ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

英吉利西屋珈琲店 @名古屋市中区・伏見

2024年06月30日 | 名古屋(中区)

時々呑みで利用する伏見のパブ「英吉利西屋」。同じ伏見にこちらと同系列と思しき(未確認)喫茶店があると知ったのはまだ最近。店の住所に行ってみると「むらさきや」のすぐ隣。こちらは時々利用しているのに全然気が付かなかったなァ。パブと同様「EGERESUYA」という綴りのローマ字。店は階段を昇った2階にある。店内はダークウッドでシックな意匠。洒落たペンダント・ライトが下がる落ち着いた雰囲気。店員は男性1人。テーブル席に腰掛けて壁のメニューを眺める。この日はまだ朝食を摂っていなかったので「英吉利西屋ブレンド」というコーヒーを「ハムエッグSet」でお願いした。流れるBGMはジャズ。途中で好きなジミー・スミス(Jimmy Smith)の「The Cat」になったので分かったが、飾ってあるジャケットも変わったのでちゃんとレコードをかけているのかも。

音楽に耳を傾けながら待っていると「英吉利西屋ブレンド」と平皿に盛られた「ハムエッグ」が運ばれた。黄身がゆるめの目玉焼きにハム、サニーレタス。これになかなかの厚さのトーストが1枚分付く。ケチャップのボトルも置かれた。自分はコーヒーの時にミルクは使わないが、用意されたものはちゃんと冷蔵された牛乳だ。コーヒーはすっきりとした味わい。朝なのでそんなに重くなくいい感じ。トーストをかじりながら目玉焼やハムをいただく。途中でケチャップも少したらしてトーストと一緒に口に入れた。こんな店にもアジア系外国人のカップル客が居る。ホテルに朝食も付いているだろうによく調べて来るものだ。落ち着いた店で好きな音楽と旨いコーヒー。申し分のない朝食になった。(勘定は¥550)

 

 

英吉利西屋珈琲店

愛知県名古屋市中区錦2-16-13

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ エゲレスヤ エゲレスヤコーヒー店 イギリスヤ 喫茶 純喫茶 モーニングサービス モーニング 珈琲 ジミースミス )

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潜龍 @岐阜県岐阜市

2024年06月29日 | 岐阜県(岐阜)

老母の米寿の祝いに岐阜市の「潜龍」へ。創業は思っていたより古くなく昭和41年(1966)とのこと。すでに7人の孫連中も1人を除いて皆が社会人なので、日曜とはいえ都合がついたのは自分を含めて9人。それぞれ東京、大阪、名古屋から日帰りで食事会に集まった。当日は前日からの大雨で目前の長良川も濁流がちょっと恐ろしいほど(写真下1枚目)。天気が良ければ食事の前に少し川岸を散歩して、なんて思っていたけれど叶わず。母を連れて店に入った時にはすでに皆揃っていた。「藍水」と名付けられた部屋へ(写真下2枚目 HPより)。煎茶と茶菓子(たぶん「万年堂」のおちょぼ)が出され、部屋から濁流と霞がかかった金華山山頂の岐阜城を眺めつつ、再会を喜ぶ(写真下3枚目)。鉄板を目の前にした席に腰を下ろし記念撮影などしてもらい、店からは母にサプライズのプレゼントが。給仕の女性数名に加えて、焼き担当は男女1名づつ。

 

まずはシャンパーニュ(Boizel)で乾杯。車の事もあって酒を呑めるのは自分と母を含めて5名。牛肉のしぐれ煮、ローストビーフ、グリーンピースの冷製スープ、生野菜サラダなどが出され、この日のメインである「アイボーンステーキ」が披露された。大迫力の分厚い骨付きの肉塊が2つ。目の前の鉄板に牛脂と大量のスライスしたニンニクが敷かれ、その上にどーんと肉が置かれる。皆「匂いがもう美味しい!」と期待通りのリアクション(笑)。蓋をしてじっくりと焼きが始まる。

