ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Tea For Two @名古屋市北区・上飯田

2025年01月18日 | 名古屋(東区・北区)

前から気になっていた北区山田のジャズ喫茶「Tea For Two」へ。店名はもちろんジャズのスタンダード曲からだろう。地図アプリ頼りに店へ向かう。店は駄菓子+鉄板焼の「つねかわ」の19号線を挟んだ反対側の住宅街の中にあり、洒落た建物があった。駐車場が見当たらなかったので入口を開けて尋ねると店の前に停めてくれとのことだったのでそうした。靴を脱いで店に入ると小さいテーブル席が4つの広くない板張りのスペースにどーんとデカいスピーカーが床置きしてある(写真下)。後で調べてみたがALTEC 873A BARCELONAかな(未確認)。オーディオ・システムは奥の調理場にあるので不明。蝶ネクタイをした品のある年配の主人に「スペシャルブレンドコーヒー」と「コーヒーゼリー」を注文。トッピングが選べたので生クリームでお願いした。

かかっているレコードは”NOWプレイイング”とジャケが飾ってある。この日はまずサッチモ(Louis Armstrong)とエラ・フィッツジェラルドの「Ella and Louis」(ジャケ写真下左)。さすがに迫力のあるいい音。2人のヴォーカルはもちろん、特にアコースティック楽器の響きが素晴らしい。次は横に飾ってあったマイルス(Miles Davis)かなと思ったら、別から出して来たビル・エヴァンス・トリオ(Bill Evans Trio)の「Explorations」(ジャケ写真下右)に。もちろんリクエストも出来るのだろう(未確認)。

 

コーヒーは自家製ケーキ付き。程良い苦味があるがすっきりとした口当たりのコーヒー。酸味は弱め。旨い。エチオピアのイルガチェフェ他って書いてあったかな。チョコレートがかけてあるスポンジ・ケーキはまだ温かい。一緒に出してもらった「コーヒーゼリー」は脚付きのグラスで。上に生クリームがたっぷりのってシナモンが振りかけてある。ゼリーもクリームも甘さはなく、ガムシロップで足すようになっていたが結局使わなかった。後客が頼んだフードも主人が丁寧に時間をかけて作っている。調理場は隠れてしまっているが、せっかくなので見えるようにしたらいいのにな。出来上がったハンバーガーを見たら本当に旨そう。思わず値段を確かめてしまったが、破格に安い。迫力あるベースの音を楽しみながら(それでも長居は出来ない性質…)コーヒーを飲み干し、勘定してもらった。次はフード目当てに入ってみようっと。(勘定は¥1,000)

 

JAZZ Café TEA For TWO

愛知県名古屋市北区山田4-12-22

 

( 名古屋 なごや 上飯田 かみいいだ 矢田 やだ ティーフォートゥー ジャズ喫茶 ジャズカフェ スイーツ ハンバーガー ホットドッグ ルイ・アームストロング )

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カ・コ @名古屋市北区・杉栄町

2025年01月13日 | 名古屋(東区・北区)

かつて「城東園」と呼ばれた赤線区域だった北区杉栄町。往時は250m程の通りに50軒ものカフェーがひしめきあったのだそう。ちらほらと残っていた面影はだんだん消えつつある(ただ、通りには泡関係の店がが普通に営業していたりも・笑)。その通りにある喫茶店「カ・コ」へ。いつ頃からある店かは知らないが、建物からするとそんなに古くなさそう。気になったのはその変わった店名。名駅柳橋に「かこ」という人気の喫茶店があるが、何か関係があるのだろうか。カとコの間に中点があるから全く別かも。店に入るとテーブル席が6つ、壁を背にした1人席も4つほどあり、懐かしいゲーム卓もある。高齢の女将さんと若い衆でやっていらっしゃるのかな。店内には古い看板もあったので改装したか移転したのかも。お願いしたのは「焼そば」。調理は女将さんが担当。

