ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

百代 @岐阜県岐阜市

2024年07月31日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の日野にあるラーメン屋「百代(はくたい)」へ。こちらの店は開店当初から数度訪れている。もう10年以上も前からになるのかな。今はどうか知らないが最初の頃は店主が試行錯誤して色々仕様を変えたりしていたっけ。随分と久しぶりの訪問。にしてもこの業界で10年以上って凄いこと。裏手の駐車場に車を停め店内へ。「油そば」目当てで券売機を見るも、残念ながらこの日は提供無し…(ネギの品質で提供の可不可が変わるそう)。仕方がないので「まぜそば」のボタンをポチッと押した。主人1人。この日店内はテーブル席を封じてカウンター席だけで営業している様子。券を渡して出来上がりを待つ。

しばらくして「まぜそば」が登場。店でまぜそばを食べるのってどれだけぶりかな。麺の上には角切りのチャーシュー、水菜、刻み青ネギ、海苔、メンマ、茹で玉子半分。麺は中太麺でつるんとした麺肌のもの。下から箸とレンゲでしっかりと混ぜていただく。濃いめのたれが絡んで、もちろん旨い。わしわしと食べていくも、だんだん単調になるのはまぜそばの常。彩りや価格の安さを別にしても自分が最も難しい食材だと思う水菜。茎の苦みが強く、他の旨味の要素をチャラにしてしまうくらいインパクトがあって難しいと思うんだけれど…。なんて思いつつも3分もかからず全て平らげてご馳走様。次こそ「油そば」がある時に。(勘定は¥850)

らぁ麺や 百代(はくたい)

岐阜県岐阜市日野南7-1-1

 

( 岐阜 ぎふ はくたい ラーメン まぜそば 油そば あぶらそば 自家製麺 中華そば みずな )

コメント (2)
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Tattoo You (Deluxe Edition) / The Rolling Stones

2024年07月30日 | クラシック・ロック

 

Tattoo You (Deluxe Edition) / The Rolling Stones (2021)

ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の1981年作品「Tattoo You」の40周年を記念して発売されたデラックス盤2枚組。1枚目はオリジナル・アルバム、2枚目には「Lost & Found - Rarities」と名付けられた未発表曲が収録されている。ちなみに82年ウエンブリーでのコンサートを収録した2枚を加えたスーパー・デラックス盤もあるが、そちらはまだ未購入。飢餓状態だった80、90年代頃には数多のブートレグにまで手を出してボロボロの音質のレコード盤にかじりついて聴いていたというのに、こうして毎年のようにいくつもいくつも発表されるようになると途端に出足が遅くなるという情けない状態…。実際「From The Vault」シリーズや、各デラックス・エディション、発掘ライヴ盤だって、昔なら擦り切れる程(CDなので擦り切れないが・笑)聴いたろうと思うが、今は流して聴く程度の熱の低さ。酷いファンだ。

「Rarities」収録の楽曲はブート時代からお馴染みの曲もあれば、全く初めて聴くものもあった。当時は粗悪な音だけでしか聴けなかった「Start Me Up」のレゲエ調の初期ヴァージョンなんて感涙もの。そもそもオリジナル・アルバム自体が当時お蔵になっていた曲を掘り起こして造られた寄せ集め。当時はそんな事情は知らなかったのでニュー・アルバムとして捉えて聴いていたが、当時純粋な新曲は2曲ぐらいしかなかったはず。それでも名盤と呼ばれるようになったのは、プロデューサーとしての彼らの技量でもあるし、10年そこそこのストックからの放出だったから違和感が無かったということもある。この盤はもちろん現時点で正規発売するためにオーヴァー・ダブされていたり改変されていたりするので、当時のままでないのは承知の上。でもやはりオリジナル・アルバムの「Lost & Found」というなら、せめてヴォーカルはランスルーや未完成でも全て当時のままのミック(Mick Jagger)の声でないとしっくりこない。いっそのこと、これらの曲(他のデラックス盤の未発表曲も含めて)を完全に現在のバンドのメンバーとミックのヴォーカルで新曲として録音し、つまり新「Tattoo You」としてニュー・アルバムにしてしまった方が良かったんじゃないか。と、贅沢なことを言ってみる。

ネット・ショップにて購入(¥1,805)