泡の次は赤ワイン、ボルドー(Naturalma)とカリフォルニア(Abstruct)のボトルを開けた。焼き加減は各自がリクエスト。自分がお願いした焼き加減はミディアムレア。ヒレとサーロインがカットされ陶板の上に置かれる。用意されたのは塩と醤油タレ+辛子。別皿に大根おろし。日本でステーキというと結局この2つの味になるんだなァ。肉の旨さは言わずもがな。勿体ない話だが、普段好んで赤身を食べる自分には肉質が良過ぎてヒレもサーロインも区別がつかないくらい(←酔ってるだけ?)。

残念ながらこの日、妻は体調不良で直前にキャンセル。万難を排していたはずだが体だけはどうにもならない。楽しみにしていただけに可哀そう(→多分、後日別枠で連れて行くことになるんだろうなァ・苦笑)。高齢だけに色々とおぼつかなくなってきている母も、この日は孫の手を借りつつもシャキッとしていい感じ。店の方もおっしゃっていたが長寿の人はみな肉が好きだそう。母も後半の野菜や「麩兵」の焼き麩こそ食べ切れず残していたが肉はペロッと完食。丈夫な胃だ。みなさん、健康で長生きするには肉ですよ(笑)。

賑やかに食事会が進む。最近アルコールを控えていたので、ワインをカパカパと空けていた自分も後半になってくるとだんだん酔いが回って来た。子供らに訊くとそうは見えなかったそうだが、最後に出たご飯と味噌汁、フルーツ辺りはあまり覚えていない体たらく(苦笑)。それでもホストなのでしっかりと支払いを済ませ、店を後にした。せっかく遠くからこの為に集まってくれた連中もこの天気ではどうしようもない。残念。妻曰く、家に帰ったら皆かなりニンニク臭かったそうだ。そりゃそうだ、大量のニンニク・チップを口に入れたもの。みんな新幹線の車中は大丈夫か?(笑)。皆で来年から母の誕生日はここにしようかなんて話していたが、オイオイこっちの財布も心配してくれヨ…(泣笑)。取り敢えずは母も喜んでいたようでヨカッタ。(勘定は¥220,000程/9人)

 

 

御座敷肉料理 潜龍

岐阜県岐阜市長良14

( 岐阜 ぎふ 長良川 ながらがわ せんりゅう ステーキ 肉料理 鉄板料理 黒毛和牛 米寿 べいじゅ 88歳 八十八歳 岐阜城 鵜飼い 長良川鵜飼 )

コメント (8)
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Off The Soundboard : Tokyo 2001 / Kiss

2024年06月28日 | ハードロック・へヴィーメタル

Off The Soundboard : Tokyo 2001 / Kiss (2021)

2021年から始まったキッス(Kiss)のオフィシャル・ライヴ・ブートレグ・シリーズ「Off The Soundboard」。第1弾は2001年3月13日の東京ドーム公演。当時のメンバーはポール・スタンレー(Paul Stanley)、ジーン・シモンズ(Gene Simmons)、エース・フレーリー(Ace Frehley)というオリジナル・メンバーにエリック・シンガー(Eric Singer)が復帰して加わっている。自分はこの頃まだしっかりキッスを聴いていなくて、アルバムは編集盤を数枚持っていた程度。もちろんどういう公演だったかどうかも知らなかった。調べてみるとオリジナル・メンバーでのリユニオンが崩壊して解散ツアーをやったのだが、途中でピーター・クリス(Peter Criss)が抜けてシンガーが復帰という流れだったよう。