ソースが先に用意され、しばらくして「焼そば」が完成。特に書いてなかったが、この地方ではスパゲティと共にスタンダードの1つである鉄板玉子敷きタイプ。具材は豚肉、キャベツ、人参、もやし、玉ねぎ。上から花鰹が振ってある。さっそく手繰るとソースの量は多くなく、さっぱりした味わいで食べ易い。故の追いソースか。途中で一部にソースをかけてみたが、途端に屋台で食べるようなベタな味わいになった。でもどちらかというとかけない方が好き。定食もいろいろあるようなので、次も食事で寄ってみようかな。(勘定は¥650)

 

喫茶 カ・コ

愛知県名古屋市北区杉栄町4-80

 

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餃子会館 @名古屋市北区・黒川

2025年01月06日 | 名古屋(東区・北区)

以前から入ってみたいなと思っていた黒川の中華料理店「餃子会館」へ。店は黒川駅のすぐ南を1本入った所にある。店はまだ新しい感じでマンションの1階に入っている(10年程前に建て替えられたみたい)。1階に中華料理屋が入ったマンションってなんか憧れるなァ(笑)。店前の駐車場に車を停め店内へ。この日は日曜だったが先客は何故かご老人ばかり。7つある赤い椅子のテーブル席のほとんどが高齢者で占められていた。人気だなァ。ちょうど1つ空いたので座らせてもらう。この他にも小上がり席が4つと小さいカウンター席がある。土日祝日用の昼のセットメニューがあり、その中から「炒飯+餃子」をお願いした。

しばらくして「炒飯+餃子」が届けられた。パンダの柄のポップな八角皿に盛られた「炒飯」はしっかりと色付いたもの。紅生姜が添えてある。玉子スープ付き。パラッとしたタイプで色付きの割りに濃過ぎず、ちょうどいい塩梅。「餃子」は細身のものが8個。まとめて焼いてあるので全部くっついている。ひとつひとつ剥がしながら卓上のタレでいただく(←この地方では大抵餃子には専用のタレが用意してある)。餡に生姜が効いていて旨い。ノンアルコールビールでもいいから飲みたいなと思ったが遅すぎた。次は地下鉄かバスで来ようっと。(勘定は¥900)

餃子会館

愛知県名古屋市北区田幡2-13-31

 

( 名古屋 なごや 黒川 くろかわ ぎょうざかいかん 中華料理 中国料理 ギョウザ ギョーザ チャーハン )

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グロリヤ @名古屋市東区・久屋大通

2024年10月30日 | 名古屋(東区・北区)

全然秋の気配が見えなかった今年の9月。汗を拭き拭き歩いていて休憩に向かったのは名古屋テレビ塔(現・中部電力 MIRAI TOWER)下、セントラル・パーク横の喫茶「グロリヤ」。周囲にそびえ立つビルとは一線を画す外観が素敵。創業して60年程経っているのだそう。店に入ると真ん中に厨房があり、その上が中2階席になっている面白い造り。しかも厨房の真裏にも席があり、この日はその半地下の席に案内された。店内は1人客が多く、時間帯もあって食事をしている人が多い。もちろんみなスパーと紫煙を燻らしている。年配の給仕女性にお願いしたのは「ホットコーヒー」と「コーヒーゼリー」。

「ホットコーヒー」は”ココアピー”という豆菓子付き。しっかり濃くて苦めの深煎り名古屋スタイルのコーヒー。酸味も少し感じられる。「コーヒーゼリー」は脚付きのグラスに盛られている。コーヒーフレッシュ、生クリーム、それにアイスクリーム添え。コーヒーを啜りながらゼリーをいただく。甘味が添えてあるのでゼリー自体の味はちょっと分かりにくいが、コーヒーのお供として美味しくいただいた。自分が座っていた間に、同じスペースに座っていた別々の女性客が2人で計5本の煙草を燻らせたので煙い、煙い。暑くて汗をかいている時って匂いが服に滲み付くんだよなァ…。這う這うの体で逃げ出した。次は食事で寄って中2階に座らせてもらおうっと。(勘定は¥980)