  • Label ‏ : ‎ Polydor
  • ASIN ‏ : ‎ B09CG5RBHZ
  • Disc ‏ : ‎ 2
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早苗寿司 @名古屋市中村区・松原町

2024年07月30日 | 名古屋(中村区・西区)

ある日曜の昼、中村区の中村郡道辺りを散策していて、昼は洋食の「一楽」へ。でも店内に気配はすれど、なかなか暖簾が掛からない。確か日曜の昼は営業していたと思っていたけれど変わったのかな…。という訳で昼食は近くの「早苗寿司」の暖簾をくぐってみることに。いかにも町の寿司屋といった風情。店内は冷蔵ケースのあるカウンター席の他にテーブル席もある。年配のご夫婦と高齢の女将さんでやっていらっしゃるようだ。カウンターの端の席に座らせてもらった。背中の壁に品書きが貼ってある。”ランチサービス”とある中に「にぎり寿司(赤だし付)」というのがあったのでお願いした。「食べられないものはありますか?」と主人。雑食なので「ありません」と返事して主人の調理が始まった。

しばらくして下駄に盛られた「にぎり寿司」が登場。これに味噌汁、小鉢の豚肉と大根の煮物、水菓子(オレンジ)が付く。握りは鮪の赤身が2つ、海老、タコ、イカ、穴子、玉子、いなり、となかなか盛り沢山。こういう店には珍しく握りはやや細身。タネの調子も良い。この時間帯定番のテレビのNHKのど自慢の音だけ聞きながら熱いお茶でパクパクっと口に入れていった。旨いなァ。綺麗に平らげて勘定してもらう。値段を見ていなかったので「800円です。」と女将さんに言われてびっくり。安っ。もちろん昼のサービス品だからだろうが、にしても安い。次は「ちらし寿司」か、それとも夜に一杯やりがてら暖簾をくぐってみようかな。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 近くの「ほのか小学校」のすぐ北にある住宅(建築詳細不明)。最初は蔵かなと近寄っていくと横に木戸の玄関がある。まさかこの建物が住居になってる? いや、まさかね。多分奥に住居部分があるのだろうが、裏手の平屋部分がそうかな。

 

↓ 中村郡道沿いに残る長屋(建築詳細不明)。一部は住人が抜けている雰囲気があるが、現役なのが素敵。大門が近いが三業に関わる建物ではなさそうな感じ。交差点角に当たる棟(写真下2,3枚目)は2階にL字に欄干があったりするので、昔も通りはこんなだったんだろう。きっと賑やかだったんだろうなァ。

 

 


 

 

江戸前 立喰 早苗寿司

愛知県名古屋市中村区松原町4-58

 

( 名古屋 なごや 松原 さなえ寿司 さなえずし 鮓 鮨 すし にぎりずし 握り寿司 ランチ 定食 近代建築 長屋建築 旧街道 )

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はしだ @愛知県江南市

2024年07月29日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の古知野町(こちのちょう)にある揚げ物の店「はしだ」。創業は昭和39年(1964)で現在2代目とのこと。持ち帰り専門店だが日曜休みで平日も昼営業が1時で終わってしまうので、なかなかその時間までに店に辿り着けず間に合わなかったことも何度か。かといって夕方にこの辺りに居ることは少ないし…。この日は土曜で近くに居ることが分かったので店に向かうも、昼営業の残り時間は10分程。幸いギリギリ間に合って店に入ることが出来た。調理場には主人、そしてアルバイト女性が1人。お願いしたのは「コロッケ」と「ミンチカツ」を3つづつ。注文が入ってから揚げ調理が始まる。

出来上がった品を受け取り、とりあえず駐車場の車の中でひとつづついただくことに。あっつあつの紡錘形の「コロッケ」を取り出し頬張る。衣はサクサク。中のジャガイモは下味が強くなく、芋の味がしっかりと味わえて旨い。すぐに車のシートと服はこぼれた衣だらけになってしまった(笑)。次は「ミンチカツ」。ずしりと重く厚さもある。衣は共通。肉の食感は粗目で他に玉ねぎが使ってある。こちらも旨いなァ。何もつけずともあっという間に平らげてしまった。もちろん手は油でベタベタだし、軽く舌先も火傷(笑)。駐車場から車を出す頃にはもう店はクローズド。残りは持ち帰って夜に妻といただいた。他のも味わいたいけれど、時間がなァ…。(勘定は¥960)