タイトル通りサウンドボードからの録音ということで客の歓声はどうかなと思ったがしっかりと収録されていてミキシングもちゃんとしていて臨場感もある。どうして急にブートレグ・シリーズと銘打ったのかは知らないが、普通にライヴ・アルバムとして通用するぐらいのクオリティだ。解散ツアー(当時)とあっても20年以上前の音源とあってポールの声も若々しく感じるし、さすがプロフェッショナル集団、ロック・ライヴとして隙が無い。隙があるのは時折怪しいエースのギター演奏ぐらいか(笑)。愛に溢れて(流れを止めがちなくらい・笑)サービス精神たっぷりのポールの日本語混じりのMCや、お約束のパイロなどのギミックも満載(音しか聞こえないが)。この頃のステージも観てみたかったなァ。

ネット・ショップにて購入(¥1,426)

  • Label ‏ : ‎ UME
  • ASIN ‏ : ‎ B08WZ8X7C2
  • Disc ‏ : ‎ 2
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芳光 @名古屋市東区・徳川園 (3)

2024年06月28日 | 名古屋(東区・北区)

普段は日曜休みなのでなかなか機会が作れないが、祝日なら営業している徳川園南の和菓子屋「芳光」へ。随分と久しぶりの訪問。創業は昭和40年(1965)。こちらの当代は岐阜市の「虎屋本店」の次男なのだそう。知らなかった。横の駐車場に車を停めて店内へ。こちらの名物と言えば「わらび餅」。並んでいる菓子を見ると、この日はこどもの日を過ぎていたが、まだ「粽(ちまき)」や「柏餅」も並んでいた。もう子供は大人になって外に出ているが両方買って帰ることに。もちろん「わらび餅」も。

家に帰って妻といただく。「粽」は笹の葉を解くと螺旋状に白と薄い桃色の縞模様になっている。水分がたっぷりでしっとり。口に入れるとじわじわと淡い甘さが感じられる。旨いなァ。「柏餅」の中はこし餡。柏餅ってあまり食べないので他は知らないが、包まれている皮は艶々でちょっとぷるんとした食感。「わらび餅」は相変わらずとろける口当たり。最初にこれを頂いた時にはビックリしたものだ。手で摘んで持ち上げられないので下敷きのビニールごと掌にのせてパクッと。旨い。次は干菓子も買ってみようかな。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 

御菓子所 芳光

愛知県名古屋市東区新出来1-9-1

 

( 名古屋 なごや 徳川園 とくがわえん 出来町通 よしみつ 蕨餅 わらびもち ちまき かしわもち 子供の日 塩芳軒 川口屋 虎屋本店 花乃舎 )

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木むら @岐阜県岐阜市

2024年06月27日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市金華町にある味噌煮込みうどんの「木むら」へ。店は長良北町交差点近くの商業テナントの1階にある。車を停めて暖簾をくぐると店内はカウンター席と小上がり席が2つ程。ちょっと雑然とした居酒屋風情。実際に焼酎の瓶が並び、先客もビールを開けている。メニューには一品物も沢山。主人に注文しようとすると女将が出前で不在だとかで「ちょっと待って。」と。女将が居ないと手一杯なのかな。しばらくして女将さんが外から帰って来た。お願いしたのは「手打味噌煮込みうどん・玉子入」。待っている間に主人からケチャップをかけた焼きウインナーがサービスで置かれた。目の前のカウンターには今年で25周年という貼紙がある。そんなに前からある店だとは知らなかった。

しばらくして熱々の土鍋の「味噌煮込みうどん」が登場。呑水とれんげも用意された。具材は生玉子の他、油揚げ、長ねぎ、カマボコとシンプル。手繰った手打ち麺は縮れているが太くはなく、口に入れるとゴワッとした食感がある。旨い麺だなァ。濃い色をしたつゆはしっかりとした八丁味噌の味わいと出汁加減が良く、旨い。店の幟からいくと味噌は「カクキュー」のようだ。途中で玉子を潰してつゆを汚さないよう気をつけながらいただいていく。麺を食べ終わってもつゆを口に運ぶれんげが止まらない。ほとんど飲み干してしまった。メニューには「みそ中華」もあったけれど、この味噌を使うのなら食べてみたいナ。呑みで使うのもいいかも。(勘定は¥980)

