ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Memphis Blues / Cyndi Lauper

2025年02月28日 | ブルーズ

Memphis Blues / Cyndi Lauper (2010)

シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)が2010年に発表した11枚目のオリジナル・アルバム。このアルバムは彼女のイメージに無いブルーズを演ったということで話題にもなったので知ってはいた。かといって買うまでには至らなかったが、ある中古店に刺さっていたので買ってみることに。詳細は知らなかったが、クレジットを見ると、あのアラン・トゥーサン(Allen Toussaint)をはじめ実力者揃いだし、ゲストにはBBキング(B.B. King)やジョニー・ラング(Jonny Lang)、手練れのハーモニカ奏者チャーリー・マッスルホワイト(Charlie Musselwhite)、それにアン・ピーブルス(Ann Peebles)まで参加していてなかなか豪華。話題性もあってか、彼女のキャリアで3番目に売れたアルバムになったそう。

果たしてあのシンディがどんなブルーズを歌うのかと興味津々だったが、冒頭から声はあのまま(笑)。故にちょっと軽いが、その軽快さが新鮮。選曲はブルーズでは有名曲ばかりだが、一般的に有名かというとそこまででもない。嘆き悲しむが故のブルーズだけれどネイティヴのリスナーは彼女の歌をどう捉えたんだろう。彼女が以前からブルーズに執心だったかどうか知らないが、選曲やアレンジにどの程度関わったのか興味深い。晩年のBBキングの歌声とギター、それにシンディとのやり取りが聴けるのも微笑ましい。

中古店にて購入(¥450)

  • Label ‏ : ‎ Downtown
  • ASIN ‏ : ‎ B003HTPHSQ
  • Disc ‏ : ‎ 1
コメント (2)
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鷹 @愛知県一宮市

2025年02月28日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市方面で昼食。目当てにしていた店が閉まっていたのでしばし彷徨う。混まないうちに以前に訪れた「三条飯店」にでもと向かったが、どうもこの日は中華っぽい気分では無かった。そこではす向かいにある喫茶店「鷹」に入ってみることに。店先に手押しカートや自転車が停まっていて予想は出来たが、店内には高齢の客が多い。まだモーニング・サービスで残っている客かな。女将さんと給仕の女性の2人でやっていらっしゃる様子。店内は青いファブリックのソファのテーブルが10席ほど。メニューにあった丼物にも惹かれたが、結局注文は「スパゲティ」。安い値付けなのにドリンク付き。すぐにソースとタバスコ、紙ナプキン巻のフォークが用意された。

メニューには特に書いていなかったが、この地方定番の熱々の鉄板に玉子液敷きのタイプ。何と、更に小皿に盛られたライスと、鶏肉とジャガイモの煮物付き。予想外。粉チーズは細目のスパゲティに最初から上に少し振られている。熱いのを予測してドリンクで頼んだ「アイスコーヒー」も一緒に持って来てもらった。「スパゲティ」の具材は赤ウインナーにピーマン、玉ねぎ。ケチャップで味付けされているがやや薄めの仕上がり。太くないので一般的な1.6㎜とかだろうか。途中で端に少しソースをたらしてみたら何だか焼きそばみたくなってしまったので、結局それ以上はかけずにいただいた。スパゲティでご飯って変な感じだけれど、有難く惣菜と一緒に平らげて勘定してもらう。次は「豚丼」か「牛丼」にしてみようかな。(勘定は¥630)

CAFE TERRACE 鷹 (たか)

愛知県一宮市大赤見192

 

( 一宮 いちのみや 喫茶たか 喫茶店 ランチ 洋食 スパゲッティー スパゲティー 鉄板スパ 鉄板スパゲティ )

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丸じゅん @岐阜県岐阜市

2025年02月27日 | 岐阜県(岐阜)