 

とんかつ・ころっけのはしだ

愛知県江南市古知野町小金55

 

( 江南 こうなん こちの はしだ 橋田 コロッケ 持ち帰り テイクアウト 揚げ立て )

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DAN(だん) @岐阜県羽島郡岐南町

2024年07月28日 | 岐阜県(岐阜)

岐南町にある喫茶店「DAN(だん)」へ。こちらモーニング・サービスやランチで有名な店。訪れるのは初めて。ランチ提供ギリギリの時間に店に到着した。店内はカウンター席以外全て満席。先客はみな昼食を終えてゆっくりしているところのようだ。目当てだった「三段重ランチ」は残念ながら既に売り切れだそう。カウンターの上に先客が食べ終わった三段重が山積みになっていた。遅かったか。店は年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。女将さんにランチで提供できるのは「ハンバーグ」か「オムライス」と言われたので「ハンバーグ」でお願いした。

先に、きんぴらごぼう、玉子焼、煮物、きゅうりの和え物、それに玉子のスライスがのってドレッシングのかかったミニサラダが提供された。ランチの内容を知らなかったのでびっくり。すごい品数だなァ。きっとこちらは「三段重ランチ」にも入っているおかずだろう。そして四角い鉄板に盛られた「ハンバーグ」と平皿のライス、少し遅れて味噌汁も到着した。ハンバーグの下には玉ねぎが敷かれ、ソースには野菜やマッシュルームも使われている。付け合わせには青菜やスパゲッティ、ポテサラ。一体全部で何種類のおかずがあるんだ。沢山のおかずでハンバーグの印象が薄くなってしまう程(笑)。全て平らげるとお腹もいっぱいに。勘定してもらおうと席を立つと「アイスクリームお持ちしますので。」と。デザートまであるのかー。参りました。生クリームとチョコスプレーで飾ったアイスも完食。これだけいただいたら「三段重ランチ」でなくとも大満足。次は壁に貼ってあった「”当店の人気者” 厚焼き玉子サンド」を食べてみようかな。(勘定は¥800)

 

DAN(だん)

岐阜県羽島郡岐南町八剣北4-15

 

( 岐阜 ぎふ ぎなんちょう ダン 喫茶DAN ランチ 三段重 モーニング モーニングサービス 珈琲 コーヒー )

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福田屋 @名古屋市千種区・池下 (2)

2024年07月27日 | 名古屋(千種区・守山区)

池下の南、入り組んだ細い路地の中の住宅街にある大衆食堂「福田屋」へ。早い時間から開いている店だが、この日は別の和菓子屋に用事があって、店に着いたのはちょうど昼時。店の前の駐車場はいっぱいでなかなか空かず、仕方なく隣のコインパーキングに車を入れた。店に入ると先客は5組も。日曜とあって家族連れもいるし、こちらは出前もするので立て込んでいるようだ。唯空いた小上がり席のひとつに腰掛け、何にするか迷う。ここはセット物が充実しているが、給仕の女将さんにお願いしたのは「オムライス」(←結局それか)。注文が通った間にも出前の電話が入って来る。外から主人と思しき男性が出前から帰って来た。あれっ?すると厨房で調理をしているのは…。

しばらくして白い楕円の平皿で運ばれた「オムライス」はもちろん薄焼き玉子包みタイプ。こちらのは体高が高く、こんもりと紡錘形に整えられている。かけられたケチャップは多め。紙ナプキン巻のスプーンを解きいただいていく。中はチキンケチャップライスでベジタブルミックスが使われている。味付けは薄めなので上のケチャップをスプーンでちょこんと付けながらいただくと丁度いい塩梅。まだ後客も入って来たのでパクパクっと平らげて席を空けた。次は市バスか歩きで来て一杯やろうかな。(勘定は¥660)

以前の記事はこちら (1

 

食事処 福田屋

愛知県名古屋市千種区丸山町3-47

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした ふくだや 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン 定食 朝食 洋食 うどん とん汁 豚汁 )

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Demolition 23. / Demolition 23.