 

手打味噌煮込うどん お食事麺処 木むら

岐阜県岐阜市金華町1-5

 

( 岐阜 ぎふ きむら 木村 手打ち 手打 みそにこみうどん 味噌煮込みうどん みそ煮込うどん みそ煮込みうどん 居酒屋 中華そば )

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岩正 @名古屋市東区・筒井 (3)

2024年06月26日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

NHKの朝ドラを毎日欠かさず観ている妻。現在放送中の「虎に翼」ではいくつかのロケを名古屋市内で行っている。そのうちのひとつ「名古屋市政資料館」に行ったことがないというので案内した。見学が終わって昼食の店を思案。以前にテレビで見たと言っていた筒井商店街の「岩正」にも行ったことがないそうなので店に向かってみた。

最近は駐車場が空かないし、店の前の行列を敬遠していたので自分も随分と久しぶり。創業は明治35年(1902)で現在4代目。この日も店の前に並びこそ見えたが、運良く少し離れたマンションの1階にある駐車場が1台空いたので車を滑り込ませて並びの最後尾に着いた。自分達の前には3組居たが回転は意外と早く、すぐに呼ばれて店内へ。この回転の速さならもっと立ち寄ってもいいな。入口近くのテーブル席に腰掛ける。当代若女将と高齢の先代が給仕を担当。注文したのは自分が「手打 きしめん」と「味噌カツ丼」。妻が「手打 天ぷら煮込」。妻は最初玉子は付けないって言っていたのに若女将に「玉子落としますか?」と訊かれ、「ハイ。」と即答(苦笑)。

さほど待つことなく品が運ばれた。「きしめん」は油揚げ、ほうれん草、カマボコ、刻みネギ、そして花鰹という定番の具材で飾られ、つゆはたまり醤油由来か少し甘味の感じられる典型的なきしめんのつゆ。麺は薄平タイプで軟らかめの茹で加減。旨い。「名古屋のきしめんとは?」と訊かれて「これです」と出せるような一品だ。表のショーケースには”特製”とある「味噌カツ丼」はこちらのスペシャリテ。大きめのカツがしっかりと濃い色の赤味噌たれに浸っており、玉子も染まって判別出来ないほど真っ黒。でも見た目ほど強い味付けではなく、ご飯の白い所もちゃんと残っている。久々だったが旨い。妻にも分けたが初めて食べる味わいだそうだ。ま、確かに他所のみそかつ丼とは違うよね(←そもそも彼女は味噌カツを食べないが)。妻の注文した「煮込」はもちろんみそ煮込みうどんのこと。こちらの麺も手打ちだそうだが煮込みとしては細めで手揉みなのか縮れている。こちらも口に合ったようで良かった。勘定は安いし、回転も早かった。立ち寄る頻度が上がるかも。次は絶滅危惧の「天南丼」で。(勘定は¥1,950)

以前の記事はこちら (1)(2

 


 

↓ 現在のNHK朝ドラ「虎に翼」のロケ地「名古屋市市政資料館(旧・名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎)」(大正11年・1922・建造)。実際に主人公のモデル三淵嘉子がこちらに初の女性判事として赴任(昭和27年)したらしい。普段は近代建築にあまり興味のない妻も「あ、ここも、ここも映ってた!」と大感激(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

↓ こういう古い建物では調度品に焦点を絞って観察するのも面白い。どれも既製品ではないワンオフで凝っていて素敵。今これを注文して造ってもらったらいったい幾らになるのか…。下1枚目は壁の照明スイッチ。これも素敵。

 

 

 

↓ 市政資料館の向かいにある古い建物、通称「弁護士長屋」(建築詳細不明、戦前らしい)。弁護士の事務所が連なっていたのだとばかり思っていたが、実際は今も昔も司法書士(代書人と呼ばれた)の事務所が入っていて、裁判所に提出する書類を書いてもらうために弁護士が並んだからそう呼ばれたらしい。

