ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

植木屋 @岐阜県岐阜市

2024年11月16日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

バスで移動していたある休日、ふと思い立って岐阜公園に行ってみた。織田信長像のある正面(?)から入るのは初めてかも(笑)。まだまだ暑い日が続くので歩いていると汗だくに(訪問9月半ば)。強い日差しを避けてちょっと休憩に寄ったのは公園内の茶屋、創業大正5年(1916)という「植木屋」。ずっとこの公園と共に歩んできたんだろうなァ。店に入ると先客はかき氷を食べている家族の1組のみ。店は現在5代目だという年配のご夫婦で賄っていらっしゃる様子。店内に冷房は無く小型の扇風機が回っているのみ。暑い。テーブル席に腰掛け「とうふ田楽」をお願いした。ついでに酒も。

出てきたのは冷蔵のワンカップ大関。グイっとやっていると、しばらくして表で焼いた「とうふ田楽」が運ばれた。赤い塗りの田楽箱に6本。最初から山椒粉が振られている。串をつまんで口に入れると甘辛い田楽味噌の風味でいっぱいになる。豆腐の焼きはやさしめ。なのでつるんとした口当たり。豆腐、酒、豆腐、酒とやってワンカップを空にしてごちそうさま。次はおでんのある季節に寄ろうかな。(勘定は¥1,030)

 


 

↓ 岐阜城とロープウェーがある金華山(写真下左)と岐阜公園内の池。いま写真を見ると爽やかだが、訪れた時には9月とは思えぬフラフラになるくらいの酷暑だった。

 

 


 

植木屋

岐阜県岐阜市大宮町1-7 岐阜公園内

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜公園 ぎふこうえん きんかざん 岐阜城 うえきや 茶屋 茶店 でんがく とうふでんがく 豆腐田楽 菜飯 なめし )

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平工アイスクリーム店 @岐阜県岐阜市 (4)

2024年09月17日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

暑い、暑い。とうとう亜熱帯になってしまった日本。まだ雨が全然降っていなかった8月の半ば、向かったのは岐阜市金竜町の路地にあるアイスクリーム屋「平工アイスクリーム店」。創業は昭和22年(1947)。こちら安くて美味しいアイスやかき氷がいただけるのだが、車の停め場所に困ってつい敬遠してしまう。この日ははす向かいと隣に駐車場があると知って訪れてみた。確かにはす向かいに1台分”ヒラク”と書かれた駐車場があり、幸運なことに空いていた。道を挟んだ隣は空き地だが停めていいかは分からず。

店に入るとかき氷を食べる家族連れで席が埋まっていた。食べ終わった人もまだこれからの人も。少し外で空くのを待ってから主人に「宇治クリーム」をお願いした。端の席でいただく。氷の口当りはとても良く、蜜の量もたっぷり。上にのっているクリーム(アイス)は、こちらの最中でも使われている口当たりのさっぱりしたタイプのもので自分好み。旨いなァ。これでこの値段は破格。一時は野口英世(今は北里柴三郎か)を超えるような高級かき氷が流行って自分も食べ歩いたが、オッサンには入店ハードルが高いし(笑)、”映え”を狙いすぎて量が多くて食べ辛く、満足度が伴わずに食べ歩くのも止めてしまったが、もうこういうので充分だ。また寄ろうっと。(勘定は¥380)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

平工アイスクリーム店

岐阜県岐阜市金竜町4-6

 

( 岐阜 ぎふ 梅林公園 合同庁舎 ひらく 平工アイスクリーム 甘味 カキ氷 かきごおり 抹茶 まっ茶 アイスクリーム モナカ アイスモナカ アイス最中 )