ずっと昔から気になっていた岐阜市の弥八地蔵境内にある鉄板焼きの「丸じゅん」。創業は昭和41年(1966)だそう。息が長い割りに情報は少ないし、鉄板焼きの店って値段の幅が広かったりするのでなかなか機会を見つけることが出来なかった。以前に同じ境内の「玉家」に入った時に入口が開いていて雰囲気が分かったので、別の機会に口開けの時間を狙って飛び込みで入ってみることに。ドアを引いて中に入ると鉄板前のカウンター席のみ。その端に高齢の女将さんがいらっしゃったので「予約してないけど入れますか?」と尋ねると、一瞬戸惑った後に「こちらへ。」と席を1つ空けてくれた。すでに箸が用意してある席は予約が入っているのだそう。ただ調理を担当する方が外に出ているようで戻ってくるまで待って欲しいとのこと。

しばらくして赤い髪をした主人が帰って来た。思ったより若いので息子さんかな(未確認)。壁には木に白字で品書きが書かれているが値段表示は無い。どうしたらいいか尋ねると「お任せで良ければ…。」とのことなので大体の値段を教えてもらって任せてみることに。飲み物は瓶ビール(ドライ)をお願いした。冷たいのをグイッとやって調理を見守る。まずは「ほたて貝柱」。これはバター焼き。そして「れんこん」「ねぎ」。一応練り辛子が用意されているが、それ以外は味付け済み。基本は塩、胡椒、醤油という感じで市販の調味料も使ったりしている。もちろん旨い。途中で「生野菜サラダ」を挟んで「白子」(おろしポン酢)、立派な「しいたけ」。女将さんは簡単な調理や味付けも手伝っている。鉄板前なのでちょっと暑くなってきた。最後はサシの凄い飛騨牛。細長くカットされたものをドーンと鉄板に。見た感じ180~200gぐらいあるんじゃないかな(未確認)。調理にはコニャックも使ったようだ。スライスしたニンニクもたっぷり炒めて、カットされた。あー旨い。最近は昔と違ってサシの入った牛肉をあまり食べなくなったが、食べるとやっぱり旨いんだな、これが(笑)。季節によって品が変わるだろうから、また寄ってみようっと。(勘定は¥10,000程)

 

 

和風ステーキ 丸じゅん

岐阜県岐阜市弥八町22 弥八地蔵内

 

( 岐阜 ぎふ 弥八地蔵 まるじゅん 鉄板焼 ステーキ 海鮮焼 焼物 おまかせ ひだぎゅう ひだうし )

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アズミノ @岐阜県可児市

2025年02月26日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県多治見市のある店を訪れるも休み。休業日がいまいち分からないから困ってしまう…。代案は無かったので、以前にブックマークしておいた隣の可児市にある喫茶レストラン「アズミノ」へ。地図アプリに導かれ、どこを走っているのか全然分からない道を20分程走って到着。店は団地の多い山あいの通り沿いにあった。店内は広く、テーブル席が沢山あり、多くの年配客で賑わっていた。ランチは定食や丼物に加えてお好み焼きや焼きそばも。それにスパゲッティーやハンバーガー、パングラタンなんてものもある品揃え。お願いしたのは「たっぷりソースのミートスパ」。すぐにタバスコと粉チーズが用意され、フォークに加えてスプーンも置かれた(ソースがたっぷりだから?)。

しばらくして丸い鉄板に盛られた「ミートスパ」が登場。確かにソースの量が多い。下に敷かれた玉子液も多く、敷くというよりは”和え”みたくなっている。ソースはトマト感の強いもの。肉はあまり見当たらない。中に入ったピーマンと玉ねぎは炒めてから合わせてあるようでシャキシャキ感が残っている。冷たい水を飲みながら熱々をクルクルと巻いて口に放り込んでいく。スパゲティーはやや細く、スパゲッティーニぐらいか。ソースの味が濃いので、もう少し太いものの方が合うような気もする。鉄板はしっかりと熱せられていたようで、玉子液はしっかりと玉子焼きに変わっていた。次は「パングラタン」か「あんかけオムライス」をいただいてみようっと。(勘定は¥890)

 

喫茶 アズミノ

岐阜県可児市大森1534-1

 

( 可児 かに あずみの 喫茶アズミノ 喫茶店 ランチ スパゲティ 鉄板スパゲティ 鉄板スパ 鉄板ミート パングラタン あんかけスパ あんかけオムライス 洋食 モーニング )