 


 

岩正

愛知県名古屋市東区筒井1-12-17

 

( 名古屋 なごや つつい 代官町 いわしょう 岩正手打ちうどん店 岩正手打うどん店 みそ煮込 味噌煮込み みそにこみうどん みそかつ丼 味噌かつ丼 近代建築 NHK連続テレビ小説 伊藤沙莉 )

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サンパール @岐阜県本巣郡北方町

2024年06月25日 | 岐阜県(岐阜)

ある休日、あまりに天気が良かったのでバイクを出して、どこという目的無しに岐阜県北方町方面へ。古い町並みが残る地域は地元のお祭りなのか法被を着た人が大勢外に出て通行止めになっている(訪問5月初め)。昼が過ぎていたので少しお腹に入れたいなと何軒か回ってみるがどこも休み。幹線道路に出ればチェーン店は色々あるのだが…。そこで唯一開いていた喫茶店「サンパール」へ。店は細い路地の中にあり駐車場はあるが、車だと入って行くのに躊躇してしまうかも。店内は派手なシャンデリアがあって、花柄のカーテンとソファなど昭和な雰囲気満載。隣の棟には雀荘もあったようだ。”お食事メニュー”は壁に貼られている。お願いしたのは「スパゲティー」。「はい、スパワンでーす!」と高齢の給仕女性(女将?)が厨房にオーダーを告げる。

しばらくして運ばれた「スパゲティー」は熱々の鉄板(ステーキ皿)に盛られた玉子敷きタイプでケチャップ味の所謂”イタリアン”スパゲティー。メニューに”鉄板”とか”ナポリタン”(この辺りでは”イタリアン”)とか書かれていなくて「スパゲティー」の表記だけでこういうのが出てくるのが何だか嬉しい。何と味噌汁付きで、もちろん粉チーズとタバスコが用意されている。早速フォークを入れていく。玉子液は縁に流し込むタイプ。麺は通常の太さ(1.6㎜程度)。具材はピーマン、玉ねぎにハムがたっぷり。「あぁ、これぞ…」という典型的で理想的な喫茶店の味。旨いなァ。いつものように若干舌の先を火傷させながら一気呵成にいただいた。次は「オムライス」か「カツカレー」を。(勘定は¥500)

 

 

サンパール

岐阜県本巣郡北方町北方1734-5

 

( 岐阜 ぎふ 北方 きたがた 喫茶サンパール SUN PEARL スパゲッティ スパゲッティー 鉄板スパ 鉄板スパゲティー 喫茶メシ ランチ 洋食 )

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Owari / Stick Men feat. Gary Husband

2024年06月24日 | プログレッシヴ・ロック

Owari / Stick Men (2020)

トニー・レヴィン(Tony Levin)を擁するスティック・メン(Stick Men)の2020年来日公演のライヴCD。彼らのライヴ・アルバムは日本語を使用するのが慣例になっているのか「Owari(終わり)」と名付けられている。このツアーはコロナ禍によって来日公演初日の名古屋公演(1st.セット、2nd.セット)以外は全てキャンセルになり、後に予定していた中国公演もキャンセルになったので唯一の音源となっている。ベースのトニー、ドラムスのパット(Pat Mastelotto)、タッチ・ギターのマーカス(Markus Reuter)というメンバーに加え、レヴェル42(Level 42)などで活躍したゲイリー・ハズバンド(Gary Husband)が参加。