 

 


 

↓ まだまだ真夏のような暑い空にそびえ立つ「名古屋テレビ塔(現・中部電力 MIRAI TOWER)」(昭和29年・1954・建造)。設計は東京タワーと同じ内藤多仲工学博士。国の登録有形文化財に指定されている。3年程前に今の名称に変わったが未だに馴染めない(笑)。そういえば改修工事をした後も1度も中に入っていない。今度入ってみようっと。

 


 

 

喫茶 グロリヤ

愛知県名古屋市東区東桜1-10-38

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 久屋大通 ひさやおおどおり 喫茶グロリヤ グロリア GLORIA COFFEE コーヒー 喫茶店 国登録有形文化財 )

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はせ家 @名古屋市東区・高岳

2024年10月18日 | 名古屋(東区・北区)

以前からずっと入ってみたいと思っていた東区泉の洋食屋「はせ家」へ。創業は昭和38年(1963)で、その頃は純喫茶だったそう。現在は2代目。先代は元和菓子職人で、あの「雀おどり」から暖簾分けされていたというから興味深い。土日祝日休みの店だし臨時休業が多い店なのでなかなかチャンスが無かった(以前は土曜も夜もやっていたと思うが…)。この日ももし休みなら他の店へというつもりで行くと初めて開いていた。店は麺類食堂の「角丸」と同じ辻にあり、中に入るとカウンター席として使う大きなテーブルの周りをテーブル席が囲んでいる。混み合うのだろうカウンターの端に詰めて案内された。男性の給仕が2人、厨房の中には3人位だろうか。自分の後も次々と客が入って来てすぐに満席に近くに。人気あるなァ。こちらハンバーグやスパゲティが有名。自分の目に留まったのは”創業以来変わらない味”というミートソースを使ったという「ミートライス」。これに「ハーフサイズハンバーグ」をのせてもらった。

少々順番が前後して「ミートライス」が登場。大きな白い平皿に盛られていてライスの周りにたっぷりのミートソースが注がれている。アクセントにグリーンピースがのせられ、黄色いたくあん付き。肉と野菜が溶け込んだ茶色いミートソースはケチャップやトマト感は全く無く、かと言ってボロネーゼっぽくも無い。敢えて言うならカレーの方が近いかも(メニューにも”カレーの代わりにミートソースをかけました”と書いてあった)。ライスと一緒にいただくとピリッと胡椒が効いていて、旨い。ハンバーグを挟みながらパクパクと完食。自分と一緒のタイミングでハンバーグが配膳された斜め前の男性客は、何を取り出すかと思ったら大きなレンズの付いた一眼レフ・カメラ。全然料理に手を付けず延々と写真を撮っている。自分なら周りの視線を感じて耐えられない。凄い度胸だなァ(苦笑)。次は「ハンバーグ」のどれかにしてみようっと。(勘定は¥1,500)

 

 

キッチン はせ家

愛知県名古屋市東区泉1-21-1

 

( 名古屋 なごや はせや キッチンはせ家 洋食 ハンバーグ 唐揚げ スパゲティ 鉄板スパゲティ インディアン ランチ )

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サンペイ @名古屋市北区・志賀公園

2024年09月11日 | 名古屋(東区・北区)

暑い暑い。天気予報を見るといつも沖縄より暑い東海地方(苦笑)。駐車していると車内やハンドルはすぐに”チンチン”(酷く熱いさま)だし、降りたら降りたで汗だくになって溶けそう…。どこかで涼を、と向かったのは志賀公園近くの喫茶店「サンペイ」(表記はさんぺい、SANPEI、SANPAY等様々)(訪問7月末)。時々あられを買いに立ち寄る「白木」のすぐ隣。”焼肉”なんていう看板もあったので前はやっていらっしゃったろうか。道を挟んだ向かいの駐車場に車を停めて店へ。店内は広いフロアーにテーブル席が沢山。懐かしいゲーム卓も見える。主人と給仕の女性が2人。お願いしたのは「ブレンドコーヒー」のアイスと、ドリンク注文時のみ注文出来るというサービス品の「バーグドック」。

