ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

高砂 @愛知県江南市

2024年11月29日 | 愛知県(尾張)

曇天のある休日、愛知県江南市の手打ちうどんの店「高砂」へ。店の前の駐車場に車を停めて中に入ると日曜の昼とあって家族連れで盛況。給仕の若い女性も数名居て忙しそう。店内には麺打ち場も設えてある。1人だと告げると唯空いていた奥の壁に向かったカウンター席に案内された。実は前日に熱いものを食べて口蓋を火傷していたので(笑)、冷たいものをと「あいのり(うどん・きしめん)」をお願いした。壁に向かっているので店内の様子はあまり分からないが、子供の泣き叫ぶ声なんかでかまびすしい。

しばらくして「あいのり」が登場。せいろに盛られたうどんときしめんはどちらも1人前ぐらいの量があり、刻み海苔が少々振られている。つゆは徳利にたっぷり。薬味は刻みネギとすり生姜と大根おろし少々。先につゆを少しすすると、色は濃いが辛過ぎず甘過ぎずでちょうどいい塩梅。うどんは中太麺でエッジの立ったコシのあるもの。さすが手打ち。旨い。きしめんは白い麺肌で薄平のもの。それでもしっかりと張りがあり、ビロビロとした口当たりでこれも旨い。薬味にはわさびも欲しかったナ。するするといただいた。置かれた伝票にうどんにしてはえらく高い額が書いてあり、麺が2種類だとそんなもんかなと訝ったが、念の為にレジで訊いてみると間違いだった様子。言ってみてヨカッタ…。次は蕎麦も食べてみようかな。(勘定は¥980)

 

手打道場 高砂

愛知県江南市村久野町金森118

 

( 江南 こうなん たかさご 手打ち 手打 うどん そば きしめん 饂飩 蕎麦 相のり 丼物 )

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朋友 @愛知県犬山市 (6)

2024年11月23日 | 愛知県(尾張)

中休みが無いので重宝している愛知県犬山市の中華料理屋「朋友(ぽんゆう)」。この日も仕事で昼食時間を逃し、少し遅れた時間になったが、こちらに来れば安心。自分が到着したのと入れ替わりに主人がカブで出前に出て行った。店に入り、女将さんに「天津飯」と「もやしそば」をお願いする。「すぐに帰って来るで。」と言われたので「あぁ大丈夫ですよ」とテレビを眺めて主人の帰りを待った。先客の女性は常連客らしく、女将さんのことを「お母さーん」呼んで甘えている。程なくして主人が帰って来た。慌てて調理場に駆け込んで来て、すぐに調理が始まる。

あっという間に「天津飯」が出来上がり。濃い色の餡の上にグリーンピースがのっていて紅生姜が添えてある。レンゲで口に入れると甘味も酸味も強めでしっかりとした味わいの醤油甘酢あん。”古い中華料理屋の味わい”としか言いようがない(笑)。玉子焼きはパンパンに堅焼きでもなく、かといってトロトロふわふわでもない加減。ちょうど良く、旨い。自分の行った範囲でしか分からないので、この東海地方の天津飯の餡がどういう系統にあるのか(もしくはそんなもの無いのか)知らないが、関東で見るようなケチャップ餡だけはあまり見たことが無いかな。「もやしそば」はどんなのか分からずに注文したのだが、ラーメンにもやしや玉ねぎの野菜が入った餡がかかったもの(←餡がかぶった…)。「サンマ―メン」なんて呼ばれているものと近いかな。こちらの餡には甘味や酸味は無く、所謂中華スープ・ベースの餡。中から手繰り出した麺は細縮れ麺。さすがに餡かけの品を2つもいただくと食べ過ぎだ…。(勘定は¥1,200)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

※この時はまだ出ていませんでしたが、現在は残念ながら”年内(12月30日)で閉店する”とのお知らせの貼紙が出ています。

朋友

愛知県犬山市橋爪西浦12-1

 

( 犬山 いぬやま ぽんゆう 中華料理 中国料理 天津飯 てんしんはん もやしそば サンマー麺 さんまーめん あんかけ 出前 閉店 廃業 )

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ハーモニィ @愛知県一宮市 (2)

2024年11月16日 | 愛知県(尾張)

