31 栄町ビルB1

     

     

    (しょうげつ さかえまちてん)

     

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    Laughter / Ian Dury & The Blockheads

    2013年01月23日 | パンク・ニューウェーヴ

    Dury

    Laughter / Ian Dury & The Blockheads (1980)

    まずジャケを見てがっかり。「Degitally Remastered」の青いステッカー…と思いきや、思いっきり印刷されているではないか…、と聴く前からテンションが下がってしまったが、イアン・デューリー&ブロックヘッズ(Ian Dury & The Blockheads)の3枚目のオリジナル・アルバム。これはなぜかアナログでも持っていなくてアルバムとしてしっかり聴くのは実は初めて。ジャケに写っているようにウィルコ・ジョンソン(Wilco Johnson)参加だ。パブ・ロックという括りでは夢の共演。

    自分はブロックヘッズの面々には詳しくないんだけれど、普通なら強い個性でメイン・ヴォーカルのイアン・デューリー抜きにはあり得ないような気がするが、彼とは離れたり、くっついたりと紆余曲折がある。この3枚目のアルバムでいったん袂を分かち、それぞれの活動になっていくんだけれど、アルバムではそれを感じさせない相変わらずの一体感がある。

    オリジナル・アナログを持っていないので何とも言えないが、このリマスター盤は楽器の鳴りが少し貧弱に感じて(特にドラムス)残念。90年代前半によく見られた「ドンシャリ」(低音と高音を不自然に持ち上げて音をクリアに偽装)のリマスターと言う訳ではないんだが、なんかこじんまりとした感じ。実際に元の録音がそうだったのか、発表当時のリマスターでこうなったのか、どうなんだろう?

    このアルバムは出来れば最新のリマスターで改めて聴いてみたい。

    オークションにて購入(¥648)

  • CD (1998/8/28)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Hit
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    I Feel Like Playing / Ron Wood

    2013年01月22日 | クラシック・ロック

    Ronnie

    I Feel Like Playing / Ron Wood (2010)

    ロニー(Ron Wood)には失礼だが、彼のソロ・アルバムは惰性で買い続けている。一番のお気に入りはファーストの「I've Got My Own Album To Do」(邦題「俺の仲間」)だ。世間で評価が高いのは2枚目の「Now Look」かな。あとは正直愛聴とまで言えるアルバムはなく、悪くは無いんだけれど特に良くもない、といった印象が強い。それでも買うのはやはり彼らしいご機嫌なナンバーが聴けるから。前作「Not For Beginners」ともなると、「本当に初心者向けじゃないよ…」と思う事も。でも繰り返すがご機嫌なナンバーもあるんだ、ただアルバムとしてはイマイチなだけで。

    という訳で、このアルバムに至ってはオンタイムで購入することもなく、ジャケットを見ただけで「ヘタクソな絵いつまで描いてんだろ…」と知らんぷりしていた(なぜか皆さん言及しないが、彼の絵ってファンのひいき目に見ても下手ですよね)。それがふとオークションで安価で入札しておいたら落札してしまったので聴いてみた(←本当に失礼だ)。

    お、何だこの充実ぶり! 最初の曲がスローテンポなのも意外だが、どの楽曲も彼らしい快活さを残しながらしっかり腰を落としていていぶし銀の出来映え。アルバム制作時期は彼のアル中治療の時期と重なっていると思うんだけれど、そんなことはみじんも感じさせない歌と演奏。曲の完成度も高く、曲数も多過ぎず、これはいいアルバムだ。嬉しい誤算だった。すまん、ロニー。

    でもこのジャケの絵は…(笑)。

    オークションにて購入(¥738)

  • CD (2010/9/28)
  • Disc: 1
  • Format: Import, from US
  • Label: Eagle Records
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    Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92) / Tears For Fears

    2013年01月21日 | エイティーズ

    Tears_2 

    Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92) / Tears For Fears (1992)

    ティアーズ・フォー・フィヤーズ(Tears For Fears)のベストアルバムは今では何枚か出ているが、これが一番馴染み深いもの。初期3枚からの選曲で、彼らのヒット曲を知るには充分の内容。80年代半ばには大ヒットしてプロモ・ビデオも印象的だった。ファースト・アルバムは全然聴いた事がなかったが、ここでは3曲収録されている。それ以外は世界的にもヒットし、注目が集まった作品ばかりなのでベストとしては申し分ない。

    彼らの作る音楽は大まかに言うと「抑圧された精神」を題材にしているように思えるが、それがただ内省的になるだけでなく、しっかりポップスとして聴けるところが好き。主メンバー二人の力関係がどうなっているのか知らないが、現在は再結成し活動しているらしい。

    なんやかんや言って、80年代のMTVを中心としたプロモ・ビデオの流行は強烈な印象を残していて、ビデオから好きになって掘り下げていったバンドも多い。シンセの多用もあり、音楽的にはイマイチな事を言われる事の多い80年代のアーティストだけれど、自分は影響も大きく受けたし、どのプロモ・ビデオを見ても新鮮で楽しくてしょうがなかった。プロモがなければ知ることもなかっただろうアーティストも多く、未だに引きずっている。そんな人も多いんじゃないかな。

    ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (2002/12/17)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import, from US
  • Label: Polygram UK
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