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佐野屋 @名古屋市北区・大曽根 (2)

2025年02月25日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

大曽根にある酒屋「佐野屋」へ。創業は昭和元年(1926)。こちらは店内で酒をいただくことが出来る、いわゆる”角打ち”の酒屋。少し前に訪れた時にはあまりに人が多かったので入店を見送った。この日は…と覗いてみると、それでも先客は7人程。でもスペースに余裕があったのでカウンター越しに店員のお姉さんに近くの金虎酒造の「虎変・純米吟醸」と「まぐろ中落ち」をお願いした。その場で勘定して受け取り、カウンターの一角に陣取る。

ガラスコップに注がれた「虎変」をクイッとやり、刺身に箸を付ける。まぐろは6~7切れ程。大根のつま添え。練りわさびをちょんと付け、醤油でいただく。自分の向かいにはかなりご高齢の男性2人。さぞかし通っていらっしゃるんだろうなと思って聞くともなしに話を聞いていると初訪みたい。他はやはり常連と思しき方ばかり。女将なのかは知らないが、店員の女性はテキパキと客をあしらっていく。ここであまり変な客に遭遇したことは無いが、こういう形態だと変な奴も来るだろうから大変だろう。

「電気ブランハイボール」と「6Pチーズ」を追加。デンキブランは随分と久しぶり。普通に酒屋には瓶が売っていたりするけれど、なぜかあまり買わないし、出している店も多くない。ソーダ割りだけれど意外と濃いめの仕上がり。ストレートと違って呑み易く、いい感じ。また瓶で買って家で呑もうかな。長居は無用。この辺で。(勘定は¥950)

以前の記事はこちら (1

 

佐野屋

愛知県名古屋市北区大曽根3-13-13

 

( 名古屋 なごや 大曽根 おおぞね さのや さの屋 酒屋 立ち飲み 立ち呑み 立飲み 立呑み 角打ち かくうち 地酒 きんとら 神谷バー キャッシュオンデリバリー )

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Skylarking / Horace Andy

2025年02月24日 | レゲエ・スカ

Skylarking / Horace Andy (1996)

昨秋のホレス・アンディ(Horace Andy)の来日公演を前にして購入したコンピレーション盤。彼のデビュー作と同じタイトルで副題が付いていないのでややこしいが、発売当時は時代の申し子、マッシヴ・アタック(Massive Attack)と共演(準メンバー?)していて話題になっていたので、その中からも3曲(01、04、14)が収録されている。自分は彼らのファーストのジャケットしか覚えていないので、当時は全く聴いていないはず。他は70年代に発表された彼の代表曲が中心のようだ。

若い頃からあまり声質が変わっていないので,、一聴して女性と間違えそうなハイトーン+ビブラートの特徴的なヴォーカルは共通している。ルーツ・ロック的なクラシック・スタイルのレゲエと、打ち込み主体のダンス・ホール的なレゲエと、どちらで聴いても違和感が無い。代名詞である表題曲以外は大ヒットしたとは言えないし、自分はマッシブ・アタックと共演した頃はよく知らないから、ある意味新鮮な気持ちで聴くことが出来た。先の来日公演での時間切れ途中退場(←自分の都合)が悔やまれる…。

ネット・ショップにて購入(¥680)

  • Label ‏ : ‎ Melankolic
  • ASIN ‏ : ‎ B000003MK5
  • Disc ‏ : ‎ 1
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加登屋 @岐阜県土岐市 (2)

2025年02月24日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県土岐市の下石(おろし)にある麺類食堂「加登屋」へ。創業は昭和10年(1935)で現在3代目。時分どきに前を通るといつも3台分しかない駐車場が埋まっているし、かといって向かいのスーパーの駐車場に停める訳にはいかないのでスルーしていた。この日はよく見ると第2駐車場の案内看板があるのに気付いて、そちらに車を停めて暖簾をくぐった。みんなどこに停めているんだろうと不思議だったが、全然知らなかったなァ。店内はほぼ満席の盛況ぶり。すぐに小上がりが空いたので座らせてもらう。こちら唐揚げの盛りがすごいことで有名だが、さすがにあれを頼む訳にはいかない。自分がお願いしたのは、メニューに”創業以来変わらぬ味”とある「中華そば」。