まだまだ暑かった9月、愛知県一宮市周辺を車で移動していた折り、ちょっと冷たいものが食べたいなと一宮駅の南側にある「だるまや」に寄るも高架下の駐車場が埋まっていた。ならばとちょっと移動してジェラートの「ハーモニィ」へ。店の横に車を停めて店内に入ると家族連れで賑わっていた。家族の注文が終わるのを待って自分の番に。「ワッフルⅡ」(ワッフルコーンに2種)を選んで、ショーケースの中から「すいか」と「モカパイパイ」を選ぶ。最初主人に「すいか」はくっつきにくいからワッフルでは出来ないと言われたが、下を「すいか」にしていいなら出来るとのことで、特にこだわりはないのでそうしてもらう。この日のひと口サービスは「ラムチョコ」。

勘定してもらい店内で食べていくことに。窓向きのカウンター席に座っていただく。「モカパイパイ」は中にパイ生地が混ぜてあり、サクサクとした口当たりがいい感じ。「すいか」はさっぱりとした味。どちらも旨い。ただひと口サービスでもらった「ラムチョコ」がかなり気に入ったので次はそれにしてみようっと。(勘定は¥460)

以前の記事はこちら (1

ハーモニィ

愛知県一宮市北園通1-3-1

 

( 一宮 いちのみや ハーモニー ジェラート イタリアン・ジェラート アイスクリーム アイス・クリーム )

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くれさんちのギョウザ @愛知県一宮市

2024年11月11日 | 愛知県(尾張)

以前からずっと気になっていた愛知県一宮市の今伊勢町にある「くれさんちのギョウザ」へ。店は交通量の多い通り沿いにあるが、外観が地味なこともあって通り過ぎてしまったりも。店内には年配の主人が1人。土間にテーブル席が2つと、作業台のようなカウンター席があるのだが、シンプルと言うか殺風景というか。置いてある電話が黒電話なのが渋い。HPによると、主人の生家は横浜の鶴見にあった昭和22年創業の「寶美樓」という中華料理屋だったそう。壁に貼られたメニューにはギョウザ、ラーメン、チャーハンというラインナップ。中から選んだのは「ギョウザセット」。

主人が奥に引っ込み調理が始まった模様。しばらくして運ばれた「ギョウザセット」は、「くれさんちのギョウザ」と「白菜にんにく無ギョウザ」11ヶ、スープギョウザ3ヶ、これにライスとお茶が付くセット。出てきたのは「くれさんちのギョウザ」が8個と「白菜にんにく無ギョウザ」が4個(←数が合わない・笑)。ギョウザは薄皮で、底はパリッと焼かれているがサクサクという感じではなく緩く包まれている。つゆがたっぷりと含まれていて旨い。「にんにく無ギョウザ」も基本的には同じ仕様なのであまり印象は変わらず。醤油と酢、ラー油が用意されたが醤油と酢だけでいただいた。この辺りと違って関東には”餃子のタレ”ってあんまり無いんだよね。「スープギョウザ」は濃い醤油色のスープの入った小鉢に。もちっとした皮の小振りなのが3つ。餡は焼きギョウザと同じかな。スープは脂も多く中国醤油のような少し変わった味わいのもの。これがラーメンと同じスープならラーメンも食べてみたいナ。ライスの量が多めなのでお腹もいっぱいになった。(勘定は¥1,000)

 

くれさんちのギョウザ

愛知県一宮市今伊勢町新神戸九反野58-3

 

( 一宮 いちのみや くれさんちの餃子 ぎょうざ 餃子 ギョーザ 呉さんちの餃子 スープ餃子 ラーメン 中華そば 宝美楼 )

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とん茂 @愛知県一宮市

2024年11月06日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市の市民病院の北にあるとんかつの店「とん茂」へ。店は市営住宅のような建物の隣のテナントに入っていて、駐車場は1台分のみ。幸い停めることが出来たが、病院ついでの客とかが多かったりするのかな。口開けの時間に店に入ったようで、まだ店内が暗く、女将さんが慌てて電気を点けてくれた。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。カウンター席に小さいテーブル席が2つに小上がり席が2つ。テーブル席に腰掛けて品書きを眺める。最初はとんかつ専門かと思っていたので「こがねかつ定食」というのにしようと思っていたけれど、他に「ポークステーキ」や「オムライス」「スパゲティ」などの洋食も。”ライス物”の中に「ドラオム」なる品を発見。それと「こがねロースかつ」を単品にしてお願いした。