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松田屋(わがしのマツダヤ) @岐阜県岐阜市

2024年08月19日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

かつては旧・岐阜市役所前にあった和菓子の「松田屋」。創業は昭和25年(1950)。市役所の移転に伴って人の流れが変わり店を畳み、元々工場のあった多賀町に装い新たに店を構えた。普段あまり通った事の無い路地を行き、近くの駐車場に車を停める。まだ真新しい店舗はクラウドファンディングで新装したのだとか。店内はショーケースにいくつかの菓子が並び、すぐ横に団子を焼くスペースがある。お願いしたのは「だんご・しょうゆ」と、和菓子のサンプラー的な「プチセット」、それに「わらび餅」。若い主人があらかじめ下焼きしてあるだんごをもう一度焼き直してくれる。

受け取ってすぐ車に戻り、その場で「だんご」を1本いただいた。焼き立てとあって醤油の焼けたいい匂いと、まだふわっとした食感が残るだんごはキリッとした醤油味。いわゆるみたらし団子の甘さは無く、高山とかで見かける味わい。旨い。残りは家に持ち帰っていつものように妻と分けた。「プチセット」は、草餅、豆大福、あんころ餅、きなこおはぎの4種類が2個づつ入っている。それぞれの大きさは通常の和菓子より小さくひと口サイズ。通常の餅菓子は1つをお茶と一緒にいただくと量的には充分で、他の味をもうひとつとはなかなかならないので、この小さいサイズが色々味わうのにちょうどいい。もちろん茶席ではひと口サイズはダメだろうが、つい味わいの違う4種を次々と口に入れてしまった。蕨粉が別になった「わらび餅」は、プルプルでふわっとした口当たり。甘さは控えめ。これもなかなか。(勘定は¥1,300程)

 

四季の和菓子 松田屋 (わがしのマツダヤ)

岐阜県岐阜市多賀町19

 

( 岐阜 ぎふ まつだや 和菓子 餅菓子 みたらしだんご 醤油だんご しょうゆだんご わらびもち 持ち帰り テイクアウト クラウドファンディング )

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かまた @岐阜県岐阜市 (6)

2024年03月25日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

昼にはちょっと遅い時間帯。軽く腹に入れたいなと寄ったのは岐阜市神田町の「かまた」。時分どきだと外に待ち客があふれていることも多いが、さすがに外れた時間とあって誰も居なかったのでドアを開けた。開けてビックリ、満席の盛況ぶり…。若い客ばかりでまだ食事をしている人も多い。どうしようか迷っているとすぐに出る客が立ち上がったので、少し待って着席。相変わらず人気だし、若い客が多くなった。喫茶利用の客も居るので回転は悪い。最初は玉子のサンドイッチでもと思っていたが、もう既にパンが売り切れだとのこと。そこで久しぶりに「オムライス」を注文。「角ハイボール」も付けてもらった。カットレモンの入ったハイボールをグビッとやりながら出来上がりを待つ。

まずはゴマドレのかかったミニサラダが供された。周りは若い女子が多いので姦しく、オッサンやオバサンばかりだった移転前の店が懐かしい(笑)。玉子を高速で攪拌している音が調理場から聞こえ、しばらくして「オムライス」が完成。相変わらず端正な姿で、美しい玉子がこんもりと紡錘形にケチャップライスを包んでいる。スプーンを入れると「ん?」、いつものチキンでなくハム。確か注文時に言えばハムにすることも出来たはずだが、何も訊かれてないけどな…。相変わらず薄焼きでない、やや厚みのある玉子の仕上がり加減は高級洋食店かホテル並み。旨い。でもチキンの時とやっぱり味は違う(後で尋ねたらチキンが切れたとのこと)。中の具材でこんなに風味が変わるんだナと再認識。綺麗に平らげて勘定してもらった。(勘定は¥1,500)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

旧店舗の記事はこちら (1)(2

 
洋食喫茶 かまた

岐阜県岐阜市神田町6-16

 

( 岐阜 ぎふ かまた レストランかまた コーヒーかまた 喫茶かまた 洋食 オムライス 厚焼き玉子サンド 珈琲 喫茶 )

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寿司よし @岐阜県岐阜市 (2)