しばらくして運ばれた「中華そば」は、黄色っぽい縮れ麺の醤油味。スープ水面にはチャーシュが1枚、カマボコが2枚、多めの刻みネギにメンマ。スープは鶏ガラ+という感じかな。すっきりとした味わい。今風の旨味が重層になっているものとは違ってシンプルな味わいだが旨い。これが本当に創業当時そのままの味だったら、現在でも通用するって凄いことだな。少しテーブルコショーを振ってみようと手に取ったが、詰まっているのか出てこず(笑)。スープもゴクゴクいただいて箸を置いた。テーブル席の中年カップルは2人とも唐揚げ定食を注文して、山のような唐揚げが積み上がっているが大丈夫かな(笑)(←持ち帰りもOKなようです)。(勘定は¥830)

以前の記事はこちら (1

 

御食事処 加登屋 (かどや食堂)

岐阜県土岐市下石町890-2

 

( 土岐 とき 下石町 おろしちょう かどや 加登屋 加登屋食堂 ラーメン 唐揚げ からあげ 大衆食堂 麺類食堂 食堂 大盛 デカ盛り 定食 丼物 洋食 )

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アンデス洋菓子店 @愛知県瀬戸市

2025年02月23日 | 愛知県(尾張)

愛知県瀬戸市を散策した折り、帰りに菓子を買って帰ろうと立ち寄ったのは陶原町にある「アンデス洋菓子本店」。創業は昭和40年(1965)だそう。店は駐車場を完備した大きな建物。もう少し昭和チックな建物を予想していたので意外。中に入るとガラス・ショーケースの中に生菓子が、テーブルや棚には多くの焼菓子が置いてある。偶々なのかショーケースの中もクラシックなタイプの生ケーキは見当たらなかったので、シンプルなものをと「コルネ」と「シュークリーム」を、焼菓子からは焼物にちなんだ名前の個包装の四角いケーキを4種「志野」「古瀬戸」「黄瀬戸」「御深井」。そして妻の好物の「ガレット」を購入した。

家に持ち帰ってコーヒーを淹れ、いつものように妻といただく。「コルネ」は竹をイメージしているような形。その場で詰めてくれたカスタード・クリームが甘過ぎず、旨い。「シュークリーム」は切れ目が無い。同じカスタード・クリームが底から注入されているのかな。少し時間が経ってから食べたので表面のサクサク感こそ無くなっていたが、カスタード・クリームがみっちりと詰まっていてこれもいい感じ。フルーツケーキのうち自分が食べたのは「志野」と「御深井」(おふけい)。「志野」はフルーツ・ケーキで、酒はあまり強くなく食べ易いタイプ。スポンジの口当りもよく、旨い。「御深井」はマロン・ケーキ。こちらの方がしっとりとした口当たり。栗は細かくてあまり風味はのっていない。「ガレット」は銀紙のカップで焼かれている。厚みはあまりなく、パイ生地っぽい軽い感じ。どれも美味しくいただいた。(勘定失念)

 


 

↓ 薬師町で見つけた風情ある建物(建築詳細不明)。玄関口こそアルミサッシに替えられているが、2階外壁は漆喰塗りで虫籠窓のまま。貼紙によると現在は市の管理下にあるのかな。

 

 


 

 

アンデス洋菓子店 ( pâtisserie ANDES )

愛知県瀬戸市陶原町4-3

 

( 瀬戸 せと アンデス アンデス洋菓子店本店 パティスリー ケーキ屋 コロネ 持ち帰り テイクアウト ガレット・デ・ブルトンヌ 近代建築 )