「Hajime」と名付けられた幻想的なインタープレイから始まるアルバムは、彼らの代表曲やキング・クリムゾン(King Crimson)の曲を含めて10曲。サウンドボード・ダイレクトと思われる録音は、全員バカテク+へヴィー・サウンド、それに観客の歓声はほとんどオフとあって、これホントに編集なしのライヴ音源?と訝ってしまう完成度。変拍子で複雑な構成の曲でもメンバーはいつも通り涼しい顔して演奏しているんだろうなァ。ドラム・プレイヤーでもあるゲイリー・ハズバンドはキーボードのみの参加みたい。大きくスタイルが変わっている訳ではないが、定番曲にもちょっとしたスパイスを加えている。

ネット・オークションにて購入(¥650)

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蘭 @名古屋市北区・楠

2024年06月24日 | 名古屋(東区・北区)

以前は某地図アプリにも載っていなかった楠の喫茶店「蘭」。時々この前の道を通るのだけれどいつも気になっていた。あっさりした外観であまり目立たない店だがいつも車は停まっている。店の前は中途半端に狭くて停め辛いが、道を挟んだ駐車場がある。店内は沢山のテーブル席が並んでいて、年配の夫婦でやっていらっしゃる様子。全面がガラス窓なので店内は明るい。窓際の席に座らせてもらい「ブレンドコーヒー」と「プリン」をお願いした。

コーヒーはしっかりと濃くて苦味の強い名古屋仕様。豆菓子付き。伝票の表記からいくと卸元は守山区の「ビクトリア珈琲」なのかな。「プリン」は陶の器に盛られていて変わった形の型で作られている。生クリームとサクランボ、缶詰みかん添え。カラメルソースはあまり強い甘味ではないけれど、プリンの生地自体にカラメルの風味が付いているような。濃いコーヒーと一緒にいただきつつひと休み。スパゲッティやピラフなど食事メニューもあるので次は食事で寄ってみようかな。(勘定は¥800)

 

珈琲・軽食 蘭

愛知県名古屋市北区三軒町238

 

( 名古屋 なごや くすのき らん 喫茶蘭 喫茶店 純喫茶 ランチ 珈琲 洋食 )

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中畑 @岐阜県下呂市

2024年06月23日 | 岐阜県(飛騨)

新緑の岐阜県下呂市をバイクで訪問。本当は銭湯「幸乃湯」が開くまで待って風呂を浴びてから帰ろうと思っていたが、町中は観光客でごった返していて散策をしても居場所も無く、まあまあの暑さもあって早々に引き上げることに(革ジャンが邪魔…)。温泉街を離れる前に外れにある食堂「中畑」に立ち寄ることに。暖簾をくぐると店内はテーブル席が2つ、小上がり席3つとこじんまり。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。先客は地元の方。さすがに観光客はここまで歩いて来ないか。お願いしたのは「中華そば」。

しばらくして「中華そば」が出来上がった。典型的な雷紋のついたラーメン鉢で、チャーシュー3枚、赤縁のかまぼこ、細切りのメンマ、刻みネギが盛ってある。少しだけ油の浮くスープは淡い味わい。ここにうどんが入っていても違和感が無いかも。手繰った麺は細ストレート麺。茹で加減は”やわ”。昼前に少し腹に入れていたが時間も経っているし、重くないのでスルスルッと完食して帰路に就いた。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 国道41号線沿いの飛騨川・下原ダム上流の有名な撮影スポット。いつも誰かが三脚を立てている。JR高山本線が水辺を走行し、凪の時は水面に車両が映る。ちょうど高山行きの列車が来たのでシャッターを押したが、自分の古いスマホではこれが限界…。紅葉の時期も綺麗。

 

↓ 加茂郡白川町の41号線沿いにある「名倉ダム」(昭和11年・1936・運用開始)。”直線重力式コンクリートダム”という方式だそう。先達の写真を見るとゲートは赤色だが現在は塗装が落とされているのかな。

 

 


 

 

そば うどん 中畑

岐阜県下呂市森813-1

 

( 下呂 げろ 下呂温泉 げろおんせん なかはた 中畑そばうどん店 ラーメン 食堂 麺類食堂 産業遺産 JR高山線 なぐらダム )

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