2024年03月20日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

久しぶりに柳ヶ瀬商店街、弥生町の「寿司よし」へ。創業は昭和26年(1951)。ちょうど通りかかって女将さんが暖簾を掛けていたところだったので昼はここにしようと暖簾をくぐった。まだ口開けすぐの時間だったのでしっかり準備が整っていないようだったが、主人と若い衆が「どうぞどうぞ。」と招き入れてくれる。少しだけ準備を待ってカウンター席に腰掛けた。まず女将さんに酒を燗してもらう。多分銘柄は「富翁」。主人に「鯖の松前寿司は出来ますか?」と尋ねるとOKとの返事。以前から食べてみたかったんだ、ここの鯖寿司。飛び切り燗で出てきた酒を「あちっ」なんてやりながら主人の手捌きを眺める。

しばらくしてその場で押し、包丁を入れられた「さば松前寿司(小)」が完成。しっかりとしたサイズのが7切れ。”小”にしては多いなと思ったら「口開けの客は大切だから。」と主人がサービスしてくれたようだ。有り難し。三方を囲むように巻かれた大きな昆布と一緒に口に入れる。旨い。鯖の身の厚さはほどほど。間に甘酢生姜を挟みながら次々と口に入れていく。酒が無くなったのでお茶を淹れてもらう。やっぱり鯖寿司には熱いお茶だ。若い衆の後ろに”当店自慢・しいたけ寿司”と書いてあった。そうそう、それも食べたかったとお願いしてみた。主人が出してきたのは甘く煮含めて下拵えしてある分厚いどんこ椎茸。酢飯と一緒に握って海苔の帯で留められた「しいたけ寿司」。そのまま一気に口へ持っていく。デカいので口いっぱいに椎茸の風味が拡がった。飯との間にはおかかが挟んであるかな。こういう気兼ねない寿司屋は居心地がいい。次はお好みで好きなタネを握ってもらおうっと。(勘定は¥3,000)

以前の記事はこちら (1

 

寿司よし

岐阜県岐阜市弥生町9

 

( 岐阜 ぎふ 弥生町 柳ヶ瀬 柳ケ瀬 やながせ 寿司よし本店 すしよし すしよし本店 鮨よし 椎茸握り 松前寿司 バッテラ さば押し寿司 さば寿司 鯖寿司 )

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更科 @岐阜県岐阜市 (7)

2024年03月08日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

ある休日の朝、車で岐阜市内を走行。この日は朝食を摂っていなかったので、どこかへ行こうか思案。早く店を開ける京町の「更科」の前を一応通ってみる(開店10時)。ここのところ休日ともなると駐車場待ちの車列が出来るこの店も、まだ早い時間とあって駐車場にも空きが。店もまだ暖簾が出ていない。車を停めるとみんな車内で待機中だった。時間となり暖簾が掛かるとワラワラと人が集まってきた。15人程もいただろうか。相変わらず人気だなァ。順番に大きな卓の席、あるいは小上がり席に着いていく。みんな(冬でも)注文するのは「冷したぬき」ばかり。自分は「味噌煮込みうどん」に玉子を付けてもらった。「玉子は中にいれていい?」と訊かれたのでお願いする。この煮込みうどん、壁に掛かった木札の品書きには、岐阜の古い店に多い”にごみ”との濁点がある表記。

しばらくして「味噌煮込みうどん+玉子」が運ばれた。「蓋開けてよろしいですか?」と訊かれたのでお願いした。ぶわっと湯気が上がり、熱々の”にごみ”うどんが姿を現す。中には豚バラ肉、ネギ、ごぼう、四角い揚げ、そして生玉子が落とされている。まずは濃い八丁味噌+のつゆをずずっと啜り、麺を手繰り出してとん水に移す。麺は細平打ちで、まるできしめんのようなもの。どこか乾麺っぽい口当たりもあるここ独自の麺。相変わらず旨いなァ。次はこれ、次はこれと具材との組み合わせを変えて手繰っていく。途中で慎重に玉子をとん水に移し、黄身を潰して麺と一緒に味わった。そこに更につゆを足したりして味の変化を楽しむ。なんてやっているとつゆをほとんど飲み干してしまった。次は「木の葉丼」にしてみようかな。(勘定は¥890)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5)(6

