ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

暫 支店 @岐阜県岐阜市 (2)

2024年11月30日 | 岐阜県(岐阜)

ある日の昼、岐阜市の柳ヶ瀬商店街を歩いていて昼食をどこにするか思案。弥生町の割烹「暫支店」に昼の品書きが出ていたので入ってみることに。店に入ると老主人と調理担当の2人。檜のカウンター席に腰掛けて「お昼の小さな懐石」を、イロハから選べる主菜の中から”(ハ)あゆ昆布巻”でお願いした。この日は公共交通機関で移動していたので「お酒」もつけてもらう。

先に出てきた酒(本醸造)は燗つけ用の木箱に入った徳利で出てきた(ちょっと気分が上がる)。正一合ありそうな太目の徳利には「花見蔵」とあるが中の酒は違うかも。昼間っからクイッとやるといい気分。しばらくして盆にのって出てきた小さな懐石は、メインのあゆ昆布巻の他、お造り二種盛り、茄子のにこごり、えびしんじょうてんぷら、味付けのゆで玉子、これにご飯と赤出し、漬物、水菓子が付くとても豪華な内容。昆布巻には野菜の炊き合わせも添えてある。造りは平目と甘海老。にこごりにはマイルドな胡麻のたれがかかっていて柚子皮が散らしてある。しんじょうには小さい野菜天付き。どの品もしっかりと仕事がしてあり、この値段とは思えないほど値打ちな内容。もうご飯は無視して酒をお代わりしたいところだけれどグッと我慢(笑)。最後に梨をいただいて腰を上げた。(勘定は¥2,500程)

以前の記事はこちら (1

 

暫 支店 

岐阜県岐阜市弥生町8

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 しばらく しばらくしてん 割烹 居酒屋 日本料理 酒場 ランチ 昼の懐石 懐石料理  かんすけ )

コメント (6)
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高砂 @愛知県江南市

2024年11月29日 | 愛知県(尾張)

曇天のある休日、愛知県江南市の手打ちうどんの店「高砂」へ。店の前の駐車場に車を停めて中に入ると日曜の昼とあって家族連れで盛況。給仕の若い女性も数名居て忙しそう。店内には麺打ち場も設えてある。1人だと告げると唯空いていた奥の壁に向かったカウンター席に案内された。実は前日に熱いものを食べて口蓋を火傷していたので(笑)、冷たいものをと「あいのり(うどん・きしめん)」をお願いした。壁に向かっているので店内の様子はあまり分からないが、子供の泣き叫ぶ声なんかでかまびすしい。

しばらくして「あいのり」が登場。せいろに盛られたうどんときしめんはどちらも1人前ぐらいの量があり、刻み海苔が少々振られている。つゆは徳利にたっぷり。薬味は刻みネギとすり生姜と大根おろし少々。先につゆを少しすすると、色は濃いが辛過ぎず甘過ぎずでちょうどいい塩梅。うどんは中太麺でエッジの立ったコシのあるもの。さすが手打ち。旨い。きしめんは白い麺肌で薄平のもの。それでもしっかりと張りがあり、ビロビロとした口当たりでこれも旨い。薬味にはわさびも欲しかったナ。するするといただいた。置かれた伝票にうどんにしてはえらく高い額が書いてあり、麺が2種類だとそんなもんかなと訝ったが、念の為にレジで訊いてみると間違いだった様子。言ってみてヨカッタ…。次は蕎麦も食べてみようかな。(勘定は¥980)

 

手打道場 高砂

愛知県江南市村久野町金森118

 

( 江南 こうなん たかさご 手打ち 手打 うどん そば きしめん 饂飩 蕎麦 相のり 丼物 )

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Pilgrim / Eric Clapton

2024年11月28日 | クラシック・ロック

Pilgrim / Eric Clapton (1998)

格安ワゴンセールでの購入品。エリック・クラプトン(Eric Clapton)が1998年に発表したオリジナル・アルバム「Pilgrim」。90年代は主にブルーズへの回帰とオリジネーターへの敬意を見せていたエリックだが、久しぶりの新曲入りアルバムがテクノに寄っているという評判を聞いていたし、ジャケがあまりにも酷いので(失礼)当時購入せずそのままになっていた。もちろん収録曲の一部は聴いていたが、全体を通して聴くのは初めて。