主人が脚の付いたグラスでアイス・コーヒーを持って来てくれ、トレイの上にいくつものった菓子を選ばせてくれる。突然で迷ったがポッキーの小袋を選んだ。凄いサービスだなァ。アイス・コーヒーのシロップとクリームは別。入れずにそのまま啜った。後から運ばれて来た「バーグドック」はホットドッグで使うバンズに薄くスライスしたハンバーグを挟み、ケチャップをかけたもの。小腹を満たすにはちょうどいい大きさ。冷房の効いた店内でゆっくりと(といっても15分だけれど)涼ませてもらった。次は食事で寄って「さんぺい焼肉定食」か「手作りカレー」をいただこうっと。(勘定は¥600)

 

コーヒー サンペイ

愛知県名古屋市北区元志賀町1-62

 

( 名古屋 なごや さんぺい Sanpey Sanpei 焼肉さんぺい 喫茶 珈琲 ランチ 洋食 アイスコーヒー )

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味よし @名古屋市東区・車道

2024年08月02日 | 名古屋(東区・北区)

以前から気になっていた車道駅と千種駅の間くらいにあるとんかつ屋「味よし」へ。こちら日曜休みなのでなかなか機会が作れなかった。歩いて店に着くと、ちょうど女将さんが暖簾を出していたところ。「いいですか?」と声をかけて中に入れてもらった。入口の波ガラスの引き戸の中桟には透かし飾り。渋い。出汁の香りが漂う店内はカウンター席とテーブル席が2つ程とこじんまり。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。カウンター席に腰掛け背面の品書きを眺める。壁に掛けられた品札は8つで定食と丼物のみ。お願いしたのは下に”串かつ・おかず・ライス・赤出し”と説明書きがあった「ランチ」。控えめなラジオのBGMの下、鋳物コンロの天ぷら鍋で調理が始まった。

しばらくして「ランチ」が完成。串かつは3本で、串は抜いてある。千切りキャベツが付け合わせ。小鉢に盛られた多めのサラダはキャベツ、パプリカ、ごぼう、きゅうりが入っていてフレンチ・ドレッシングがかかっている。これに田舎風のたくあんと味噌汁、ご飯というラインナップ。ご飯は少なめにしてもらったが、それでも飯碗に十分な量。串かつには最初からさらっとしたタイプのやや甘めの味噌ダレがかかっており、かつの衣は細目だが食感はしっかり。しみじみと旨いなァ。ごはんも進む。濃いめの味噌汁を挟みながら綺麗に平らげた。機会さえ作れれば品書き全部を食べてみたいところ。(勘定は¥700)

 

 

味よし

愛知県名古屋市東区葵3-7-11

 

( 名古屋 なごや 葵 あおい くるまみち ちくさ あじよし なだいとんかつあじよし 串カツ ランチ 定食 丼物 )

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芳光 @名古屋市東区・徳川園 (3)

2024年06月28日 | 名古屋(東区・北区)

普段は日曜休みなのでなかなか機会が作れないが、祝日なら営業している徳川園南の和菓子屋「芳光」へ。随分と久しぶりの訪問。創業は昭和40年(1965)。こちらの当代は岐阜市の「虎屋本店」の次男なのだそう。知らなかった。横の駐車場に車を停めて店内へ。こちらの名物と言えば「わらび餅」。並んでいる菓子を見ると、この日はこどもの日を過ぎていたが、まだ「粽(ちまき)」や「柏餅」も並んでいた。もう子供は大人になって外に出ているが両方買って帰ることに。もちろん「わらび餅」も。