 

信州そば 更科

岐阜県岐阜市京町3-4

 

( 岐阜 ぎふ さらしな そば更科 みそにこみ みそ煮込 味噌煮込 味噌煮込みうどん にそにこみうどん にごみうどん 冷したぬき ひやしたぬき 冷やしたぬき ソウルフード ) 

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岩井屋 @岐阜県岐阜市 (2)

2023年08月27日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

久しぶりに岐阜市岩井の延算寺近くにある田楽の「岩井屋」へ。市中心部から離れ、さして交通の便も良くないのにいつも賑わっているこの店。この日も味噌の焼けるいい匂いが漂う駐車場に車を停めて中に入ると、何組もの先客が食事をしていた。靴を脱いで入れ込みの座敷に上がる。最近はどこもそうだが畳敷きの部屋でも脚の悪いご高齢の方達の為に椅子のテーブル席に変えてあるところが多い。こちらも多くの席がそうなっていた。厨房には男性が2人、給仕は5人もの女性が立ち働く。お願いしたのは「とふでんがく」「五平もち」「菜めし」「吸い物」。

しばらくして出来上がった品から供された。「とふでんがく」は田楽箱に。店先で焼かれた豆腐はこんがりと焼き目が付いている。旨い。有馬は冨士屋の山椒粉を振りつつ、パクパクッといただいていく。「五平もち」は平串で、わらじ型ではなく団子3つタイプ。たれは少なめでカリッと音がするくらいこんがりと焼けている。「菜めし」は蓋付きのお櫃型の椀に。菜めしの菜っ葉も店によって色々だが、こちらはフレッシュな感じ。椎茸と三つ葉と湯葉の「吸い物」と一緒にいただいた。(勘定は¥840)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 「延算寺」本院から500m離れた東院にある「小町堂」。なぜ小野小町がここに関係しているか知らなかったが、お告げによって疱疹、瘡(かさ)を直すために延算寺東院に7日間籠もって完治したのだとか。にしても自分は食い気ばかり勝って店のある東院にしか寄った事がないが、一度くらい本院の方にお参りに入ってこないと(苦笑)。

 


 

 

岩井屋

岐阜県岐阜市岩井3-3-23

 

( 岐阜 ぎふ いわい いわいや 岩井山 えんさんじ 参道 門前 でんがく とうふでんがく 豆腐田楽 豆腐でんがく 五平餅 菜飯 おののこまち  )

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与志屋老舗 @岐阜県岐阜市 (2)

2023年06月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

市バスに乗って岐阜市黒野にある和菓子の「与志屋老舗」へ。創業は江戸時代後期だとのこと。現在は8代目だと伺ったことがある。以前こちらの名物の「志ら玉餅」目当てで入ったことがあるが、その時は時季を外していて買えなかった。この日は店先にしっかりと「志ら玉餅」と書かれた紙が貼られていたのを確認。出ていらしたのは以前と同じ当代主人と思しき若い方。「志ら玉餅」には白、よもぎ、にっきの3種があった。お願いしたのは白とよもぎを2つづつ。

家に持ち帰っていつものように妻と分けっこ。皮は艶と張りがあってプルンとしている。まさに白玉。表面に白く細かい粒が付いているのは何だろう。中はつぶ餡。弾力のある口当たりで、割合にあっさりとした甘さ。旨い。よもぎの方にも表面には白い粒が付いている。こちらの方がより餡と馴染んでいる気がするが、少し時間を置いてからいただいたからだろうか。(勘定は¥600)

以前の記事はこちら (1

  

与志屋老舗

岐阜県岐阜市黒野389

 

( 岐阜 ぎふ 黒野 くろの よしや 与志屋 よしやろうほ よしやしにせ 和菓子 しらたまもち しらたま餅 ねりきり まんじゅう )

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かまた @岐阜県岐阜市 (5)