厨房では主人が鍋振りをしてカレー粉をかけたライスが宙を舞っている。さすがの所作。何度もフライパンに油を通し、トントンとライスをのせた玉子をひっくり返し、木べらで整えて完成。そう、大体予想はついていたが「ドラオム」はドライカレーのオムライス。上には何もかかっておらず、サニーレタスが付け合わせ。スプーンを入れると色付きの淡いドライカレーはポークの細切りや人参、グリーンピースなどが使われている。味付けは強くないが物足りなさはなく旨い。時々卓上のウスターソースをちょんとかけたりしていただいた。

「こがねロースかつ」は衣に米粉を使用しているのだそう。だからなのかかつの衣が白い。千切りキャベツやポテサラ、きゅうりが付け合わせ。衣は細目で独特の硬さがあって面白い初めての食感。中のロース肉は軟らかく、味わいはあっさり。下味も最小限という感じ。別皿のソースはウスターソースのよう。とんかつソースとかでないのはあっさり味のためかな。旨かった。次はこれの「こがねオイル焼きかつ定食」にしてみようかな。(勘定失念)

  

和風とんかつ とん茂

愛知県一宮市松降通7-1-1

 

( 一宮 いちのみや とんしげ とんかつ 豚カツ 洋食 丼物 フライ物 こがねカツ ドライカレーオムライス 一宮市市民病院 )

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一不二 @愛知県江南市

2024年10月28日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の江南市役所内にある食堂「一不二」へ。こちら市役所のカレンダーに準じているので平日の5時までの営業で、なかなか訪れることが出来なかった。この日は近くの洋食屋と迷ったが、折角の機会だと市役所の中へ。地下に降りていくと店がある。入口は狭いが中は広く、赤いフロアにいかにも役所の食堂の椅子といった感じのパイプ椅子が並んでいる。セルフ方式ではなく、先に注文をして席に着くよう給仕の女将さん(多分)が教えてくれた。しばし迷ってからお願いしたのは「カツカレースパゲティ」。席に付くとお茶も持ってきて下さる。

しばらくして運ばれた「カツカレースパゲティ」はこの地方らしく熱々の鉄板(所謂ステーキ皿)に盛られている。フレンチドレッシングのかかったミニサラダ付き。カツはカレースパの上に並べられている。鉄板には玉子液が流されているが、調合が違うのか一般的なものより白っぽく固まるのもゆっくり。なのでスパゲティとも絡めやすくいい感じ。玉子液と一緒にフォークでくるくると巻き口に入れていく。旨いなァ。スパゲティはやや細目。豚肉やピーマンが使ってありカレーの辛さはほどほど。カツもいただきつつ、熱々のうちに平らげた。こちら「みそかつ定食」が人気のようだし、月に2度限定で「特製ハヤシライス」があるのだという。いつか食べてみたいナ。(勘定は¥880)

 

一不二

愛知県江南市赤童子町大堀90 江南市役所 地階

 

( 江南 こうなん 江南市役所 いちふじ 食堂 市役所食堂 定食 丼物 洋食 鉄板スパ 鉄板スパゲティー みそカツ 味噌かつ )

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ベル @愛知県清須市

2024年10月25日 | 愛知県(尾張)

以前に美濃路(東海道と中山道を結んだ脇往還)を散策していた折りに見つけてブックマークしておいた愛知県清須市の「プチレストラン・ベル」へ。創業して38年だとか。店は新川橋の西、細い路地を入った所にある。店の前の駐車場に車を停めて店内へ。カウンター席とテーブル席がいくつか。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。最初はライス物目当てで入ったが、メニューには洋食一般の他に”ベル特製あんかけスパゲティー”というのがあったので気が変わり、そちらにすることに。一番シンプルな「スペシャル(ウインナー・玉子入)」をお願いした。どういう系統でどう引き継がれているのか知らないが、あんかけスパで”スペシャル”と名が付くとなぜか一番値打ちでシンプルな具材の少ない品になる不思議。