幼い息子の死などハードな状況にあってこのタイトル(巡礼者)なので宗教的で重い内容かと思いきや、歌詞は別として軽快なリズムで始まり、エリックの歌声も意外なほど軽やか。実際にどうかは知らないが打ち込みのようなリズムと音作りなのでエリックのギターとの対比も面白く、静かな曲では彼のヴォーカルの最良の部分が録音されているんじゃないかな。一連のブルーズでの力みまくるヴォーカルよりもずっといい。ただ自分は当時オルタナティヴのハード+デジタルな音楽ばかり聴いていたので、当時買っていたら全然いいとは思わなかったはず。今聴いて正解だったかも。

中古店にて購入(¥165)

  • Label‏ : ‎ Reprise / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B0000062UW
  • Disc ‏ : ‎ 1
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エーデルワイス @名古屋市中区・栄 (2)

2024年11月28日 | 名古屋(中区 老舗)

炎天下の栄近辺をウロウロしていた時、喉の渇きを癒やしにテレビ塔(現・中部電力MIRAI TOWER)横の喫茶「エーデルワイス」へ。創業は昭和29年(1954)で、元々は「喫茶テレビ」という名前でテレビ塔と同じ日に開業したのだとか。ベロアのソファが並び奥に長い店内は中二階もある。天井絵のある格天井があって本当はそちらを見たいのだが残念ながら喫煙席。サラリーマンが何人も紫煙を吹かせている。以前に汗をかいたまま煙に燻されたら匂いが服に滲み付いてしまって一日難儀したので断念。主人らの居るカウンターの前の席に腰掛けた。店内には世界の民具や彫像が置かれていたり、タオルの蒸し器も古いガス式のものだったりと独特の雰囲気を保っている。お願いしたのは「コーヒーフロート」。

年配の主人夫婦は2人でずっと喋りながら店を賄っている。仲がいいなァ。お二人の様子を眺めながら「コーヒーフロート」のアイスを先にいただいた。コーヒーの方に甘味は加えてないので少しだけシロップを落とす。だんだん汗が引いて、ふぅとひと息。2階は集会用になっているそうだが、この日も実際に何人もが使っている様子。みな思い思いの使い方で店を訪れているようだ。店内の雰囲気は何かに統一されている訳ではないが、無国籍な感じがなんか落ち着くんだよね。ご夫婦は3時になるとしっかりおやつの時間も取っていらっしゃった(笑)。この日は控えたが、こちらビールもあるので、次はビールとサンドイッチか、ピラフあたりを食べてみようかな。(勘定は¥580)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ ○○は高い所に…という訳で建て替えなった「中日ビルの屋上広場に登り、久屋大通公園方面を眺める(写真下左)。青空にそびえる「中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)」(写真下右)。写真で見ると爽やかだが、この日は37℃超えの酷暑日…。

 

 


 

 

珈琲 エーデルワイス

愛知県名古屋市東区東桜1-10-1

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ テレビ塔 名古屋テレビ塔 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲エーデルワイス コーヒーエーデルワイス 喫茶エーデルワイス )

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山中食堂 @岐阜県岐阜市 (3)

2024年11月27日 | 岐阜県(岐阜)

ある日の昼に岐阜市西野町にある「山中食堂」へ。店の裏にある駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。店内は先客が4組も居て盛況。カウンター席の端に座らせてもらった。老齢の主人は健在だが女将さんの姿は見えず。代わりに女性が給仕を担当していた。お願いしたのは「みそテキ丼」。カツ丼などの他の丼物より高い値付けの一品だ。主人の姿がチラッと見えるが、調理場から大きな炎が上がっていた。

しばらくして運ばれた「みそテキ丼」は、丼の上に付け合わせまで一緒に盛られた全部のせ。トマトやキュウリ、レタス、オレンジまでご飯の上に一緒にのっている(笑)。照りの強いたれが絡んだ豚のロース肉には脂身もしっかり。たれは甘過ぎず絶妙な味わいで旨い。でも冷たい生野菜が温かいご飯の上にのっているのってあまり好きじゃないんだよなァ(故にワンプレートの品もあまり好まない)。黄色いつぼ漬けや合わせ味噌の味噌汁を挟みながらワシワシと掻き込んでいき、しっかり野菜とデザート代わりのカット・オレンジも平らげた。次は「チャーハン」か「カツ丼」にしてみよう。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら (1)(2