2023年06月13日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の神田町通りにある洋食喫茶「かまた」。創業が古いことは知っていたが、ある記事で創業は昭和23年(1948)だと知った。店名の「かまた」もきっと苗字か何かだろうと思っていたら、創業した祖父が飲食を始める前に蒲鉾屋を営んでいて「かまぼこ屋の太七」から「かまた」と呼ばれていたのだとか。面白いなァ。こちらに移ってからもう5年程経つが、ここのところ昼時だと店の外で待ちが出てきたりするのでなかなか頻繁には伺えない。この日は午後3時近く。日曜は閉めるのも早いのでもういいだろうと中に入ったが、まだほぼ満席の盛況ぶり。何とか座らせてもらって「ビール(中瓶)」と、これが今季の食べ納めと前から食べてみたかった「カキフライ」をお願いした(訪問3月末)。

しばらくして運ばれた「カキフライ」はしっかりめの揚げのものが5個。付け合わせは千切りキャベツ、きゅうり、トマト、レタス、そしてカットレモン。別皿で提供された特製タルタルソースはパセリが入ったもので、余すくらいたっぷりの量なのが嬉しい。広島産だというカキフライを頬張ると口の中はあの独特の風味でいっぱいになる。熱々なのでビールを流し込んで冷まし、またもう1つと平らげていく。旨いなァ。ただ個人的に閉口したのは千切りキャベツにかかったたっぷりのゴマドレ。タルタルソースを味わっている時だとさらに野暮ったくなる。最近は和洋食問わずこのゴマドレが最初からかかっている店が多いこと、多いこと。もちろん人気なのは分かるし、自分も嫌いではないけれど、フライ物とか食べている時にはさっぱりしたフレンチ・ドレッシングとかの方が好み。せめて最初からかかっていなけりゃ何とかなるんだけれど…。(勘定は¥1,600)

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旧店舗の記事はこちら (1)(2

 

洋食喫茶 かまた

岐阜県岐阜市神田町6-16

 

( 岐阜 ぎふ かまた レストランかまた コーヒーかまた 喫茶かまた 洋食 オムライス 厚焼き玉子サンド 珈琲 喫茶 かきフライ 牡蠣フライ )

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あじろ亭 @岐阜県岐阜市 (6)

2023年05月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の伊奈波神社参道にある創業明治40年(1907)の洋食屋「あじろ亭」へ。この日は年配の客でほぼ満席の盛況ぶり。一番奥の席だけ空いていたので給仕の男性(息子さん?)に案内された。品書きにテープで貼ってある、もうあと数日で提供が終わるだろう「特選カキフライ」をお願いする(訪問3月)。この日は小寒くてビールの大瓶は持て余しそうだったので「お酒(月桂冠特選)」もぬるめでお願いした。これが今季最後のカキフライだろうなァ。テーブルにお通しのなますとソース、お猪口が用意され、細身の徳利に入った”ちんちん”(※とても熱いさま)の「お酒」が届けられた(苦笑)。

酒にピッタリのなますをつまみながら、BGMもない静かな店内でチビチビやっていると「特選カキフライ」が登場。薄衣でころっとした太めの牡蠣が4つ。それに小さいコロッケと舞茸のフライ、レンコンの素揚げも付いている。付け合わせは千切りキャベツとトマト、きゅうりの昆布和え、カットレモン。タルタルソースは付いていない。まずはそのまま熱いのを口に放り込む。しっかり身の詰まった牡蠣で旨い。残しておいた酒ともいい感じ。後の粒はレモンをかけたり、酸味が強い特製のソースをかけたり、それにレモンを合わせたりして楽しんだ。(勘定は¥1,950)

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欧風料理 あじろ亭

岐阜県岐阜市伊奈波通1-65

 

( 岐阜 ぎふ いなば神社 あじろてい 洋食 洋風料理 欧風料理 ミヤビヤ ミヤベヤ 高等ライス 100年食堂 牡蠣フライ カキフライ )

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