ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

It Seems / Colin Newman

2022年07月31日 | パンク・ニューウェーヴ

It Seems / Colin Newman (1988)

ワイヤー(Wire)のフロント・マン、コリン・ニューマン(Colin Newman)の5枚目のソロ・アルバム。発売された1988年というとワイヤーも再結成後で「The Ideal Copy」や「A Bell Is a Cup... Until It Is Struck」というオリジナル・アルバムを発表するなど活動は盛んだった頃のはずなので、バンド活動と並行して製作されたアルバムということになる。

全編ドラムレスという訳ではないけれど、キーボード(シンセサイザー)主体のドリーミーな曲調が目立つ。キーボードを担当するのはJohn Bonnarなるよく知らないアーティストだが、デッド・カン・ダンス(Dead Can Dance)などにも参加していたもよう。ライナーを眺めただけではよく分からないが、きっと重要なコラボレーターだったはず。ワイヤーの活動と並行してでも発表したということは、コリン・ニューマンの活動意欲も旺盛だったのだろう。

クセになる(少なくとも自分は)コリン・ニューマンの独特のヴォーカルだが、女性バック・アップ・ヴォーカルとの組み合わせもあって、少なくともワイヤーでは聴けないので新鮮。ただ全体を聴いて、これがワイヤーのアルバムとして発売されていても区別がつくかな…。自信無い(苦笑)。

ネットにて購入(¥300)

  • Label ‏ : ‎ Restless Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000008IXD
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ブルーデル @名古屋市昭和区・桜山

2022年07月31日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

名古屋市博物館の向かいの路地にあるドイツパンの店「ブルーデル」へ。なんでも名古屋で初めてドイツパンを売った店だとか(未確認)。元はもう少し桜山駅寄りに店があったそうだ。そういえば同名の店が円頓寺にあったなと思い出した。そちらには何度も店に出掛けたがいつも閉まっていて結局そのまま廃業されたのだが、調べてみるとやはり出自はここだったらしい。店に入ると冷蔵ケースにはケーキ類などもあり、パンや菓子類は棚にも並んでいた。この日は自転車だったので冷蔵物は持ち歩けず、パンだけ選ぶ。ドイツパンは相変わらず名前や種類が全然頭に入らないので、見た目だけでいくつか選んでカゴに入れていった。

家に持ち帰って妻と分けっこ。普段ならドイツワインとソーセージでも用意して楽しむところだが、この日は恒例の絶食後だったので、”胃のリハビリ”と称してシンプルな野菜スープを作って一緒に味見していった。「カレンズ」は細かく刻んだドライレーズンが入った表面に粉の吹いたハードなパン。ドイツパンらしく中はみっしりと詰まっている。「ポンパニッケル」は黒パン。食パンのように四角だが、もちろん日本のパンのようにふわふわでなく、硬めの食感。ライ麦の割合は70%もあるのだとか。酸味が強くドイツパンらしさいっぱい。「ブリオッシュ」は形から勝手に何となく菓子パンみたいなイメージを持っていて、中にクリームでも入っているのかなと思っていたけれど、生地に甘味こそあれシンプルな軟らかめのパン。あとひとつパンを買ったが名前をメモしておくのを忘れてしまった。今回買ったのはシンプルなパンばかり。次は冷蔵ケースに入ったケーキ類や、菓子パンぽいのも買ってみよう。(勘定は¥1,400程)

 


 

↓ ブックマークしておいたデータを無くしてしまったので場所を失念してしまったが、塀が囲むい広い敷地の立派な日本家屋の2階部分に洋風な部屋?が増設されたような変わった建物(建築詳細不明)。

 

 


 

 

ブルーデル (Bruder)

愛知県名古屋市瑞穂区駒場町5-12-5 ハイライズ瑞穂 1F

 

( 名古屋 なごや 桜山 さくらやま ドイツパン ドイツベーカリー ベッカライ 黒パン ブルーデルヤマト 円頓寺商店街 近代建築 )

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なかとら (4) @岐阜県岐阜市

2022年07月30日 | 岐阜県(岐阜)