 

山中食堂 (※山の字は絵文字)

岐阜県岐阜市西野町9-39-2

 

( 岐阜 ぎふ 西野町 にしのまち やまなか食堂 やま中食堂 みそかつ 味噌かつ 味噌カツ ミソカツ みそテキ 大衆食堂 洋食 ) 

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いとう @岐阜県恵那市

2024年11月26日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県恵那市の中山道大井宿近辺を散策。街道が直角に曲がった”桝形”と呼ばれる道沿いにある、市神神社前の「いとう(伊藤商店)」に暖簾が掛かっていたので寄っていくことに。以前と変わらず主人と母堂でやっていらっしゃる。先客は地元の方。持ち帰りの品を作ってもらっている様子。奥のテーブル席に腰掛けて「お好み焼き 肉・玉」をお願いした。のどかな昼下がり、BGMはFMラジオ。エアコンは無く扇風機のみなので少々暑い。以前はどうだったか知らないが、現在は木曜から日曜の昼営業のみらしい。先客の調理が終わり、主人が丁寧に「お好み焼き」の調理を進める。

しばらくしてジューッとソースが跳ねる音がして「お好み焼き」が運ばれた。マヨネーズはボトルのままテーブルに置かれた。「お好み焼き」は円形でヘラで10片にカットされている。”コーミウスターソースA業務用”の箱があったのでソースはそれかな。表裏の表面はしっかり焼きが入り、中はとろっとした食感。混ぜ焼きタイプなのに肉が底側にあるのが珍しい。玉子は目玉焼き状。軽く腹に入れるつもりが結構な大きさなのでお腹もいっぱいになった。(勘定は¥450)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 街道沿いにある「明治天皇大井行在所(あんざいしょ)」(江戸時代末期建造)。かつては旅籠で、明治13年(1880)に明治天皇が巡幸の際に泊まることになり増改築されたのだとか。戦後は郵便局や役所として使われ民間に渡ったが、現在は当時の状態に復元され地域の交流スペースとして利用されている。

 

 

↓ この欄間の輪が重なった意匠の由来は分かっていないらしいが1枚板から彫られている。御簾の留め具には皇室の菊の紋が。

 

 

 

↓↑ 明治天皇の宿泊時のみ使われたという風呂や便所が残っている。ちなみに大きい方の持ち手のように見えるものは着物の裾を掛ける為にあるのだとか(つまりする時はあちら向き)。なるほど。

 

↓ 施設に隣接する長屋門(建築詳細不明)が移設されている。どうして不明なのか知らないが、大井宿本陣の北門とも、岩村城の城門であったとも言われていたのだそう。現在では本陣の北門という説が有力なのだとか。

 


 

 

焼きそば&お好み焼き いとう (伊藤商店)

岐阜県恵那市大井町113-3

 

( 恵那 えな いとう商店 お好み焼伊藤商店 おこのみ焼 お好み焼き おこのみやき 焼きそば やきそば 焼そば 近代建築 歴史的建造物 )

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にこみ亭 @名古屋市中区・栄

2024年11月25日 | 名古屋(中区)

ある日、観劇を終えて少し腹に入れてから帰ろうと立ち寄ったのは猥雑な池田公園近くにある手打うどんの「にこみ亭」。創業は昭和43年(1968)だそう。品書きやらは違うが筒井の「岩正手打ちうどん店」に関係のある店だという話も(未確認)。繁華な場所にあるので行き交う人も多いし、店内もなかなかの盛況ぶり。店内はカウンタ―席とテーブル席が4つ程。奥に小上がりもあるかな。入口横にはちゃんと麺打ち場もある。老夫婦が営んでいるが、この場所で長くやるのは大変だろうなァ。カウンター席に腰掛け「日本酒」と「漬物」をお願いする。