2024年07月26日 | パンク・ニューウェーヴ

Demolition 23. / Demolition 23. (1994)

1993年に元・ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のマイケル・モンロー(Mchael Monroe)と、サミ・ヤッファ(Sami Yaffa)が結成したバンド、デモリッション23(Demolition 23.)を今更ながら購入。先の来日公演でも一緒だった2人、余程気があっているんだろう。購入したのは予習も兼ねてその公演の直前だったが、ライヴでもこのアルバムの曲が演奏されていてとても出来が良かった。ニュー・ヨークのかのパワー・ステーションで録音されたアルバムにはギタリストの故・ジェイ・へニング(Jay Hening)とドラムスのジミー・クラーク(Jimmy Clark)が参加。プロデュースはE・ストリート・バンド(E Street Band)でお馴染みのリトル・スティーヴン(Little Steven)。ちょっと意外な選任の気がしたが、80年代半ば頃からマイケルと親交があったのだそう。

ハノイ・ロックスはもちろんパンクに影響を受けていたが、ここでも彼らのフェイヴァリットだったろうジョニー・サンダース(Johnny Thunders)「I Wanna Be Loved」、U.K.サブス(U.K. Subs)「Endangered Species」、デッド・ボーイズ(The Dead Boys)の「Ain't Nothin' To Do」なんかのカヴァーを演っていて彼らの出自も垣間見える。ストレートなカヴァーだがいい感じ。まるで自分達の曲のように違和感がない。出色はやはり01、02なんかのライヴでも披露されたナンバー。マイケルの明るいキャラクターが表に出つつも素晴らしいロックンロールになっている。昨年は再結成して短期ツアーも行った模様。このアルバムは当時日本でもまあまあ売れたらしいので(→故に中古盤が安い)、このバンドでの来日なんてあれば面白いのに。

ネット・ショップにて購入(¥266)

  • Label ‏ : ‎ マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B00005MWNA
  • Disc ‏ : ‎ 1
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コーヒースタンド @岐阜県中津川市

2024年07月26日 | 岐阜県(東濃)

バイクで岐阜県中津川市へ行った際、休憩に立ち寄ったのはJR中津川駅構内にある喫茶店「コーヒースタンド」。こちらは以前に立ち喰いそばをいただいた「根の上そば」の隣にある。待合に入ると出汁の香りが漂っていて立ち喰いうどんは盛況な様子。戸を引いて中に入る。店内は黄色い椅子がかっこいいカウンター席とテーブル席が3つほどとこじんまり。ただテレビは点いているが誰も居らず、声をかけても出てくる気配が無い。店内にある色紙とかを眺めていると”梅信亭”なんて書いてあるので、こちらも隣と同じく駅弁などを手掛けていた料亭「梅信亭」から勧められ営業を始めたという創業明治36年の「安田商店」が経営に関わっているようだ。

カウンター席に腰掛けて待っているとしばらくしてホーム側から主人と思しき男性が「すいませーん。」と戻って来た。留守の間に決めておいた「Ice creamセット」の「キャラメルナッツ」をお願いした。コーヒーは濃い色合いと味わいのもの。その場で淹れているのは見えなかったので”鍋コーヒー”かもしれない。アイスクリームは冷蔵庫から取り出した業務用のバニラ風味のアイスクリームにHERSHEYのシロップをかけたもの。少しづつ口に入れながら濃いコーヒーを啜って休憩させてもらった。(勘定は¥500)

 


 

↓ バイクで城山大橋を通った際、橋の上から以前に訪問した「苗木城跡」を望む。年々高所恐怖症が酷くなる自分は、この大きな橋にバイクを寄せているだけで動悸が激しくなり、足がすくんでしまう…。

 

 


 

 

コーヒースタンド

岐阜県中津川市太田町2-1 JR中津川駅構内

 

( 中津川 なかつがわ 中津川駅 喫茶 コーヒー 珈琲 喫茶店 純喫茶 アイスクリーム 立喰そば 立ち食いそば ねのうえそば 梅信亭弁当部 ばいしんてい 駅弁 苗木城址 )