まずレタスやトマトの入ったミニサラダが供された。フレンチ・ドレッシングがかかっている。フライパンの炒め音が響き、しばらくして「スペシャル」が運ばれた。ソースは鮮やかなオレンジ色。半熟玉子を崩したような玉子が綺麗に散らしてあり、ウインナーは1本。その上から薬味ネギが振られている。量はごく普通。ソースにはしっかりとしたとろみがある。早速フォークでしっかりとソースを絡めながらいただく。ソースはよくあるような胡椒辛さは控えめで自分好み。旨い。するするといただいた。次はあんかけスパの「ミートローフ」か「クロケット」、それか洋食の「特製クリームコロッケ定食」か「オムライス」にしてみようっと。(勘定は¥700)

 

プチレストラン ベル

愛知県清須市土器野130

 

( 清須 きよす 新川 ベル プチレストランベル 洋食 定食 喫茶 あんかけスパゲッティー )

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丸清 @愛知県一宮市 (3)

2024年10月17日 | 愛知県(尾張)

最近何度か前を通ったが暖簾が出ていなかった愛知県一宮市の大衆食堂「丸清」。ある暑い日曜の昼にダメモトで前を通ると暖簾が掛かっていた!(訪問8月半ば)。中に入ると高齢のご夫婦は健在。壁に貼り出してある品書きの数はちょっと前より減ったかな?(未確認)。女将さんがやかんのお茶を持って来てくれた。お願いしたのは「冷し中華」。この店で食べるのは初めてのはず。先客が主人に営業時間を尋ねていた。主人曰く「夜はあんまりやっとらへん。7時くらいまでかな。昼もあんまりやっとらへん。」と(苦笑)。最近は不定休みたいになっているのかも。

しばらくして運ばれた「冷し中華」は八角の皿に盛られていて、マヨネーズもボトルごと置かれた。具材は、チャーシュー、粗く刻んだきゅうり、刻み海苔、紅生姜。玉子が入っていないのは珍しいかも。そのせいで彩りもちょっと寂しい感じ。締められた麺を手繰っていく。つゆに油は全く浮いておらず、酸味はしっかり強め。外が暑かったこともあってその酸っぱさが良く、つゆを全部飲み干してしまった。次に通った時は暖簾が掛かっているかしら。(勘定は¥600)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 

大衆食堂 丸清

愛知県一宮市萩原町萩原北方684-12

 

( 一宮 いちのみや 萩原 はぎわら まるせい 丸清食堂 麺類食堂 食堂 冷やし中華 ひやしちゅうか )

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タイム四季 @愛知県一宮市

2024年10月04日 | 愛知県(尾張)

 

岐阜県羽島市から「愛知県営西中野乗船場」を利用して木曽川を渡って愛知県一宮市に到着。船着き場近辺は何も無い辺鄙な場所だし、ついでに何かをする用事も全く無い(笑)。そこで自転車を駆って西五城というところにある洋食屋「タイム四季」へ。ちょうど時分どきに着いたが、店内にはすでにグループ客が。朝からやっているようなので喫茶の客かな。1人だったので案内されたのはカウンター席。背中に間仕切りがあってちょっと狭いし、店内の様子がほとんど分からない。店は年配のご夫婦でやっていらっしゃるのかな。給仕の女性にお願いしたのは「ビーフステーキランチ」。ソースが和風かデミソースか選べるのでデミソースを。スープは赤出しとポタージュが選べるのでポタージュスープを。ライスとパンが選べるのでパンをお願いした。仕切りがあるので厨房の様子は見えない。

まずは千切りキャベツにレタス、トマト、きゅうりの入ったミニサラダが供された。ドレッシングはゴマドレ…。続いてカップに入ったコーンクリーム・スープ。クルトンが浮いていて、さっぱりした味わい。カップだがそれにしても量が少ない。もう少し欲しいナ。そしてパン(温めたロールパン*2)とメインのステーキが運ばれた。デミグラスソースはグレイビーボートに。付け合わせはカットレモン、フレンチフライ、ブロッコリー、人参のグラッセ。脂身のあるビーフはランチなので薄め。下味は最小限(あるいは何も)。最初のひと口だけ塩を振っていただき、濃い味わいのデミソースをかけたりしていただいていく。途中で付け合わせのカットレモンにパンのバターを置いて、即席のレモンバターにしてビーフと一緒にいただいたりも。これがなかなかいい感じで旨い。ライスにしなかったこともあって全体のヴォリュームはやや少なめ。綺麗に平らげて勘定してもらった。(勘定は¥1,800)