いつ行っても座って酒が呑める安心の「なかとら」へ。日曜とはいえ、午後遅い外れた時間なので客入りは少なめ。でも中休み無しで営(や)ってくれている有難さよ。入るなり冷蔵庫にある「野菜肉巻き」を取ってテーブル席に腰を下ろす。出来合いの惣菜は電子レンジで温めてもらえる。酒をぬる燗でお願いした。こちらの酒は滋賀の「香の泉」。いつものように使い回しの1合瓶で温めてくれる。横を見ると小上がりに陣取る先客のグループが5人でビール瓶を15本以上並べている。昼間っからやってるなァ(訪問はコロナ第6波が落ち着いた頃。もちろんこのあと第7波が大爆発することに…)。

肉巻きは十六ささげが巻いてあると思いきやオクラのようだ。焼肉のたれっぽい味付けのたれがかかっている。酒と一緒に最初から氷水を出してくれる気遣いが嬉しい。1合瓶から猪口に注いでグイっと。追加は「酢サバ」。サバは5切れ程。擦り生姜が添えてあるが、この生姜がかなり効いた。壁に貼ってあった「風凛(かぜにりん)」という瓶の生貯蔵酒をもらう。知らなかったがこの酒も「香の泉」と同じ竹内酒造のようだ。青い瓶に入っていて300ml。この300という量はひとつの銘柄を呑むのに多くもなく少なくもなく、ちょうどいいんだよなァ。「煮豆」を頼むも無かったので「サバの煮つけ」を。これも電子レンジで温めてもらう。自分には少し甘さの強い味付け。さっきの酢サバで残った辛いすり生姜を使ったりしていただいた。少し酒が残ったので「板わさ」を追加。梅の花の形の小皿に赤い縁のかまぼこ。わさびが本山葵のようでビックリ。それともよく出来た”風”だろうか。いつも主人のお尻に刺さっている算盤で勘定してもらって店を出た。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

なかとら (なかとら食堂)

岐阜県岐阜市玉宮町1-5

 

( 岐阜 ぎふ 玉宮 たまみや なかとらしょくどう 昼呑み 昼飲み 昼酒 酒場 食堂 大衆食堂 かのいづみ 日本酒 )

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マルコ醸造 @岐阜県恵那市

2022年07月29日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県恵那市明知町の日本大正村を散策後、帰路途中で寄ったのは創業明治31年(1898)という「マルコ醸造株式会社」。以前何かの記事でここの醤油が紹介されていて、機会があればとブックマークしていた。でも実は場所も把握しておらず、店の名前さえ忘れていたのでバイクで1度通り過ぎ、あれ?ここ…と引き返した次第。道路を挟んだ所に醸造所と思われる煙突付きの建物がある。店の中には様々なタイプの醤油や調味料と食材が並んでいた。購入したのは「たまり風・長熟弐年醤油」の150ml瓶と「菊芋お漬物・粕漬」(写真下2枚)。

 

「長熟弐年醤油」は、まず刺身で使ってみた。いただいた刺身はイサキ、それにスルメイカ。通常の醤油より使用量を控えめにとあったのでそのように使ってみる。色は明らかに濃く、とろみこそあまり無いがそれこそ”たまり醤油”のよう。商品名は”弐年”だが、実際は3年以上熟成してあるとのこと。東海地方では最近こそ廃れたが、たまり醤油を”刺身醤油”と称して日常使用する習慣があるので(自分の父親もそうだった)全く違和感は無いが、そうでない人にはかなり濃く感じるだろう。普通の醤油と並べて味わいの違いを楽しんでみる。「菊芋お漬物」は東濃地方の酒屋ではよく見る商品。特産だったりするのだろうか。自分にはあまり馴染みのない食材なので、今まで口にしたことはないと思うが、芋なので軟らかい食感かと思いきやシャキシャキの口当たり。粕漬けなので味の方向は”守口漬”のような感じ。甘辛い味の蒲焼なんかの口直しにぴったりだろう。なんて言いつつ結局日本酒のつまみに薄くスライスしてそのままチビチビと食べて大方消費してしまった。(勘定は醤油¥500、漬物¥450)

 

 


 

↓ 日本大正村で観た他の建物。以前にも訪れた平成初めまで開業していたという元産婦人科の「旧・大塩医院(現・恵那市役所 明智振興事務所明智回想法センター)」(明治43年・1910・建造)。前にも思ったが、玄関先の無粋な案内板を端に寄せといてくれないかな(笑)。