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五月 @岐阜県岐阜市

2024年07月25日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市庵町にある食事処「五月」へ。店は以前に訪れた中華料理の「左門」と同じ並びのテナントに入っている。近くに大きな斎場があるが、通り抜けられるような場所でもない為、なかなか分かり辛い場所かも。こちら土日休みの店なのでなかなか機会が無く、ある平日の昼間に時間が空いたので寄ってみた。店前の駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。店内はカウンター席と小上がり席が4つ程。居酒屋風情で、座ったカウンター席には焼酎の瓶や黒烏龍茶のペットボトルが並んでいる。年配の女性主人が1人でやっていらっしゃる様子。ランチは6種類あって表の黒板と店内の壁に貼り出してあった。その中から選んだのは「豚生姜焼」。

先客に続いて「豚生姜焼」が運ばれた。盆にのっているのは鉄板の生姜焼きと、小皿の味噌奴、大根の煮物、大きなたくあん、味噌汁、そして茶碗にこんもりと盛られたご飯。鉄板で熱々の生姜焼きはしっかり濃いめの味付け。味わいからするとにんにくも使ってあるかな。ご飯の進む味付けで旨い。大きめの豚肉と玉ねぎで量もしっかり。これでこの物価高の令和時代にワンコインとは恐れ入る。ご飯の調子だけは今ひとつだったが、全部綺麗に平らげて勘定してもらった。次は夜の居酒屋営業時間に立ち寄ってみたいなァ。(勘定は¥500)

 

お食事処 五月

岐阜県岐阜市庵町23

 

( 岐阜 ぎふ さつき ランチ 定食 居酒屋 酒場 しょうが焼き 豚しょうが焼き ワンコインランチ )

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二ツ玉 @名古屋市西区・円頓寺 (2)

2024年07月24日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

久しぶりに円頓寺本町商店街の麺類食堂「二ツ玉」へ。この日は亀島のある食堂に振られ、こちらまで歩いて辿り着いた。そのせいで昼には少し遅い時間に店に着いたが、”厚生省認可”と書かれた暖簾をくぐると店内はテーブル席も小上がり席も満席の盛況ぶり。ちょうど小上がり席が空いたが、座るなり女将さんが「カツ丼売り切れてますがいいですか?」と。この日の目当ては別だったので「ハイ」とそのまま座らせてもらう。外は暑かったが、しっかりと冷房が効いている中「みそにこみ」を食べている人が多い。外から来たばかりの自分は「冷麦」と迷ったが、結局来る前から決め打ちしていた「天南丼」をお願いした。この地方特有の絶滅危惧丼です。

しばらくして味噌汁とたくあんと共に運ばれた「天南丼」は、ご飯の上の片側に海老天、もう片側に細く切った長ネギが配置されている。煮込まれたつゆは多めでご飯の下に溜まるくらい。海老天はかなりの厚化粧で、小さめの海老が倍の大きさに変身(笑)。ネギは少しシャキッとした食感が残るくらいに煮込まれている。海老天の衣がしっかりとつゆを吸って旨い。思ったよりご飯の量が多かったので食べ切れるか不安になったが、ちょっと変わった風味の赤出汁を挟みながら結局綺麗に平らげた。常連客と主人夫婦の話をそれとなしに聞いていると、跡継ぎは居ないらしいので当代で店は終わりだろうとのこと。こちらのそばは手打ちらしいので次は食べてみたいナ。(勘定は¥830)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 店に向かう途中の「株式会社ノリタケカンパニーリミテド 事務本館(旧・日本陶器事務所)」(昭和12年・1937・建造)。鈴木禎次設計。戦前に建てられたこういう大きな建物の中はどんな装飾がされているのか1度見てみたいな。

 

↓ 西円頓寺商店街にある長屋「名駅2丁目長屋」(明治~大正年間・建造)。店が入れ替わりながらリノベを繰り返してしぶとく残っている8軒長屋。現在は法人所有らしい。こういうテナントは2階も借りるのかな?。名古屋市の登録地域建造物資産に指定されている。

 

 

↓ これも同じ通りにある「旧・山英商店」(昭和7年・1932・建造)。かつては味噌・たまりの製造販売で創業したのだそう。こちらも名古屋市の登録地域建造物資産に指定されている。

 

 


 

 

めん処 二ツ玉

愛知県名古屋市西区那古野 2-13-20

 

( 名古屋 なごや 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 ふたつたま 大衆食堂 食堂 てんなんどん 天なん丼 うどん 蕎麦 きしめん 志の田丼 しのだ丼 木の葉丼 このは丼 近代建築 )

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