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ビリケン亭 @岐阜県岐阜市

2025年02月23日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市京町の中警察署の裏手にある喫茶店「ビリケン亭」へ。こちら人気の「更科」の隣にあって、酷い行列の時にはこの店まで繋がっていることもある。以前から何度も伺っているが、コロナ禍の頃にもその後も、店が開いている時に来られたことが無かった。この日は昼はとうに過ぎた時間帯。ちょっとコーヒーでもと、はす向かいの「ニューカトレア」に向かっていたらこちらが開いている様子だったので入ってみた。入るなり女将さんと客席で食事中の老主人に「お飲み物ですか?」と訊かれる。「コーヒーを…」と言うとOKだとのこと。どうも食事の提供はもう終了したという意味だったみたい。閉店時間も早いのかな。店内は大小のテーブル席にカウンター席。籐の椅子のテーブル席に腰掛け、改めて「ブレンドコーヒー」をお願いした。

食事を止めて主人がコーヒーを淹れてくれる。提供時間からすると”鍋コーヒー”(温め直し)だったかも。陶器のカップとソーサーで提供された「ブレンドコーヒー」はなみなみと注がれている。豆菓子付き。すっきりした飲み易いもの。量が多いので自分には珍しく20分程も居させてもらった。次はもう少し早い時間に来て日替りのランチをいただいてみようっと。(勘定は¥400)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くの「岐阜市民会館」(昭和42年・1967・建造)。設計はかの高名な坂倉準三建築研究所。面白いデザインの建物だが、道路から全貌は掴み辛い建物。裏にも回って撮ってみた。この円形部分はホールに当たるのかな。

 

 


 

 

Billiken亭 (ビリケン亭)

岐阜県岐阜市京町3-5

 

( 岐阜 ぎふ ビリケンテイ 喫茶 喫茶店 珈琲 ランチ モーニング モーニングサービス カレー 日替りランチ 近代建築 )

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美よし @名古屋市千種区・今池

2025年02月22日 | 名古屋(千種区・守山区)

今池にある洋食と中華の店「美よし」。創業は昭和39年(1964)だとか(未確認)。この店には今までに何度も足を運んでいるが、コロナ禍だったり、臨時休業だったり、営業時間に間に合わなかったりと、1度も暖簾をくぐることが出来ていなかった。この日は火曜だったが、早い時間に軽い昼食を済ませ移動。もう2時過ぎだったが、店の前を通ると暖簾が出ている。?、定休日は火曜じゃなかったかなと訝りながら店に吸い込まれた。店内はテーブル席が実働2つに小上がり席が2つ。流石に遅い時間とあって先客は無し。店は山高コック帽を被った白髪の老主人と女将、そして給仕男性の3人でやっていらっしゃる。若い衆は跡取りなのかバイトなのか。以前に見ていた品書きと比べると絞ってあるようで、単品は中華が4つ、洋食が10ちょっとぐらい。店内にはしっかりと「定休日は火曜日です」と書いてある…(笑)。お願いしたのは「オイル焼きとんかつ」の単品とビール。アサヒかサッポロかと訊かれたのでサッポロ(黒ラベル)を選択した。

黒ラベル専用グラスにビールを注いでグイッと。外は寒いが空気は乾燥しているので旨い(←つまり年中旨い・笑)。厨房からピチピチと焼き音が聞こえてきて、ザクッザクッとカットする包丁の音。ボウルに入ったソースがかけられて供された。平皿に盛られた「焼きとんかつ」は姿がいい。綺麗な焼き色が付いて、千切りキャベツとマヨネーズ和えでないタイプのポテサラ、そして輪切りの生玉ねぎが添えられている。こういう感じの付け合わせを出す店は、ホテル洋食出身の方とかが多いがどうだろう。大きなとんかつには酸味の強い特製の中濃ソースと、どれだけ使っても重くない手作りのマヨネーズが添えてあり、どちらで食べても旨いし、混ざった所も旨い。かつ自体も、同じ材料を使っても揚げと焼きでは全然味が違うのが相変わらず不思議。かつの熱いところや、旨い付け合わせを口に入れてビールで追っかけると至福。次は迷った「カキフライ」か、それとも「高麗肉(コウライヨク)」か。(勘定は¥1,700)

 

 

とんかつ 中華料理 美よし

愛知県名古屋市千種区今池5-12-17

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ みよし とんかつ みそかつ 中華 オムライス 洋食 定食 焼とんかつ やきとんかつ )

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