 

↓ 屋根上の文字看板が撤去され、頂部が修復された「旧・保母歯科醫院」(昭和初期頃建造)。以前の近代建築らしさこそ減少してしまったが、家屋として維持されていくということなのだろう。

 

 

↓ 「日本大正村役場(旧・明知町役場)」に向かうなだらかな坂道(大正路地と名付けられているよう)。

↓ 「日本大正村役場(旧・明知町役場)」(明治39年・1906・建造 ※国登録有形文化財)。ん?玄関口がえらく濃い青色で塗り直されているがどうしてこうなった? 確かに前も壁面とは違う青色だったが…。史実でもこうだったのかな。

 

 

↓ 坂の途中にある「旧・町営発電所電気事業部)」(昭和初期頃建造)。以前は「大正時計店」として修理や展示などを行っていたはずだが看板が取り外されていた。

 

↓ アジア雑貨の店「布花」(建築詳細不明)。ここも瓦屋根に下見板張りで明るいパステル色で塗られ、往時の雰囲気を残している。

 

↓ 更になだらかな坂を下りた径も両脇に風情のある蔵が並んでいて素晴らしい雰囲気。雨が降って濡れてもいいだろうナ。

 


 

 

マルコ醸造株式会社

岐阜県恵那市明智町732-1

 

( 恵那 えな 明智 あけち 日本大正村 まるこじょうぞう 醤油 しょうゆ きくいも 漬物 粕漬け かすづけ 近代建築 保母歯科医院 )

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Exposure / Robert Fripp

2022年07月28日 | プログレッシヴ・ロック

Exposure / Robert Fripp (1979)

キング・クリムゾン(King Crimson)を統率するロバート・フリップ(Robert Fripp)。70年代中期の傑作「Red」を発表後、すぐに解散を宣言(→当人は自分だけ脱退しバンドは存続させるつもりだったとか)。81年にメンバーを入れ替え再結成するまでの間に様々なアーティスト(Brian Eno, David Bowie, Peter Gabriel, Daryl Hall & John Oates, Blondieら)と共同作業し、その間にソロ・アルバムを完成させた。その1つが1979年発売のこの「Exposure」。このアルバム自体にもダリル・ホール、ピーター・ハミル(Peter Hammill)、ピーター・ガブリエル、ブライアン・イーノ、トニー・レヴィン(Tony Levin)、フィル・コリンズ(Phil Collins)らが参加している。アルバムは1983年にフリップ自身らによってリミックスされているとのこと。そうするとこのCDで聴けるのはリミックス後の音なのかも(未確認)。

こうした人脈等を承知の今ではさほどではないかもしれないが、当時クリムゾン経由で聴いた人は面喰らっただろう。イーノとの共作があったので自分もアンビエントな音は何となく想像出来たが、いきなりダリル・ホールによるポップでロックンロールな歌唱で始まったのには驚いた。先日のスティック・メン(Stick Men)の来日公演でもトニー・レヴィンらによって演奏された02などは、流石にこの中ではクリムゾン直系の音。なんでもフリップはこの作品を、同時期にプロデュースしたのダリル・ホールのソロ作「Sacred Songs」、ピーター・ガブリエルの「Ⅱ」との3部作とする構想があったのだとか(→フリップはポップ音楽を勉強するために作ったと豪語・笑)。レコード会社からは”売れ線”ではないために色々と横槍が入ったらしいが、さもあらん。でも今の感覚で聴くとしっかりと大衆的な面もあって、そこまで身勝手な感じではないように思うんだけれどな。

中古店にて購入(¥888)

  • Label ‏ : ‎ E.G. Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000003S16
  • Disc ‏ : ‎ 1
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朋友 @愛知県犬山市 (3)

2022年07月28日 | 愛知県(尾張)

ある土曜日の昼、仕事で昼食にちょっと遅くなってしまったので通し営業(のはず)の中華料理屋「朋友(ぽんゆう)」へ。店に入ると先客は2名。1人はもう食事を終えているようだが、もう1人はまだの様子。厨房には女将さんのみで、調理が進んでいる様子は無い。主人は出前に出掛けているようだ。その間に注文を済ます。前から気になっていた「オムライス」、それにちょっと合わないかもしれないが「水餃子」をお願いした。中華料理屋にオムライスがあるとどうしても気になってしまう。女将さんは外を気にしている様子。テレビを眺めながら待っていると主人が走って帰って来た。すぐに調理が始まり(換気が悪いので)店内が煙たくなり始めた。