家に帰って妻といただく。「粽」は笹の葉を解くと螺旋状に白と薄い桃色の縞模様になっている。水分がたっぷりでしっとり。口に入れるとじわじわと淡い甘さが感じられる。旨いなァ。「柏餅」の中はこし餡。柏餅ってあまり食べないので他は知らないが、包まれている皮は艶々でちょっとぷるんとした食感。「わらび餅」は相変わらずとろける口当たり。最初にこれを頂いた時にはビックリしたものだ。手で摘んで持ち上げられないので下敷きのビニールごと掌にのせてパクッと。旨い。次は干菓子も買ってみようかな。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 

御菓子所 芳光

愛知県名古屋市東区新出来1-9-1

 

( 名古屋 なごや 徳川園 とくがわえん 出来町通 よしみつ 蕨餅 わらびもち ちまき かしわもち 子供の日 塩芳軒 川口屋 虎屋本店 花乃舎 )

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蘭 @名古屋市北区・楠

2024年06月24日 | 名古屋(東区・北区)

以前は某地図アプリにも載っていなかった楠の喫茶店「蘭」。時々この前の道を通るのだけれどいつも気になっていた。あっさりした外観であまり目立たない店だがいつも車は停まっている。店の前は中途半端に狭くて停め辛いが、道を挟んだ駐車場がある。店内は沢山のテーブル席が並んでいて、年配の夫婦でやっていらっしゃる様子。全面がガラス窓なので店内は明るい。窓際の席に座らせてもらい「ブレンドコーヒー」と「プリン」をお願いした。

コーヒーはしっかりと濃くて苦味の強い名古屋仕様。豆菓子付き。伝票の表記からいくと卸元は守山区の「ビクトリア珈琲」なのかな。「プリン」は陶の器に盛られていて変わった形の型で作られている。生クリームとサクランボ、缶詰みかん添え。カラメルソースはあまり強い甘味ではないけれど、プリンの生地自体にカラメルの風味が付いているような。濃いコーヒーと一緒にいただきつつひと休み。スパゲッティやピラフなど食事メニューもあるので次は食事で寄ってみようかな。(勘定は¥800)

 

珈琲・軽食 蘭

愛知県名古屋市北区三軒町238

 

( 名古屋 なごや くすのき らん 喫茶蘭 喫茶店 純喫茶 ランチ 珈琲 洋食 )

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新角屋 @名古屋市東区・平田町

2024年06月13日 | 名古屋(東区・北区)

東区の平田町交差点にある麺類食堂「新角屋」。日曜は休みだし駐車場が無い(多分)のでなかなか機会が見付けられず、この日やっとの訪問。結局近辺をぐるぐると周った挙句、車はコインパーキングへ。暖簾をくぐるといかにも昭和の麺類食堂といった佇まい。やや暗めの照明で、広くない土間にテーブル席がぎっちり4つ、小上がり席が3つ。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。

しばらくして「きしめん」が登場。水面には油揚げ、刻みネギ、貝割れ大根、花鰹。カマボコや青菜は入っていない。麺を手繰ると薄平タイプ。それでもダレていなくてなかなか旨い麺だ。つゆはきりっとして甘さの少ないタイプ。店は年季が入っているが、味付けしていない揚げや、のっている(のっていない)具材、つゆの味加減も、一般的なこの地方のきしめんの定型とは違っているのが面白い。この日は”きしめん”に決め打ちで来たので座るなり「きしめんを」とお願いしてしまったが、壁の品書きにはきしめんにも”ぞう煮””鴨なんば””五目””かつカレー”と色々な種類があったり、小鉢のきしめんと組み合わせる定食が色々あったので、次はそれにしてみよう。(勘定は¥500)

 

めん処 新角屋

愛知県名古屋市東区代官町1-2

 

( 名古屋 なごや だいかんちょう ひらたちょう しんかどや 麺類食堂 大衆食堂 食堂 きしめん うどん そば 定食 丼物 )

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