ビールグラスになみなみと注がれた「日本酒」。そのまま運ぶとこぼれるゾ…なんて思っていたら案の定こぼされた(笑)。「漬物」は白菜。胡麻が振られている。ちょっと量が寂しいし、最初から適当に醤油がかけてあるので塩っ辛い。ちゃんと味見してるかな。店名も”にこみ”なので煮込みうどんを頼むのが定石だろうが、外は生憎の暑さと湿度でとても熱いうどんを喰う気にはならない(訪問9月末)。「天ころうどん」をお願いした。「10分程待って下さいね。」と言われ、残りの酒をすすりつつ出来上がりを待った。

主人が釜の中のうどんを長いかき回しの棒で持ち上げ、茹で加減を確認。しばらくして「天ころうどん」が出来上がった。大きめの鉢に盛られていて、少し夏バテで痩せ気味の海老天とほうれん草、赤縁のかまぼこ、刻みネギが盛られている。つゆには氷も入れられていた(要らないけれど)。うどんは中細打ち。やや細目のものも混入している。まだ麺に少し温かみが残っているのが自分にはいい感じ。天ぷらは今ひとつだったけれど、つゆの加減良く旨かった。次は寒くなってから「味噌煮込みうどん」を。(勘定は¥1,750)

 

三代目 手打めん処 にこみ亭

愛知県名古屋市中区栄4-12-21

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ にこみてい 煮込み亭 うどん 麺類食堂 食堂 丼物 天ぷら みそにこみうどん 味噌煮込み 岩正  )

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ヴァ・ベーネ @岐阜県各務原市

2024年11月24日 | 岐阜県(岐阜)

時々愛知県犬山市に用事がある娘。この日は待ち合わせて一緒に食事でもしようと妻と出掛ける。店は決めていなかったが、娘を拾った後にダメモトで岐阜県各務原市鵜沼の人気のイタリアン「ヴァ・ベーネ」に電話をかけると意外にもすんなりとOKが出た。週末だったし前回昼に行ったら大混雑だったのでびっくり。橋を渡って対岸の鵜沼へ。電話してから10分もかからず店に入ると先客は2組のみ。なのですぐに案内された。こちらにプリフィクスのメニューがあるのかどうか知らないが、とりあえず食べたいものをメニュー黒板から適当に頼んでいくことに。「アンティパスト3種」「クロスティーニ」「小柱水菜スパゲティ」「ミートソーススパゲティ」「ゴルゴンゾーラペンネ」「バゲット」「白身魚と海老のトマトソース」「若鶏の香草焼」(正式なメニュー名は違うかも)。飲み物は白のハウス・ワインをカラフェで(妻と娘のドリンクは失念)。

「アンティパスト」はラタトゥイユ、生ハム、サーモン、タコとセロリのマリネ(あれ?4種・笑)。「クロスティーニ」は具材ののったバゲットの上からアンチョビのソースがかかっている(多分)。こってりとして旨い。「小柱水菜スパゲティ」にはトビコかな?オレンジ色の粒々が。白ワインのさっぱりとした味付け。「ミートソース」は細め。スパゲッティーニかな。「ペンネ」はゴルゴンゾーラの風味がしっかりとしてこってり。堪らぬ旨さ。どの皿も思ったよりもしっかりとした量なので、いくら食いしん坊の我々でもこの辺りでだんだん許容量が怪しくなってきた。ワインはカラフェでは全然足りないのでお代わり。最初からボトルにすればよかったか…。「白身魚と海老」にはハマグリも使ってある。これも山盛り。魚介のエキスを余すところなく吸ったトマトソースの旨いこと!。最後の「若鶏の香草焼」は皮目にしっかりと焼きが入り、味付けは塩。グリルしたオクラやキノコが付け合わせ。これも旨いが、さすがに欲張って注文し過ぎた。妻と娘は既にフォークを置いている。ひょっと包んでもらえるか尋ねると快く受けて下さった。申し訳なし。これでこの値段って凄いなァ。満腹で満足して帰路に就いた。(勘定は¥13,000程/3人)

以前の記事はこちら (1

↑ 店から南を眺めると、奥でぼんやり浮かび上がっているのは木曽川を挟んだ犬山城

 