先客の調理が終わり、自分の「オムライス」が登場。こんもりと紡錘形にまとめられた薄皮のタイプ。玉子は下までは巻かれていないようなので、後からかぶせる調理法だろうか。ケチャプが垂らされているが、てっぺんは包丁で✕にカットされていて、そこにグリーンピースがのっているといういかにもクラシカルな姿なのが嬉しい(ここ中華料理屋だけれど・笑)。こういうのが食べたかった。中は濃い味付けのチキンケチャップライス。色からするとソースも混ぜてあるかな。後から出てきた「水餃子」は鉢に盛られて刻みネギが散らしてある。一緒に用意されたタレでいただく。薄皮の餃子なので焼餃子と同じものかな。食べてみてもそんな感じだ。こちらはつるっとお腹に入っていった。食べている間にもまた出前の電話が。主人はまたカブで出動するようだ。次は「塩ヤキソバ」と「一口餃子」にしてみようっと。(勘定は¥960)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4)(5)(6

朋友

愛知県犬山市橋爪西浦12-1

 

( 犬山 いぬやま ぽんゆう 中華料理 中国料理 ラーメン 中華そば オムライス 洋食 ぎょうざ 水ぎょうざ 水ギョーザ 出前  )

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ニュー関 (3) @岐阜県関市

2022年07月27日 | 岐阜県(中濃)

岐阜バスのホリデーパスを使って移動していたある日、どうせなら行ける範囲で遠くまで行こうと美濃市まで。久しぶりに長良川鉄道・美濃市駅の駅舎と独特なホームへの通路を愛でたあと、鉄道でそのまま隣の関市・関駅へ。そこからまたバスに乗って向かったのは、緑ヶ丘から市平賀(いちひらが)へ移転した焼鳥の「ニュー関」。こういう方法でも使わないとなかなか辿り着かない立地。バス停から歩いて店に向かうと、住宅街の路地の中に”掘っ〇て小屋”と呼んでしまいそうな簡易な建物に申し訳程度に屋根と風除けが付いたオープン・エアな店が見えてきた。久しぶりに見る主人は相変わらずタンクトップに鉢巻きという出で立ち。1人でもいいかと尋ねると「どうぞどうぞ。」と招き入れてくれた。ちょうど先客が去った後のようで客は自分1人。ほぼ外(主人曰く”換気率100%”・笑)のテーブルのひとつに腰掛けると元気いっぱいの主人が甲斐甲斐しく準備してくれる。瓶ビールをお願いすると「俺でよかったら…。」と酌してくれた(笑)。お通しは紙皿に盛ったポテトチップス。グイッとやって喉を潤す。

「ほんならまず”びんびん”持ってくるわ。」と勝手に注文が進行(笑)。ちなみに”びんびん”とはこちらの肉の呼び方のひとつ。メニュー(写真下)を見ても「びらびら」「かわむけ」「いくいく」「ち〇立ち」など、一見してどこの部位か分からない下ネタばかり。相変わらずだ。しかもメニューに説明が書いてある品もあるが、どこの部位か訊いてもはぐらかしてなかなか答えない(笑)。主人はプラスチック椅子をよいしょと自分の対面に置き、どっしりと腰を下ろしマンツーマン体勢。おいおい、オヤジとサシ呑みかよ(苦笑)。色々と世間話をしながら、焼けた肉は大根おろしの入ったタレに漬けていただく。肉の下味にはたっぷりの胡麻も使ってあって相変わらず独特で旨い。次の注文は「てんてん」(古地鶏もも肉)とハイボール。自分の呑み具合を見てか「ダブルで?」と昭和風に訊かれたのでお願いした。ちゃんとチェイサーを持って来てくれる優しさ。どうしてここに移転したか訊いたら、前の場所は家賃も高く、コロナ禍で客足も鈍ったし、脚も弱くなったのでもう少し楽にやれる場所を探したのだとか。主人もいい歳だものなァ。でも「真ん中の足は元気やけど。」とニッコリ(笑)。昼間に他所で呑んだし、かなり濃いハイボールを飲み干したら酔いが回ってきた。帰路もあるので再訪を約束してお暇した。(勘定は¥2,500程)