 

キッチン タイム四季

愛知県一宮市西五城高坪前25-1

 

( 一宮 いちのみや 四季 しき キッチンタイム四季 洋食 喫茶 モーニング ステーキ ビーフ・ステーキ ランチ 海老フライ 中野の渡し 西中野渡船場 )

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ツル @愛知県一宮市

2024年09月30日 | 愛知県(尾張)

前回リサーチ不足で失敗した渡し船による木曽川渡河(笑)。今回はちゃんと営業日を調べて乗船に成功。折り畳み自転車と共に岐阜県羽島市から対岸の愛知県一宮市の西中野へ。この日も連日続く酷暑日(訪問8月上旬)。暑いなんてもんじゃなく、日差しが刺すように熱い。ある喫茶店で休憩しようと思ったが休業日だったのではす向かいにあるこちら「ツル」へ。店先のオレンジ色のテントは新しいが看板などからすると結構経っていそう。店に入ると店内は改装しているようだがカウンターなどは古いものがそのまま。ご高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃった。テーブル席に腰掛けアイスコーヒーをお願いすると、まだモーニング・サービスの時間帯だったようで「パンはバター?あんこ?」と訊かれた。朝は食べてから出てきているので辞退して、茹で玉子のみいただくことに。

演歌のBGMの下、冷たいアイスコーヒーが出される。豆菓子付き。暑い中、自転車を漕いで来たので冷たい飲み物が嬉しい。いつもはほとんど入れないが、ガムシロップも少し入れていただく。後から出てきた茹で玉子はモーニングでありがちなしっかり茹でではなく、程良い軟らかさが残っている。塩を振っていただいた。先客も後客も勝手知ったる高齢の常連客ばかり。女将さんも加わってあーだこーだと世間話を続けていて楽しそう。休憩させてもらって勘定(申し訳ないくらいの値段)をお願いすると「まだお茶が出ますけど…。」と女将さん。有り難く辞退してお暇した。(勘定は¥350)

 


 

↓ 再学習して「愛知県営西中野乗船場」へ(笑)。羽島市側の乗船場にあるポールのハンドルを回して旗を揚げると(写真下1枚目)、すぐに向こう岸に動きがあり、船が近づいて来た(写真下2、3枚目)。自転車ごと乗船し、救命ベストを着用してすぐに出航。こちら乗客1人に対して担当職員が3人も乗っており申し訳ない限り(笑)。

 

 

↓ 愛知県営だから操舵しているのは県職員だろうが、どういう方が配属されるんだろう。近くにジェットスキーを乗り回す若い連中の集まる岸があってこの船の航路を横切ったりするので「邪魔すンなよ!」と怒号を浴びせていた(笑)。しかし好天の下、船に乗って河を渡るっていうのは心躍り、且つ気持ちのいいものだ。無料だというのも有難い。旗はどの程度の頻度でチェックしているのか訊いたら、始終目を配らせているとのこと(ただ夕方の逆光で見えにくいことはあるらしい)。

 

 

↓ 午後の復路は船着き場で待っていると何故か川下の方から客を乗せて船がやって来た。職員の方々は午前と同じ。たまたま同乗した大きなバックパックを担いだ青年は何と東京から来たのだそう。この渡し船が近々廃止(※)になると知ってわざわざ来てこれに乗り、この後に名鉄に乗って豊橋市営の「牛川の渡船」に行くのだとか。物好きも居るものだ(←お前が言うな)。対岸に着いたらどうやって移動するか訊いたら最寄りのバス停でコミュニティー・バスを待つと言う。この炎天下で飲み物も持たずに立っていたら死んじゃうぞと車で愛知県側に戻って萩原駅まで送ってあげることに。(※職員の方に尋ねたら、一応存続の話も出ているのだとか)

 

 

 

 


 

 

Coffee ツル

愛知県一宮市冨田宮東1789

 

( 一宮 いちのみや 羽島 はしま 喫茶ツル コーヒーツル 富士コーヒー アイス・コーヒー モーニング 渡し船 渡し舟 わたしぶね 西中野の渡し 中野の渡し )

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