TORATTORIA Va Bene (ヴァ・ベーネ)

岐阜県各務原市鵜沼南町4-186 ユーノアルベーロ1F

 

( 岐阜 ぎふ 各務原 かかみがはら かがみはら うぬま 犬山橋 愛知県犬山市 犬山城 イタリア料理 イタリアン パスタ スパゲッティー )

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Batman Motion Picture Soundtrack / Prince

2024年11月23日 | サウンドトラック

Batman Motion Picture Soundtrack / Prince (1989)

格安ワゴンセールでの購入品。まさかのかつて流行りまくった映画「バットマン」(1作目)のサントラ。あまりにもメジャーな展開だったし、某人気お笑い芸人がPVのパロディをやって放送されたり、そもそもプリンス(Prince)に飽き始めていたので購入しなかったと記憶している。当時はパンク、ポスト・パンクばかり聴いていたしな。映画自体は見たような記憶があるが、ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)のジョーカーの顔と声しか記憶にないので定かではない。

なので実際に収録曲が映画でどう使われたかも記憶に無いのだが、改めて聴いてみてビックリ。プリンスのサントラはいつもそうだが、歌詞は別として普通にオリジナル・アルバムと言ってもいいような曲が並び、バットマンのイメージが強烈なのは最後の「Batdance」1曲だけ。ファンキーな曲やソウルフルな曲が並び、なかなかかっこいい。定評あるプリンスのギターもたっぷりフィーチャーされている。いかにも80年代といったDX7や打ち込みのドラムス、オーケストラ・ヒットの音も入っていて、あの時代の人間にはグッとくるし、若い世代には意外と新鮮に映るかも。喰わず嫌いだったが楽しめた(遅い)。

中古店にて購入(¥165)

  • レーベル ‏ : ‎ Paisley
  • ASIN ‏ : ‎ B000002LHX
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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朋友 @愛知県犬山市 (6)

2024年11月23日 | 愛知県(尾張)

中休みが無いので重宝している愛知県犬山市の中華料理屋「朋友(ぽんゆう)」。この日も仕事で昼食時間を逃し、少し遅れた時間になったが、こちらに来れば安心。自分が到着したのと入れ替わりに主人がカブで出前に出て行った。店に入り、女将さんに「天津飯」と「もやしそば」をお願いする。「すぐに帰って来るで。」と言われたので「あぁ大丈夫ですよ」とテレビを眺めて主人の帰りを待った。先客の女性は常連客らしく、女将さんのことを「お母さーん」呼んで甘えている。程なくして主人が帰って来た。慌てて調理場に駆け込んで来て、すぐに調理が始まる。

あっという間に「天津飯」が出来上がり。濃い色の餡の上にグリーンピースがのっていて紅生姜が添えてある。レンゲで口に入れると甘味も酸味も強めでしっかりとした味わいの醤油甘酢あん。”古い中華料理屋の味わい”としか言いようがない(笑)。玉子焼きはパンパンに堅焼きでもなく、かといってトロトロふわふわでもない加減。ちょうど良く、旨い。自分の行った範囲でしか分からないので、この東海地方の天津飯の餡がどういう系統にあるのか(もしくはそんなもの無いのか)知らないが、関東で見るようなケチャップ餡だけはあまり見たことが無いかな。「もやしそば」はどんなのか分からずに注文したのだが、ラーメンにもやしや玉ねぎの野菜が入った餡がかかったもの(←餡がかぶった…)。「サンマ―メン」なんて呼ばれているものと近いかな。こちらの餡には甘味や酸味は無く、所謂中華スープ・ベースの餡。中から手繰り出した麺は細縮れ麺。さすがに餡かけの品を2つもいただくと食べ過ぎだ…。(勘定は¥1,200)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

※この時はまだ出ていませんでしたが、現在は残念ながら”年内(12月30日)で閉店する”とのお知らせの貼紙が出ています。

朋友

愛知県犬山市橋爪西浦12-1

 

( 犬山 いぬやま ぽんゆう 中華料理 中国料理 天津飯 てんしんはん もやしそば サンマー麺 さんまーめん あんかけ 出前 閉店 廃業 )

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