移転前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 長良川鉄道の「美濃市駅(旧・国鉄美濃町駅」(大正12年・1923・建造 ※登録有形文化財)。線路が駅舎よりも高い土手を走っているので、改札を過ぎて奥の地下道(写真下4枚目)を通り、階段を昇ってプラットホームに上がる。こういう駅には珍しく駅員が居て切符を直接購入。懐かしい硬い紙のバチンと鋏を入れるタイプの切符だった(写真下3枚目)。

 

 

 

 

↓ かつての国鉄時代のカラーリング(写真下1枚目)に復刻塗装された新しい車輌で関駅(大正12年・1923・建造)に到着。駅の表側は改装してあるので分かり辛いが、こちらも美濃市駅と同い年の年季の入った駅舎だ。

 

 

 


 

 

やきとり ニュー関

岐阜県関市平賀2-39-10

 

( 関 せき ニューセキ 焼鳥 焼き鳥 やきとり ホルモン 居酒屋 焼肉 とんやき とん焼き マツコ 月曜から夜ふかし 恥ずかしいメニュー 移転 駅舎 近代建築 )

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吉川屋 @愛知県津島市

2022年07月26日 | 愛知県(尾張)

愛知県津島市の津島神社近辺を散策。「オルゴール」で昼食を摂り、古い町並みを歩いた後に寄ったのが天王川公園の北にある麺類食堂「吉川屋」。以前から入ってみたいナと思っていたがなかなか機会が無く、暖簾が掛かっているのを見かけたので寄ってみることに。少し前に食べたばかりだが軽い量だったのでまだいけるだろう。白い暖簾には”手打うどん”の文字が。中に入るとテーブル席が3つ、小上がり席が2つ程。ご高齢の主人が出ていらしてテレビを点けてくれた。冷蔵庫には缶ビールも入っている。神社に詣でた人や公園に遊びに来た客向けだろう。壁に掛かった白い札の品書きには麺類、丼物、カレーなどがひと揃え。そこには書いて無かったが「ころうどん出来ますか?」と尋ねると、即「ハイッ。」と返事をいただいた。奥の調理場で主人の調理が始まる。

しばらくして「ころうどん」が登場。店によって様々だが、こちらのつゆは普通のうどんくらいの量がある。水面には揚げ、ほうれん草、カマボコ、花鰹と定番が揃っていて、刻みネギは別皿に。つゆの色は淡く、飲んでみるとやや冷えくらいの温度。丸っこい細打ちのうどんを手繰り上げいただく。するするとのどを通るうどんが気持ちいい。暑くなってくるとこればっかりだな。一般的な名古屋のうどんでは揚げは甘く味付けてあることが多いが、こちらのは味付けなし。途中から刻みネギを加えたりして美味しくいただいた。次は丼物かカツカレーをいただいてみよう。(勘定失念)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 風情ある建物が多く残る津島街道、津島下街道沿い。「左津島神社参宮道」と書かれた石柱道標の角に建つ建物は「信長ゆめ倶楽部・街づくり支援センター」(建築詳細不明)となっている。軒下に”カネ長”とあるので旧屋号がそうだったろうか。

 

↓ 同じ街道沿いにある「シーズンカフェ茶の間(旧・戎徳呉服店)」(左の門・建築詳細不明)。江戸時代から昭和初期まで栄えた呉服店を改造してカフェにしているらしい(営業日は月1週間のみとか)。その隣の明治時代の蔵(写真下右)は「蔵Galleryつづら」というレンタル・スペースだそう。

 

 

↓ 風情ある建物がそのまま現役の「桔梗屋」(建築詳細不明)。この辺りは茶道が盛んだったらしく、茶屋、茶道具店が多い。

↓ 現役かどうかは不明だが、古いままの雨戸や2階の格子が渋い「早川薬局」(建築詳細不明)

 

↓ 以前にこの辺りを散策した際にも立ち寄った「津島観光交流センター(旧・津島信用金庫本店)」(昭和4年・1929・建造)。オーダー(列柱)をデザインした外観。中は金庫もそのまま残っている(前も同じような写真を撮ってた・笑)。

 

 

 

 

 

 

 


 

吉川屋

愛知県津島市橋詰町2-25

 

( 津島 つしま 津島神社 よしかわや 麺類食堂 食堂 大衆食堂 うどん ころうどん うどんころ 登録有形文化財 近代建築 旧街道 )

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The Dawning Of A New Era (MOJO Magazine) / Various Artists

2022年07月25日 | 雑誌付録CD

The Dawning Of A New Era (MOJO Magazine) / Various Artists (2008)

英音楽誌「MOJO」2008年4月号の付録CDは「15 Classic Punk & Ska Tracks!」と副題の付いたパンクとスカの楽曲を集めた1枚。ジャケットはかの2トーン・スカの45回転シングルのカンパニー・スリーヴを再現。”MOJO TONE”と変えているのが楽しい。収録アーティストと曲は以下の通り。

01 Symarip – Skinhead Moonstomp
02 Desmond Dekker & The Aces - It Mek
03 Toots & The Maytals – Monkey Man
04 Dandy Livingstone & Rico – A Message To You Rudy
05 Bob Marley & The Wailers -  Concrete Jungle
06 Neville Staple – Gangsters
07 The Ruts - Babylon's Burning
08 The Untouchables – I Spy (For The FBI)
09 The Belle Stars – Hiawatha
10 Rico – Sea Cruise
11 The Equators – Baby Come Back
12 Laurel Aitken & The Loafers – Skinhead
13 Judge Dread - Skin Lake
14 Arthur Kay & The Originals – Play My Record
15 JJ All Stars – Dambusters March

2トーン・スカの連中がカヴァーした元曲や、ボブ・マーリーのジャマイカ時代ヴァージョンの05、スペシャルズ(The Specials)のネヴィル・ステイプル(Neville Staple)のソロでの06、スペシャルズのリーダー、ジェリー・ダマーズ(Jerry Dammers)がプロデュースした西海岸のスカ・バンド、アンタッチャブルズ(The Untouchables)の08、そのスペシャルズにも参加したリコ・ロドリゲス(Rico)のソロから10等と盛り沢山な内容。新旧織り交ぜていてなかなか楽しく聴けるコンピになっている。でも副題は”Punk &~”となっているのに、それに該当するのがマルコム・オーウェン(Malcolm Owen)率いるラッツ(The Ruts)の07のみっていうのは何だかバランスが悪い。

ネット・オークションにて購入(¥810)

 

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一貫楼本店 (2) @岐阜県岐阜市

2022年07月25日 | 岐阜県(岐阜)

知らぬ間に外観が綺麗に改装されていた柳ヶ瀬バス停前の中華料理「一貫楼本店」に入ってみた。あのいかにも中華料理屋然とした佇まいも好きだったんだけれどなァ。黄色い暖簾をくぐって中に入ると…、中はどこか変わったかな? あまりよく分からない(笑)。カウンター席に座り、まずはビールと餃子を注文。普段は瓶ビールばっかりだが、主人に「生ビールしか無いけど…。」と言われたので生ビールで。

サーバーから注いだ生ビールをグイッとやる。BGMは主人が選んだ竹内まりや(笑)。ひと口サイズの大葉添えキムチ冷奴が出てきた。しっかりと焼き時間がかかって「餃子」が登場。やや小さめで肉のの多い餡。旨いなァ。先客が帰ったので客は自分1人。女性主人と世間話をしながら杯を進める。この店は主人の祖父が始めて3代目になるのだそうだ。この場所でやっていけるのも遺してくれたものだからだそう。主人も自分と同じく最近やっと長良川鵜飼いの良さを認識したそうだ。「ハイボール」と「焼豚」を追加。「焼豚」は薄くスライスされ、胡麻油がたらされていて、冷やしトマトも添えられている。いい感じ。口当たりはしっかり硬め。懐かしいタイプの焼豚だ。何でも軟らかい平成・令和とは違う(笑)。ちょうどハイボールも空になったのでこの辺りで。(勘定は¥1,750)

以前の記事はこちら

 

中華料理 一貫楼本店

岐阜県岐阜市金町2-14

 

( 岐阜 ぎふ こがねまち いっかんろう 中国料理 ラーメン ギョウザ ギョーザ 柳ヶ瀬バス停 チャーシュー やきぶた 昼飲み )

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